みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.ダメダメな人たちのダメダメな物語。まあ人生はこんなものだよね、と考えさせる作品。同監督の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」に比べるてユーモアがある分、救われる。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-11-19 01:52:04) 4.悩める大人達と1人の少年。小さな田舎町の人間模様。 その微妙な関係の何気無い日常を淡々とした味わいのある音楽にのせて淡々と綴っていく。 主演ローラ・リニーは勿論のこと、その弟を演じたマーク・ラファロもまた素晴らしい。 彼の独特のダラダラとしたしゃべり方がいい。見事なダメっぷりでしたが、それだけじゃない。 父のいない甥っ子との時にユーモアを交えた男同士の絡みがいいんです。 釣りに行ったり、日曜大工のようなことを一緒にやったり。 夜遊びに連れ回したりもして姉さんに怒られちゃいましたが、それも少年にとってはいい思い出になっていくでしょう。 姉弟の別れ際のバス停でのラストシーンにはグッとくるものがありました。 故郷って、家族っていいもんだなと思わされる良作です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-02 21:27:03) 3.《ネタバレ》 J・タチの『ぼくの伯父さん』を現代のアメリカに舞台を移した様なプロットですが、そこは『ぼくの伯父さん』がメルヘンだったのと対照的にリアルでほろ苦いストーリーに仕上がっています。まず伯父さんがタチの様な善悪を超越した善人じゃなくて、ぐうたらで衝動的な行動ばかりする男なのです。でも甥っ子にとっては彼が呼び寄せる騒動が、これから母親の庇護を離れて社会で苦労するためのちょっと早すぎるOJTなんでしょう。それにしても実の父親が少年にとった態度は、映画の中の出来事とは言え心が痛みました。 L・リニーはこれでオスカーにノミネートされただけあって、さすがの演技でした。このお姉さんが真面目で何事もキチンとして行かないと気が済まないタイプと思いきや、けっこうヒステリックだし裏では腹黒いこともするのが面白い。新任の上司のM・ブロデリックと寝て翻弄するところなんか、自分たちの身の回りにも必ずいそうなタイプの女性でリアルでした。 これまた決して善人ではない姉ですが信仰心は深く、牧師を自宅に呼んで正反対の弟に説教させたりします。妙に宗教臭いところがあるなと思ったら、製作総指揮はM・スコセッシでした(笑)。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2013-05-22 18:42:43) 2.《ネタバレ》 主人公はしっかり者に見えて実はわがままな部分を持ち合わせているし(後半にはっきりしてくる)、弟はぐうたらに見えて意外に人の心を敏感に理解している。主人公の上司は神経質で横暴に見えても影では悩んでいるところもあるし、息子は純心に見えても心には傷を抱えている。これら主要な登場人物たちに共通しているのは、「精神的に成長しきれていない」ということ。いみじくも、弟の台詞に、「彼(姉の子)はまだ3歳だ」という一言があるが、同じ次元のことは全員に対していえる。しかし、この作品は、それを決して非難したり追いつめたりせず、弟の帰郷という不測の事態がもたらす少しずつながらも確実な変化・成長を、じっと見守っている。ちょうど、作中の神父が行っているのと同じように(これがまさに監督の視点)。だから、この作品は見終わった後に心に残る共感と感銘を呼ぶのです。ローラ・リニーとマーク・ラファロという配役も的確。ただし、邦題には一工夫ほしかった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-13 02:53:20)(良:1票) 1.姉にとって、やっぱ弟は弟なのであって、どんなにつまらない弟であっても、どんなにむさい弟であっても、どんなに薄情そうな弟であったとしても、 う、この先言葉が出てこない・・ とにかくこの先、姉に心配かけるなよ 弟よ。。 【3737】さん 8点(2004-01-20 21:28:48)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS