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ラストエンペラー

The Last Emperor
1987年【伊・英・中】 上映時間:160分
ドラマ歴史もの伝記もの小説の映画化
[ラストエンペラー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-01-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1988-01-23)


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監督ベルナルド・ベルトルッチ
キャストジョン・ローン(男優)愛新覚羅溥儀
ジョアン・チェン(女優)婉容
ピーター・オトゥール(男優)レジナルド・ジョンストン
坂本龍一(男優)甘粕正彦
リック・ヤング(男優)戦犯収容所尋問官
リサ・ルー(女優)西太后
ケイリー=ヒロユキ・タガワ(男優)張謙和
高松英郎(男優)菱刈隆
ヘンリー・オー(男優)(ジャン・シーレン 名義で)
ヴィクター・ウォン[男優](男優)陳宝琛
デニス・ダン(男優)ビッグ・リー
チェン・カイコー(男優)紫禁城の近衛隊長
ヴィヴィアン・ウー(女優)文繍
松橋登愛新覚羅溥儀(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佳那晃子婉容(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上孝雄レジナルド・ジョンストン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂本龍一甘粕正彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
土井美加文繍(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浪川大輔愛新覚羅溥儀(8歳)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
草尾毅愛新覚羅溥儀(15歳)(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
久米明陳宝琛(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
戸田恵子川島芳子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小宮和枝アーモ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山内雅人張謙和(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
古川登志夫戦犯収容所尋問官(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林昭二戦犯収容所所長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
初井言栄西太后(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金内吉男ナレーション(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
林一夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中亮一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
高島雅羅(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
秋元羊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大宮悌二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
塚田正昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
京田尚子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤昌(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
羽村京子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
荒川太郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江原正士(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田村錦人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渕崎ゆり子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上和彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
有本欽隆(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
筈見純(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
星野充昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
鶴ひろみ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
津田英三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大滝進矢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
立木文彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石田彰(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
子安武人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ベルナルド・ベルトルッチ
マーク・ペプロー
音楽坂本龍一
コン・スー
デヴィッド・バーン〔音楽・1952年生〕
ハンス・ジマー(スコア・プロデューサー)
上野耕路(オーケストラ・アレンジ)
作曲ヨハン・シュトラウス2世"Kaiser Walzer"
撮影ヴィットリオ・ストラーロ
製作ジェレミー・トーマス〔製作〕
製作総指揮ジョン・デイリー〔製作総指揮〕
配給松竹富士
美術モーリス・バインダー(タイトル・デザイン)
フェルディナンド・スカルフィオッティ
衣装ジェームズ・アシュソン
編集ガブリエラ・クリスティアーニ
録音アイヴァン・シャーロック
字幕翻訳進藤光太
あらすじ
マリー・アントワネットなどと並び世界史上でも稀な数寄な生涯を送った清朝最後の宣統帝愛親覚羅溥儀の人生を描く。溥儀は3歳で即位、中華民国成立によって6歳で退位するがその後長年に渡って自分自身の退位を知らされなかった。禁紫城に幽閉中に二人の后と結婚。後に民国政府によって天津に抑留される。28歳で日本軍によって満州国皇帝に擁立されて奢恣をほしいままにするが皇后のアヘン中毒や死産など私生活には恵まれなかった。中華人民共和国成立後、戦犯として捕らえられるが釈放され、以後庭師として静かな余生を送る。

かわまり】さん(2004-02-27)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(9点検索)】

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29.《ネタバレ》 まさに栄華衰勢――。清朝最後の皇帝として生まれ、何不自由ない優雅な生活を送りながらも、辛亥革命により宮廷を追われ、その後アジア侵略を目論む日本軍に満州帝国の傀儡皇帝に祭り上げられたものの、終戦後は中国共産党の収容所に送り込まれ、最期は平凡な庭師として死んだ男・愛新覚羅溥儀。濁流のように押し寄せてくる歴史の荒波に、その運命を翻弄され続けた彼の波乱万丈の人生を、恐らく映画監督としては間違いなく絶頂期を迎えていただろうベルトルッチ監督が絵画のように美しい映像と気品に満ちた音楽の数々で描き出した伝記映画の傑作。もう何も言うことはありません。巨大な歴史のうねりの中でただ必死に自分の命を燃やした溥儀の哀切な人生は、善悪を超越してただただ胸に迫ります。 そんな作品世界に見事にマッチした、坂本龍一の壮大さと繊細さを併せ持つ音楽も素晴らしい。いったい彼の人生とはなんであったのか?観終わるころには、この現代という時代も様々な運命を生きた多種多様な人々の人生の積み重ねであり、そしてたった今この瞬間にも僕たちだってその歴史のただ中に居るということをあらためて思い起こさせてくれる、ベルトルッチ監督の最高傑作だと思います。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-27 17:25:43)

28.《ネタバレ》 パッケージの、「皇帝として生まれ、庭師として死んだ男」に惹かれて鑑賞しましたが、見応えのある壮大な作品でした。特にラストの故宮博物館で溥儀が「ここが私の玉座だった」と云う様な事をいってたところでは、中国史の激動が凝縮されていたように感じます。
HOPUKOさん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-28 00:02:15)

27.北京に旅行して紫禁城(故宮)を見る機会に恵まれたのを機会に、昔見たこの映画を見直してみました。
やはり構成の重厚さはもとより、映像や音楽の美しさといい、最高傑作にあげられると思います。ラストシーンの美しさは思い出しただけで涙が滲んでくるほどです。

溥儀の生涯はかわいそう過ぎます。皇帝から戦犯に転落した劇的生涯というより、むしろ彼は最初から最後まで徹底的に不自由でありいわば囚われ人であったわけです。もう利用されるのはたくさんだ・・・という台詞が胸を打ちます。

西洋というフィルターのかかった中国史であり、実際の姿からはかなり変形が加えられているのだと思いますが、それを割り引いても充分に堪能できる完成度の高い作品だと思います。 JUNKさん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-30 06:30:56)

26.N○Kの大河ドラマなど目じゃないほどの重厚感で、観終わった後は自分が一人の男の人生を生きたかのような気分になる。音楽もよい サイレンさん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-24 00:27:52)

25.溥儀に関する特集や文章やら、以後それらに触れるたびこの映像で勝手に脳内変換してしまう。そのくらいのインパクトはありました。 へろりうしオブトイジョイさん 9点(2004-10-19 00:15:36)

24.物語半ばから完全に飲み込まれました。皇帝(天皇)が普通の庭師として働くなんて想像付かない!こんな凄絶な人生があっていいのか!背景や衣装の雰囲気・役者・音楽…どれを取ってもレベルが高い。アカデミー賞9部門…納得です。全長版も見たいなぁ。 一つ文句を付けるなら坂本龍一は役者ではない。曲だけにして欲しかった(笑) oO KIM Ooさん [映画館(字幕)] 9点(2004-09-13 12:06:50)

23.《ネタバレ》 前近代的な退廃的な清朝末期の紫禁城が描かれてるけど、恐らく欧米人のオリエント趣味じゃないかな。一つの首枷につながれた犯罪者、ペニスを切り取られた宦官、人間を踏み台代わりにして馬に乗る。(本当に清朝は、こんなだったのだろうか?日本人には考えられない)労働改造所の所長が一転、文化大革命で紅衛兵に三角帽をかぶせられ自己批判を強要され引きまわしされる。前半の王朝の落日と共産主義の冷酷さが充分に出ていた大作。 Waffeさん 9点(2004-06-22 20:08:22)

22.何回見ても楽しめる映画っていうのが優れた作品って事になると、やはり高評価を付けなくてはいけないでしょう。映画館で見て、ビデオで見て、テレビで見て、そしてDVDで見る。一体何回見たか分かりませんが、はじめて見た時(多分中学生くらい)には理解できなかった事が、歴史を学んで再び見ると理解できたりして少しウレシかったりもしました。今となっては考えさせられる事の方が多いですが、紫禁城に行った事が無いので実物を一度見てみたいですね。余談ですが、宮中の英語の会話の違和感には今まで一度も気付きませんでした。まぁそれも新たな発見の一つとして楽しめたわけなんですけど。音楽も含めて◎ しかし最近ジョン=ローンてどうしてんでしょ??
HLB傭兵さん 9点(2004-05-07 19:22:02)

21.何をするわけでもなく、したいことがあるわけでもなく、明るい未来も無い。セリフにも出てくる「観客のいない劇場」という言葉がぴったりの虚無感。贅を尽くしたスケールの大きさがさらに虚しさを引き立てる。他者の都合のためだけに生きさせられた一人の男の哀しい人生をじっくり味わえた。 ラーションさん 9点(2004-04-07 12:03:34)

20.《ネタバレ》 非常に完成度が高い。数々の印象的なエピソードとともに、フギと一緒に年齢を重ねていける。構図や演出も良く、中国の歴史をよく知らなくても見ることができる。ラストシーンでは長い歴史を感じた。紫禁城に行く計画を見終わってすぐさま立てたものの、SARS騒ぎで行けませんでした・・。 らいおんさん 9点(2004-03-03 12:33:58)

19.映画の壮大さ・音楽・ジョン・ローンの演技力、本当に素晴らしい!あまり中国史について詳しく私は最初は人間関係がまったく理解できずに混乱しましたが、映画を鑑賞し終わった後にネットなので調べて納得。複雑すぎる家系ですね・・・。溥儀の様な波乱な人生を送った人はいないでしょうね。ラストの切なさがなんとも言えませんでした。 MINI1000さん 9点(2004-02-11 16:18:07)

18.激動する中国、狂った日本に巻き込まれゆく最後の皇帝・溥儀。隔離された生活を送りながらも、文学を学び、世界に視野を広げた考えを確立し、皇帝として、人間として、雄々しく生きた彼の切なさは、私の想像を遥か超えるモノに違いないだろう・・・。たかだか、半世紀前、幾つかの国が、繁栄をもくろみ、多くの犠牲を払った史実の断片から、知りえた日本人の犯罪には、憤りを覚えずにはいられない。ラストエンペラー・溥儀も、時代に翻弄された被害者であり、一人の人間でしかない・・・。ふと、考えるときがある。もし、日本が侵略戦争をしなければ、(日本人も含め)どれだけの人生が、狂わなかったのだろうかと・・・。溥儀の生涯についても、例にもれることなく考えてしまう・・・。一人の人生の映画だが、紛れもない、激動の時代を描いた傑作である。 sirou92さん 9点(2003-12-21 21:57:51)

17.10年程前に衛星放送で放映された『最後の皇帝溥儀』(中国電視劇制作中心)という幻の(?)作品 ― たしか第二十四話くらいまであったかと思われる。弟の溥傑氏も制作に携わっていた!(どなたかご存知ありませんか?) ― に深く感銘を受け,本作品を観た。溥儀の「人」としての人生はいつから始まったんだろう。切ない。この作品の冒頭がまた非常に良いと思う。 ロウルさん 9点(2003-11-24 22:25:33)

16.音楽大好き! ビッケさん 9点(2003-06-12 23:06:21)

15.アカデミー受賞納得の作品!! スズメさん 9点(2003-05-27 02:16:06)

14.ジョンローンが主役をやらなきゃぁ、あんなにヒットしないだろう、という感じ。だって実際の溥儀の顔はあれよ!似てなさすぎるでしょっっ!!英語っつーのも何か変に冷めてしまう・・。けどやっぱ良い作品。 まっきーさん 9点(2003-05-26 19:45:50)

13.すばらしい!!この映画見た後、実際に紫禁城に行ったときの感動はひとしおだった。 ジュモSPさん 9点(2003-04-07 18:25:04)

12.この映画を見てジョン・ローンのかっこよさに惚れました。まあそれだけじゃなく、私は感動しました。絶対自分では経験できないこと・・・凄まじい人生を歩んだ一人の男の物語として最後まで飽きさせず、こおろぎシーンでほろりでした。(すみません、カエル、のコメントでは噴出しちゃいました) いかみみさん 9点(2003-03-01 00:22:40)

11.「自らの意志で主体的に生きた人物とは思えませんね。常に周囲に流されて受け身的な生き方です。皇帝なら皇帝らしく、旧時代の代表として敢然として敵にぶつかっていくという気概が全くありません」 読みようによってはそうかもしれませんが、後世の人間が一個の人間の生き方をこのように切って捨てるのは、あまりにも傲岸不遜だとおもう。あくまで映画というフィクションの中の人間だけど、彼は「敵」に「ぶつかって」きたくても、できなかったんですよ。そのあたりをきちんと読みとらないと、たとえこの作品が西洋人のオリエンタリズム的まなざしに満ちたものであったとしても、それ前提の上で意味のあるものとして捉えることはできないとおもいます。 ばるふぉあさん 9点(2003-02-20 09:18:42)

10.私が中学生の頃、めずらしく親父がビデオを借りてきたのが、この映画でした。当時の私に歴史映画は重たく感じましたが、すぐに虜になりました。映画を観るまで溥儀の事はほとんど知らなかったので、とても勉強になりましたし、おもしろくて何度も観ました。 魚紳さん 9点(2003-02-18 00:26:27)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 166人
平均点数 7.25点
010.60% line
110.60% line
200.00% line
342.41% line
453.01% line
5159.04% line
62816.87% line
73118.67% line
83521.08% line
92917.47% line
101710.24% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.14点 Review7人
2 ストーリー評価 7.35点 Review14人
3 鑑賞後の後味 8.08点 Review12人
4 音楽評価 9.07点 Review13人
5 感泣評価 7.10点 Review10人

【アカデミー賞 情報】

1987年 60回
作品賞 受賞 
監督賞ベルナルド・ベルトルッチ受賞 
撮影賞ヴィットリオ・ストラーロ受賞 
作曲賞(ドラマ)坂本龍一受賞 
作曲賞(ドラマ)デヴィッド・バーン〔音楽・1952年生〕受賞 
作曲賞(ドラマ)コン・スー受賞 
音響賞アイヴァン・シャーロック受賞 
美術賞フェルディナンド・スカルフィオッティ受賞 
衣装デザイン賞ジェームズ・アシュソン受賞 
脚色賞ベルナルド・ベルトルッチ受賞 
脚色賞マーク・ペプロー受賞 
編集賞ガブリエラ・クリスティアーニ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1987年 45回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)ジョン・ローン候補(ノミネート) 
監督賞ベルナルド・ベルトルッチ受賞 
脚本賞ベルナルド・ベルトルッチ受賞 
脚本賞マーク・ペプロー受賞 
作曲賞坂本龍一受賞 
作曲賞デヴィッド・バーン〔音楽・1952年生〕受賞 
作曲賞コン・スー受賞 

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