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マッチポイント

Match Point
2005年【英・米・ルクセンブルグ】 上映時間:124分
ドラマサスペンス犯罪ものロマンス
[マッチポイント]
新規登録(2006-01-30)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-07-13)【Olias】さん
公開開始日(2006-08-19)


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監督ウディ・アレン
助監督クリストファー・ニューマン[助監督](第1助監督)
キャストジョナサン・リース・マイヤーズ(男優)クリス・ウィルトン
スカーレット・ヨハンソン(女優)ノラ・ライス
エミリー・モーティマー(女優)クロエ・ヒューイット・ウィルトン
マシュー・グード(男優)トム・ヒューイット
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)アレックス・ヒューイット
ペネロープ・ウィルトン(女優)エレノア・ヒューイット
ユエン・ブレムナー(男優)ダウド
ジェームズ・ネスビット(男優)マイク・バナー刑事
コリン・サーモン(男優)イアン(ノラのマンションの住人)
サイモン・クンツ(男優)ロッド・カーヴァー
マーガレット・タイザック(女優)隣の部屋のイーストビー夫人
ポール・ケイ〔男優・1965年生〕(男優)不動産仲買人
ルパート・ペンリー=ジョーンズ(男優)ヘンリー
内田夕夜クリス・ウィルトン(日本語吹き替え版)
安藤麻吹クロエ・ヒューイット・ウィルトン(日本語吹き替え版)
稲垣隆史アレックス・ヒューイット(日本語吹き替え版)
脚本ウディ・アレン
作曲アンドリュー・ロイド・ウェバー"I Believe My Heart" from "The Woman in White"
ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇「椿姫」より"Un di, felice, eterea"他
ガエターノ・ドニゼッティ歌劇「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」
ジョルジュ・ビゼー歌劇「真珠取り」より「耳に残るは君の歌声」
撮影レミ・アデファラシン
製作レッティ・アロンソン
製作総指揮チャールズ・H・ジョフィ(共同製作総指揮)
ジャック・ロリンズ(共同製作総指揮)
配給アスミック・エース
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
美術ジム・クレイ〔美術〕(プロダクション・デザイン)
編集アリサ・レプセルター
録音ピーター・グロソップ[録音]
字幕翻訳古田由紀子
その他ジュリエット・テイラー(キャスティング)
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【クチコミ・感想】

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28.くせのある監督なので何かあるかと思いきや、あまりにも普通に終わったのでかなりがっかりです。主人公が元テニス選手であることとか、ヨハンソンの生い立ちとか全く筋書きに活かされていないと思います。犯人だって夢がどうこう言わなくたって誰がどうみても彼が容疑者であることは明らかでしょう。世界中がアイラブユーの後に観ただけに老害?衰えが目立つと感じました。 たかちゃんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-09 12:35:53)


27.《ネタバレ》 ストーリーと設定は「ウディ・アレンの重罪と軽罪」と同じなので最初は、自作のリメイクかと思いました。だとしたらラストまでの持っていき方や、どう変えるのかなどを少し楽しみにしていたのですが、肩すかしをくらいました。それでも「重罪と軽罪」と同じくらいは面白かったです。ウディ・アレン本人が出てこない分だけストーリーがすっきりしているので、「太陽がいっぱい」友人関係と、「陽の当たる場所」の男女関係が混ざった感じで分かりやすいです。象徴的に出てきた「罪と罰」もジョークみたいで興味深いです。「重罪と軽罪」同様にストーリーは嫌いですが、彼が撮るとロンドンの町までが彼の町のように見えて、張りつめた空気を感じてしまい、ところどころで見とれてしまいました。映像が楽しかったです。 omutさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-24 04:28:46)

26.《ネタバレ》 アイルランド男は、最初のうちはおごられることに敏感に抵抗していたけど、しだいに裕福な生活に取り込まれてしまう。もひとつ踏ん張りがきかなくてテニスプレイヤーを諦めた経歴。いっぽうアメリカ娘は、とことん踏ん張ってしまう方。イギリス人になれなかった二人の異邦人の、英国の豪奢に対する二通りの反応が悲劇を呼ぶわけだ。いったいこいつ何を企んでるのか、と見てるほうがハテナのままで展開していく犯行シーンにワクワクした。人生は運に左右されているが、運がよかったからといって幸福になれるとは限らない、いう結末。 なんのかんのさん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-21 11:22:05)(良:1票)

25.《ネタバレ》 こんなオチがあるとは…ちょっと嬉しい誤算。警部(だったっけ?)って寝てて思いついたんだけど…っつーのはねぇ。なんか不自然。 さらさん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-17 13:42:47)

24.《ネタバレ》 運いいねぇ~主人公。ラストは予想外で、指輪のくだりはちょっとムリがあるように感じるけど、冒頭にも出てくるように、『運』がキーになってる作品なのでラストはなるほど…と。これがなかったら昼ドラみたい。それにしてもスカーレットヨハンソンはハマり役。 FIGO777さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-23 21:16:49)

23.《ネタバレ》 主人公の愚かさに嘲笑する反面、主人公の主観にたって応援してしまう自分がいた。だからラストの意外なオチは少し嬉しくなってしまった。 しっぽりさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-16 04:31:28)

22.フェデラーなら危険日にリスクを冒さない。 michellさん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-01 23:07:43)

21.久々にゾクリとさせられるスゴイものを観た気分。何なんでしょうか、このカタルシスは。自分の評価基準から確実に外れる類いの作品ですが、堪らなく素晴らしいと感嘆。
確かに不道徳、不条理な代物ですが、確実に真実でもある。
社会的な理性は重要ですが、「生きる」上で絶対に必要なものではない。その事実を受け入れることは生きる指標を失うようなことなので、ある意味恐怖なのでしょうね。
この作品への賛否が分かれるのもしょうがない。

ただ、あの状態にある身のクリスがノラに傾く動機付けをもっと強化してもらいたい。 カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 9点(2007-07-01 17:21:04)

20.途中までは、ウディアレン作品につきもののユダヤネタが無く、神経を病んだ登場人物も出てこないし、正直ありきたりな展開で物足りなさを感じてたんですが、さすがウディ・アレンです、この平凡な物語を、ラスト15分で見事なほど素晴らしい作品に変え、軽い高揚感を与えてくれました。(予備知識なしで観たほうが良いです。) TMさん [DVD(吹替)] 8点(2007-06-26 18:14:13)

19.ウッディアレンの映画はラストが観客の予想を上回るので、見終わった時、面白い映画を見たな~という気分になりますね。でも途中は案外退屈なことも・・・ はるこりさん [DVD(吹替)] 6点(2007-06-04 22:25:52)

18.《ネタバレ》 たまたまネットインでテニスの試合に勝つことと、たまたま証拠を浮浪者が拾ってくれて殺人の疑惑から逃れることとでは、そりゃあある瞬間での「運」という切り口から見れば同じことかもしれないが、人生におけるその「運」の意味はまったく違う「べき」だと思う。たとえば主人公は悪運で一生シャバで生きるのかもしれないけれど、やっぱり見ている観客=人間としては、彼にはせめてその悔恨を一生背負って生きて欲しいと思うわけで、それをラッキーなテニスの試合と重ねられてしまっては、自分の道徳を傷つけられている感じがする。たとえウディ・アレンがそういうものを描こうとしていて、それが芸術であったのだとしても、凡人な俺としてはそんなものは万人にひけらかすべきではないと思った。 ぽん太さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-26 12:51:46)(良:1票)

17.《ネタバレ》 この作品を見ると、西洋人にとって非常に重要な事柄が意図的に省かれている(描かれていない)ことに気づく。
舞台はイギリスであり、ヒューイット一家はプロテスタントのはずで、クリスはアイルランド人だからカトリックに違いない。なのに、2回の結婚式以外に、宗教に関する事柄が一切出てこない。その結婚式ですら、神の前で誓いのセリフを言う場面すらカットされている。これはおかしい。きっと、もののわかる西洋人がこの映画を見れば、たちどころに理解できるようになっているに違いない。
で、これは監督の意図を示しているのだ。それは、冒頭でクリスがドストエフスキーを読む場面をわざとらしく映すことでも明らかだ。
クリスは「すべては運である」という世界観を持っていて、それはテニスプロとして多くの試合を経験した結果であった。「いつも固い試合を心がけていた自分が、大成できなかったのは運のせい」そして、「運」に左右される人生に嫌気がさして、ツアープロをやめてコーチになった。
で、「運」であるが、井沢元彦が言うには、偶然の幸運に対して「これはきっと死んだお父さん(とか先祖とか)のおかげ」と思うのは「アニミズム」で、「オレってものすげーツイてる!きっとそういう時期なんだ。」とか思うのは「マナイズム」なのだそうだ。
クリスは、当然後者である。そして、前述のように「神様はいない」と知っている(つもり)。
すると、悪事を働いたとて、いつもどこかであなたを見張っている神様は存在せず、地獄に落ちることもなく、仏教でもないから「因果応報」で凶事が降りかかってくることもない。
いかに追いつめられたとて、クリスが愛人殺しをするには、こうした背景が必要だった。(これがなければただの火曜サスペンスになってしまう。)
…が、クリスは試したところもあると思う。「神様の力が働いて、自分の悪事がバレるかどうか」「やっぱり神様がいて、死んだら地獄に行くのかどうか」「神様が自分を懲らしめるために、罰を与えるのではないか」もともとカトリックで育った彼なら、そう思うのが当然である。
しかしこの映画では、そのどれも起こらず、不安気なクリスのアップで終わる。
「果たして、神様はいるのか?」「本当に人生は運だけで回るのか?」そう問いかけたまま意味深に終わるのである。これはウッディ版「神様のいない(?)世界の危険な情事」、前作よりはパンチは効いていた。 パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-29 00:32:16)(良:3票)

16.《ネタバレ》 前情報なしで見たのでそこそこ楽しめた。ただ、後半罪を犯したところでこれから面白くなるのかなと思ってからの盛り上がりはいまいち。指輪を投げたシーンの意味が思っていたのと逆だったのはよかったのだが、結局その運だけでさらりと警察から逃れるというのはあっさりしすぎに感じた。 HKさん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-21 08:54:47)

15.面白かったです。最後の最後まで期待を裏切りませんでした。 Carrot Ropeさん [映画館(字幕)] 7点(2007-04-08 18:24:27)

14.《ネタバレ》 指輪から指紋採取はやらんのかね。 mimiさん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-27 21:03:39)(良:1票)

13.過去に浮気がばれたとか、現在 浮気が進行中みたいな状況下におかれている方には、きつい内容ですね。
こういう状況は極端ですけど、こういう気持ちは理解できます。
もう浮気は、、、、、できれば、したくないです。
アレンの映画とは知らなかったです。
アレンの作品は初めてなのです。 こまわりさん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-23 00:29:52)

12.今までに観たウディ・アレン作品の中では一番良い。今までのラブコメとは全然違ってビックリ。こういうのも撮るんだ~。でもほんと昼メロな展開。 にゃ~さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-17 21:52:34)

11.まさにウディ・アレン新境地開拓。生粋のニューヨーカーにしてハリウッドの異端児が英国・BBCをスポンサーに従え、ロンドンで撮った映画は正当派サスペンス。アカデミー脚本賞にノミニーされた実力は伊達じゃなく、丁寧なストーリーテリングに二転三転するプロットはまるで映画の教科書。節々にアレンっぽい皮肉めいた言い回しもあるが、全体的にアレン度は低め。ファンには多少の物足りなさを感じるか。配役はベスト。
スカーレット・ヨハンソンのエロス、鬼神の如き。 カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 10点(2006-11-05 22:34:41)

10.なんだか評価の難しい映画です。つまんないわけじゃないけどあまり面白くもない。全編を通してウッディ・アレン特有の皮肉が効いているのと女性陣のおかげでまったく飽きることなく観られるのですが、ウッディ・アレンの仕掛けを楽しめるかそうでないかで、評価は分かれるでしょう。ただ、ここのところのつまらないコメディとは違い、最後までどうなるのだろうというミステリー的な展開にウッディ・アレンらしいひねくれた結末のおかげで、後味は良くないものの、まあ、これはこれで良いかというところですね。
これから観る方は事前情報を入れずに観た方が良いでしょう。 はやぶささん [映画館(字幕)] 6点(2006-10-27 22:36:16)

9.《ネタバレ》 いつもは自身の作品をまるで評価しないウディ・アレンが珍しく『カイロの紫のバラ』とともに「最高傑作」と豪語したのが、この『マッチ・ポイント』。アメリカの批評家の間でもいわゆる全盛期の作品をおさえてこの作品を最高傑作と呼ぶ人も多いようですし、カンヌではコンペティション部門(作品を賞の審査対象として出品する部門)に出品されていないにもかかわらず、下馬評ではパルムドールの有力候補でした(アレンは映画祭と名のつくもので映画を正当に評価するのは無理だと考えていて、上映はしても出品はしない)この作品がアレンのベストかどうかは別にしても近年でもっとも気合の入った作品であることは間違いありません。僕は彼が運とモラルに対して、非常に強い確信を持っていることを知っていたのでとても面白く見れました。アレンは確か『映画と人生(ウディ・アレン自作を語る)』の中でこのような主旨の発言をしています。「神は存在しない。もし存在したとしても、突然目の前に現れて我々を裁かない。であるならば、モラルは個人個人の趣向の問題で殺人を犯しても良心がとがめない人はいる」そして、最後に人生を決めるのは運。「現在の精神分析全盛の時代では、人々は自分の力で人生を切り開いていけると考えている。しかし、我々は自分の能力を過信しすぎている。私が成功したもっとも大きな要因は何でしょうか。才能でしょうか、努力でしょうか。違います…映画文化を持つアメリカという国に偶然運良く生まれたことなのです」以前から僕はウディ・アレンは精神分析のほうでもてはやされるけど、過去の作品のセリフが示すように、人生観においては無神論的実存主義の影響が濃厚だと思っていたのですが、この作品を見て再確認しました。ただ、アレンは理詰めで物語を作っていくのでコメディのときのような意外性、情緒性がない分、心に響くかはわからない。そういえば、ノラの妊娠について警察が追求していないのはおかしいという意見もありました。確かに。忘れちゃったのか、カットしたのか…それとも妊娠はうそだったという暗示か。ただ、どっちにしろ妊娠は動機の裏づけにはなっても、犯行の証拠にはなりませんので結末は変わらない(警察はクリスに動機があることを把握してたし、物的証拠が別から出た)はずだからか、見てるときは気にならなかった。アレンさん詰めが甘かったりするからね。まぁそれを引いても面白かった。 スー・ミー,スー・ユー・ブルースさん [映画館(字幕)] 8点(2006-10-27 21:40:21)

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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 68人
平均点数 6.44点
000.00% line
111.47% line
211.47% line
311.47% line
445.88% line
51014.71% line
61420.59% line
72029.41% line
81217.65% line
945.88% line
1011.47% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review4人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
脚本賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
助演女優賞スカーレット・ヨハンソン候補(ノミネート) 
監督賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 
脚本賞ウディ・アレン候補(ノミネート) 

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