みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
42.おちゃらけた感想を言うと、シャーリーズ・セロンのおっぱいポロリはあったのに、クリスティーナ・リッチ嬢の方はせいぜい透け乳首程度しかなかったのが非常に残念でした。で、かっこつけた感想を言うと、あの彼女はまさに「怪物」であったが故にただただ純粋にそして本能として愛すること・愛されることを求めていたのかもしれませんね、道徳も理性もかなぐり捨てて。 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-11 14:30:33) 41.演技力だけの映画と思った。お国柄的にアイリーンに共感は出来ないし。そりゃ増量もメイクもスゴすぎるけど、なぜあえてシャーリーズ・セロンが? 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-08 22:50:26) 40.このオバちゃんが美人女優なんですか(@@)。私は美しいときのC.セロンを見たことがないので(何かで見ているのかも知れないけど)、いくら役作りのためにわざと太って不細工メークしてガサツ女の仕草をしたからって、元々は美しい人だっていうのが信じられないのです。それだけ彼女の役作りが徹底してるってことなんでしょうけど。作品の方ですが、勿論C.セロンの演技は素晴らしいし、実在したアイリーンその人をそのまんま再現しているというわけではないでしょうが、少なくとも見ている人間に対しては「きっとこんな人物だったんだろう」と思わせる説得力はある。だけど、2時間という時間の中で映画の中の彼女をどれだけ理解し共感できるかっていうことでは、私個人的にはあまり感情移入できず冷めた目で観ていました。単に、彼女みたいなタイプが好きじゃないだけだと思いますけど。あと、C.リッチ演じるセルビーもかなり不気味で、ある意味こっちの方がモンスターかもしれません。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-07 20:07:04) 39.《ネタバレ》 自分はゲイだのレズだのを題材に使う映画は好きではないのだが、主演二人の素晴らしい演技に最後まで見入ってしまった。実話とはいえ最後の命乞いをしたおじいさんを殺したのは悲しかったなあ。久々見応えのある映画でした。 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-07 14:05:11) 38.主人公があんな犯罪を犯し続けているというのに、どうしてこんなに緊迫感がないんでしょう。というのは、この映画には「追う側」の視点が綺麗に欠落しているからです。追う側とのせめぎ合いを織り交ぜてドラマティックに描くか、実話に基づいてタイトにまとめるか――ともに一長一短であり、この作品が後者を選択したこと自体、責めるべきものではありませんが……。 【K】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-06-06 20:18:32) 37.胃の腑にざっくりとくる、苦々しさの塊のような映画で、何とか目をそらさずに見続けた。S・セロンの見た目も含めた役作りは評判どおりで気迫に満ちていたが、その脇に座り、諸悪の根源のように描かれたセルビー役のC・リッチの持ち味も見事なものだった。ただ、映画としては足らない部分が多いと思う。リーの無謀な殺人動機を理解するには、彼女の生い立ちが必要不可欠だったと思うし、セルビーの無茶苦茶な発言も、彼女の人物像がさっぱり分からないので観ている私は首を傾げるばかり…そして二人の間の、特にリーが頑なに守ろうとした愛というのもちょっと見えづらい。やたら説明過多なのも白けるが、このプロットはなんだか宙ぶらりんな印象が強かった。しかし、ラスト近くでリーが逮捕された瞬間、ホッとしたのは私だけだろうか。これでリーがやっと解放されたね、と溜息が漏れた。それくらい辛くて疲れた。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-06 02:22:10)(良:1票) 36.見てよかった。 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-05 04:15:03) 35.美人女優はその美人さにプレッシャーがあるんだな、それが少し悲しい。セロンが醜女をやったと云うところは敢えて特筆すべき点ではなく、ただセロンはよい演技をしてた。特筆すべきはクリスティーナリッチ!あれは彼女の性質か演技力か、ぴたりとはまっていた。 【cock succer blues lee】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-07 18:14:46) 34.内容はともかくセロンの体を張った演技に拍手です。実話なのでストーリーそのものにはコメントしにくいけど。。なんとか公正してほしかった。そんな気持ちです。 【civi】さん 6点(2005-02-03 16:11:38) 33.《ネタバレ》 不幸な境遇の為、娼婦として生きていかざるを得なくなるアイリーン。劇中でも語られていたが、彼女にとって社会は「戦場」であり、男たちは「敵(もしくは“獲物”」でしかなかった。客観的に見れば身分不相応に思える典型的「アメリカン・ドリーム」を抱き、教育を十分に受けられなかったため娼婦以外の生き方が出来ず(彼女が弁護士の秘書の面接に行くシーンは、とてつもなく滑稽で、残酷だ)、やがて連続殺人という「魔道」に堕ちてゆく彼女の人生は痛ましい。しかしもっとも悲痛なのは恋人セルビーとの関係。アイリーンは「自分を必要とする人間」が必要で、それはセルビー以外にありえなかったし、なおかつ彼女には自分の存在以外に失うものは何もなかった。一方のセルビーは、「自分を認め、庇護する存在」を必要としていたが、それはアイリーンでなくても良かった。そして彼女はアイリーンと違い、(同性愛には無理解であるにせよ)両親がいたし、それなりの将来性があった。最終的にはその違いが二人を分かつことになる。この、埋めがたい断絶、それがこの上なく哀しい。劇中でアイリーンが好きだといっていた曲がエンドロールで流れるが、それがまるで彼女に対する鎮魂歌のように思えた。なんだかいかにも80年代的な軽いノリのヒットソングという感じではあるのだけれど、彼女の哀し過ぎる一生には妙に似つかわしい。 【ぐるぐる】さん 9点(2005-01-11 16:43:16)(良:4票) 32.この映画でアカデミー主演女優賞受賞のシャーリーズ・セロン。ただ、内心どうしても代表作がもう1本欲しいはず。なぜなら、これまでの出演作の中で後世まで語られるのはこの映画くらいなので、後世の人々はセロンを「こんな醜い容貌の女だったんだ」と誤解される恐れがあるから。それ故、女優である前に一人の女性として汚名を残さないために、是が非でも、美しい姿のうちにもう1本代表作が欲しいはずなのだ。きっと、これは今後の彼女の女優生活で最大のモチベーションとなることだろう。がんばれ、シャーリーズ・セロン。 【STYX21】さん 5点(2005-01-04 21:28:56) 31.女優ふたりがとにかく凄い。良い。何だあの存在感!観てから、某車のCMで使われているあの歌を聴くのが辛くて仕方無い。泣きそう。 【みち】さん 8点(2004-12-11 00:33:30) 30.狂気の中に大変な悲しさや愛のある作品でした。シャーリーズ・セロンが素晴らしかったのは言うまでもありませんが、クリスティーナ・リッチも今まで見た作品とはまるっきり違う容姿・表情を見せてくれ、素晴らしい女優さんであると感じました。 アイリーンが最後に殺人を犯してしまうシーンで、もうどうしようもないとこまで来てしまったことを悔いつつ引き金を引いてしまう彼女の姿がたいへん物悲しかったです。 【暇人】さん 7点(2004-12-10 16:08:14) 29.一度死のうと決めた人間がわずかな光を見出し、そこに掛けてまた生きていこうと決心する。あれだけ愛に生きることに夢中になるのはとても理解出来る。ただ彼女の場合はその方向性が間違っていた。でも彼女はとても熱く駆け抜けていた。しかしいくら自由の国アメリカと言えどもやはり社会にはある程度のルールというものがあり、愛は永遠ではない、その現実に打ちひしがれていく。方向が間違ってはいたけれども絶望から希望へと向かって必死で生きていった彼女の姿、魂が揺さぶられ圧巻でした。 【ちーた】さん 9点(2004-12-04 21:48:02) 28.《ネタバレ》 僕の記憶の中に、アイリーンがまるでカビのように深く根をはった。カビと例えた理由(わけ)は、この映画はやはり精神的に結構辛くて、空しさが深く残ったからです。正直言ってこの映画の映像だとかセロンの演技とかが記憶に残り続けるのは、正直苦痛です。それだけ、この映画の中のS・セロン演じるアイリーンは、とてもインパクトのある存在だったと言えます。そのインパクトはS・セロンの演技に対してでもありますが、やはり本当にインパクトを受けたのは、アイリーンの人生そのものに対してだった気がします。そして彼女の存在自体もある意味とても衝撃的でした。この映画で見たかぎり、幼い頃のアイリーンはふつうの子供と同じようにキラキラと輝いた目で将来を見据え、夢を抱いていたのでしょう。しかしいつの頃からか、その夢は果てしなく遠く、空しいものへと変わっていった。そしてふと気付けば、アイリーンは生きる為に身体を売り、生き続ける為に人を殺していた。そして夢を無くしたアイリーンは愛を強く求め、愛を手離さない為に男を殺し続けた。結局最後には夢だけでなく、愛さえ消え、何もなくなってしまったアイリーンは、死刑と言う名のもとにこの世から葬り去られた。そんなアイリーに僕は強く同情してしまう。きっと連続殺人鬼のアイリーンに同情するのは社会的にも人道的にも間違っている事だと思う。だけど同情せずにはいられない。それに今はもうこの世にいないアイリーン自身も同情される事は望んでいないと思う。だけど、可哀相だ。辛過ぎる。汚れきったアメリカの社会が生んだ“モンスター”、アイリーン・ウォーノス。いま、僕の心にはアイリーンが強く残っている。 【ボビー】さん 9点(2004-11-27 15:09:40)(良:1票) 27.ゴージャスな美人女優シャーリーズ。彼女はまだ若い、まだしばらくは美しいヒロインで充分やっていける。しかしシャーリーズは「私は最初からセクシーさで勝負する気なんて毛頭ないわ」といわんばかりに醜く変身して連続殺人犯を演じきった。彼女くらいの年齢の美人だハンサムだセクシーだと言われる俳優たちは大抵、見た目ではなく演技者として認めてほしいという思いが強いようですね。役者が体重を極端に増減したりメイクで化けるというのは今やさほど珍しいことではないので「へぇ~こうなりましたか」という程度の感想。けれど話題性においてはひと役買うことにはなると思う。この作品もシャーリーズの化けっぷりが注目されたのは確か。しかしそれに頼っている、負けているとはまったく感じなかったシャーリーズの演技は圧倒的でした。いったんは娼婦をやめ、セルビーとまともに生活しようとするアイリーン、しかしセルビーにはそんな気はまったくないのだ。カラダを売って稼いでこいとグチグチ泣きながら遠まわしに言うセルビーの残酷さよ。最初「私を利用する気?」なんて言いながらしっかり自分がアイリーンを利用するわけ。意識的にではなくセルビーの自分のことしか考えない、人に寄生して生きていこうとする甘ったれた性格の成せる業だ。中盤以降、私はずっとセルビーにムカついていた。観ている者を本気でムカつかせ、不愉快にさせたクリスティーナ・リッチ、「恋する人魚たち」の子役時代に「この子は他と違うっ!」と感じたのはハズれではなかったです。けれど、どんなにセルビーにムカつこうがアイリーンに同情は全くできなかった。あえて安易に同情をひくことにならないように描かれているといったほうがよいのかもしれない。唯一のよりどころであるセルビーのために犯行を重ねていくアイリーン。このあたりの描写と彼女の心情を表現したシャーリーズは見事です。彼女は加害者であると同時に被害者でもあるのだ。この監督は女性なのね。だからなのか、女のネチっこくてイヤな部分がうまく出ていたと思う。点数の大半はシャーリーズの演技に対してです。 【envy】さん 8点(2004-11-22 10:25:08)(良:1票) 26.《ネタバレ》 別に俺も美人女優が体重を増やし、特殊メイクを施し不細工を演じたことには何ら感慨も得なかったが、個人的にはセロンの演技には圧倒された。内容は、アイリーンは家族も(実質的には)なく、死ぬ覚悟の途中にセルピーと出会い、生きる証として彼女にすがるしかなかった。逆にセルピーは、戻ろうと思えば戻れる家族も有り、ただ恋愛の一つとしてアイリーンを求めていた。その決定的な違いが、アイリーンの殺人を許容し、助長させていたのも知れない。もし二人が偶然出会わなければ、アイリーンは最初のレイプでそのまま殺されていただろうし、もしくは5ドルをビールに費やした後、自殺していたかもしれない。そう考えるとこの二人の出会いこそモンスター出現の原因だったのではないか?もちろん愛を知らずに生きてきたアイリーンが、初めて愛することを知り、堅気に戻ろうとするが戻れなかった現実が、その愛にこたえようと殺人を犯すという因果も感じられた。何はともあれ、色々と考えるとこがたくさんあって、すごい大作だと思った。ロードショー最終日に観れて大変満足している。 【銀次郎】さん 10点(2004-11-20 01:32:36) 25.《ネタバレ》 形は違うけれど愛に飢えていた女2人。この出会いがそもそもの間違いだったのかも知れない。 与える事で愛を持続させようとする女、甘える事で愛を確認しようとする女。 どっちもどっちです。 だけど与える女は、時には恋人のように、母のように、姉のように 自分が出来る事を与えてあげようとします。それがとても悲しい。 売春婦と言う事で世間からも差別・見下され、愛する人からも少なからずともそのように見られていたと思います。 何人も人を殺すシーンでは「もう、いいから!殺さなくて良いから」って何度も思いました。 女が人を殺して車を奪ってくるのを知りながら「車を持って来い」と言う恋人。本当に憎らしかった。 見終わった後もなかなか席を立つことが出来ませんでした。 無感動の私をここまでさせたのだから、この映画、今年一番! 「トリコロールに燃えて」も見た私としては・・・・ギャップにビックリ。 【あずき】さん 9点(2004-11-19 18:03:13)(良:1票) 24.やはりシャーリズ・セロンの演技に圧倒される。これは超美女セロンが大変身メイクを をしたと言うような表面的なものでなくセロンが元々持っている「強さ」と「プロ根性」 と「向上心(露骨に言えば「上昇志向」)」がふさわしい作品を得て最高度に発揮された 結果生まれたものと思う。セロンにとっても二度とは無い一生一度の出会いであろう。 【ハナちゃん】さん 8点(2004-11-11 03:21:58) 23.はっきり言って「実録犯罪シリーズ」の域を超えていないと思うし、シャーリーズ・セロンの中に誰が入っていたって出来栄えはそんなに変わらなかっただろう。ものすごくリアルな話ではあるが、実話なんだからそんなの当たり前だろう。実際アメリカの片田舎へ行けば、殺人を犯してないだけであのぐらい可哀想な女の人は山ほどいるし。主人公のあまりの可哀想さにうっかり泣かされてはしまったものの、やっぱりこういう覗き見趣味的な映画って私は嫌いだ。特に小細工も無しで正々堂々と観客の涙を絞り取った『21g』のナオミ・ワッツと比べて、増量と特殊メイクが9割のこの役がそんなに優れていたのかは正直疑問に思う。要するに“あの”シャーリーズ・セロンが醜女役をやっているから興味が持続するわけで、それって演技者としての力量とはあんまり関係ないんじゃないだろうか。それに引きかえ、クリスティナ・リッチのあの異様な存在感はいったい何だ。どちらが凄いって圧倒的にクリスティナ・リッチの方が凄いと私は思うよ。何しろあの嫌らしさ、わざとらしさ、とにかく不自然な純真さ。彼女無しでは絶対にあり得なかった映画だと思うのでクリスティナ・リッチに全点。シャーリーズ・セロン、美人でスタイルが良いことも確かにハンディの1つではあると思うが、そういう個性から逃げたらダメだと思うよ。不細工な役者が特殊メイクで美女役をやっても誰も褒めてはくれないでしょ。そういえば『エレファント・マン』もオスカー獲ってましたよね。演技というものをナメない方がいい。 【anemone】さん 6点(2004-11-08 17:50:06)(良:2票)
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