みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
84.《ネタバレ》 引きっ放し。初めから最後までどん引き。どちらかというと、主人公よりも残される人の方に気持ちがいってしまって、楽しめなかった。残された夫と娘達、毎年毎年届くバースデーメッセージ、それを届けにゃならん医師、本気になってしまった矢先に残された不倫相手…。辛い。「もうすぐ死ぬから何しても良いじゃん。残される人のことは考えて無いよ」という風にしか受け取れなかった。一番嫌だったのが、越してきて初対面の隣人に、娘ふたりを預けて不倫相手に会いに行くシーン。いくら良い人そうで、娘が懐いたからって、初対面の人間に子供を預けるか?しかもそうする理由は男に会うため。それをしておいて、子供達に「愛してる」。バースデーメッセージにしても、自分の死後に夫は再婚して、そして新しい家族を作ってほしいんなら毎年届く亡き母(妻)から届くメッセージというのは、必要無いんじゃないだろうか。せめて1年くらいで良いと思う。そして、そんなことを任される医師の気持ちはどうでも良いんだろうか。確かに考えさせられる所もあったけど、どうしても彼女が「夫のため、娘のため」と言いながらも、残される人たちのことを全く考えていない気がして、何だか納得いかない。そんな映画。どうせなら、とことん身勝手だった方が共感できたかも。 【みち】さん 4点(2004-10-03 00:01:44) 83.もっと淡々としている映画だと想像していた。いくら死期が近いからと言っても「死ぬまでに他の男と恋をしたい」「夢中にさせる」という項目には?彼女がこのまま死ぬ前に、他の恋愛をしたらという気持ちもわかるけど(竹内まりやが歌う多くの歌に主婦が共感するように)こういう人を相手にして恋をしたら、恋をした相手は恨むか、最後に自分の人生に関わりを持ってくれたと思うか?どちらなんでしょう。旦那の方も仕方ないと思うのかどうか?迫る死を家族に知らせないと言うのも、死ぬまで普通に接して欲しい、苦しめたくないと言う思いだから、一概に悪いとも言えない。一歩間違えれば「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のような自分勝手で子供のことを本当に考えているのか?と思うような母親になってしまうところを、ギリギリの線でうまくかわしている気がする。死ぬまでにしたいことが、あまりにも簡単にできてしまうのは神の思し召し、と考えていいのでしょうか?気になったので少し減点。このタイトルを見て多くの人が自分の死ぬまでにしたいことを考えるんだろうなあと思った。何をするでもなく、いつもと同じように死に向き合えたら幸せだろうなあ。 【omut】さん 5点(2004-10-01 21:18:01) 82.もっと泣かせにかかる作品かと思って見たので、ちょっと期待をうらぎられたかな? 淡々と進む展開は良かったんですけど。 【ジョー大泉】さん 7点(2004-09-27 19:26:14) ★81.《ネタバレ》 観る前はタイトル負けしてないかどうかがすごく心配な映画でした。 原題は全然違うのに、日本のスタッフが余計なことをしてただ人の目を引くだけの邦題をつけたんじゃないだろうなとか、すごく疑りぶかくなりながら観始めましたが、 もうこれは素晴らしいものでした!初めて邦題をつけた人に「グッジョブ!」と心で叫びました(笑) 何が素晴らしいってまず、全ての人物一人ひとりにそれぞれの人情味のようなものがすごくわかりやすく描かれているところです。感情移入と言うとその人物を完全に理解してないと言えないようなことですが、オレはそれぞれの人物に部分的に感情移入できたと思います。 これを観た他の人も完全にじゃなくても理解できる所はあったんじゃないでしょうか。 主役のほうのアン(=サラ・ポーリー)の「死ぬまでにしたい10のこと」もとても共感できました。<旦那以外の男と寝る>という項目は当然ふざけんなという人も多いでしょうが、これ、ちゃんと英語で映画を観てると、<旦那以外の男と寝る>のあとに<それがどんなものか知りたい>って書いてあるんですよ。これと合わせて22歳というアンの若さを考えたとき、オレには共感できるものとなりました。 自分が好きな話を聞かせたいアンの母の気持ちもわかったし、監獄にいるアンの父がせめて自分にもできることをと、アンの子供の靴を作らせて欲しいというのもうなづけました。 もう一つの素晴らしい所として、映画の中での主人公アンの詩的な語りがすごく良かったと思います。映画が始まってすぐに、雨に打たれるアンとその淡々とした語りに引き込まれてしまいました。心身ともに、なんというのか、染みました。 あのゆきずりのにーちゃんはあの程度の扱いでちょうど良かったと思います。 だってなんかずうずうしい。コーヒーはともかくジャケットなんか人にあげたら絶対相手は申し訳なく思って返しに来るだろうし、「ジャケットは返しに来なくていい」なんていいながらしっかり電話番号を書いた本を相手の洗濯物に仕込むそのずうずうしさ。まあアンも勝手だとは思うが、そう言う点ではこの男も自業自得である。 作中にはなかったですが、家族にビーチに行ったりしてるシーンや、アンが死んだその後みたいなのももっと見たかったですね。 【TANTO】さん 10点(2004-09-25 22:07:53)(良:2票) 80.もっと感動できる映画だと思ってましたが、そうでもないですね。余命3ヶ月でもこの映画2時間の間は元気だもん。 【ぷりとさね】さん 4点(2004-09-23 22:27:06) 79.とてもいい映画だった。まだまだ若い女の子が突然に死の宣告を受けてしまう。本人は妊娠したのかなって病院行ったのに。でもこの女の子は「なんで私がこんな目に遭うの・・・」とか言って取り乱すということがない。それがこの物語のいちばん悲しいところだと思う。死ぬのは悲しいけど、でも生きていくのもちょっと悲しい・・・ ふむぅ~ん。 【メロメロ】さん 7点(2004-09-13 17:50:58) 78.なんて優しそうな夫なんだ あんな夫ならば俺もほしい。なんて思ってみたりして…。 んでさ、なんて運の悪すぎる浮気相手なんだろか… 気の毒くなってきてしもうたが…。 ある意味彼に感情移入してしもうたし…。 【3737】さん 8点(2004-09-12 14:45:20) 77.《ネタバレ》 私が彼女の立場だったら、「夫以外の男とセックス」をリストに入れるかなと思った。でも、人それぞれだし、死に直面した人間の気持ちはわからないなと思った。また、「夫以外の男」と「自分の後釜」が身近でホイホイ見つかっちゃうので、うまくいきすぎて気持ちが引いた。原題のMy Life Without Meのとおり、自分の死後のお膳立てをしていくわけだが、残された人たちが彼女の計画・アドバイスに素直に従ってるのが「あり得ない」と思った。夫は、彼女を看病して死の恐怖を分かち合いたかったかもしれない。再婚せずに死んだ妻のことを思い続けたいかもしれない。死後のことは残された人たちの気持ちに任すべき。彼女の計画どおりにすることが、残された人たちにとっても幸せかどうかわからない。全部自分の思いどおりにしようとするのは自己満足では? そして、なぜ赤の他人である医者にあのような負担を強いるのだろう。また、死ぬ前に夫以外の男とセックスしたいという理由だけで彼女は付き合ったのに、相手は本気になってしまい、大きな哀しみを負ってしまった。娘たちへの毎年のメッセージは、うれしいかもしれないけど、ある意味負担になるかもしれない。自分がいかに満足いくかでなく、残された人たちがどんな気持ちになるかを考えてほしいと思った。「死ぬ前にスカイダイビングがしてみたい」とかいうちょっとバカバカしい希望をかなえるようなストーリーのほうが私は現実味を感じる。最後に、彼女が死ぬシーンは描かれていないが、どのように死んで行ったのかなと思った。ラストを見ると、彼女は自分が死ぬということを最期まで周囲に明かさなかったことになっている。末期のがんなのに、一緒に暮らす家族にそれが最期までバレないなんてあり得るのだろうか。ナースである隣人も気付かなかったのか? ひょっとしたら自然に死ぬ前に命を絶ったのかなあと思った。いろいろ考えさせられる映画だった。 【チョコレクター】さん 6点(2004-09-10 22:37:38)(良:2票) 76.《ネタバレ》 主人公の自分勝手さにあきれた。不倫がなければ涙の一つもこぼれたろう。一度なら気持ちも解らないでもない。最後レストランを出た後のキスシーンにはゾーっとした。実際、恋愛一つ出来ず死んでいく人は沢山いる。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 1点(2004-09-10 02:41:04) 75.結構期待して見たので、まあまあですかね~ それなりに良かったかも.. ただ、余命2ヶ月にしては元気すぎる、と思うのは私だけ?... 【コナンが一番】さん 5点(2004-09-03 14:46:54) 74.淡々と、泣かせようとしない作りがよかった。そして何よりもカナダの片田舎の雰囲気がとてもよかった。家族の愛し方が深くて、素直で、見習いたいと思った。 【DELI】さん 8点(2004-09-01 21:17:01) 73.《ネタバレ》 出演俳優はサラ・ポーリーしか知らなかったし彼女の作品を見るのも初めて。どことなくスーザン・サランドンに似ている気がするサラ、母親はブロンディのあのデボラ・ハリーではないの、マリア・デ・メディロスが美容師になって登場するは、ダイエットおたくの友人はアマンダ・プラマーと驚きの連続という見始めでした。 とにかく設定の全てがなんと悲しいのか。アンの若さに泣けた。娘たちの幼さに泣けた。若い夫婦が貧しいけれど愛情いっぱいに暮らしているのに泣けた。そして死ぬまでにしておこうと書き出したことのほとんどがなんら特別なことではなく、日常普通にしていることなのが泣けた。告知されてからラストまでうるうるしながら見ていました。ラスト、残された人たちが新たな人生をスタートさせている様を見たとたん号泣。 若くして母親になり、夫しか知らず、貧しいトレーラー暮らしをグチらなくとも満足しているわけがない、彼女はまだ23才だもの。自分がこうなりたい、ああもしたいと望んでいたことを皆に託し、自分がそこにいない家族の光景を眺めながらひとり死んでいったアン、浮気に対して厳しいご意見もありますが、私的にはこの映画に関しては死を宣告された彼女の選択は完全に「有り」です。 語り継がれるようなことを成し得て死ぬ人もいますよ、それはそれで凄い。けれど変わり映えのしない平凡で退屈な日常もまた、どれほどの幸福であるかを思い知らされる映画でした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-09-01 09:49:25)(良:1票) 72.いい映画だと思います、淡々と進んでいく所がこの映画のいい所だと感じました。 【泉州 力】さん 7点(2004-08-31 20:19:57) 71.おっ!いい映画でした。スペイン映画おしゃれですね。「美しいね、娘さんも」って台詞とか素敵です。自分が彼女の立場だったらいったいどういうことをするのだろうと考えさせられました。 【暇人】さん 8点(2004-08-29 00:39:30) 70.《ネタバレ》 「死」という言葉がタイトルにあるので、超感動ストーリーなのかと思って見ました。ところがいい意味でその予想を裏切られ。淡々と進んでいくストーリーは、「死」を普通とはちょっと違う角度から考えさせてくれる。でも、たまに涙。娘の誕生日に贈るメッセージを録音するシーンは泣けます。 素敵だと思ったのは、主人公のリストアップした「死ぬまでにしたい10のこと」が、全て「愛」に根ざしたものである事。子供に愛していると毎日言う…これは家族に対する愛。ヘアスタイルを変える、夫以外の人と恋愛をする…これは自分自身に対する愛。その他、様々な角度から「人間の愛」が感じられました。 そしてさすが女性監督、女性キャストのキャラクターがとてもよいです。だってこの作品で一番共感したのは、ダイエット中毒の女性のセリフ「今日は1500キロカロリーしか摂ってないのに0.5キロも増えてたの」だもん。。 あと、個人的にはお医者さんのキャラクターをもうちょっと生かしてほしかった。 【kokayu】さん 7点(2004-08-26 19:52:45) 69.《ネタバレ》 なんか、感動しました。淡々と進む、映画のなか、景色も綺麗だし、主人公のサラも綺麗だし、あの、死を宣告する医者が良いです。同僚の拒食症気味の彼女も、笑えるし、旦那役はベンは、あのワウワウドラマのベンだとおもいました、彼の優しい、ちょっと頼りない役作りも素敵、ワウワウドラマのベンは、野性的でちょっと不良系の彼もかっこいいけど。死ぬまでにしたいこと、10個は、たとえ書き出せても、もし、じぶんなら、その内の3個くらいしか、できないかも。それより、私が死ぬときは、年とって、よぼよぼになって死ぬのか、内科系の病気で、ヘロヘロになって、しぬのか、どちらかでしょう、ドラマのように、若くて、綺麗な内には死ねない、ちょっと、それを、喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか、ただ、まだ、しぬまでに、時間が、数十年あるだろうから、これから、家を造ったり、子供達のしょうもない、成長をみつづけることになるだろう、それとも、どこかで、世界戦争でも、おから無いかと、すくなくとも、私の達の世代は無いかもしれないし、癌で、死ぬのかもしれないし、あと、2-30年の人生、って、なんだろう、少しでも、有効に生きられたらいいのに、この映画を、作ろうとした人たちの気持ちが、感じられます。映画って、本当に素晴らしいと思います。 【yasuto】さん 10点(2004-08-24 02:17:44) 68.《ネタバレ》 ぐうたら大学生を続けている僕にとって、同じ年代で2人のこどもを育てながら一生懸命に働いている主人公の姿が衝撃的だった。ある意味非常にきつい境遇にあるのに前向きに働いているサラ・ポーリーの姿は、多くの「自分が何をやりたいか分からない」と思っている人に訴えるところがあるように思う。この映画はもちろん一人の若い女性の選択を描いているわけで、多くの人が賛同できるような話ではないかもしれない。けれど、単なる家族を愛する「いい人」という型に縛られず、夫以外の男性と恋愛する「自分」中心の人間観は、既成の道徳を再検討する機会を提供してくれている。「自分」中心の人間観はラストで主人公の死後を描かない点においても貫徹されている。死者を悼むのは残された生者である。悼むのは、死者のためのようでいて、実は生者のためなのだ。死ぬものにとって、自分の死後の事実は分かり得ない。そういう、静かで力強い人間観がこの映画を貫いている。そんなことを感じた。 【wunderlich】さん 8点(2004-08-22 20:04:29)(良:1票) 67.断然、好み。早く見ればよかった。私は、DVDプレーヤーを入手してまだ半年。しかしDVDを買おうかな、と思ったほどの作品てほとんどありませんでしたが、これは珍しく手元におきたいなあと思った作品でした。 【おばちゃん】さん 9点(2004-08-22 02:46:44) 66.泣きました。淡々と進んでいく所が良かったです。 【たま】さん 8点(2004-08-21 21:48:26) 65.あまり引き付けられる所が無かった感じ、淡々としすぎて少々退屈でした。逆に言うとハリウッド映画に慣れてしまって、こういう展開が受け止められなくなっているのかもしれません。 【みんてん】さん 5点(2004-08-18 23:40:38)
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