みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 この映画は、表向きには父と子の成長物語です。 しかしその背景は、「世界には多種多様な生物(人種)が存在し、さらに、単親家庭(マーリン)、身体障害(ニモ)、精神障害(ドリー)、宗教や思想における社会的少数者(サメ)がいる」という現実を子供に教えてくれています。 にも関わらず、三本帯の親子の冒険と成長を心から楽しめるのは、各々が悩みを抱えながらも懸命に生きているのが分かるからではないでしょうか。 さて、映画の評価を大きく左右する今回の吹き替えですが、瑞々しい水中の声ならばカッサカサに擦れてほしくなかった。本業が声優・俳優(特に舞台)ではない所為か、多くのセリフを言い慣れなかったと思われます。 ポリープできたんじゃ?と観ているこちらの喉がイガイガする気分に陥りました。 一方、喋りまくりの同行者は適っていました。[DVD(吹替)] 7点(2016-04-07 01:25:41)《改行有》 22. スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 どえらい死体役です。首がガクガクし過ぎ、左目半開き。群発頭痛を患っている俳優さんの後の生活に 影響が出ないか心配になります。 おならは決して褒められたり感心されたりするものではない。人前で出すのはタブー。おならをしないのは美少女 アイドルくらいでしょう。誰もが持っている汚らしい内面の象徴で、内気な主人公は羽目を外して解消できず、自殺を 選ぶまでに追い詰められていた。 そこに現れた死体は、スーツを纏い、ラフな服装の主人公よりもっとマナーに厳しい世界にいたと思われます。 にも拘らず盛大な放屁等で、死にたかったけどやっぱり生きたい主人公を助けます。 しかし現実、主人公の淡い恋心はキモイ盗撮ストーカーだし、遭難していた筈が森の中には不気味な棲家。終いには 生中継で放いちゃって、ますます死にたくなりそうな状況へ。 おいおいそんな屁っぴり腰でいいのかい?言い出しっ屁の俺様が見本を見せてやろう。やあやあ遠からんものは音に聴け 近くば寄って嗅いでみよ、と言わんばかりの豪快な最期っ屁へ、当然のごとく侮蔑の眼差しを向ける人から呆気にとられて フォーカスする人、無邪気に笑うお嬢ちゃん等、意外や反応は様々です。 豪快にブッ放しつつ笑顔で去っていく彼の言いたかった事は、死んでしまってはもう何もできない、時にはガス抜きし 時にはスカし、生きているうちに生きたいように生きようよ、へっこたれずにさ。 というところでしょうか。 なるほどわからん。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-02 16:34:52)《改行有》 23. ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 4つ目見たさに鑑賞。 爆発や銃撃の度にぐらぐらさせるカメラワークは、またかと正直うんざりしました。 アジトを突き止めるまでは延々マヤを追っていた視点が、抹殺作戦実行の途端にチーム6を 主眼にしだしたのは一貫性が無いです。あくまで、作戦本部の受信機やモニター越しに得られる わずかな情報から滲ませる、マヤの不安や期待の表情を見せ続けてくれれば良かったのにと思います。 特殊部隊の活躍については、各々私生活のゴタゴタや悲しみ・憎しみを抱えつつ、 無抵抗の女子供は殺さず銃を向けてくる相手には容赦せず粛々と任務を遂行する姿が見られ、 後ろ暗い後日談も伝える『ネイビーシールズ:チーム6』で充分でした。あ、4つ目には満足しました。 ただ、長年かけた執念のすさまじさには畏れ入りました。(まぁお金持ちの住んでいそうな邸宅が 豪華な装飾ではなく有刺鉄線の施された高い塀に囲まれている、って時点で超怪しいですけど) また「友達はいるの?」という問いへの答えに、心臓がぎゅっと握られた気がしました。 さて、証人保護プログラムのあるアメリカですから、テロ首謀者の抹殺に関わった人達を復讐から守るため、 人物像やその後の生死について、映画で語られた大半の情報は偽りかもしれません。 チーム6は撃墜で全員死亡した・・・事にされ、新しい名前で元気に暮らしていると思いたいです。 マヤは若い女性ではなく、本当はむさいおっさんではないでしょうか。 そしておぞましい拷問を繰り広げたおっさんが実は・・・[地上波(字幕)] 6点(2016-11-10 23:01:55)《改行有》 24. コマンドー 《ネタバレ》 肛門まで付いているケツ顎を見たのは初めてです。 突っ込み所盛り沢山のプロモーションムービーでした。 新幹線並みの離陸速度からの自由落下に耐える筋肉。 ブレーキを使わない停車。 「二人ともやり過ぎだわ!」どっちの二人組か一瞬勘違い。 説明書ちゃんと読んだんですか?敵に向かって撃ちましょう、と書いてあるはずですけど? テカテカオイルで日焼けどころか火傷状態。 マシンガンによる庭木の剪定。 ちょっと高めの手すりを乗り越える死に際背面跳び。 「殺ったねパパ!」って感じの愛娘の笑み。 モヒカンじゃないヴァーノン・ウェルズを拝めて良かったです。 それにしてもこの映画、愛されてますね。[地上波(吹替)] 6点(2016-07-10 00:54:57)(笑:1票) 《改行有》 25. フューリー(2014) 《ネタバレ》 一度言ってみたかったセリフ。 きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで・・・ 戦車ファンタヅーでした。 ぞくぞくさせてくれたドイツの固いティガー戦のみに点を献上申し上げます。[地上波(字幕)] 5点(2016-06-06 23:16:30)《改行有》 26. プロメテウス 《ネタバレ》 可哀相です。 変な生物に触ったり、クロワッサンを宇宙船だと言ったり、転がってくるクロワッサンを横に避けなかったり。 そんな役をさせられる俳優さんたちが可哀相です。 彼らへ各1点。[地上波(吹替)] 3点(2016-05-09 23:12:50)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS