4.中途半端に好きな相手とは結婚したり寝たりしても後で困るだけ、という退屈なテーマを、尾ひれをつけてみました、というだけ?指輪のエピソードは、まあ上手く生かしていたけど、主人公のやってることに共感できるところがないせいか、「どっちでもいいや」という冷めた見方しか出来ませんでした。 【かねたたき】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-07-04 19:03:24) |
3.《ネタバレ》 たまたまネットインでテニスの試合に勝つことと、たまたま証拠を浮浪者が拾ってくれて殺人の疑惑から逃れることとでは、そりゃあある瞬間での「運」という切り口から見れば同じことかもしれないが、人生におけるその「運」の意味はまったく違う「べき」だと思う。たとえば主人公は悪運で一生シャバで生きるのかもしれないけれど、やっぱり見ている観客=人間としては、彼にはせめてその悔恨を一生背負って生きて欲しいと思うわけで、それをラッキーなテニスの試合と重ねられてしまっては、自分の道徳を傷つけられている感じがする。たとえウディ・アレンがそういうものを描こうとしていて、それが芸術であったのだとしても、凡人な俺としてはそんなものは万人にひけらかすべきではないと思った。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-26 12:51:46) (良:1票) |
2.今までに観たウディ・アレン作品の中では一番良い。今までのラブコメとは全然違ってビックリ。こういうのも撮るんだ~。でもほんと昼メロな展開。 【にゃ~】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-17 21:52:34) |
1.うーん。うーん。うーん…。 『陽の当たる場所』ってのはまあ、そうかなあ。どっちかというと『死の接吻』みたいなドライさを期待してたんですが。あと序盤は、主人公の立場から猛烈にバラードのセレブリティ犯罪小説『コカイン・ナイト』を思い浮かべました。ソッチへ進んでくれると…ってウディ・アレンはやんないか。製作がBBCだけあって、ロケーションはいい場所押さえてます。そこは評価できる。スカーレット・ヨハンソンは何かダメだったなあ。熱演はわかるんだけどね。 結局、ラストのアレが政治的なメッセージになる点だけが評価ポイントになりますた。あえてイギリスで撮るからには言っておかねば、みたいな印象も受けますが…。 件の《運》については、あんまし…驚きがないからかなあ。コロンボが出てくれば吹っ飛んじゃう程度の、微妙な運でした。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-10-07 02:35:55) |