みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.今回のマドンナは岸恵子だが、ちょっとこのシリーズには合わない人選だったみたい。寅さんシリーズ好きだけど、これは出来も良くなかったと思う。岸恵子が好きなのでサービスで5点にしておく。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 5点(2023-08-19 22:41:51) 7.《ネタバレ》 シリーズ12作目。冒頭の夢がだんだん豪勢になっていくなぁ。本編よりこっち創るのが楽しくなってたりして? ここに来て寅の子供時代の男友達が出てきたり、とらや一家が九州旅行に行ったりと、マンネリ打破に取り組んでいた時期なんだろうか? 今までのシリーズとの大きな違いが、寅が面と向かってフラレるところ。事情を察して身を引いたりはあったけど、今でも使われるであろう「友達でいましょう」は、確か寅さんでは初めてですよね。 そして大抵、寅を踏み台に(もしくは寅は無関係に)幸せに向かって進み出すマドンナだけど、本作のりつ子は失恋(※観てる最中、津川雅彦がりつ子の片思いの相手だと思って、こんがらがったわ。)したまま、宙ぶらりんに終わるのも初めてじゃないかな。 劇中3度も出てくるセリフ「自分の気に入った作品は誰にも売りたくない、まして気に入らない作品は売りたい訳がない」画家を志す者の心中とはこんなものなのか。りつ子が食べるにも困る貧乏画家なのも、嫁に行って出戻って、更には片思いの画家に失恋してしまう男運の悪さも、彼女のこの考え方から来るものなのかもしれない。 言ってしまえば自身の実力に対し理想が高すぎる。一条も寅も自分の理想とは違うから受け入れない。だから幸せにもなれないし、画も売れない。 最後の啖呵売「だが、私にも生活というものがある」が答えだわ。「私の寅さん」なんて言ってる場合じゃない、現実を観て、自活していこう。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-19 18:06:52) 6.《ネタバレ》 シナリオは無難にまとまっているはずなのですが、何か突き抜けてくるものがない。なぜかと考えたら、やはり岸恵子と作品の雰囲気の噛み合わなさなんですね。この人の場合、バリバリの存在感を発しながら、周りとの衝突によって作品世界を高めていくという演技タイプだと思うのですが、このシリーズのようにある程度枠組が定まっていると、どうも何というか、別人格が演技をしているように見えてしまうのです。よって最後には、友達でいましょう云々という、このシリーズには無粋ともいえる直接的な台詞を出さざるをえなくなっています。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-30 01:01:55) 5.《ネタバレ》 今回はこれまでのシリーズとちょっと違って、地方(大分とか)巡りは寅さんじゃなくて、おいちゃん夫婦とかさくら一家とかになっている。 マドンナも芸術家で終わり方も多少しんみりしている。いつもの枠組みの中で別の試みをやっているような作品。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-04 23:52:56) 4.《ネタバレ》 旅に出るのが寅次郎ではなく虎屋の面々なのですが、そこを除くととてもオーソドックスな「男はつらいよ」だったと思います。旅先の家族に気苦労を掛ける厄介者だけど、旅から戻った家族をもてなそうとする心遣いで帳消しにします。寅次郎に巻き込まれる人たちは、良くも悪くも喜怒哀楽の振幅が激しくなります。虎屋一門に退屈や倦怠はありません。羨ましいかと聞かれたら考えてしまいますが…。 本来の鑑賞ポイントとはズレるのですが、小学校の同級生という設定の前田武彦と寅次郎の遣り取りに妙に魅かれました。当たり前のように昔話で盛り上がるんだけど、寅次郎を腫れ物扱いしがちな家族とは違った温度のコミュニケーションでした。前田武彦も寅次郎の早口に負けてないし。旧友との再会は、一気に何十年と云う歳月を飛び越えて昔のままの関係が出現します。その感じが良く出ていたと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-01-17 00:34:54) 3.《ネタバレ》 ○寅さんでなく、さくらたちが旅行するというマイナーチェンジこそあるが、あとはいつもの寅さん映画。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-03 01:35:51) 2.12作目。マドンナは岸恵子。さすがになんかパターン化してきて・・・。つまんなくはないんだけどね。最初の方はおもしろかった。 【バカ王子】さん 5点(2002-05-19 18:04:11) 1.一人一人のキャラが立ってる。そしてこの一つの話に喜怒哀楽が詰まってる。寅さんを見てると、なるほどファンが多いのもうなずける。けっこうけだらけねこはいだらけ!画面がスムーズに横移動するとこなんか以外に斬新だった。途中で別れの曲が流れるシーンがあったけど、寅さんシリーズにもあんなところがあるんだな、て思った。 【あろえりーな】さん 5点(2002-02-12 18:31:49)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS