みんなのシネマレビュー

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves
2023年【米】 上映時間:134分
アクションアドベンチャーファンタジーゲームの映画化
[ダンジョンズアンドドラゴンズアウトロータチノホコリ]
新規登録(2023-01-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-12-10)【かたゆき】さん
公開開始日(2023-03-31)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー
キャストクリス・パイン(男優)エドガン
ミシェル・ロドリゲス(女優)ホルガ
ジャスティス・スミス(男優)サイモン
ソフィア・リリス(女優)ドリック
ヒュー・グラント(男優)フォージ
武内駿輔(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子(日本語吹き替え版)
中村悠一(日本語吹き替え版)
木村昴(日本語吹き替え版)
沢城みゆき(日本語吹き替え版)
森田順平(日本語吹き替え版)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版)
神谷浩史(日本語吹き替え版)
森川智之(日本語吹き替え版)
津田健次郎(日本語吹き替え版)
諏訪部順一(日本語吹き替え版)
脚本ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー
製作パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー
配給東和ピクチャーズ
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【クチコミ・感想】

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1


16.《ネタバレ》 ここは剣と魔法が秩序のすべて――。ドラゴンやゴブリンといった異形の魔物がいたるところに跋扈する危険な異世界を舞台に、落ちこぼれ冒険者たちがそれぞれの目的の為に協力しダンジョンや古城を旅するという王道ファンタジー。元ネタとなったのは、世界初のRPGとして名高い『ダンジョンズ&ドラゴンズ』。まだコンピューターが一般的でない時代、紙と鉛筆とサイコロ、そしてプレイヤーの想像力だけを糧にテーブルでの会話を中心に進めてゆくという当時としては画期的なそのシステムは、のちの多くのコンピューターゲームに影響を与えたことでも知られている。当方、この『D&D』自体は実際にプレイしたことはないのだけど、ひたすら自分の作った架空世界の地図や設定をノートに書き込み、そして誰もプレイする予定のないシナリオをただひたすら作り続けるというなかなか特殊な嵌まり方(笑)をした思い出のゲーム。自分の創ったサイライル王国(恥ず!)の神話や歴史、過去の英雄譚なんかをびっしりと書き込んだ、でも誰に読んでもらうわけでもないノートは当時5、6冊くらいあったんじゃないかな。我ながら、勉強もせずに何やってたんだか(笑)。まあそーゆー個人的な思い入れを抜きにしても、ただひたすら楽しい映画でしたね、これ。もう超が何個も付きそうなくらい超超超王道のエンタメ・ファンタジーなんですが、脚本が意外にしっかりしていたり、登場人物がそれぞれに魅力的だったり、映像が細部まで拘って造り込まれていたりで、サイコーに面白かったです!何より良かったのが、全編に散りばめられた上質のユーモア。冗談が通じない聖騎士とおちゃらけ主人公との掛け合いや、5つ質問しないと死ねない死者とか何度も笑わせていただきました。そしてアクションシーンが終始キレッキレで自分はテンション上がりっぱなし。中でも「何処でも鏡」を使った馬車のチェイスシーンは監督のセンス爆発で、最近観た映画の中でも屈指の名シーン。と思ったら、最後の主人公たちの選択には不覚にも涙しそうになったし。いやー、最高に楽しい2時間強を過ごさせていただきました。久しぶりにあの頃のノートを引っ張り出して、サイライル王国(恥ず!)を再訪してみようかな。んでまずは映画冒頭の監獄脱出クエストをシナリオにしてみたいーー! かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2023-12-01 08:21:30)(良:2票)

15.《ネタバレ》  バリガチな(T(T))RPGファンとしては、良作だろうがそうでなかろうが履修必須という事で観に行きました。
 視聴環境はIMAX Atmos上映のほぼ最高環境でした。
 原作ファンのファン的見解の感想という事で。

 正直2000年の「ダンジョン&ドラゴン」(1,2)は、実際ゲームをしてる人間の風景としては残念さ加減も含めてある種とてもリアルで、話自体はポンコツだけど、まあ、ゲーマーの生態描写としてはひどいわあ(笑うところ)という感じに私は結構好きでしたが、エンタメ作品とかファンタジー映画としてみると微妙で人には勧めがたいかなあという感じでした。エルフの女魔法使いというだけで過剰反応をする、野良の腐れゲーマーみたいなものが実際よくいたりしまして。

 そんな事情で、まったく期待せずに観に行ったのですが、意外にネットや知人の評判は悪くなくて、むしろなかなかいい感じであり、加えて原作提供会社のウィザーズ・オブ・ザ・コーストは今猛烈にD&Dというものを日本に広めようとしていて、しかし海外ではいざ知らず国内では全く販路がまともに構築されてないので日本国内ではマニアの間でしか知れ渡ってなかったりするのですが、それがより広く一般にも認識されるようになる礎になるかどうかの試金石になる作品であって、そういう戦略的展開とか金銭的事情のために作品の面白さが損なわれてたら嫌だなあというような、愛憎半ばな部分もありつつ観た感じです(つい先日D&D関連の二次創作物に対するライセンス管理でファン層と散々抗争してたりしてましたし)。

 あと、オウルベアが映画中では最高にカッチョ良くて素晴らしいのですが、あれは魔法生物なのでドルイドの変身対象にはなり得ずルール誤りである、なんて話題が1~2年前くらいのドラフト版で話題になってたりしました。面白ければ良いの心意気でルールの方を改訂すればいいじゃんと個人的には思ってましたが、結論はどうなったんですかね。

 あとまあ、原作ゲームの方で、ポリコレ的なジェンダーにまつわる表現も、ユーザに断りなくいっせいに勝手に書き換えられてしまったのが表現弾圧になるのではないか、というような物議を醸していたこともあったりして、なかなか原作ファンとしては悩ましい部分もあったりしましたか。


 ……というような、元のゲームファン界隈ではいろいろ引っかかりを覚える悩ましい部分が多数あったりしたんですけど、そんな一般人にはわかりようもない面倒ごとなど全部うっちゃって、純粋にエンタメとして楽しい! 素晴らしい作品と思いました。

 本格的ファンタジーっていうと指輪物語的なちょっと高尚なイメージがあったりするんですけど、D&Dの世界ではいろんな雑多で野卑なものも合わせたごった煮状態で、SF的要素もあって猥雑な雰囲気があったりするんですけど、そういうのがいかにも生きてるって感じで良いんですよ。

 あと、戦闘アクションや魔法の扱いがいちいちキチンとゲームの設定を踏まえていて、最近は四角マス(スクエア)ボードゲーム的設定に、3次元マップで立体感も出して遊んでるものが、いまどきの3DCGアクションを駆使して3次元的にグリグリ動きまくって挟撃しまくってるとかいうのも楽しくてたまらんし、あと「キャンペーン」といっていくつもの冒険やエピソードや試練を潜り抜けていくうちに、いっしょに冒険の旅をし続けてきた仲間同士の、仲間の情みたいな、いっしょに遊んできた仲間同士に芽生える感情の醍醐味みたいなものを見事に映画作品のエンタメストーリーとして昇華していて、巨悪に対抗して世界を救うみたいな壮大な話がベースにあるけれども、直接的なそれぞれの登場人物の動機は、肉親とか、旅の仲間とか、友人とか、ごく私的な情愛のために頑張る、等身大の1個の人間でもあるという距離感というか親しみやすさが、実にいいと思ったりなんかしました。

 普段は、私利私欲とか金などのごく低俗な欲求のために冒険してるはずが、身近な仲間を助けるために全財産なげうって借金まで追うとか、よくあるんですわ。何を気が触れたんだろうと思うんですが、実際そうなんだわ。


 という感じで、ファンのゲーマーとしてはとてもリアルでありつつゲーム体験の中での感動の良い側面を見事に凝縮して作品化したなあ、という感慨深い作品でした。
 前の時は技術も予算も足りなくてあれでしたが、いろいろやっとちゃんと描けるようになったんだなあと。

 そんなところです。 simさん [映画館(字幕)] 9点(2023-04-12 22:26:23)(良:2票)

14.この映画は絶対に観ねばならなかった。
面白いか?面白くないのか?
…いや、そこは正直に言うなら、さして重要ではないのだ。

―――ダンジョンズ&ドラゴンズ(2023年)

サブタイトルが「アウトローたちの誇り」…訳すと「盗賊の名誉」になるのかな…。

この「ダンジョンズ&ドラゴンズ」って作品は元々テーブルトークのRPGゲーム。
で、俺が知ったのは17歳くらいの時。
ゲームはストーリーを進行する「マスター」が存在し、その手引きでキャラクターを扱う「プレイヤー」がダンジョン(迷宮)を中心に、中世っぽい幻想世界で冒険を繰り広げてゆく…そんなゲームだ。
思えば、当時のPCやコンシュマーのゲームは、今ほどの発展的なビジュアルやシステムじゃなかったが故に、プレイヤーは脳裏に自分だけの想像…そう、「ファンタジー」世界を駆使していた。
けど、コンピューターゲームよりはるか前に、アメリカなどを中心にテーブルトークのRPGが存在し…巡り巡って、俺と出会えたって訳だ。

いや、このテーブルトークRPGは最高に楽しかった。
自分の駆け巡る脳裏の思いや、深く深く潜行してゆく想像力を駆使する。
故に、正直その時に考えたモノを超える映像を見たことはない。
まぁ、「D&D(以降はダンジョンズ&ドラゴンズ)」を体験したみんな、その想いは一緒だろうけど…うん。
それくらい俺にとっては「ファンタジーゲーム」の始祖であり、基本概念であり…ゲームに於ける幻想…そう、ファンタジーなんだ。

いや、ファンタジーと言っても色々あって、どこまでを範囲にするか?ってのはあると思うんだけど…アレだ。
一応、「RPGなどのゲーム」を連想させるモノを羅列。
なので「コナン・ザ・グレート」や「ハイランダー」はハードなヒーローと定義して、今回は入れてない。

■個人的に大好きなファンタジー映画■
 (1963年)アルゴ探検隊
 (1974年)シンドバッドの冒険
 (2001~)ハリー・ポッターシリーズ
 (2001~)ロード・オブ・ザ・リングシリーズ
 (2005~)ナルニア物語シリーズ
 (2010~)タイタンの戦いシリーズ
 (2010~)パーシー・ジャクソンシリーズ

やっぱ、ファンタジー映画だと大好きなレイ・ハリーハウゼンの影響が強い。
CG全盛の時代だけど、今もハリーハウゼンの雰囲気って大好きなんだよね…クレイアニメが!っていう意味じゃなく、あのクラシカルなセンスっつーか、雰囲気が。

そして、映画の感想なんだけども……アレ!
始まった時に衝撃!
な、な、な、なんと!
あのプロモーション無責任時代に跋扈し、世間に多大な幻想と妄想を与えて、もうブイブイ言わせていた秘密結社!(注:秘密ではない)の「TOWA」文字が見えた!俺は心の中で「ギャア!」と絶叫!凍り付いた心が思わず戦慄!
でもでもでも!アレ!
その後に「パラマウント映画」の表記が出たんで、かなぁぁぁぁぁり安堵したが…いや、ヒヤッとしたぜ。

ともあれ、ギアを下げた”明るい”ハリーポッターって感じ。
ニュアンス的には(アニメだけど)”ルパン三世”を観る感じで気持ちを構えるのが丁度いいかも知れない。

ただ、この作品で感じたのは「脚本」なのか「監督」なのか、「プロデューサー」なのか分からんけど、相当「頭を使って創ってるなー」ってのは伝わった。
ドラゴンの観せ方ってのは予想の範囲だったけど、ダンジョンの観せ方に「なるほど!そう来たか!」と思えた。
これは見せ場のバレになっちゃうのもアレなんで、深くは言えないけどね。

ともあれ興味があったら観て欲しい。
んで、自分と同じようにD&Dに若干でも想い出があるならば是非!

10代の過去…
ゲームや玩具を貪ってた時期に出逢ったD&D。

それが――「ダンジョンズ&ドラゴンズ」だ。

毎週、土曜日は朝まで友達と遊んでいたなぁ…。
ただ、人間同士で遊ぶから、アレだ。
マスターをする人間の知的レベルが低いと面白くないけど。
けど、皆で白熱して遊んでいたのを想い出す。

憧れて憧れて、ただ憧れた世界。
そのせいで、映画が好きな俺なのに、80~90年代は「ファンタジー映画」をなかなか受け付けられなかったけど。
ただ、緩やかにファンタジーはSF映画よりも遅く進化している。

俺が脳裏に描いたファンタジーの映画。
それが現れるのは、何時になるだろう?

やれやれ…まだまだ待つしかない。

実は嬉しいんだけどね。
いや、マジで。

. 映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2023-04-08 17:33:03)(良:2票)

13.《ネタバレ》  『D&D』の前回の映画化があんまりなシロモノだったので今回のもちっとも期待してなかったのね。予告編見てもありがちファンタジーって印象でそんなに面白そうに思えなかったし。
 でもIMAXの前方どセンター、視界いっぱいのスクリーンを見ながら(全編上下黒帯のシネスコ固定だけどアタシ元々シネスコの方が好きだわ)「アタシ今なんて最高な思いをしてるのかしら?!」ってもうワクワクギャーギャー心の中で騒ぎながら見てたわ。
 いえ、そんなに斬新!とか衝撃的!とかってワケじゃない、イメージ通りの剣と魔法のオーソドックスなファンタジーなのよね。でもその造りがとても魅力的。

 キャラ造形がいいのよね。主人公は体は使わずアタマで勝負の元泥棒、その相棒で肉体を駆使して闘う女戦士、ダメな魔法使いの青年、様々な生物に変身して時に獰猛に敵に襲い掛かる美少女。4人パーティの冒険活劇、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の1作目を思わせる、バラバラな個性の面々が繰り広げるコミカルで、でもやる時はやる、見せ場の連続でがっつりと楽しませてくれる映画ね。
 基本はRPGの毎度のお話なのだけど(パーティ組んでアイテム探しの旅に出る、って)そこに一人一人きっちりそれぞれのドラマが織り込まれて、散りばめられた伏線とその回収もしてと、結構巧みな脚本なのよね。
 画的にもスケールの大きな、スペクタクル!って感じの、でっかいスクリーンに映えまくる映像たっぷり。おデブドラゴンとの攻防なんか「ぎゃー!面白いわー!」って(ドラゴンの吐く炎が『ヒックとドラゴン』と同じ方式だわね)。

 魅力的なキャラの中でもミシェル・ロドリゲスさんは最高ね。説得力のある力強さがあってたくましいけれど優しくて。メインキャラ同士での恋愛とか無くて、でも恋愛しないってワケでもなくて。
 ヒュー・グラントさんは最近お得意の中年のお調子者の悪人で、世界が違っても毎度のキャラね!ってカンジではあるけれどそれはそれで楽しいわね。

 音楽も王道!って感じで気持ちいいし、何もかもが最高、だけど唯一のダメなポイントは字幕版に対してもエンドロールに日本語の歌を付けちゃったコトね。『ビッグ・ウェンズデー』『チェンジリング』(イーストウッドのヤツじゃなくてジョージ・C・スコットのホラーなヤツ)の昔から伝統的にやらかし続ける愚行でかなりな台無し感。炎上商法かしら? それ無効だわよ。そこさえ目を瞑れば(耳を塞げば?)最高のひとときを与えてくれる映画ね。IMAXで見た!っていうのが後々自慢になるかしらね? あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 9点(2023-04-12 15:35:09)(良:1票)

12.《ネタバレ》 小4の息子が予告を見て、観たいとゆうので、家族で日本語吹替えバージョンの方を観に行きました。その昔、B級まるだしのダンジョンズ&ドラゴンズの映画を観たことがあるので、全然、期待せずに観たのですが、ちゃんとしっかりしたファンタジー映画で面白かったです。コミカルな要素もあって、みんなクスクス笑ってました。全体的にはどっかユルーイ感じ。でも敵側の恐ろしい描写とかあったり、もちろん迫力あるシーンもしっかりあって、でぶっちょなドラゴンに追いかけられるシーンとか、アイデアも新鮮。最後はちょっぴり感動なんかもしちゃいました。D&Dの世界観の知識がいるような細かい設定の説明があんまないのですが、ストーリーが王道でわかりやすいので、ファンタジーに全く興味がない嫁さんにも好評でした。僕的に特にツボだったのが、その界隈ではわりと有名だけど、あんまちゃんと映画で描かれた事がないモンスターのミミックとゼラチナスキューブの登場かな。こんなモンスター出してくるんやーって。あとディスプレイサービーストとか、インテレクト・ディバウラーとか。モンスター好きな人なら、たぶんテンションあがっちゃうでしょ?マイナー過ぎて。魔法対決なんかも面白くて、こーゆうファンタジー世界ならではの、視覚的に面白い魔法の戦いをしっかり見せてくれるところも、奇をてらってなくて良かったなー。最初のクレジット後にも、オモシロシーンがオマケであり、こーゆうオマケのオチ、好きやなー。 なにわ君さん [映画館(吹替)] 10点(2023-04-09 22:33:05)(良:1票)

11.《ネタバレ》 それなりにお金の掛かったB級映画と思って鑑賞した。公開当時はなんとなく評判も良かったので、まあまあは期待しました。感想としては可もなく不可もなくといったところでしょうか。ずば抜けて魅力的なキャラがいるわけでもないし、ずば抜けてあっ!と言わせてくれるようなシーンもあるわけではない。ただそこそこな映像とアクションと笑いなんかをポテチ感覚で楽しむのみ。ただそんな中で唯一、デブのドラゴンは長い映画鑑賞人生で初めてお目にかかったのでとても新鮮でした。もうちょっとあのデブドラゴンとの絡みで何かアイデアがあれば良かったかも。惜しい...。

タイトルの「ダンジョンズ」と「ドラゴンズ」言うほど「ダンジョン」じゃないし「ドラゴン」も小さいの2匹とデブ1匹で呆気ない。

こんなこと言ったら元も子もないんだけど、キーラちゃんのあの姿を消せるネックレスさえあればいくらでもなんとかなりそうじゃない?て思えてしまう自分ってなんかな~です(^_^;) 

まあ肩の力を抜いて気楽に楽しむ映画なので、あれこれ言うのも野暮、ですね(*⌒―⌒*) Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 5点(2024-10-31 12:46:16)

10.「バルダーズゲート3」というゲームを遊ぶにあたって、世界観を同じとするこの映画を鑑賞してみた。
結果、映画単体としてみても純粋に楽しめる出来だった。
全体的にコメディ寄りのファンタジーなんだけど、主人公たちのキャラも立ってるし、物語のメリハリもしっかりしてる。
吹替版で見たけど、一人を除いては声優陣も良かったです。 おとばんさん [インターネット(吹替)] 8点(2024-01-21 21:39:21)

9.《ネタバレ》 ハードルを上げすぎたせいか映画としてあまり面白く無かった。仲間のキャラは各々味があって良かったが、肝心の主人公がガーディアン・オブ・ギャラクシーの主人公のジェネリック品みたいな中途半端さであまり興味が持てなかった。元がテーブルトークRPGというものらしいのであえてキャラを薄味にしたのかもしれないですが。そもそもテーブルトークRPGという存在をネットフリックスのストレンジャー・シングスで初めて知った程度の知識なのでターゲット層とは全く違う自分が見る作品でも無かったのかもしれません。そのためかわかりませんが、物語の流れに違和感を感じることが多く最後までハマれずに残念でした 映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-12-26 21:31:48)

8.《ネタバレ》 ゲームブックに夢中になり、雑誌の『ウォーロック』とか読んで小中学生時代を過ごした自分としては、これはエンタメ成分とマニア成分が絶妙なブレンドだった一作。設定とかもうほとんど忘れてしまったけど、剣と魔法のファンタジーをかじったことがあれば、序盤のあいだに設定はつかめるし、仲間さがしのなかでそれぞれのキャラ立ちも把握でき、中盤あたりでもう自分で作ったパーティ感が持てる作劇。オーソドックスだけど、奇をてらわず、無駄にシリアスにもならず、これがちょうどいいのだ。今風だと思ったのは、主人公が盗賊で吟遊詩人という設定。これといった特殊能力もないけれども、この設定にクリス・パインの軽妙さは実にマッチしているし、だからこそ3人の仲間のそれぞれの能力が際立つ。これも、パーティ感を演出上する上でとてもよかった。テーブルトークRPGの肝は、アクションやらCGよりもパーティのなかでの会話にあることがよくわかってるキャスティング・脚本・演出で素晴らしい。

ただそれでも残念に感じてしまったのが、物語が「娘を取り戻す」を軸に進められること。「お姫様を救う」が物語として成立しにくい時代だからしょうがないし、かつてテーブルトークRPGに夢中になった人たちも今は親世代だろうから、そのねらいはわかるのだけれど、やっぱりファンタジーに求めてるのはそこではないんだよなあ。そこは「一攫千金」でもいいし「指輪を捨てる」でもいいんだけど、ミッションに小中学生くらいが夢中になれる設定がほしかった(まあ、子どもが感情移入しやすいキャラとしてサイモンがいるのでしょうが)。自分もいまはそれなりの大人であり父親ですが、この物語世界にそこは反映したくなかったなあ、というのが正直なところでした。 ころりさんさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-12-25 08:18:30)

7.《ネタバレ》 フランクフルト~ドバイの機上で鑑賞しました。。。強制的に入ってくる機内放送にイラっとしますねw
テーブルトークRPGは知っていますがプレイはしたこと無いです。雑誌のリプレイ記事を読んだことがある程度、ゲーム中の会話やロールプレイを楽しむ感じなのかな?と解釈してます。
ファンタジーとして楽しめます。思っていたよりもコメディでした、内容もベタな感じですね。一週間も経ってないけど中身はどんどん忘れていってます、なんとなくハッピーエンドな感じだった様に思います。。。 ないとれいんさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-10-05 13:44:45)

6.原作は薄っすらとしか知りませんが、笑いありアクションありドラマありでとても面白かったです。
ゲーム内の固有名詞が沢山出てきますが、軽く説明してくれるのでほぼ混乱なく見る事が出来ました。
シナリオも上手くまとまっていますし、エンターテインメント映画として完成度が高いです。
世間的には知名度が低いようですが、私は良作だと思います。 alianさん [インターネット(吹替)] 9点(2023-07-18 22:39:55)

5.《ネタバレ》 こういうのでいいんだよ、こういうので。

原作のテーブルトークRPGはさっぱり知りません。そういう世代だったのか、家庭の事情によりそういうゲームは遊べなかったのか。
なので劇中の専門用語は「これなんだっけ?」ってなりましたが、まあこまけえ事はいいんだよ!単純に楽しもうぜ!というノリで楽しく見られました。

近年、この手の作品で避けて通れないのがポリコレ問題なんですが、ちゃんとファンタジー要素でポリコレ問題回避をしつつ、違和感なくファンタジーの世界観に落とし込んでいると思います。見ていて違和感無く見れるって大事だな。

まさにRPGという感じで、目的のためのアイテム探し、そこで起きる怪物との対決という映像的にワクワクさせるものがちゃんと提供されており、この映画がそんなに話題作にならないってのは非常に残念でありました。Twitter上では割と高評価だったのですが、やはり世間一般には響かないのか・・・
個人的にはしつこく追っかけてくるデブドラゴンの辺りが楽しかったですね。途中だけ加入する有能イケメンの活躍もカッコよかった。途中だけ参加して途中からパーティから去っちゃうのは、FF4とかでもそういう仲間が多かったので、昔やった別作品を思い出しましたね。

お話としては特に驚きのシナリオとかそういうのはなく、ありきたりな筋書き、ありきたりなオチではあるのですが、定食屋に行ってちゃんとうまい魚定食が出てきたわ~って感じで、食べたいものがちゃんと出てきたので満足です。
昔の日曜ロードショーで放送されてそうな、お気軽ファンタジーアクション。
最近辛気臭い映画を見ることが多かったので、久々にこういう明るく楽しいノリの映画を見れてよかったです。 みーちゃんさん [映画館(字幕)] 7点(2023-05-22 17:22:16)

4.《ネタバレ》 まず最初からあまり説明しないのが良い。冒頭の恩赦請願シーンは説明用だな、とはわかるが基本的に用語の説明はせず見てりゃ分かるよという感じでサクサク進めるのは小気味良い。かと言って最近多い観客置いてけぼりで雰囲気重視な映画ではまったくなく、ファンタジーに関してはごく軽くしか通っていない自分でも十分楽しめた。

とはいえ元がテーブルトークRPGであることは知っておく必要はあるかもしれない。キャラクターには能力値が割り振られているので基本的に平等でパーティを組んで力を合わせる必要がある。途中に出てくる無敵のお助けマンはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)なので仲間にできない。

全編ギャグ満載なのでそういう設定上のメタ発言が飛び出すかと思ったらそうでもなかった。全体としてこの映画はとても丁寧。雑なのは鳥人間の造形くらい。(あれも笑うとこなのだろうか?)

そんな丁寧な中で気になったのはクリス・パインの髪型が一切乱れないところ。汚し表現は最初の牢獄シーンくらいで後はずっとぴっかぴかだ。やりすぎると雰囲気が重苦しくなるだろうが暴れまわった直後でも髪一つ乱れないとかこの映画にかぎらずなんとかしてほしい。

しかしとにかくよくできた映画で評判も良いのでこれは一大シリーズになるのだろう。コメディにしたのも良かった。今更この伝統的設定でシリアスな話してもね。ただしコメディにしたことで続編のシナリオはより難しくなったと思う。きっとどこかで大コケする。それを見て笑う準備もしとこう。 tubirdさん [映画館(字幕)] 7点(2023-04-20 18:15:12)

3.あまり期待してないのに観てみたら面白かった枠であって普通に期待して観た場合だと正直微妙な作品ですね。めちゃくちゃ金曜ロードショー向きの作品です。王道ともハリウッドのテンプレ展開しか出てこないとも言えます。映画のA級B級は予算の違いもありますが登場人物の心理描写が丁寧か単純かという観点でも判断できると思います。そういう意味ではやっぱりB級です。まあ私も好きなジャンルの映画がこの出来だったらベタ褒めしてるかもしれませんので、あんまり悪くは言えません。ソフィア・リリスは確かにかわいい、しかし活躍する場面では別の姿に変身してるのでなんかもったいない(笑)。自分自身の弱さと向き合うエピソードが用意されてる他の主要キャスト3人に比べるとエメラルド居留地のエピソードがあまりピックアップされないので物語上の存在感もないです、初登場シーンが一番わくわくしてそれっきりです。それと、泣かせ演出のために適当に登場人物を殺す作劇はやっちゃダメですよ。 Сакурай Тосиоさん [映画館(吹替)] 5点(2023-04-12 23:45:32)

2.原作のゲームは知りませんが、物語のテンポが良く、キャラクターたちのそれぞれのエピソードがしっかり入っていて、ストーリーに厚みを与えています。映像がなかなかに良く、各シーンに演出の工夫が感じられました。あまり期待していなかったせいか、素直に楽しめました。出演者は割と豪華ですし、このままいけば、シリーズ化されそうですね。 shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2023-04-08 00:25:17)

1.《ネタバレ》 世界初のRPGが原作(のリブート映画)てなコトで、ストーリーの感じは超・古典的+オーソドックスと言いますか、でも実にごく親しみ易いモノでもありましたですね(仲間を集めて⇒アイテムを手に入れ⇒敵を倒して娘を救出する…という)。やや長尺ですが、そのメインストーリーは映画の長さにはごく適合したサイズに手堅くまとめられており、比較的テンポ好くダレずに最後まで面白く観てゆけた(+しっかり冒険してウマ~くグッド・エンドにも辿り着いていた)と思いました。ミシェル・ロドリゲスが主役の一方なのですケド、他にあんまり大物が出てないので(あ、ヒュー・グラントは出てますが彼はラスボスではない小物の方の悪役+でクリス・パイン?…うーん…)正直ど~んな感じかな?⇒もしかしたら準A級かも?とよく分からん儘で観に行ったのです、ケド結果的には全然フツーに超・カネ掛かってる方の大作でして、映像とかアクションとかも相当にハイクオリティな方だったと思います。重ねて、テンポ悪くないとは言え少し長めなのが気になる方も居るかと思いますが、子どもとかファミリーとかでも大いに楽しめる質感だと思いますので、是非是非。

ただ、原作は結構「凝った」世界観を擁する長大なシリーズである様なので、観る前に多少その設定もろもろは入れておいた方が好いかとは思いました(=その辺の説明は作中やや不十分・不親切かと)。特に、ハーパーとかサーイのレッド・ウィザードとかエルミンスター・アウマーだとか、その手の「固有名詞・地名・人名」とかをいきなり言われてもピンと来るワケねーだろ!てな感じは正直在りまして、少なくとも映画の公式サイトくらいは確認してから行った方が好いかも知れませんかね。個別の話だともう一つ、個人的にはあの「魔法破りの兜」をナニに使おうとしてたのか(ナンでソレを使おうとしてたのか)辺りもよく分かってない儘観てゆく羽目になってました(ココは私ナンか観落としたのかな?)。

しかし(コレもごく個人的ながら)絶大な高評価ポイントが一つ在りましてですね…4人パーティの一角のドルイド(エルフ?)のドリックちゃんが、とにかくメッチャクチャ可愛いんすよ!!パッと見誰だか分らなかったのですが、演じるソフィア・リリスちゃんはこないだの『イット』に出てたコでしたすね。いや~、彼女が続投するなら次回作も確実に映画館で観ますよ(てゆーか次回作を必ずお願いしやすよ)。 Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 7点(2023-04-01 00:47:17)

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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.31点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5318.75% line
6212.50% line
7318.75% line
8425.00% line
9318.75% line
1016.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.33点 Review3人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.75点 Review4人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 8.00点 Review3人

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