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アマデウス

Amadeus
1984年【米】 上映時間:160分
ドラマミステリー音楽もの伝記もの戯曲(舞台劇)の映画化
[アマデウス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-04-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(1985-02-02)


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監督ミロス・フォアマン
キャストF・マーレイ・エイブラハム(男優)アントニオ・サリエリ
トム・ハルス(男優)ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
エリザベス・ベリッジ(女優)コンスタンツェ・モーツァルト
ロイ・ドートリス(男優)レオポルド・モーツァルト
サイモン・キャロウ(男優)エマヌエル・シカネイダー
ジェフリー・ジョーンズ〔1946年生〕(男優)皇帝ヨーゼフ二世
ケニー・ベイカー〔1934年生〕(男優)
ブライアン・ペティファー(男優)
ヴィンセント・スキャベリ(男優)サリエリの召し使い
シンシア・ニクソン(女優)ロール
日下武史アントニオ・サリエリ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
三ツ矢雄二ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮崎美子コンスタンツェ・モーツァルト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金内吉男皇帝ヨーゼフ二世(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
羽佐間道夫オルシーニ=ローゼンベルク伯爵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩ファン・スヴィーテン男爵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生ボンノ宮廷楽長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林修レオポルド・モーツァルト(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝エマヌエル・シカネイダー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小宮和枝カテリナ・カヴァリエリ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
京田尚子ウェーバー夫人(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
玉川紗己子ロール(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大木民夫コロレド大司教(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介フォン・ストラック伯爵(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小関一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田口昂(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ピーター・シェーファー
脚本ピーター・シェーファー
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
撮影ミロスラフ・オンドリチェク
製作ソウル・ゼインツ
配給松竹富士
特殊メイクディック・スミス(メーキャップ)
美術パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン(プロダクション・デザイン)
衣装テオドール・ピステック
編集マイケル・チャンドラー[編集]
録音クリストファー・ニューマン〔録音〕
トッド・ボーケルハイド
デヴィッド・パーカー[録音]
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳額田やえ子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
あらすじ
芸術を解さない商人の家に生まれて音楽を志したサリエリ(マーレイ・エーブラハム)にとって環境と才能に恵まれたモーツアルトは羨望の的だった。音楽のために純潔を捧げることを神に誓い精進を重ねた甲斐あってサリエリはオーストリアの宮廷楽師の地位を得るが、そこで出会ったモーツアルト(トム・ハルス)は禁欲的で真面目なサリエリとは対照的な性格の持ち主だった。モーツアルトの才能を知れば知るほど「神は不公平だ。」と感じるようになったサリエリが不満のはけ口にしたのは・・・やはりモーツアルトだった。

かわまり】さん(2004-02-20)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

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79.《ネタバレ》 妻投稿■これアニメじゃなかったんかい!!!!パッケージに騙された!!!■それはともかく、「シベリア超特急」が「映画を見る人」ではなく「映画が好きな人」に対して、ソファの向こうからくまさんの手袋人形で語りかけるような映画なら、この映画は「映画を見る人」ではない「映画が好きな人」に対して、暗い部屋で懐中電灯を下からかざして語りかけるような映画だ。■この映画を見ている人は、モーツアルトに同情するにしろサエトリに同情するにしろ、自分たちを「凡人」「普通の人」という定義で見ているのだろう。私はモーツアルト派だった。モーツアルトみたいなアスペ的人(アスペ=天才という意味に取らないでね)が私の周りにうようよいて、なんとなくモーツアルトの曲の良さは理解できない私でも、モーツアルトが自分のこだわりに忠実なだけなのになんで周りが良くも悪くもやいやい言うのかがわからない気持ちがわかる気がするからだ。■しかーし、私の「映画に対する理解」とやらも、旦那(彼もアスペだが「天才」ではなく凡人にすらなれない「不良品」)の感想、一言で打ち砕かれた。「凡人だって同じように嫉妬されているかもよ(笑)」。旦那は「不良品」<「凡人」<「天才」あるいはその逆というヘゲモニーを頭の中で成立させているわけではない。「何が天才」で、「何が平凡」かは、多数派である「凡人」が決める権利がある事は間違いないからだ。■ここで映画の情景に戻ろう。近世ヨーロッパなんだけど、共○主義独特の無機質な情景。蝋燭の不気味な光。これって単に「リアル」を追い求めた結果なんだろうか。実は「私は凡人でこの世界の多数派」だと思っている観客は、映画の中で知らないうちに自分らが「凡人ではない」という少数世界に迷い込んでいるのではないか? 私は少なくとも迷い込んでいた。だからとっても怖かった。 はち-ご=さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-05-24 22:13:29)(良:2票)

78.モーツァルトと言う人がかなりの変人だということは、黛敏郎氏の「題名のない音楽会」で読んで知っていました。
これは同名のテレビ番組の書籍版なんですが、これに対応する回は見ていません。
ショーマンシップがあって偏向バリバリの黛氏なので、きっと面白い番組作りだったんだろうなと思い、見れなかったことを残念に思っています。
この番組は同じタイトルで司会進行を替えて未だに続いてますが、黛氏時代の過激さがどんどん姿をひそめていってただのオーケストラの出る番組というだけになってしまいました。
僕は進行役が武田鉄矢氏になったときにもう見るのをやめました。
一方で、モーツァルトは実は殺されたのだという話も昔から有名で、「モーツァルトの暗殺」なんて小説が出ていましたが、これ以前にもプーシキンの作品とかあるみたいです。
僕は高校生のころこれを組み合わせて、性格のせいで殺されてしまうモーツァルトなんていうお話を書こうかなと思っていた矢先に東京新聞の記事でピーター・シェイファーによる戯曲「アマデウス」が発表されたという記事を見て「ああしまった先を越されたか」と思ったものでした。
でも別に先を越されたも何もなくこの後も森雅裕氏の「モーツァルトは子守唄を歌わない」などの作品が出てきたのですから、まあ要するに本当に書く気なんかなかったわけですがね。
この「モーツァルトは子守唄を歌わない」はなんとベートーベンが探偵になってモーツァルトの死の謎を追っていくというミステリーで、ベートーベンがまるで安物のハードボイルドの探偵のような感じに描かれているという珍品です。
森雅裕氏はこの作品で江戸川乱歩賞を東野圭吾氏と同時受賞をするぐらいの大した作家さんなんですが、常習的に出版社の人と喧嘩をするために今ではどこの出版社からも作品を出してもらえないという豪傑らしいです。
モーツァルト絡みの人ってやっぱり変わり者が多いみたいですね。
この映画アマデウスの原作になったのは先述した舞台劇なんですが、こちらはほぼサリエリのモノローグで語られ、その合間に演者たちによるエピソードが演じられるという舞台です。
これを映画では、発狂して自傷を試みたサリエリに懺悔をうながすためにやってきた司祭にサリエリがことの一部始終を話すという形で物語が進められていきます。
ナレーションの多い映画は鬱陶しいのでこの変更は非常に良いです。
背景となるウィーンの宮廷がこれでもかというほど戯画化されていて面白いです。
特に皇帝のを演じたジェフリー・ジョーンズは最高です。
宮廷のお抱えの音楽家たちはサリエリを除いてみんな漫画からそのまま飛び出してきたような感じで楽しくなります。
でもこの人たちがそれぞれの思いでモーツァルトに意地悪するんですね。
嫌な奴らなんです。
サリエリのモーツァルト殺害の動機は、モーツァルトの才能への嫉妬と羨望。
才能は神からのギフトという考え方が根っこにあるから、まあ、日本人に想像できる範囲を超えています。
サリエリはどういう方法でモーツァルトを殺そうか思いつかないまま結局過労でモーツァルトを死に至らせてしまいます。
この過労死の直接の原因となるレクイエムの口述作曲がすごい!
モーツァルトは何十段もあるようなスコアを口伝えでサリエリに頭に浮かぶと同時に伝えていくんです。これを書き留めるサリエリもただものではない!
まあ実際にこんなことができただろうかというと難しかっただろうと思いますが、こりゃ過労死もするわと納得の情景でした。
映画の中でモーツァルトが「ここで一休みしよう」と言って作業を中断したところが実際に彼の絶筆である、とか、映画でこの口述筆記した部分は、レクイエムのほかの部分と違う五線紙が使われている(サリエリが持ち込んだ?)、とか音楽愛好家なら誰でも知っているようなモーツァルトにまつわるエピソードが全編に散りばめられていて、思わず「あー知ってる知ってる」という満足感で楽しめてしまいます。
モーツァルトの愛好家がどう思うかは知りませんが、格調高い一方、時には漫画的で面白いよくできた映画だと思います。 かずくんさん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2024-03-05 22:55:27)(良:1票)

77.長い映画でしたが最後まで楽しめるないようだと思います。人格は良く無いけど才能だけは人が認めてしまう、というか打ちのめされてしまう様子がすごい。オペラのシーンはすごいです。あまり興味のないものだったけど此れを観て好きなりました。
でもアマデウスのあの笑い声は耳に焼き付くなあ。 boby_stさん 8点(2003-12-15 00:37:33)(良:1票)

76. ピーター・シェーファーの大ヒット舞台劇を原作者自ら脚色してミロシュ・フォアマンが映像化した一級のクラシック映画。流石にモーツァルトを知り抜いているシェーファーの脚本だけあって曲を挿入するタイミングが実に絶妙。レクイエムのシーンでは、モーツァルトを追い詰める内に音楽家としての本能が憎しみを凌駕し、共に作曲に没入するサリエリの鬼気迫る姿が印象的。トム・ハルスは本作以降パッとしないが、個人的には本作のMVPだと思う。あれくらい羽目を外さないと、お耽美系の美男俳優とかが演じていたら、ありふれたコスチューム・プレイ映画として作品の格がガクッと落ちていただろう。ただ、史上に名高い悪妻(経済観念ゼロの女性を妻にしたら…ゾゾッ!)コンスタンツェの描き方がてんで甘いので2点マイナス。 へちょちょさん 8点(2003-01-10 02:14:17)(良:1票)

75.《ネタバレ》 良く出来たミステリー作品。モーツァルトがスケベで、あのバカ笑い。この設定は秀逸。 にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-10 22:02:08)

74.《ネタバレ》 原作の戯曲および脚本を書いたのがピーター・シェーファー、どうりでミステリー色が濃厚なわけです。またこの脚本が、もう一部の隙もないという表現がぴったりな代物で、あまりに理論的でかっちりしたストーリーなところがかえってこの映画の弱みじゃないかと思えてきます。そこは「音ひとつでも欠けたら台無しになってしまう」というモーツァルトの音楽にも繋がるところがあるやと思いますし、ディレクターズ・カット版などはなんの意味があったのか理解できません。 恥ずかしながら、この映画を観るまでモーツァルトの天才ぶりや俗人としか言いようがないキャラについては、知識を持っていませんでした。楽聖モーツァルトにあのけたたましい笑い声をたてさせるなんて凄いアイデアです。でもトム・ハルスのモーツァルトはF・マーリー・エイブラムスのサリエリの演技には到底かなわなかったというのが正直なところです。このサリエリぐらい説得力のある演技は、滅多に拝めるもんじゃありません。まさに彼こそ、“凡人の神”だったというわけです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-01 18:19:09)

73.なかなかです。 Kさん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-21 14:57:53)

72.《ネタバレ》 モーツァルトって凄い!全く予備知識も無く観たのを覚えてます。メッチャ「おばか天才」凄いですね~っ!サリエリは勝手に嫉妬し勝手にひがんでなんか命まで取っちゃってもう~っ。って感じです。私のチャラけた親友に学生時代ずーっと一番を取っていたのがいたが、いつも2番手を追っ手た奴が「ちゃらんぽらんにやってるお前には負けたくねぇっ」って息巻いてた奴がいましたが当の彼は「抜きたきゃ抜け」と全く相手にしてなかったのを思い出した。才能があっても色々な要素があってバランスが取れるんだと思う。逆に才能が無くても周りの引き立てによって成功する人もいる。でもモーツァルトはそんな域ではない。間違いなく「ブッチ切りの天才」だ。このような人が実在していたというだけでなんか感動する。私はこの映画ではなんかサリエリは殆ど視界に無かった・・・。モーツァルトに魅了されました。かといってサリエルが命を取ったということに対しても攻める気持ちにもなれなかった。何かに翻弄されてしまうのが人生の性。これを「カルマ」というものではないかとも感じた。 レスポーラーさん [映画館(字幕)] 8点(2013-07-30 23:06:52)

71.《ネタバレ》 すさまじい、、本物の天才とはこういうものなのか、、、。あまりクラシックには詳しくないけど、サリエリの苦悩・モーツァルトの輝かしい才能は十二分に伝わってきました。正直長い映画なイメージだったけど、観はじめたらあっという間で「え?もう終わり??」ぐらい。。。編集が上手で展開に飽きがこなくて、重厚な音の迫力に圧倒された160分でした。なにかすごく勉強になりましたね~、学校とかでみせてもいいんじゃなかろうか?(でも長すぎかw)お堅い学校の勉強よりよっぽどわかり易いと思うよ。人類史上最高の音楽家の一人のモーツァルト、その才能の片鱗に今触れた気がしてイマス Kanameさん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-16 15:46:52)

70.《ネタバレ》 よくできている。 承太郎さん [DVD(吹替)] 8点(2011-07-24 01:11:37)

69.どちらかと言えば、サリエリとモーツァルトの奥さんとの確執や、モーツァルトの借金苦を追加しているディレクターズカットをお勧めします。オリジナルも十分に面白いですが。 民朗さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-11-04 17:42:41)

68.非常に長い映画なので頻繁に観ようとは思わないのですが、サリエリがモーツァルトに抱く天賦の才能への憧れ、敬意、嫉妬、憎しみなど、一言で現す事など出来ない複雑な思いを同時に成立させてみせるマーレイ・エイブラハムの演技は何度見ても凄いと思う。そしてトム・ハルス。僕はクラシックは聴かないし、モーツァルトに関する本も読んだ事がないので実際の人物像は知りませんが、「モーツァルトってどんな人?」と聞かれたらまず本作のトム・ハルスの軽薄な高笑いが思い浮かぶだろう。やはり彼の演技も強烈に印象に残っています。前半に比べ後半はちょっと長く感じる時間帯がありますが、サリエリのモーツァルトへの複雑な思いが伝わってくる終盤の2人の作曲シーンが素晴らしく、夢の如く豪華絢爛な2人が生きていた世界から悲しいまでに現実に引き戻されるラストのサリエリの姿も印象に残ります。そんな2人が生きた時代を再現した衣装や美術も見事な映画でした。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2010-02-02 20:10:47)

67.自分が高校生の時に音楽の授業で観て以来だったけど改めておもしろかった。サリエリはモーツァルトの才能に嫉妬してたけど彼の才能も十分素晴らしいと思うけどなぁ。きっと彼もまた天才の類なんでしょうね。 しっぽりさん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-30 22:02:30)

66.《ネタバレ》 ディレクターズカットと合わせると3回くらい見ましたが、何度見ても面白い映画です。どちらも十分に面白いです。強烈な劣等感から生まれるサリエリの行動は、いつ見ても着実かつ陰湿に見えます。「温厚な上司の怒らせ方」というお笑いDVDがあって、それに出てくる碑文谷教授が、年老いたサリエリに似て蝶です。 VNTSさん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-18 00:37:15)

65.天才ってのは、ネジが一本外れてるくらいでないと、そう呼ばれないのでしょうか。私は凡人なので分かりませんが。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-06 00:55:09)

64.見たのは相当前だけど、未だに25番を聴くとこの映画を思い出します。サリエリの視点から見たモーツアルトの天才っぷりがよくわかる作品ですね。モーツアルトの神から与えられた天賦の才…それをどうすることもできないサリエリの葛藤が見る側にひしひしと伝わってきて、天才であることはある意味「罪」なのかな~なんて思ったり。それにしてもサリエリさんはイイ演技してます。最後の作曲シーンは鬼気迫るもんがあります。結局誰よりもモーツアルトの音楽を理解し、愛していたのはサリエリなんですね。もう一度ディレクターズカット版を見ないとな~ 鉄仮面さん [地上波(吹替)] 8点(2009-02-03 10:39:25)

63.《ネタバレ》 天才と凡人をテーマにした作品。サリエリという凡人から見たモーツァルトが、とても魅力的に描かれているなと思いました。サリエリにしたって充分才能を持っていると思うのですが、モーツァルトはレベルが違う。サリエリが苦心してつくった曲を、即興で引いたりします。ピアノ背面引き(?)のシーンは、ビジュアル的にもすごかったです。また、サリエリが何にも分からない凡人ならまだ良かったのでしょうが、サリエリにもなまじ才能があるから、モーツァルトの凄さが余計に分かってしまう。モーツァルトを憎みながらも、理解者になってしまうその葛藤が見ていて面白かったですね。オペラといった、一般人には縁遠い題材を扱っていて、しかもこの長時間なので、絶対退屈するだろうなぁと思ってみていましたが、意外とそんなことはありませんでした。見せ方がうまいんでしょうね。オペラも、素人目には迫力があるものだったのでとてもよかったです。モーツァルトの死に方に関しては、うまいところを突いたなと思います。あれ以上いじくると、もう妄想の域に入ってしまいますからね(まぁこれでも十分妄想ですが…)。ともかく、テーマに即した人間を描ききった、見応えのある名作でした。個人的には、あの古ぼけたアニメのようなパッケージは、見るものをかなり敬遠させてるんじゃないかなと思いました。 hum7en-j%:?#?さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-30 13:23:24)

62.クラッシックやオペラにあまり馴染みがありませんが、とても楽しめました。
愛情と憎悪は表裏一体。サリエリを通してよくわかります。 茶畑さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-10 23:30:04)

61.《ネタバレ》 「偉大な人間は欠点もまた偉大である」という言葉を昔本で読んだのですが、この映画のモーツァルトはまさにソレ!ある分野に関してすべてを与えられた代わりに、生き方を選べない天才の周りには様々な不幸が生じるんだな~、と実感。マンガ「ガラスの仮面」の北島マヤと姫川亜弓の関係を思い出した方も多いのでは?と思いました。音楽の使い方もよくて、特にエンディングに「最も美しい旋律」といわれるアイネクライネ・ナハトムジークの第二楽章を使っているのが、モーツァルトに敗北し続けたサリエリの生涯を象徴しているように思えました。 HOPUKOさん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-25 01:04:10)

60.授業の時に鑑賞しました。モーツァルトはウザイしなんか問題行動ばっかり起こすし・・・しかし音楽になると別人になります。天才です。でも、何でいつも鬱陶しい奴なのに、音楽の自慢はしないのだろう。音楽に対して慢心にならないのだろう。やっぱり音楽を心底から愛しているからでしょう。サイエリだって同じです。彼は秀才です。でも天才とはやっぱり違ってしまう・・・。今の日本人はモーツァルトは知っててもサリエリはあまり知らないと思います。サリエリは一番やってはいけないことをしてしまいました。でも音楽を心底から愛していたからこその行動でしょう。どんなに人間性に
問題があっても音楽に命をかけることができる人間・・・。こういう人達はやっぱり死ぬほどの苦労を自慢したりしないのでしょう。音楽を愛するが為に波乱万丈な人生になってしまった二人の物語は心にずんと響きました。 板橋島野&綿貫さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-10 23:49:57)

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【点数情報】

Review人数 380人
平均点数 8.37点
010.26% line
110.26% line
220.53% line
361.58% line
430.79% line
571.84% line
6266.84% line
74511.84% line
87920.79% line
99224.21% line
1011831.05% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review21人
2 ストーリー評価 8.38点 Review39人
3 鑑賞後の後味 7.79点 Review34人
4 音楽評価 9.19点 Review42人
5 感泣評価 6.62点 Review16人

【アカデミー賞 情報】

1984年 57回
作品賞 受賞 
主演男優賞フランク・マーレイ・エイブラハム受賞 
主演男優賞トム・ハルス候補(ノミネート) 
監督賞ミロス・フォアマン受賞 
撮影賞ミロスラフ・オンドリチェク候補(ノミネート) 
音響賞トッド・ボーケルハイド受賞 
音響賞クリストファー・ニューマン〔録音〕受賞 
美術賞パトリツィア・フォン・ブランデンスタイン受賞 
衣装デザイン賞テオドール・ピステック受賞 
脚色賞ピーター・シェーファー受賞 
編集賞マイケル・チャンドラー[編集]候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞ディック・スミス受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1984年 42回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)F・マーレイ・エイブラハム受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)トム・ハルス候補(ノミネート) 
助演男優賞ジェフリー・ジョーンズ〔1946年生〕候補(ノミネート) 
監督賞ミロス・フォアマン受賞 
脚本賞ピーター・シェーファー受賞 

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