みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
109.たぶんいい映画なんでしょう 【のりまき】さん 7点(2004-12-07 20:49:02) 108.あとあと評価が変わる可能性もありますが、とりあえず今はこの点数です。主人公が私にとっては魅力的じゃなかったし、この映画の背景を理解し、心を揺り動かされるには至りませんでした。なんだか別世界のできごとで、この世界に入っていけませんでした。 【るいるい】さん 4点(2004-12-01 00:56:27) 107.これを感動するだけの背景が、自分には、ない。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-10-24 18:08:18) 106.《ネタバレ》 アルコール中毒の夫や暴力を振るう夫から離れられない妻は「私がいなかったらこの人は駄目な人なの」という言い分が多い。夫には自分が必要不可欠という思い込みだ。 ジェルソミーナを見ているとそれを強く感じた。 これは他者に必要とされることで、自分の存在意義を見出そうとしている人に多い。 自分自身に対する過小評価のために、他者に認められることによってしか満足を得られず、そのために他者の好意を得ようとして自己犠牲的な献身を強迫的に行なう傾向がある。 自立した男女の愛ではなく、支配したり支配されたりのドロドロの関係である。 ジェルソミーナの場合は愛するよりもとにかく愛されたかった人だと思う。 彼女の生まれ育った境遇を考えるととても同情を覚える。 一見、ザンパノがジェルソミーナを支配しているようにも見えるが実は彼女がザンパノを支配していた。「支配」という言葉はそのまま「依存」に置き換えてもらったほうが分かりやすいかもしれない。 ザンパノの暴力は増し、盗みを働き殺人を犯し、この先どうなるかと思ったが皮肉なことだがジェルソミーナから離れたことによって彼は変わることができたのだと思う。 この先2人が共依存の関係を続けていても救いはなかったはずだ。 ザンパノが失ったジェルソミーナをあそこまで嘆き悲しむことができたのは唯一の救いだと思った。 【花守湖】さん 8点(2004-09-29 21:05:53)(良:1票) 105.う~ん、ごめんなさい。 【太郎】さん 4点(2004-08-19 16:10:33) 104.高校生時代に見た時は、ジェルソミナのピュアな天使のような気持ちに心を打たれた。アンソニークインの演じるザンバノが鬼に見えた。最近、ビデオで見直してみると、ザンバノの気持ちも分かるようになった。自分が年齢を重ねたと言うこともあるのだか名作と言うのは、何度見ても新鮮な感動を与えてくれると思う。このレヴューを見ると、私と同じ思いの方がたくさんいるので嬉しく思います。 【ジブラルタの星】さん 10点(2004-07-18 12:01:44) 103.2回繰り返してみたけど、そんなに感動できませんでした。主人公の純真な魂というのも、僕には伝わってきませんでした。最後の浜辺のシーンも救いじゃなくて当然の報いにしか見えず。名作名作と聞いていなければもう少し評価が高かったかも。 【enantiomer】さん 5点(2004-07-06 08:39:07) 102.《ネタバレ》 ガーンて感じした。。 【ヒロヒロ】さん 7点(2004-06-24 21:37:48) 101.まるで舞台劇を見ているような演技。過去の名作を好きになれない私にとって典型的な作品。「女性の純真さ、哀愁漂う背景に心うたれる」・・なーんてこたぁない。あと何年したらこの作品の良さを理解できるのか・・。フェリーニの妻はジェルソミーナだったのか・・ 【かまるひ】さん 4点(2004-06-21 20:49:04) 100.そりゃザンパノ罰が当るわな。あんな事、そんな事するとな。 【ボバン】さん 6点(2004-05-18 01:34:24) 99.あぁ、マジ泣けた・・・。ジェルソミーナの最期を思うと胸がはちきれんばかりに締め付けられる。 ニーノロータの音楽がさらに追い討ちをかけて僕をブチのめすのだ。きっと、大半の人がブチのめされると思うのでお勧め!! 【座間】さん 10点(2004-05-12 00:14:02) 98.言いたい事や気持ち的には解りたいと思うんだけど、なんかラストの嗚咽・号泣がこの映画を台無しにしてる気がします。砂浜に背を向けて片揺らす程度の方が好き。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2004-05-06 20:00:38) 97.《ネタバレ》 やっぱりイタリアのヒューマンドラマは他と比べて群を抜いてるなぁ。今まで邪険にしてたジェルソミーナが死んで、初めて自分の愚かさを気づくなんて、本当に取り返しがつかない事だよ。それに、どんなにこき使われても最後までザンパノのそばにいたジェルソミーナも凄い。この世に無意味なものなんてないって、本当にその通りなんだと思う。どんなに役に立たなくても、それは一方向からの見方で、どこかで役に立ってる。そもそも、本当に必要じゃないのならはじめからこの世には存在しないはずなんだから。道って、何気なく使ってる、ごくありふれた単語だけど、こんな取るに足らないような1単語でも、ここまで奥の深いものを感じさせてくれる…題名からでさえ、凄く考えさせられる映画だ。 【クリムゾン・キング】さん 8点(2004-05-06 02:35:29) 96.この映画好きか嫌いかで言えば、嫌いやねん。白黒で古いっていうのもあって、救いのない展開がよりいっそう悲惨に感じてまうから。後、ザンパノっていう男が自分勝手すぎてむかつく。でもある種の感覚は呼び覚まされたで。それは一緒に長く過ごした人、自分の一部となってる人を亡くす恐怖感?そして失くした時感じる「もっと優しくすればよかった」っていう後悔かな。でも、まー、この映画で泣くことはできひんかった。悲惨すぎてひいてたんかもしれん。好き嫌いはともかく、これは文学や哲学をテンポよく観てるものあきさせずにうまく映画という表現であらわした感じやった。まさに名画やと思う。馬鹿な俺でもそれを感じさせる映画はめずらしいな。後、ジェルソミーナは普通の人とは違う雰囲気があるように思えた。舞台俳優っぽい動きや仕草っていうんかな、その雰囲気に引きずられて、悲惨でも最後まで観れたけど、二回は観たくないっていうのが正直な感想。んで結論は嫌いやけどすごい映画。あかんうまく表現できひん。とにかく俺は観といてよかったとは思う。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-17 15:49:58)(良:2票) 95.《ネタバレ》 ラスト20分は観ていて辛かった。ザンパノとジェルソミーナの旅道中は一体何年に及んだのだろう?“~年後”と簡単に出さず、時間経過に言及されていないため、2人の表情や言葉などから観る側が想像するしかない。これも監督は十分承知の上での演出であろう。そして、折角2人が夫婦としてやっていけそうになって来た矢先の悲劇。心を病んだジェルソミーナを見捨てたザンパノの苦悩にも同情の余地はあるが、何とも心苦しいばかりである。目覚めると一人ぼっちだった時のジェルソミーナの表情や気持ちまで観る側に委ねられているのは残酷なのか救いなのか。その後も一人で芸をして過ごしていた姿を想うと、胸が締めつけられる。ジェルソミーナの純真無垢そのものと言えるどんぐり眼(まなこ)が忘れられない。 【やすたろ】さん 8点(2004-04-17 01:23:36)(良:2票) 94.《ネタバレ》 全篇通してかったるいし、誰一人として共感できるようなキャラもいないし、唯一応援してた鉄の肺男もラストでイメージぶち壊し。主人公の女の子に魅力を感じることもなく、名作を素直に楽しめない自分が残念。 【ぷりんぐるしゅ】さん 3点(2004-04-14 14:47:04) 93.いい映画だと思う。しかし、大切な人を失うという 絶望感や苦しさを味わった事がないからなのか、 主人公の気持ちになって観る事ができなかった。 自分にはこれ以上の点数はつけられない。 【ボビー】さん 7点(2004-04-10 17:58:04) 92.途中で二人の心が通じ合えたか、と思わせる場面が何度もあったがザンパノは相変わらずのまま。その度にジェルミソーナが可哀想で胸が締め付けられる思いがした。ラストも切なすぎて涙すら出なかった。その分余計にメインテーマ曲が心に染み入る。切なさの頂点を極めた作品。 【プミポン】さん 7点(2004-04-05 01:17:24) 91.久しぶりに見たら意外や、ザンパノがそんなにひどい男には見えない。体を張って生きるしかないだけの粗野で自己表現も愛情表現も下手な不器用な人間と言う感じだ。(昔はジェルソミーナがかわいそうという気持ちが強すぎたのかもしれない)綱渡り芸人がザンパノのことを「話しかけたいのに犬のように吠えることしかしらん」とその性質を代弁している。個人的にこの二人の会話のシーンから彼がジェルソミーナをザンパノの出てくる警察まで送っていくというくだりはこの作品で一番好きで印象的なところ。綱渡り芸人の死にショックを受け精神に異常をきたしたジェルソミーナの扱いに困りつつ何日も食事を作って与え、置き去りにするときもマントを着せかけお金やトランペットまで置いていっているし、最後にジェルソミーナの死を聞いて酒に酔い、浜辺で泣くのも置き去りにした彼女のことを気にしていたからだろう。ジェルソミーナ、ザンパノ、綱渡り芸人の3人は見る年代、時によってさまざまな感慨がある。危険な職業柄人生を達観しているような反面、お調子もので自らの死を招く綱渡り芸人、自己肯定感を持てなかったジェルソミーナはザンパノの役に立つことに自分の存在価値を見い出す。それゆえ特に誰がかわいそうとか不幸だったと単純には言い切れない。印象的なセリフの数々といいとても深くて味わい深い名作。J・マシーナはサイレント時代のチャップリンのように豊かな表情と体全体で複雑な心情を表現して圧巻だし、A・クインもザンパノという人物をまざまざと見せて素晴らしい。哀愁を帯びた主題曲もあっていつも涙がこぼれます。 【キリコ】さん 10点(2004-03-28 20:40:41)(良:2票) 90.ジェルソミーナ・・・なんて表情豊かなのでしょう。言葉では表現できない痛々しい表情の数々。楽しそうな笑顔よりも悲しげな表情の方が印象に残っています。かなり感情移入してしまいました。ラストは衝撃的で、なんとも悲しい。しかし私はこのラストが好きです。そしてこの「道」という邦題も好きです。白黒映画を食わず嫌いで今まで見てきませんでしたが、みなさんおレビューを読んでこの作品を見ました。これからは他の古い映画も見ていきたいです。時代を超えてさまざまな世代に愛され続ける映画って素晴らしいですよね。ちょうど50年前に作られた映画。今もなお愛され続けています。素晴らしい。 【未歩】さん 8点(2004-03-28 14:21:33)
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