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プロフィール |
コメント数 |
601 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
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1. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたのが、ダニエルデイルイスだったこと、デカプリオにとっては辛かったと思うけど、ちょっと納得。義眼とベタベタな前髪と、刃物使いがとにかく恐ろしく、でもなんとなく温かい人物のよう。こういう人物像って大げさになり過ぎちゃうことありそうだけど、さすがです。調度いい。全体的にミュージカル?ぽい場面が目立ち、おとぎ話みたいだったけど、ラストの戦闘シーンは目をふさぎたくなるほど壮絶で、実際にあった歴史上の事件を後世に語り継ぐという使命を持って作られた事が感じられます。そしてその時の犠牲者の墓標が少しずつ朽ちていき、ニューヨークの街がだんだん作られていくラストシーンが、この作品のメッセージですね。長いけど分かりやすく、良かったと思います。[インターネット(字幕)] 6点(2024-03-25 16:55:53)
2. モリコーネ 映画が恋した音楽家
《ネタバレ》 映画と音楽を切り離せないものにしてしまったのが、モリコーネという人だったと思います。テーマ曲に限らず、映画のシーンにあてるメロディや効果音まで作っています。必ずしも納得した作品ばかりじゃなくて、映画音楽なんてやめようとずっと思っていて、それでも監督に求められる。そしてその映画の脚本を読むと、音が、メロディが、頭の中に湧き出し、手紙を書くかのように、紙に音符を書いてしまうんだとか。天才です。天才を超えてます。どんな偉大な監督だって人間だから亡くなることは避けられませんが、モリコーネ音が語る映画が今後生まれないのは、映画界の大きな損失でしょう。かと言って、AIに作らせようなんてなったら、モリコーネがきっと悲しむのでやめてほしいな。[インターネット(字幕)] 8点(2024-03-25 16:29:03)
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