みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
41.《ネタバレ》 南米パラグアイの映画を前に見たので、その流れでこれも見た。公開の頃は有名だったのかも知れないが、別に映画ファンでもないので知らなかった。 この映画に出る先住民はグアラニー人だが、パラグアイ国民は今も大部分がグアラニー系のメスティーソである。グアラニー語がスペイン語と並んで国の公用語であり、通貨単位もグアラニーであって先住民色の濃い国らしい。劇中で先住民の台詞は字幕がなかったが、これがグアラニー語ならパラグアイ国民のほとんどは意味がわかると思われる。 映画の内容としては派手なアクションとか大スペクタクルというより主にドラマで見せている。映像に出た町は現パラグアイ首都のアスンシオンとのことだったが、そこに最初からいたオヤジはスペイン人の総督、また枢機卿が来た時から一緒にいた男はポルトガル人だったらしい。いろいろ説明不足で面倒くさいところがある。 題名は一般的には使命だろうが、キリスト教的には伝道のことかと思われる。またこの映画に出たように、南米でイエズス会が作った伝道所の意味もあるらしい。この映画に出ていた伝道所は、パラグアイに近い現在のブラジル領内にあったものと思われる。 南米のイエズス会は先住民の奴隷化を拒否し、伝道所(保護統治地)に先住民を集めてキリスト教化や生活・文化の向上を図っていたとのことで、当時の植民地支配の中では比較的まともな存在だったらしい。経済面でも生産物の販売などで割とうまくいっていたようだが、スペイン・ポルトガルの政治支配からは独立性が高く、奴隷商売の邪魔にもなることから植民地当局には嫌われていたとのことである。なおイエズス会の活動で本当に先住民が幸せになったのかという問いは、枢機卿の言葉として劇中にも出ていた。 物語については宗教がらみなのでよくわからない。枢機卿は、現世的な事情としてローマ教会から課された使命と、本来自分の属していたイエズス会を守ろうとする使命感を両立させる必要があり、その上で最低限、人命の被害を避けるため現地の説得に当たったのかと思った。一応心ある人物だったようだが、ただし本来の神からの使命は度外視した形に思われる。 また現地の聖職者二人は、神からの使命をどう果たすかについて考えに違いが生じていたらしい。終盤では、どちらが神の意思に沿っているか生死をかけて競った結果、どちらも神の意思に沿わなかったようにも見えたが、しかしこれは逆に両人とも神の意志によって死んだのではないか。それこそが宣教師としての使命であり、ここで死んだ二人の心を現地の人々(最後の少年少女)の記憶に残すのが神の意思だったと取れる。終幕時の枢機卿の言葉でもそんな感じのことを言っていた。 一応そのように思ったが、別にキリスト教徒ではなく感動もしなかったのでそれなりの点数にしておく。 【かっぱ堰】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-10 09:12:24) 40.《ネタバレ》 これは史実ではあるんだけど、“ローマ法王の斬りこみ隊”の異名を持つイエズス会がなんでカトリック国であるスペインとポルトガルから弾圧を受けたのかが正直良く判らん。これには色んな事情があったんだろうが、大航海時代を迎えて世界を二分するかのような国力を蓄えた両国にとって世俗の問題に口を挟むローマ法王の存在が邪魔になってきたってことなんでしょうか。新教勢力もどんどん拡大していたし、たしかに17世紀以降になるとカトリック=ローマ教会の影響力が爆散していったのは否めないでしょう。物語の語り手となるイエズス会の弾圧命令を伝えに来訪した枢機卿が、神父たちや村民の虐殺をまるで第三者のように傍観するだけの無力な存在なのは象徴的です。 まるでヴェルナー・ヘルツォークの秘境もの映画を見せられた様な壮絶な映像には圧倒されます。とくに二度も見せてくれる滝落ちシーンは息を飲まされます。このシーンは途中からは人形が使われていますが、それでもスタントマンたちからはあわや拒否されそうになったとか、そりゃ無理もないですよね。今作のデ・ニーロは目立たないというか表に出ない抑えた演技に終始していますけど、それでもジェレミー・アイアンズとのコラボには感慨深いものがあります。ロバート・ボルトの脚本は明らかにカトリック教会寄りですが、それでもジェレミー・アイアンズが劇中で何度も強調する“神の愛”には、ラストまで観ると疑問を抱かざるを得ないような構成になっているのは上手い。あくまでわき役でしたが、とても聖職者には見えないリーアム・ニーソンの最後の戦いでの活躍には胸が熱くなりました。音楽はモリコーネで、「自分の仕事の中で、この映画の曲がいちばん好きで誇れる」と生前語っていたぐらいで、たしかに素晴らしかったです。 しかし昔から住民がいる土地に攻め込んで勝手に領土を設定して線引きするスペインとポルトガルは、なんとも非道な国家だったとしか言いようがないですね。ほんと日本は早めにポルトガルやイエズス会と縁を切って大正解でした。その後両国とも急速に国力が衰退して世界に影響を及ぼさない存在に落ちぶれてしまったのは、ほんといい気味だとしか思えません。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-07-03 21:59:54) 39.《ネタバレ》 布教活動というものと、植民地支配というものがリンクしていた。 このへんの映画化ってあまり観ないので興味深く拝見しました。 思惑が絡み合っていて、一筋縄ではないので考えさせられます。 ただ、もの少し掘り下げがあっても良かったかなと。特に先住民の描写とかが。 時間的な制約があるのはわかるのですがね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-03 19:39:57) 38.野性味あふれるロバート・デ・ニーロはいい感じ。音楽もさすが。しかし全編を通じて、疑問や違和感を拭えませんでした。そもそもなぜ宣教師たちは、わざわざ遠い異国に来て、しかも断崖絶壁をよじ登ってまで先住民に布教しようとしたのか。キリスト教的善意なのか、組織の一員としての使命感なのか、異教との競争だったのか、そのモチベーションの源泉が理解不能です。 しかもその行為は、先住民にとってけっしてプラスばかりではないはずです。欧州の先端技術を伝えられることと引き換えに、自らの宗教・文化・伝統まで破壊されることになるので。当然、それを悲しんだり抵抗したりした先住民もいたはずです。ところが本作では、布教活動は全面的に善行であり、先住民の全員がすっかり洗脳されたかのような描き方でした。ちょっと気持ち悪いです。 キリスト教の被布教国の末裔の1人としてあらためて思うのは、やはり徳川家康は偉かったということです。キリスト教を全面的に禁止し、ついでにスペイン・ポルトガルとの関係も絶ち、布教活動をしないという条件付きでオランダとだけ細々とつき合う。おかげで科学技術は大幅に遅れましたが、260年にわたる天下泰平の世が実現したわけで、その先見の明はすばらしいの一語に尽きます。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-18 01:39:52) 37.壮大な滝の映像は見事でしたが、伝わってくるのは高慢とか偽善くらいです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-19 00:11:26) 36.《ネタバレ》 2018.08/15 BS鑑賞。期待も肩透かし。1750年頃の実話に基づくらしい。ザビエルから100年後には南米にまでキリスト教宣教師が派遣されていたのだ。デ・ニーロが期待ほどでなく中途半端。リーアムニーソンは存在感あり。自然と音楽が何と言っても美しい。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-18 14:53:20) 35.真面目に作られた真面目な映画。見応えもある。 惜しむらくは、キリスト教賛美という芯が強すぎることか。でもそれは仕方ない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-29 10:36:25) 34.《ネタバレ》 監督は巨匠、ローランド・ジョフィ、そして音楽は映画音楽の天才、エンニオ・モリコーネ。 そのせいなのか、はたまたバブル期だったからなのか、当時フジTVで「十字架に貼り付けられたままイグアスの滝を落ちていく」シーンをやたらと頻繁にCM放送していた事を思い出す。 確か当時のキャッチフレーズは「魂を揺さぶる...ミッション」だった様な。 恥ずかしながら今回、CSにて初鑑賞致しました。 結論としては、残念ながらそれほど魂は揺さぶられませんでしたが、CG等で映像のごまかしが効かない時代に現地現物で撮影された映像は、 町並み・ジャングル・村の風景含め素晴らしいものがありました。 劇場の大スクリーンで観ればこの空気感をより体感出来たと思え、まさしく魂を揺さぶられる経験が出来たのかも知れません。 物語はイエズス会の世界布教の一環で南米を訪れた宣教師ガブリエル(ジェレミー・アイアンズ)の宣教の様子と、 現地で奴隷商を主に闇家業で暗躍していたロドリゴ(ロバート・デ・ニーロ)の改心と葛藤、 そして世界侵略を続ける欧州列強国の政治取引が主たる構成となっており、特に目新しさを感じるものでは有りませんでした。 しかしながら宗教を背景とした世界分断が深刻な昨今、この手のテーマは回答を導くのがとても難しい重いテーマを我々観客に投げ掛けてきます。 人々を幸せにするのが古今東西を問わず宗教の目的であるはず。 それが何故、誰かに悲劇をもたらしてしまうのか・・・ 私個人的に最も印象に残ったシーンはやはり、ロバート・デ・ニーロが弟殺しから服役しジェレミー・アイアンズの布教に重い荷物を自ら持ちながら 帯同し、かつては奴隷狩りの対象だった村の人から荷物を繋ぐ紐を切ってもらうシーンでしょうか。 自らの呪縛から解放された時の表情は胸に迫ります。 また、今更言うまでもない事ながら本作は音楽が本当に素晴らしい。 鑑賞後、即攻で「ガブリエルのオーボエ」をDLしました。 あの名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の曲よりも私はこちらの方が好きです。 余談ですが、世界各地で宣教師活動に余念が無い(?)リーアム・ニーソンも印象に残ります。 本作では布教には成功したものの、欧州列強の政治から村を守るべく銃を取る立場を自ら選択し、 銃に撃たれ滝壺に落下する壮絶な最後を遂げ、かたや日本では凄惨な弾圧を受けた上に無理やり改宗させられ日本名まで名乗らされるという末路。 彼には本当にご苦労様ですと言いたいです。 本作鑑賞の際は、予備知識としてマーティン・スコセッシ監督の「沈黙 SILENCE」鑑賞を強くお奨めします。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-21 13:26:41)(良:1票) 33.会社の都合で出向し、現地で成果を上げたにも関わらず 数年後本社から“事情が変わったからそのプロジェクトはチャラね”と告げられた社員たち。本作の場合、社員は宣教師たちで、交流を深めてきた現地住民の居住権を取り上げるって話だ。神に仕えし者達の、政治の闘いは人間のご都合丸出しだ。白人至上主義の現場ってのは実際こうも酷いものだったのかあ、とつくづく勉強させられた。19世紀、南米でのイエズス会の活動のことなど、この映画を観るまで想像したこともなかったです。 イグアスの滝の勇壮なこと、音もしぶきもつぶさに切り取ったカメラの力も凄い。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-08-20 00:19:07) 32.《ネタバレ》 なかなか良かったですが、あまり宗教色が強いものは苦手なのでこんな点数。最後に敵をじゃんじゃんやっつけるかと思いきやそうでもないし、、、なにかちょいと物足りなさが残る印象。先日某映画の中でお薦めの一本(ジャック・ブラックが人生変わるって言ってたw)だったのだけども少し期待度が高すぎたかな?。まぁそういいつつデニーロはさすがでした&若きリーアムが観れたのは良かったデスハイ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-28 18:18:04) 31. 侵略というのはつまりこういうことなんだな、と思いました。見方の比重を、神父・メンドーサ・地元民・侵略者のどこにおくかによって、いろいろな考え方ができる深い映画です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-13 15:32:05) ★30.《ネタバレ》 原始的な武器しか持たない原住民と彼らを守ろうとする一部の白人が列強の侵略者と戦う。ありふれた感じだが、この手の映画は嫌いじゃない。ただ、本作はどうも迫力不足で、豪華な俳優陣や製作費の割りに安っぽい印象を受けた。負けるにしても出来うる限りの抵抗をし、一泡吹かせてやったという快感も少ないかな…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-11 21:01:42) 29.《ネタバレ》 音楽がエンニオ・モリコーネ。『1900年』的なオーボエの歌から始まって、スタッカートのコーラスで盛り上げていく。歴史や政治など硬めの題材を背景にした映画ではとりわけこの人の曲が似合う。『死刑台のメロディ』の歌も好き。『ソドムの市』の、あたかも上品なサロンで流れているような音楽も大好きなんだけど、これは硬めの歴史ものってのとはちょっと違うか。またこの映画では音楽ってのが、そもそも一つのモチーフになっている。宣教師の布教の手段としての音楽が、けっきょく歴史を見ると、布教が音楽文化を伝播するための手段になってしまった、っていう皮肉のようなこと。「慈しみあふれる愛」がどうのこうのと言われると反発を持ってしまうが、異文化の接触という点に重点をおけば、歴史の普遍を描いている。異文化がぶつかりあうことによって、たしかに一方では今までサーベルなど持ったことのなかった楽園に悲惨がもたらされたが、また一方ではヴァイオリンが伝わった(なにもインディオの音楽と西洋音楽との間に優劣をつけてるわけじゃなく、あくまでこうして文化は多様化していくってことで)。もっともその後にはキリスト教文化由来の和声が世界を覆い尽くしていったわけだが、ともかく宗教より芸術が上位、って考えは嬉しい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-23 12:02:22) 28.確かに良い映画だとは思うが、少し物足りない。滝を活かした撮影や、E・モリコーネのスコア、J・アイアンズやデ・ニーロと申し分無いのだが、少し退屈な場面が多かった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-26 19:24:21) 27.デニーロが改心するとこまでは良かったけど・・・中盤以降何度も眠くなったが、その度デニーロの演技力でなんとか観る事ができた。撮影大変だったろうなと思いつつ、なんか後味の悪い映画でした。 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-08 22:34:33) 26.《ネタバレ》 滝の上の楽園と下界の俗世間を隔てる滝という舞台装置を極めて象徴的・効果的に扱っている。 命がけで担ぎ上げた山のような荷物をインディオに川に投げ捨てられ、身を震わせて泣くメンドーサ。 ガブリエル神父が駆け寄り抱きしめる。 これは何を意味するのか。 神父の一行と共に川を遡る間も頑なに心を閉ざしつづけた彼が、心を見せたことへの祝福? 下界から担ぎ上げた荷物を失うということが、俗世間からの決別であることを象徴的に描いて見せた? 解釈は一つではないかもしれないが、前半の最大の見せ場だろう。 僧として無言の抗議の末に死んでいくガブリエル。僧の立場を捨て武器を取って闘い、銃弾に倒れるメンドーサ。 どちらが正しいのか。闘いの直前、祝福をもとめるメンドーサにガブリエルは、祝福はできないが君の行いが正しければ神が祝福するだろうと告げる。 そこからは2人が倒れるまで、2人の行動と表情がパラレルに描かれる。 先に倒れたメンドーサが死に行くまでのあいだ懸命に身を起こし、銃弾の飛び交う中をインディオと共に行進しついに倒れるガブリエルを見つづける。 どちらの行為が神の意に沿ったのか答えを求めたかったのだろうか。 現代にも通じる、正義のために闘うということの是非を問い掛けるシーンだ。 敢えて両極を対比させて問題提起を明確にしているが、映画としては答えを示してはいない。 ここは監督としての態度を明らかにしてもよかったのではないか。新聞のような媒体ならともかく作家の個性を示すことが公然と許される映画ならではの態度表明をしてほしかった。 多分おいそれとは答えは出せないこととは思うが、判断は任せますといった態度はやや陳腐さが匂う。 最後に生き残った子供達が小船に乗って川に漕ぎ出すシーン。 無限の可能性を秘めた子供に希望を託すというも象徴的な描き方だがややあたりまえすぎるキライがある。 しかし、映像の美しさと音楽でそれを充分に補ってしまった。 考えて見ればこの手のテーマはキリスト教を信仰する人々には永遠のテーマなのだろう。 普通に描いてしまうと陳腐さだけになってしまうところを、象徴化という手法を多用して生臭さを消し、美しい音楽で彩どったことが新鮮だったのかもしれない。 しかしキリスト教徒の目にはどう映るのだろうか。無味無臭の環境音楽みたいには写らないのだろうか・・。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-23 01:23:16) 25.メンドーサとガブリエル神父の選択した行為の違いは、二人の思想の違いから生じている。こういった思想的な内容の映画はついつい説教くさくなってしまうけれど、この映画はふたりの人間が行為に至った理由が丁寧に描かれているので、二人の立場双方に共感できる。これが素晴らしい。音楽もうつくしい。今現在、イスラム教と戦争しているキリスト教の姿を思い起こすと、この映画の提起する根本的な問題について、考えずにはいられなくなる。 【wunderlich】さん 10点(2004-06-04 21:39:40) 24.心の中に生ずる怒りや憎しみを消し切れなかったメンドーサがとても悲しかったです。 【ラーション】さん 7点(2004-04-23 01:01:57) 23.落ち着いて考えると、白人のエゴが見えて面白くない。が、ガブリエル、メンドーサそれぞれの信念と生き方には心を打つものがあった。それにしてもエンニオ・モリコーネの音楽は凄い。凄すぎる。 【フューチャー・イズ・ワイルド】さん 6点(2004-04-18 02:04:06) 22.原住民に無理やり違う信仰を押し付けようとする試みには少し共感しかねるけが、それを通して原住民を守ろうとすることには大いに共感できる。そして弟殺しの罪を償おうと改心し、自ら苦行に励む主人公や、その姿を見たインディアンたちが、かつては自分たちの敵であった主人公を仲間として迎える心の広さには心打たれた。主人公メンドーサを演じるデ・ニーロも深みのある演技をしてるし、そこにジャングルの雄大で美しい自然、モリコーネの優しくも明るい旋律等、実に奥深い映画だと思う。 【クリムゾン・キング】さん 7点(2004-02-19 01:47:12)
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