みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
10.《ネタバレ》 実話なので組織的な偏見による殺戮の恐怖が生々しく伝わってきます。ハックマンとデフォーのキャラクターに違和感なく感情移入してしまいます。全編緊張感が続く中で、残虐性に対する嫌悪感がどんどん強くなってきますが、そこそこ後味のいい結末にちょっとだけ救われました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-09-01 20:30:08) 9.「見て見ぬ振りをした者は皆罪がある。我々皆そうだ」。いい方は悪いが人種差別の教科書的な完璧な作品。昨今のいじめ問題や組織の在り方にも訴えかける。理想と現実のギャップにどう立ち向かうか、ふれるべきかふれないべきか=ふれても地獄、ふれなければもっと地獄の中でどう動くか。ベテランとキャリア若造の駆け引きもいい感じでした。この映画の判事のようにまともな判決を下せない場合はどこに逃げればいいのだろうか? 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-27 12:53:35) 8.《ネタバレ》 タイトルにある通り終始観てる側の気持ちもバーニングさせてくれる映画。決して映画だけの存在ではない人徳の欠片もないヘドが出るような連中の理不尽な行動には多くの人がリアルに怒りを感じると思います。この憎むべき存在に立ち向かう主人公二人への感情移入度はハンパないですね。ウィリアム・デフォーとジーン・ハックマンはハマりすぎてるぐらいハマってました。それと終盤の方に急に登場し出すクリストファー・ウォーケン似のFBIがすごいイイ味だしてるのに少ししか登場しないのがすごいもったいないと思います。 映画としての満足度は10点つけたい所ですが、保安官補佐の奥さんが暴行されるのは序盤の食堂の黒人が暴行された時のことでわかりきっているハズなのに保護も何もせずに事が済んだ後に怒りを露にするとこは稚拙でここは減点ですね。やっぱりラストの罪に対する刑の軽さは納得いかないですが、これは逆にリアルに感じました。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-05-27 21:46:42) 7. 実際の殺人事件をモデルに作られたようだが、冒頭の「1964年」のテロップは最後まで楽天的にさせてはもらえなかった。 1964年といえば、ビートルズが初渡米した年。 ベトナムが空爆を受ける前年。 アメリカが特に変わろうとしている年だったはず。 でも、それ以上に考えさせられたのはKKKによる「人種差別」。 これを他人事と考える日本人がいたら、私はもっと真剣に考えるべきだと訴えたい。 50年後、日本の人口は現在の半分になると言われている。今も介護ヘルパーが足りないという理由で東南アジアから外国人を招いている現実。 現在在住する友好的な外国人ならまだいい。 しかし、自国の営利目的のために招かれた人たちと私たちは共存することができるか? 私たち日本人はKKKほど残虐な行動を取らないと信じたいが、横浜ではアメリカ兵が街中で老人を殴り殺して財布を奪い、その金で風俗店へ足を運んだという事実がある。周囲の日本人は誰一人助けようともしなかったという。 沖縄のアメリカ兵によるレイプ事件もそうだ。 と言いながら、私たち日本人は自分より弱い者に対する「いじめ」という娯楽まで覚えてしまっている。 私たちは…特に発展途上国の違う文化を受け入れ、共存することはできるか? 私たち日本人は、1964年のミシシッピーの住民と同じ、人種差別の第一人者である自覚をまず第一に考えるべきだと思う。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 9点(2009-07-29 04:40:21) 6.この映画面白い。多分適切な表現じゃないけど勧善懲悪ってやつだね。ジーン・ハックマンはカッコよすぎでしょ!アメリカの差別問題はなんとも表現し難いけど。 【ゆきむら】さん 9点(2005-03-15 15:36:37) 5.「強烈」なKKK団。町ぐるみで隠そうとした事件。実話なのでものすごいリアルでなおかつ色濃く残っている人種差別を非常に上手く出している作品だと思います。妙にデフォーとハックマンが似合っててよかったかも。アラン・パーカーは実話もの大好きやねぇ。オリヴァー・ストーンが「JFK」の取材で裏組織から抹殺されかけたようだけどアラン・パーカーはヤバかったかなぁ。彼が監督した映画はハズレがほとんどないので安心して見られるねやっぱ。 【M・R・サイケデリコン】さん 9点(2004-12-07 22:00:27) 4. 【veryautumn】さん 9点(2004-01-08 16:03:08) 3.この映画の面白さについてはくどくど言う必要はないだろう。この映画の舞台はロバート・ケネディ司法長官が保守勢力の反発の中で改革を推進していた時期で、デフォーの演じる捜査官もその影響を受けた世代なのだろう。ハックマンがデフォーを「ケネディ坊や」と皮肉るのにはそういう背景がある。このあたりの60年代におけるアメリカ社会の価値観の対立の図式を知れば知る程、この映画の面白さが増すと思う。 【トマシーノ】さん 9点(2003-09-25 14:16:05) 2.アメリカ留学時に高校の社会科の授業で観ました。(余談ですが、これと一緒にグローリーも観た) 当時湾岸戦争の話題一色だったアメリカにしては、こんな歴史の暗部を率直に伝える映画がある事に感心したのですが、その後、監督のアラン・パーカーがイギリス人であると知ってある意味納得。ハックマンは最近は悪役もこなすようになったけれど、やっぱり彼には正義感あふれる頑固な南部男が一番良く似合うと思います。素晴らしい演技、脚本で真に感情移入できる映画です。 【stoke on trent】さん 9点(2002-11-24 11:48:53) 1.誠実な映画です。確かに終盤の展開はかなり強引になりますが、それまでにかなりイライラさせられる内容なので、ちょうどいいカンフル剤みたいな感じでした。カメラワークもたいへん良く、最初から最後までリアリズム溢れる演出で全く飽きさせません。A・パーカーがシビアに描ききった傑作であり、色々と良い勉強になる映画だと思います。変にマイノリティに偏ったエンディングにしていないあたりも、き然と現実主義を貫いている姿勢がよく出ていて、こういう映画作りには好感が持てます。 【チャーリー】さん 9点(2002-05-13 00:14:48)
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