みんなのシネマレビュー

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン

The Avengers: Age of Ultron
2015年【米】 上映時間:141分
アクションSFファンタジーシリーズもの漫画の映画化3D映画
[アベンジャーズエイジオブウルトロン]
新規登録(2015-02-22)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2015-07-04)


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監督ジョス・ウェドン
キャストロバート・ダウニー・Jr(男優)トニー・スターク/アイアンマン
クリス・ヘムズワース(男優)ソー
マーク・ラファロ(男優)ブルース・バナー/ハルク
クリス・エヴァンス〔男優・1981年生〕(男優)スティーブ・ロジャーズ/キャプテン・アメリカ
スカーレット・ヨハンソン(女優)ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
ジェレミー・レナー(男優)クリント・バートン/ホークアイ
サミュエル・L・ジャクソン(男優)ニック・フューリー
ドン・チードル(男優)ジェームズ・"ローディ"・ローズ/ウォーマシーン
アンソニー・マッキー(男優)サム・ウィルソン/ファルコン
アーロン・テイラー=ジョンソン(男優)ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー
エリザベス・オルセン(女優)ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
ポール・ベタニー(男優)コンピューター J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)
コビー・スマルダーズ(女優)エージェント・マリア・ヒル
ヘイリー・アトウェル(女優)ペギー・カーター
イドリス・エルバ(男優)ヘイムダール
ステラン・スカルスガルド(男優)エリック・セルヴィグ
トーマス・クレッチマン(男優)ストラッカー
リンダ・カーデリニ(女優)ローラ・バートン
アンディ・サーキス(男優)ユリシーズ・クラウス
ジュリー・デルピー(女優)マダムB
ヘンリー・グッドマン(男優)ドクター・リスト
スタン・リー(男優)本人役
ジョシュ・ブローリン(男優)サノス
ジェームズ・スペイダーウルトロン
ケリー・コンドンF.R.I.D.A.Y.(フライデー)
藤原啓治トニー・スターク/アイアンマン(日本語吹き替え版)
三宅健太ソー(日本語吹き替え版)
宮内敦士ブルース・バナー/ハルク(日本語吹き替え版)
中村悠一スティーブ・ロジャーズ/キャプテン・アメリカ(日本語吹き替え版)
米倉涼子ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(日本語吹き替え版)
宮迫博之クリント・バートン/ホークアイ(日本語吹き替え版)
竹中直人ニック・フューリー(日本語吹き替え版)
小松史法ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー(日本語吹き替え版)
行成とあワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(日本語吹き替え版)
加瀬康之コンピューター J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)(日本語吹き替え版)
本田貴子エージェント・マリア・ヒル(日本語吹き替え版)
溝端淳平サム・ウィルソン/ファルコン(日本語吹き替え版)
園崎未恵ペギー・カーター(日本語吹き替え版)
木下浩之ウルトロン(日本語吹き替え版)
銀河万丈サノス(日本語吹き替え版)
乃村健次トラックの兵1(日本語吹き替え版)
白石充びびる兵士(日本語吹き替え版)
原作スタン・リー
ジャック・カービー
脚本ジョス・ウェドン
音楽ブライアン・タイラー〔音楽〕
ダニー・エルフマン
デイヴ・ジョーダン(音楽監修)
編曲スティーヴ・バーテック
ロバート・エルハイ
ブライアン・タイラー〔音楽〕
撮影ベン・デイヴィス〔撮影〕
製作ケヴィン・ファイギ
マーベル・スタジオ
製作総指揮ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
ジョン・ファヴロー
スタン・リー
制作東北新社(日本語版制作)
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
アニマル・ロジック社(視覚効果)
ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術チャールズ・ウッド[美術](プロダクション・デザイン)
衣装アレクサンドラ・バーン
編集ジェフリー・フォード
日本語翻訳岸田恵子
その他ブライアン・タイラー〔音楽〕(指揮)
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【クチコミ・感想】

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23.あーつまんねー。
これじゃあ落書きみたいなアメコミ立体化しただけじゃねーか。メカだけがいやに細かい造形だが。

向こうじゃこれでうけてんのかな?
ひょっとして意識的に支持率下げたいのかとすら私は思うが(某政党みたく)。 アンギラスさん [映画館(字幕)] 3点(2015-07-30 08:20:10)(良:1票)

22.《ネタバレ》 前作のホークアイのキャッチコピーが、【ありえないほど《俊敏》】でした。今作ではもっと速いヤツが控えてました。 SINさん [映画館(吹替)] 7点(2015-07-21 11:51:23)

21.《ネタバレ》 まず、マーベルヒーローズを知らないと、よく理解できないところがある。
これは「ヒーロー大集合」までの第1作ではどうにかなったんだけど、本作では「ちょっとした知識」が必要になってしまった。

とりあえず、アイアンマンはわかると思うんだけどね。
しょっちゅうテレビでやってるから。

マイティ・ソーがわかってないとキツイ。マイティ・ソーの世界観がストーリーに深く関わっているから。
なので、『マイティ・ソー』『同 ダーク・ワールド』を見ておきたい。

次に、キャプテン・アメリカも。最初にぶっ潰される敵の正体がわからないから。あと、細々したところで、キャプテンネタが出てくるしw
なので、『キャプテン・アメリカ』『同 ウィンター・ソルジャー』も見ておきたい。

ハルクは…… まあ、いいかな。
ガンマ線研究の天才科学者ブルース・バナーは、実験の失敗により「怒りで緑色の巨人ハルクに変身。変身中は記憶が無い」。これだけ覚えておけば十分。

ホーク・アイ…… 弓が得意なオッチャン「人間」。以上。
ブラック・ウィドウ…… 超絶強い女スパイ「人間」。以上。

あと、超絶速いオニーチャンが敵として出てくるけれど、
あの人はクイック・シルバー。
本当は「X-MEN」シリーズのキャラ。X-MENでは、父はマグニートー。『X-MEN: フューチャー&パスト』にも出てくるが、本作とは直接のつながりはなし。
豆知識として知っておけばイイかなw

というわけで、なるべく「予習」してから観るのをおすすめしておきます。 伊達邦彦さん [映画館(字幕)] 6点(2015-07-18 01:53:43)(良:1票) (笑:1票)


20.前作よりは評判がよくなさそうでしたので、若干心配していましたが、杞憂に終わりました。1作目は割と単純なストーリーでした。本作はメンバー間の結びつきを意識した作りになってます。そのため物語のテンポがやや悪くなっていることは確かです。でも、そのことを差し引いても、アクションシーンは見ごたえがあり、ワクワクします。映像の力をとても感じました。キャラクターがどんどん増えてきて、中には「X-MEN」の方が似合ってるんじゃないか、と思わせる者もいますが、映画を今後も楽しむために、顔と名前を必死に覚えなければいけません。 shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-18 00:29:39)

19.《ネタバレ》 アメコミヒーローにはもともと思い入れはないが、アクションはそこそこ楽しめた。ただし、あまりの詰め込みすぎに動体視力が追いつかず、鑑賞後は疲労感が残った。さらに途中から謎のキャラクターが登場したり、新顔の兄妹キャラの能力が凄すぎてついて行けなかった。
「ウルトロン」という人口知能が人類を抹殺しようとする「凄み」が終始感じられず、単なる雑魚キャラを多数登場させてお茶を濁すというもったいない展開になっている。ついでにいうと吹替え版は非常にお粗末。字幕版を観るべきだった。 田吾作さん [映画館(吹替)] 5点(2015-07-13 15:42:11)

18.《ネタバレ》 良くも悪くもお祭り映画。 ★実力にかなりの幅があるメンバーを、結構平均的に活躍させる演出・脚本はなかなかいいと思った。もちろん映像も文句なし。かなりめまぐるしいが。個人的に一番面白かったのはパワードアイアンマン(?)対ハルク。しかし本作では一般の人たちは大迷惑だったろうね。 ★そもそもの発端がスタークの独善なのに、その彼がろくに反省もせず主役面してるのはなんだなあと思うが、逆にこれが邦画だったら不必要にお前のせいだ!!と責められ、悩みまくり、ひきこもりあるいは知らない街へ逃亡とか延々やってるんだろうなあ、と。そんなんじゃない、あくまでも自分のしたことは自分で解決するんだ!って姿勢がムコウの人たちのいいとこなんだけどね。 ★悪役は最初は結構絶望的な不気味な強さを発揮してたけど、だんだんしょぼくなってしまったのが残念。特に、AIのくせに現代世界のインフラの主要を占めるネットを支配できなかったのはお前ほんとにAIかよとつっこみたくなるアタマの悪さ。 ★ま、肉体系映画にネット戦持ち出したら話が出来ないけど。あと人類抹殺が目的であって、支配が目的ではないから、もっと手っ取り早い物理的破壊策を取ったんだと思っとく。 ★つぎ観にいくかといったら微妙だけど、ストーリーしだいかな、という感じです。 wagasiさん [映画館(字幕)] 6点(2015-07-13 08:56:07)(笑:1票)

17.《ネタバレ》 まず、TOHOシネマさんへ。地方だからと言って、洋画3Dは吹替版しかないだなんて酷すぎます。あんまりです。いつもそうです。さて、本題に入ります。このシリーズは私、今後はもう一切見るまいと誓いました。ファンタジーの要素が入りすぎているからです。出来不出来を言ってるんじゃあないです。テーマというかジャンルがダメ。アメリカのこういう映画って、スターウォーズもそうだけど、どうして「伝説」とか「ギリシャ神話」チックな雰囲気に持っていっちゃうの?ファンタジーは止めようよ。アメリカだけだよ、そういうの。歴史が浅いため歴史に対する憧れ?それともキリスト教の影響か。アベンジャーズって全然神秘的でもなく奥ゆかしさもなく不気味さも全くないため、キャラの魅力にすっごく欠ける。おまけにへ~んな「神々の戦い」みたいな味付けに無理やりしているものだから、軽薄すぎて観るに耐えない。もうたくさん。ただ一つの救いは「家族の絆系」の伏線を含めなかったこと。そういった意味では予告のスターウォーズはもう観に行かないと決めた。 小鮒さん [映画館(吹替)] 3点(2015-07-11 23:16:32)

16.《ネタバレ》 物語としては、この騒動はそもそもトニー・スタークさん、あんたが・・・な感じでもあるんだがそこは置いておこう。それでも十分面白い内容となっていた。やはり、アクションが凄い。目まぐるしいバトルはホント良くできていて見応えがあった。キャラとしてはやはりホークアイが断然良かった。奇人変人だらけの中に、普通っぽい彼の存在が今作では良い要素となっていた。彼に今回、スポットを当てたのは正解だったと思う。逆に今思えば今回はスタークのキャラにユーモアがあまりなかった。それと今回はペッパーが出てこなかった。スタークとペッパーのコンビがないとなんだか物足りない気もした。ちょこっとだけでも出して欲しかった。 スワローマンさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-11 18:45:13)(良:1票)

15.《ネタバレ》 いやぁ~こいつぁかなり強引な作品ですな。とにかく無茶苦茶。アイアンマン3でたしかスーツは全部破棄したはずだし、ハルクのおっさんは自己コントロール出来るはずなのにね。アクションシーンのスペクタクル感はめっちゃ凄いんだけど、N.Y.と比べちゃうと田舎町が舞台なだけに、今一つスケール感を感じなかったな~。敵もアイアンマンの亜流のようなロボット軍団で、宇宙の侵略者よりこれまたスケール感が乏しい。総じてスケール感の足りなさが目立ってしまった。ただね、なんやかんやとCGのクオリティはハンパなく、バトルもワンパターンにならないよう試行錯誤しているのが伺えて好感は持てましたね。ノー天気お祭りムービーとして観れば十分に楽しめる、そんな映画です。 Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 7点(2015-07-11 00:59:38)(良:1票)

14.《ネタバレ》 マーベル映画 すべての作品を合わせると11作目の作品
ストーリーは違和感なく受け止めることができ、良かったと思います。
何より飽きなかったのがアクションシーン!!
前作のアベンジャーズのアクションは正直ありきたりすぎてつまらなかったが、
今回は見入ってしまいました!
今後ともアベンジャースに期待! 映画泥棒さん [映画館(字幕)] 7点(2015-07-10 02:58:17)

13.《ネタバレ》 トランスフォーマーに高得点を与えてしまった手前、この映画もある程度の評価をせねばならないでしょう。映像はすごいです。
でも、オジサンにはちと話がわかりづらかったです。アベンジャーズの面々が観る幻影の数々も、結局なんらの落ちもつかないし。アイアンマン3にひき続く、妙にまじめなトニー・スタークにもがっかり。
最も盛り上がったのは、アイアンマンvs.ハルクのシーンでした。 Northwoodさん [映画館(字幕)] 7点(2015-07-09 00:03:03)

12.《ネタバレ》 CGが凄すぎて満腹気味。話がごちゃごちゃしるなぁ
このシリーズをわけあってはじめて吹き替えで見たんだけど、字幕をオススメします。 たかしろさん [映画館(吹替)] 5点(2015-07-08 13:12:45)

11.《ネタバレ》 相変わらずどこを見ても大金がつぎ込まれていることがわかる、まさに超大作に相応しい映像だ。マーベル好きといういことも手伝い、それなりに楽しいのである。

しかしながら、これまた相変わらずツッコミ所も満載で、今回はそれが根幹部分に生じているみたいだ。
要するに、「これアベンジャーズのせいじゃね?」って思ってしまうのが痛い。
ハルクVSハルクバスターなんて、南アの皆さんは堪ったもんじゃない。せめて敵が仲間割れを狙っての精神攻撃とか言ってくれれば、まだ許容できたるのだが。(前作と被ってしまうか)

また全てのヒーローに見せ場を設けるために、敵の描写が限りなく薄くなってしまった。アベンジャーズには最終的に3人も新キャラが増えるのに、敵はウルトロンとその他の雑魚である。デカいメカもなければ、手強い中ボスもいない。こんなメンツで超人や神に挑むんだから、敵の方が気の毒になっちまう。

このぬるい空気感は致命的か。凄い映像なんだが総じて薄味な印象の映画になってしまった。

マーベルヒーローをここまで育て上げたことが、本シリーズの強みであるし、拡大を続けるマーベルの宇宙は、ファンとしては非常にうれしい。しかし本作は、大ヒットシリーズというブランドに頼り切っており、本作独自の驚きや興奮が希薄なのだ。

大予算を懸けたハリウッド大作だ。続編映画で手堅くいくのは当然。それも分かる。実際ホリデーシーズンには各社こぞって続編系の大作を封切っている。
そして本作は期待通りに大作揃いの映画シーンで歴史的ヒットを記録した。それこそアベンジャーズのように敵を「蹂躙」する勢いでだ。

しかし興行が全てではない。30年ぶりに登場したMAXは、CGに慣れた観客の度肝を抜いた。トム・クルーズは前作超えの超絶スタントに挑戦し、シュワちゃんは自身の代表作に本気のカムバック。英国の諜報員は復活した敵組織と闘うはずだ。
無難な続編から脱しようと、そして心に残る映画にしようと、意気込む大作が今年は揃っている。

だからこそ興行的に大勝利を収めたアベンジャーズには、劇中のソーの叫びをそのまま言いたい。

Is that the best you can do!?(それで本気かこの野郎!!)

アベンジャーズの本気はこんなもんじゃないはずだ。 サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 6点(2015-07-07 22:38:41)

10.《ネタバレ》 各ヒーローそれぞれの映画が作られ、そのメンバーが集結するオールスター大集合映画が作られ、伏線を張りながらさらにどんどん世界が広がっていくマーベル・シネマティック・ユニバース。2026年まで続くそうですが、映像表現技術やCGの進化もあり、もはや作れないモノは無さそうな勢い。凄い時代になったモンですよねえ。それもトップバッターである『アイアンマン』の大成功があったおかげかと思いますが、今回の問題はそのアイアンマンことトニー・スタークがトラウマをえぐられ誘発された事による暴走から始まる物語。冒頭からクライマックスか!と思わせるほどの総登場アクションの連続で抜群のチームワークを発揮し、各シリーズの小ネタを振りまき、ギミックに溢れたメカやアクションは行きつくところまで行った感がありますね。新キャラの人造人間ヴィジョンや改造人間の姉弟も面白い存在でした。特に幻覚を見せ相手のトラウマを引き出せるワンダ。彼女の精神を乱す攻撃でメンバーのエゴや弱さや過去のトラウマも明かされ、ただ単に強い人たちではなくキャラクターとしての深みがより増した感がありました。今回の話では脇のキャラのホークアイの男っぷりがだいぶ上がりましたね。ただ、その弱さや暗さを描いてるものの十分とはいえず色々と消化不良気味かな。スタークと改造人間姉弟の因縁も消化されてないし姉弟はアッチコッチにフラフラしすぎ。人間嫌いと言いながら人間以上に人間っぽく理論武装出来てるようで出来ていないかったウルトロンは、社長&バナーの天才コンビ(主に社長だが)のやらかし事件の尻拭い話に使われた小物って感じだった。まあ彼も被害者か。 全体的に言えば悪くなく上手くまとめているとは思いますが、新キャラの改造人間姉弟と人造人間まで詰め込んで141分ではだいぶ尺が足らなく思えましたね。 ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2015-07-06 21:40:41)

9.《ネタバレ》 ヒドラの秘密基地を襲撃する冒頭から、映画のテンションはフルスロットル。6人の主人公の能力をバランスよく見せる演出の素晴らしさには、つくづく感動させられました。ただし、それと同時に違和感も残りました。序盤から楽勝ムードが全体を覆っており、緊張感が皆無なのです。特に冒頭は、軽口を叩きながら圧倒的なパワーで迫っていくアベンジャーズがとても感じの悪い集団に見えてしまい、一方で生身の人間でありながら神やモンスターを相手に防戦せねばならないヒドラの兵士達が気の毒になったほどです。
タイトルロールであるウルトロン登場以降も、その傾向は変わりません。「最大の敵現る!」という予告編での煽りとは対照的に、こいつがとにかく弱いのです。ボディはアイアンマンの改造版に過ぎないし、人工知能ならではの緻密な戦略があるわけでもない。また、これは前作からの問題点でもあるのですが、大ボスとその他大勢の雑魚から成り立っているというシンプルにも程がある敵の組織構造はいかがなものかと思います。雑魚をちぎっては投げ、最後に大ボスを始末するといういつもの流れで、クライマックスの見せ場が恐ろしく単調なものとなっているのです。個性的な能力を持った中ボスを置き、戦いにバリエーションを作るべきだと思います。
見せ場の合間に挿入されるドラマも、実にどうでもいいものでした。単独主演作を持たないキャラクターのドラマが中心となるのですが、ハルクとブラックウィドウがなぜか良い仲になっていたり、ホークアイの家族が唐突に登場したりと、激しくどうでもいいものばかりで眠たくなりました。また、平和の護り方を巡って多少の内輪揉めが起こるのですが、「人工知能を使い、システマチックな監視体制を作るべきだ」と主張するアイアンマンに対して、「あんな信用ならんものに頼れるか」と年寄り臭い主張をするキャップ(実際に年寄りなのですが)。お話は、アイアンマンの主張が間違ってるっぽい感じで進んでいくものの、途中から登場するヴィジョンが底抜けの正義漢ぶりを発揮し、結局あの議論には何の意味があったんだと、観客を大いに混乱させます。
最後に、日本のみ世界最遅上映という扱いはどうにかならんものでしょうか。この手のイベント映画は鮮度が大事。長々と悪口を書いてしまったのも、世界同時上映から2ヶ月も待たされ、私のテンションが完全に下がってしまっていたためでもあります。 ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 4点(2015-07-06 06:34:24)(良:1票)

8.《ネタバレ》 ずーと待ってたんです。
アベンジャーズが公開されるのを。
いやぁ、待った甲斐がありました。
ドキドキわくわくし、心躍らせて観ることができました。

私はソーが好きなんです。
大きくてごつい体格なのになんて可愛いのでしょう。
そしてキャプテン・アメリカも好きなんです。
ユニフォームが似合う白くて綺麗なアメリカ人。
パフォーマンスも凛々しくて、空飛べなくとも充分存在感ありです。

アイアンマンもソーもキャプテン・アメリカも関連作はほとんど観てからの鑑賞。
本作のセリフはちょっと長くて、哲学的でややこしいところもありました。
私はアベンジャーズファンなので、長めのセリフ回しもとても面白かった。
世界観にすっぽり浸かってとても満足でした。

ただし、よく知らない方は「アベンジャーズ」の前作だけでも観ていないと、分かりづらいかもしれません。

可能だったらあと数回は劇場で観たいし、DVDのシリーズものがでたら購入したいです。
あ~次回作が楽しみ、楽しみ。 たんぽぽさん [映画館(字幕)] 9点(2015-07-05 17:18:05)(良:1票)

7.《ネタバレ》 前作は宇宙からの侵略だったが今作は完全に身内が招いた災いであって一般人からしたら大迷惑な話。しかもただでさえソーとハルクの強さが異常なのに更にヴィジョンも加わってもうお祭り騒ぎ。それでも時々チーム内に考え方の違いがみえて今後の展開も楽しみになってきた。肝心のバトルシーンは相変わらずの盛り上がりで飽きさせないし、ラストの全員集合は圧巻だった。それだけにクイックシルバーが死んだのはちょっと残念。 ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 8点(2015-07-05 15:53:17)(良:1票)

6.《ネタバレ》 例えとしては、さる方の表現を借りるなら
「スペシューム光線を打ちっぱなしのウルトラマン」みたい。
手始めに各人のアクションを順々に見せていく1ショットなど
児童向けの日本製特撮ヒーローものそのままだ。

神経症的に画面を動きと物量で埋め尽くし、視覚効果で押しまくって全編クライマックス化を図る。

あの大人数の見せ場をバランスよく配置して各キャラクターを立てねばならないのだから作り手も大変だろう。
いろいろと苦心しているのは良くわかるが
案の定、各キャラクターが入れ替わり立ち代りの飽和状態でシーンも裁断され、感情も持続しない。
緩急はつけたつもりでも、メリハリがある訳ではない。

クライマックスも『1000年女王』の関東平野レベルでは逆に
小ぢんまり感のほうが強くなってしまっていないか。

その戦闘の中、暗い屋内でのジェレミー・レナーがエリザベス・オルセンを励ますシーンが光る。

弾着跡の穴からの一条の光はジェレミー・レナーにだけ当てられていて、
エリザベス・オルセンの方はまだ暗がりの中にいる。

こういうちょっとした演出がその後の扉を開ける彼女のアクションを引き立てるのだが、
それも結局は単発的になってしまうのが惜しい。 ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2015-07-05 14:21:55)

5.私の記憶力が悪いせいだと思いますが、結局誰が何のために戦っているのか、ジャービス的なおっさんは一体何なのか、最後の青い人は誰なのか、スカージョはなぜ緑の陰気なおっさんにあんなにもお熱なのか…おいてけぼり感が凄かったです。取って付けた様な家族愛的シーンもいらなかったです。総合で5点ですが、戦闘シーンをボヤッとながめるには楽しい映画だと思いますよ。ハルクバスターが一番のハイライトですな。
余談ですが本作の上映前に本作の予告編が2回も流れたり、インサイドヘッドの歌詞付き主題歌をフルコーラスで流されて変な空気になったりで、何かもうめちゃくちゃでした。大丈夫か、イオン。 Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 5点(2015-07-05 12:01:23)

4.《ネタバレ》  「今回は社長の発明が地球の危機を呼ぶの? じゃあなんでもアリな神様相手と違って面白いかも」って思ったんですけどねぇ、結局いつものヤツで。そもそもあの杖の存在が一見さんお断りを高らかに宣言しちゃってる訳で、ちゃんと関連作全部見てきてるハズの私だっていちいち覚えてないっての。

 とにかくゴチャゴチャ。ただでさえヒーローいっぱいな上に絡んでくるキャラがいっぱいでエピソードが複雑に絡み合う、と言うよりももう少し整理しようよ、ってレベルでゴテゴテと盛られてる状態。マイケル・ベイとかクリストファー・ノーランの映画みたいにとにかくエピソードたっぷり詰め込んでおかないと不安です系ハリウッド大作のパターン。
 ウルトロンが成立してゆくまでの過程とか、新ヒーロー誕生までの過程とか、なんであんなに回りくどい必要があるの?みたいな。
 ヒーローに対する洗脳もいちいち進行の足を引っ張ってる気がしますし。その恐れから見る夢というか幻覚がキャラによって過去か未来かの差がある点が興味深くもあったりするのですが、全員洗脳される訳でもないのでなんか半端です。

 クライマックスのスペクタクル要素満載なアクションシーンはもちろん面白いのですが、そこまでさんざん自分達のせいで大ゴトになってるのに人命救助がメインな展開になるっていうのはツッコミどころですか。ヒーローはやっぱり人命救助してこそ!みたいな?
 ハルクVSハルクバスターとか、アクションシーンは総じて面白かったと思いますけど、何やってるのか判りづらい状況が多かったのはIMAXのいちばん前なんて席で見た私が悪かったのかな?

 結局ファンのためのお祭り映画。そんなに各キャラに思い入れない私としてはスカヨハのブラックウィドウが心の拠り所でしたね。クインジェットからバイクで降りるシーンなんか、『ガッチャマン』でゴッドフェニックスから降りる白鳥のジュンのバイクを思わせて心躍りましたわ。

 クライマックスで敵だったスカーレット・ウィッチにホークアイが「ここから外に出たら君もアベンジャーズだ」って言うあそこの上がりっぷり、あの上がりっぷりをもっともっと体験したかったなぁ。 あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2015-07-05 09:32:45)(良:2票)

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【点数情報】

Review人数 63人
平均点数 5.87点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
334.76% line
4914.29% line
51625.40% line
61625.40% line
7812.70% line
8711.11% line
934.76% line
1011.59% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.25点 Review4人
2 ストーリー評価 5.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.14点 Review7人
4 音楽評価 6.83点 Review6人
5 感泣評価 4.00点 Review4人

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