みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.息の長い活躍を続けるニール・ジョーダンの初期の作品ですが、この人の中ではかなり好きな作品です。 ムショ帰りのヤクザの下っ端の冴えない男。人生がうまくいっていない、そんな男のかなわぬ恋の物語。 この人の作品を空模様に例えるなら、晴天よりも曇天。しかし、作品を重くさせない優しさがある。 恋の物語の結末の後味は決していいものではありませんでしたが、 親友と愛する娘と3人並んで歩く後ろ姿。そこに流れる名曲“モナ・リザ”が重なるラストシーンが見事。 本作もニール・ジョーダンらしい空気が流れる作品ですが、 ムショ帰りのヤクザの男。だけど、憎めない。ボブ・ホスキンスの名演があってこその作品でもあると思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-08 21:39:17) 3.ボブ・ホスキンスがいじらしくさえ見えてくる純愛モノ(・・といっていいのか)。純愛の当事者がチビでハゲなおっさんというのが切なさ倍増なのだけど、チビでハゲだからこそこちらも心から応援してあげたくなってしまうのだった。がんばれよ、ボブ。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-19 16:30:53) 2.名作「クライングゲーム」に先駆けるニールジョーダン作品。しがない男につきまとうしょぼくれた青春の影。オトナの恋愛に見せながら、これはあくまで壮年的青春映画です。画面に漂う戸惑いと憂鬱の雰囲気はこの監督独特のものでしょう。 【onomichi】さん 8点(2003-10-09 23:40:34)(良:1票) 1.観ていて、個人的にダニー・デビートとダブって観てしまう習性から(あくまで個人的なお話ですが)か、どこかでこの男ギャグをするんじゃないかって、期待してしまった自分が間違いだと気付いたのは終ってから。なるほどカンヌで主演男優賞を取ったのも頷ける。ハリウッドに批判的な監督の手に掛かった所為もあってか、ニール・ジョーダン独特の雰囲気が醸し出されていて好きな作品です。 【イマジン】さん 8点(2002-09-21 17:14:32)
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