みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
83.《ネタバレ》 ライアン・オニールが昨年亡くなったということで彼を取り上げることが増えているように思います。私も彼が好きなので未見の本作を見ることにしました。余談ですがキューブリックの「バリー・リンドン」のレドモンド・バリー役のライアン・オニールは大根役者っぽい雰囲気でしたが、1960年代にはTVシリーズで大人気の役者だったそうで、本作は彼が最も油が乗っていたであろう29歳の時の作品です。(更にいえばバリーリンドンでは円熟期の34歳。そんな彼が10代のレドモンドから全てを演じていたという事実には少々驚きます) 本作「Love Story」という題名は凄いです。よほどの自信が無ければラブストーリーにLove Storyとは付けられません。期待して見始めるとまず第一にアノ音楽に気付きます。この映画の音楽だったのか!次にジェニー(アリ・マッグロー)の眉毛や鼻の穴が気になります。前述の通り、当時ハンサムの代名詞であったライアン・オニールが主役であることを考えると、客層は若い女性でしょうか。オニールの相手役にブロンド美女をもってこなかったのは意図的なのでしょうねきっと。 内容的には2024年に見るには少し陳腐すぎるところがありますが、貧富の差や育ちの差を決定的なものとして見せつけつつもそれを跳ねのける若い二人(オニールは若くないけど)という、王道の流れは時代を超えて不変のテーマでしょうか。ただし、オリバー(オニール)の貧乏生活への覚悟が少し弱くて不治の病が発覚した後、彼の父親への金の無心のシーンは全く良くありませんでした。このシーンは実質的にほぼクライマックスなので、意地を張るのではなく土下座でも何でもして父に頼み込むべきだったと思いました。やはり色んな意味で少し決心の甘いオリバー君かなといった印象です。 ラストはとても静かで素晴らしいです。ジェニー(アリ・マッグロー)はイマイチと書きましたが、演技は非常に良かったです。54年も前の映画なので少々点数が低いのはお許しください。。(彼女のツンデレが過ぎる点も少々気になりました) 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 5点(2024-07-30 16:42:38) 82.《ネタバレ》 “Love Story”『恋愛小説』。直球勝負の思い切ったタイトルです。どんな内容かも想像がつくタイトル。そしてこの、美しくもどこか悲しげなテーマソングは聞き覚えがありました。 小説と映画の同時進行(メディアミックス)の先駆けだったんですね。テーマソングをレコードで掛けながら小説の続きを読み進める…なんて立体的な楽しみ方も出来た作品だったことでしょう。 冬の寒空の下、スケートリンクの端に一人の男が座っている。その横にタイトル“Love Story”。テーマソングがサビに入り、この映画の一言目が「彼女は25歳で世を去った」と。驚いたことにこのお話は、男女の恋愛物語の『結末』から始まります。そして彼女との出会いの回想に続き、2人がどのように愛を育み、なぜ彼女は世を去ってしまったのかが描かれていく。 クリスマスの朝方にジェニファーは亡くなるけど、彼女が息を引き取るシーンは描かれない。 オリバーとジェニファーが、最後の晩にベッドで抱きしめ合うシーン。このシーンが2人の最後として描かれる。 死別を描いた映画だと、その後の彼女が息を引き取る瞬間がクライマックスで描かれそうなものだけど、この映画では一切オミットしている。彼女を失った夫(オリバー)と父親(フィル)の別れのシーンへと続く。そしてオープニングのスケートリンクへと繋がる。 神を信じない2人は、夫婦となることを神に誓わない、新しい時代の結婚式を上げた。2人には天国や転生といった概念がない。 オリバーの中で、彼女と出会った図書室から、彼女と別れた病室までが延々とリフレインされる。それが終わることのない2人の“Love Story”…なんて、ちょっと怖い方向になっちゃったね。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-01-20 14:08:50)(良:1票) 81.《ネタバレ》 最初に映画館で鑑賞してから約半世紀を経て BSで再鑑賞しました。 当時の米国では旧来の伝統的価値観が崩れ性の乱れが世間を 覆っていた時期に、そんな風潮とは正反対の純愛映画という ことで注目を浴び、一方で現役のハーバード大生からはこき 降ろされていたのを覚えています。 まだ子供だった自分は世の中のことなどは良く分からず、この 映画を見て輝く大学生活での素敵な恋愛をただただ夢見たもの です。 ジェニファーは不美人とは思いませんでしたが、やたら眉毛が 太かったのが印象に残っています。但し、もし彼女がブロンドの 典型的白人女性であったら、そもそもこの映画は成立しなかった のではないかと思います。(ちなみに、かのスティーブマックイーン が彼女に惚れ込み結婚したけど彼は病的嫉妬深さで破局を迎えた そうです) 当時はそういうわけで随分と憧れをもって観た映画ではあります が、時を経て時代も大きく変わってしまった現在では、今ひとつ 物足りなさを感じなくもありません。 同じ恋愛映画でも「草原の輝き」あたりは不朽の名作と呼ばれる こともあるようですが、そのレベルにはならないような気がします (決してけなしているのではありません) 主演のライアン・オニールさんはつい先日お亡くなりになったそう でご冥福をお祈りしたいと思います。 【キムリン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-12-22 22:01:13) ★80.1970年の中学生時代、当時話題だったこの映画を鑑賞。その後BSプレミアムで50数年ぶりに再鑑賞。 原作者のエリック・シーガルが男性であるゆえか、両家の父親の気持ちが良く描かれてたなー、との印象。 父親役の俳優、お二人とも微妙な表情などお見事。 また、医師からジェニーが余命いくばくも無いことを宣告され呆然とするオリバーのバックで、フランシス・レイの例のテーマがクラクション音で所々かき消される演出、実にウマい ジェニー役のアリ・マッグローのルックスがイマイチ、とのコメントが多くみられるけど、女性客ターゲットの映画なのでまあアリなのかなと。 ところで車中での二人の会話、封切り時と対訳がちょっと変わっていたなー。 (今回の対訳) オリバー「親父にアレを引っこ抜かれてしまう」 ジェニー「何それ?」 オリバー「体の重要な部分さ」 (封切り時の対訳) オリバー「親父にアレをチョン切られてしまう」 ジェニー「何それ?」 オリバー「無くなると君が困る部分さ」 【ハリーハウゼン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-17 16:43:09) 79.50年前の作品ですか、愛が生まれたそれが盛り上がっていくときと別れ際の落差があればあるほど哀愁を誘うのでしょう。とことん落差を強調するためにじっくり楽しい時間を描いているのですね、せっかちな最近の映画と違って。私はライアン・オニールとはなぜか相性がいいみたいです、彼が白血病に実際かかるとはね・・・いまご健在ですが。 ちなみにラドクリフ女子大はもうハーバード大学に吸収されているようです。ただ伝統ある女子大だったことは間違いないですね。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-10-01 09:04:28) 78.《ネタバレ》 あー!この曲ね!この映画だったんですね、初めて知りました。で、内容なんですが、ポジティブなことを書くのがつらい内容で(苦笑)。恋愛もののド定番要素満載(格差・確執・結婚・不治の病)映画で、いろいろなものの源流になったそうですが、今現在の視点で観るとこんなにもダメというのが意外というかある意味新鮮というか。古くても面白いものはいっぱいあるのに、これは時代の流れ・変化の結果なのでしょうか。ホント申し訳ないけど主演?の女の子が全く美人に見えない、イヤーこれに尽きます。ちょろっと若きトミーリーが出演してますね、これぐらいかな書くことは…残念ですハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2019-08-22 07:37:49) 77.音楽だけやたら有名な本作ですが、こんなベタなストーリーだとは知りませんでした。申し訳ないが、最初の3分ほど経過した時点から1・5倍速で鑑賞。ド単純な話なので、セリフさえ読めれば何ら問題ありません。高速道路を走るクラシックカーが今風に速く感じられるだけです。 で、そもそもヒロインにまったく感情移入できません。容姿も微妙だし、いちいち「私は賢いのよ!」と言いたげな小賢しいセリフ回しにうんざり。御曹司ならもっとマシなヤツを選べよと、父親ならずとも思うところです。それとも、こういうのが当時のアメリカの理想的な女性像だったのでしょうか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-10-10 02:30:14) 76.有名な主題曲(?)は記憶に残ると思うが、映画自体は普通で、今上映されたらヒットしない、というか作られそうもない作品。 似たような「世界の中心で、愛をさけぶ」の方がストレートに感情に訴えるものがあるかも。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-06 23:41:31) 75.《ネタバレ》 後悔する愛だってあるでしょ。メロディは知っていたけどこんなにあっさりヒロインが亡くなる映画だとは思わなかった。御曹司の貧しさへの覚悟が甘いけど、実体験しないと分からない切なさなんだろうな、などと考えながら見ていると、結構感情移入できてしまう。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-06 23:17:14) 74.《ネタバレ》 久々に見たクソ映画でした。 「途中で見るのやめた」と書きたいくらい。 冒頭でヒロインが死ぬと言っているので、どんな展開が来るのか想像できたが、まさか突然、血液検査の結果……というからビックリ。 主役ふたりが24歳に見えないくらい老けてる。 特にアリ・マッグロウはサル顔で美しいとはとても思えない。 なんで、この二人がお互いに結びついたのか全く描かれていないから感情移入できない。 最後も病院の会話だけで「え! これで終り?」って感じ。 もう二度と見返すことはない。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-09-05 22:13:09) 73.全体的に閉塞感のある映画でした。 【K】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-04-16 10:07:12) 72.《ネタバレ》 白血病などの難病で死に別れる純愛ものは東西問わずにたくさん出ているが、こちらが本家本元的な作品か。 ベタだけれどしっかりとした構成で、そのパターンを踏襲した作品が少なくないことからも影響力の大きさがわかる。 ヒロイン役の女優がそれほど可愛くはなかったのがちょっと残念。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-06-27 00:30:49) 71.ストレートな恋愛モノです。綺麗で悲しい音楽が一層の悲恋を感じさせます。 【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-21 02:44:56) 70.ひと昔前まで、恋愛映画の代表作の一つだった作品。 ストーリーはオーソドックスで定番中の定番、最初から最後までベタ一色の内容で、 演出や映像、音楽などは悪くないが、そもそもストーリー自体が単純で見所がないため、 そちらのほうに力を入れなければ、とてもじゃないが観ていられない。 後半は展開が早く、あれれという感じで終わってしまったが、 お涙頂戴のシーンを延々と見せられるよりは、まだよかったかな。 劇中での有名な決め台詞は、世間知らずのお尻の青い坊やに言われても重みはなし。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-17 10:36:12) 69.主人公の女性の顔が受け付けなかった。話も特に盛り上がらずあっさり終わってしまい期待はずれ 【erica】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-05-12 12:19:31) 68.タイトル通りかなりストレートな純愛ものですが、主演二人と音楽がなかなかいいです。原作もさらっと読めて面白かった。といっても脚本のエリック・シーガルなので映画とほとんど同じですが。これがきっかけかどうかはわからないが、70年代は白血病の映画がやたら多かった気がする。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-05 22:45:59) 67.単に古いだけなのか、またはシンプルさが売りなのか、、、主演二人のあまりに実直な姿は、近年の恋愛映画のみならず現代の実社会でも見受けることは少ないので、これだけ純粋なラブストーリーはある意味貴重なのかもしれない。 【wood】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-16 12:12:43) 66.白血病で死にますから泣いてくださいね。。。みたいなベタなストーリーには食傷気味で、この作品もなんだか退屈だなぁって思って見てたんですけど、いざその時が近づいてくると流石に泣いてしまいました。 ラストはなんだかあっさりで拍子抜けでしたけど、いい音楽といい台詞が印象的ないい作品でした。 邦題のセンスもいいですね。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-06 17:15:40)(良:1票) 65.個人的には全く好きじゃないですね。。まずジェニー役の女優さんが全く美しくないこと。まぁそれは映画の本筋とは別にして、何だかベタベタな恋愛劇を真っ向勝負で見せつけらた感じで正直受け付けませんでした。ともあれここから現代の「オータム・イン・ニューヨーク」や「ウォーク・トゥ・リメンバー」といった映画へと続く布石的な作品になったのだとすればやはり映画としての価値は認めるべきでしょう。原題がまた「Love Story」という平易さにも驚きです。 【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-04-21 01:29:17) 64.《ネタバレ》 アリ・マッグローの太い眉と小麦色の肌が、なんとも健康的で(笑)恋愛映画も観る時の旬があるんだと感じました…韓流ブームで恋愛ものが氾濫する中、やりすぎない内容は好感もてますがイマイチ乗り切れず。音楽はかの名曲なので良かったです♪ 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-06 18:54:11)
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