みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. シャークネード カテゴリー2<TVM> 《ネタバレ》 前作はまだ真面目にパニック映画を撮ろうという気持ちが見えましたが・・・ 2作目にして早くもわるふざけ路線に~ わるふざけじゃなくて、これ大真面目に撮っているんだとしたら、そっちのほうがよっぽど問題~ 妻のエイプリルはまだまともなほうかと思ったけど、サメに喰われた手に電動ノコつけてどや顔しちゃったよ。 これはもう完全にあっち側の人間ですね~。 タクシー運転手や、スカイ、妹の友人たちがみんな良い人だったのに、あっさり殺られちゃったのが残念でしたね~。 せめて、最後にスカイの死を悲しむシーンくらいは入れてほしかったかな~。 最高だったのはサメ予報。 降サメ量50ミリ。 そっか~。けっこう降りそうですね~。 折り畳み傘はもっていったほうがいいのかな~。 お出かけの際は半そでより長袖のほうがいいのかな~。 そこまで言及してくれたら満点だったのに~。 惜しい![DVD(字幕)] 5点(2024-06-27 02:32:12) 2. シャークネード<TVM> 《ネタバレ》 チェーンソーでサメを真っ二つ。 チェーンソー持って、サメのお口へダイビング。 サメのおなかから、チェーンソーぐりぐり~。 『そんな映像撮りたいっっ!』ってのが先にあって、ストーリーは後から付け足したんじゃなかろうか。 意外だったのはタイトルにもなってるシャークネードが発生するのって、結構後半になってからなんですね~。 それまではただのパニック映画。 いや、ただの、は言い過ぎかな。なにしろ、普通のパニック映画じゃありませんから。 丘の上にある住宅が、なぜか突然水浸し。密閉されているわけでもないのに。いったいどーゆー状況??もしかして知らん間に丘の上まで波がきたの~? と思いきや、外に出たら全然水はきていない・・・。車だって走れちゃう。・・・・なのに家は浸水・・。 いや、もう考えるのはよそう。こーゆー映画は考えたら負けです。 そーゆーわけのわからん奇想天外な物理法則さえ思い切って目をつぶれば、結構楽しいサメ映画だと思います。 特に、『車の周りをサメがうようよ泳いでいるよ~』のシーンは、絶対にありえないからこその面白さがありました。 サメが泳げるほどの水位まで水がきちゃったら、車は動かないはずなのに、『防水だから』の一言で片づけちゃう適当さ。嫌いじゃないです。 思っていたよりずっとパニックパニックしていたのはとても良かったです。 ちょいちょい挿入される人間ドラマが、映画のテンポを悪くしちゃっているのが実に惜しい。[ビデオ(字幕)] 6点(2024-06-25 02:47:06)(良:3票) 3. 人狼ゲーム インフェルノ 《ネタバレ》 ドラマ版「ロストエデン」の後編。もうがっつり後編。タイトル変える意味なんてないくらい。 一番の見どころは主人公の闇堕ち。 ロストエデンで、紘美、ルナ、亜利沙の3人に結構感情移入してしまったので、この結末は何とも後味が悪いです。 デスゲームもので後味が悪いもクソもないのですが・・・。 この3人は、はっきり言って性格は悪い。 紘美は確かに偽善者だし、ルナや亜利沙にいたっては論外。 ただ、紘美とルナの友情だけは、本物だと思っていました。少なくともロストエデンではそうでした。 だから紘美がルナをだまし続け、そんな紘美をルナが信じ続けた結果、こんな結末になるなんてあまりに救いがありません。 もう一足早く刑事の2人が到着しただけで、水谷、ルナ、越智の3人は助かった可能性すらあります。なんとも趣味の悪い脚本ですね。 「ラヴァーズ」と「インフェルノ」以外は、あまり後味の悪さを感じさせませんでした。 それは、人間のサイコパスな側面を見せながらも、同時に人間の良心も見せてくれていたからかもしれません。 でもこのインフェルノでは、良心のある人間はまっさきに殺されてしまいます。 要は、一番良心に欠ける人間2人が勝ち残ってしまう後味の悪さがあるんです。 ただロストエデンで、いじめの当事者でありながら蚊帳の外であった性格の悪い宮下舞や、不良の馬渡なんかをゲームに参加させてくれたことは良かった。それに宮下舞の襲撃は、何気にこの作品で一番のお気に入りです。 とゆーことで、映画としては非常に面白かったのですが、後味の悪さでプリズンブレイクよりは1点下げておきます。 そしてやっぱり人狼が誰だかわからないほうが面白いことを再認識しました。 [DVD(邦画)] 7点(2024-06-20 02:47:08)《改行有》 4. シックスヘッド・ジョーズ<TVM> 《ネタバレ》 おお、これは・・・! 他の方が言及している点については、すべて至極ごもっともなわけですが。 個人的な好みから言えば、4作品の中で一番好きかもしれないです。 なんと言っても地上を歩くサメ!この映像が最高! CGは粗いものの、このチープな感じがなんか好き。なんだか一昔前の特撮者映画を思い出します。 サメは文字通りいろんなとこから顔出しますし、人間サイドもわりとがんばって戦う。 シンプルで良い。パニックものはこれで良い。 惜しむらくは、ビジュアル、性格ともに魅力的なキャラが1人もいないこと。 いや、唯一いたんです、ビジュアル最高の彼女が。 『めっちゃ良い娘いるじゃーん。』とテンション上がったのも束の間、あっと言う間にパクリですよ。 ああ、なんてもったいない・・・。 まあ彼女のぶんまでシックスヘッドジョーズが『あとは任せろ』と言わんばかりに頑張ってくれます。 とゆーことで、私は結構満足できちゃいました。 一昔前の特撮とか好きな人は、結構楽しめるんじゃないかな。 あ、それと音楽が4作品のなかで一番力入れていた感じ。 音楽良かったです。BGMの力で3割増しくらい盛り上がってた気がします。 BGMも大事ですね~。[ビデオ(字幕)] 6点(2024-06-17 12:05:54)(良:2票) 《改行有》 5. 人狼ゲーム マッドランド 《ネタバレ》 『マッドランド』の副題。その名もズバリでしたか。 『狂人村』。次から次によく考えるなぁ。 これ人狼側が有利すぎて、ゲームにならなくない? ・・・と、しばらく頭が混乱。 でもよくよく考えると狂人は村人側としてカウントされるから、人狼側の勝利条件は『人狼1人、狂人1人』もしくは『人狼1人、預言者もしくは用心棒のどちらか1人』の組み合わせしかないわけです。人狼は人狼で1人しかいないというのは、なかなか厳しい勝利条件かもしれないですね。 また、狂人も人狼を勝たせないといけないわけですが、最後に生き残れる狂人は1人だけなので、狂人同士で潰しあう必要があります。そうなってくると、思っていたほど人狼側圧倒的有利ってわけでもないのかな・・・。 いつもとは全く違って、人狼をあぶりだすのではなく、自分が人狼であることを証明しなければならないってのは、結構面白い試みだと思います。その設定が映画の面白さにつながっているかどうかは微妙ですが、少なくともいつもとは違う心理戦や駆け引きを見ることができました。 正直最初は狂人村のシチュエーションとルールが意味不明すぎて、これはもうクソ回だと思ったものです。 ただ主役以外の役職を伏せたこと。庄司も彩乃も人狼ではないことがわかったあたりから、俄然面白くなってきます。 そして今作は主役が初の用心棒。 そしてなんと言っても、まさかの主役デッド。 主人公のドアが開いたときの衝撃はなかなかでしたよ。 結果として、今までとは違う路線の人狼ゲームを楽しむことができました。 『プリズンブレイク』が一番好きなのは変わらないけど、これはこれで良かったと思います。[DVD(邦画)] 7点(2024-06-09 03:13:05)《改行有》 6. 人狼ゲーム ラヴァーズ 《ネタバレ》 ああ、また役職オープンにしちゃったか。 しかも人狼、恋人、キューピッド、重要な役職があっという間に判明。 消去法で佳奈が霊媒師、管すばるが予言者ということもわかってしまいます。 よって『プリズン・ブレイク』のときのような、推理ゲーム的面白さは弱い。 そのぶん処刑シーンや襲撃シーンを復活。過激な描写とスプラッタな映像に振り切っている感じ。 あとは人狼ゲームを楽しむというより、役職がわかっているうえでの、登場人物の駆け引きや人間ドラマをお楽しみくださいってことなんでしょう。 面白かったのは、恋人の二人が人狼側と村人側に分かれちゃっているところ。 人狼の2人は、本来協力関係であるはずなのに、この恋人システムのせいで仲間の人狼を信頼しきれない構図ができています。そのため、人狼が人狼を襲うというのもアリ、という解釈ができてしまうのです。これにより、今までにはない人間ドラマや緊張感を作ることに成功しています。 でも良かったのはそこぐらいかな。 後味の悪さは気になります。 今までで最悪の主人公と言っていいでしょう。良心のカケラもありません。 今作の主人公はシリーズ中はじめて、『自分の命が助かるため』でもなければ『大事な誰かを助けるため』でもなく、『お金のため』に動きます。 最悪だったのは、最後の投票。恋人陣営3人で勝ち残れるのに、賞金の分け前が減るという理由だけで、味方のキューピッドを吊ります。しかもこの吊られた八木ひなたは、もっとも主人公に協力的で、好意的で、そして余命いくばくもない薄幸の美少女。そんな少女を主人公に処刑させるっていう趣味の悪さ。 更には一緒に勝ち残ったもう一人の恋人は、ゲームと関係ないところで殺害。 すべては1億円を独り占めするため。 2人が不憫すぎて、この決着のさせかたはとても不愉快です。 あ、でもサスペンス映画としては、もちろん面白かったですよ。[DVD(邦画)] 7点(2024-05-09 15:35:57)《改行有》 7. 人狼ゲーム プリズン・ブレイク 《ネタバレ》 全役職オールシークレット。 いいですね。これでこそ人狼ゲームですよ。 キャスティングも最高に良かったと思います。 予言者や霊媒師に性格難アリの人物を配置。視聴者の反感を買いそうな人たちをあえて村人側に。 そして性格でもビジュアルでも好感がもてるタイプを人狼側に配置。心理的なミスリードをさそっています。 個人的には金城渚の人狼は意外でしたね~。 処刑されちゃうときの渚や菜々実の演技は同情をさそうすばらしいもの。その二人がまさかの人狼だったとはね~。 今作では人狼が襲う場面は、遠目にしか映していません。それが逆に良かった。 かたや正義感、かたや理知的で理性的、その二人の美少女はどんな気持ちで人を殺していたんでしょうかねー。 そしてなんと言っても、ラストで明かされる主人公の役職。 その役職の特性を活かして人狼をあぶりだした決着は最高でした。 惜しむらくは『た、タイトルでネタバレしちゃってますよ~。』ってとこでしょうか。 『ビーストサイド』にしろ『クレイジーフォックス』にしろ、サブタイトルがズバリ的を得ていたのが、今回は裏目に出ちゃいましたね~。 朱莉の自己犠牲のシーンも、どうせ死んじゃいないんだろうことがバレバレです。 あとついでに言うと、『死角になっているところでルール違反をしても処刑されない』のであれば、その死角のところで2、3人ずつカードを見せ合えば、簡単に人狼をあぶりだせて犠牲者は最小限に抑えられたんじゃないかな。 もっとも、それじゃ映画にならないわけですが・・・。[DVD(邦画)] 8点(2024-05-08 01:49:33)(良:1票) 《改行有》 8. シャザム! 《ネタバレ》 H→ヘラクレスの剛力 A→アキレスの勇気 S→ソロモンの知恵 ・・・・ん?・・・ソロモンの知恵? ・・・どうやら知恵の継承だけは失敗したようだ・・・ 子供のときより、大人の姿になったときのほうが明らかに知力が低下している主人公。ひ、ヒーローなのにそれでいいのか。 しかも中盤、フレディと仲違いしてからは、知力どころかモラルまで低下しちゃって、すげーヤなやつに。 フレディと二人でいろいろ実験したり、深夜の公園やコンビニで人助けをするところなんかは楽しかったんですけどねー。 強盗に銃を返して、『撃ってみて』なんて無邪気に言うシーンなんか好きなんですけどねー。 ちょっと中盤の主人公、あんま良いイメージ持てないなぁ。だからあんま楽しくない。むしろちょっとイライラしちゃう。 そして性格の悪い時間が長い。さっさと正義に目覚めてよ、ヒーロー。って思いながらずっと見てました。 やっぱ応援する気が失せるヒーローはだめですよ。 でもお母さんに会ったあと、グループホームのみんなを助けるために立ち上がってからは、またちょっと盛り返します。 ヒーローっぽくなってきます。 更には、他の子供たちもみんなヒーローに。 これは気分がアガります。 7つの大罪と子供ヒーローたちとのバトル。ちょっとコミカルな感じなのがまた楽しい。 主人公がちょっと難ありな性格ではありましたが、そのぶん義妹のダーラが魅力爆発の超キュートな女の子だったので、そこもまた良し。 スーパーパワーを手にしても、サンタのおじさんに目をキラキラさせながら『ダーラは良い子だよ』って言うシーン最高に好きです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-05-05 22:52:42)《改行有》 9. 人狼ゲーム クレイジーフォックス 《ネタバレ》 なかなか厳しい評価を受けているようですが、なんでだろう?ビーストサイドと同じくらいには面白かったです。 あっという間に退場した男3人が、ガンガン自分の意見を言っていたのが気持ち良かった。 そんなリーダーシップを見せるから、狼側が『強そうなのから減らしていこう』とまっさきにターゲットにしたのも至極納得。 今作の登場人物たちは、わりと合理的に真剣にゲームに取り組んでいる気がするから、3作のなかでは一番ストレスなく見られたかもしれない。 『狐』って、何の能力もないし、味方もいないしで、圧倒的に不利。貧乏くじもいいとこ・・・って思っていたのですが、『人狼ゲーム』ってゲームの性質上『村人と人狼が同数になって人狼側の勝利』っていうパターンが多そうな気がします。 だとしたら、『狐』は立ち回り方次第では今作のように最強のジョーカーになれるかも。なかなか面白い役職です。 人狼の最後のひとりが誰だかわからないってのは面白いかもしれませんが、前作まではカードに書かれていましたよね?前作までと同じルールのつもりで見ていたので、その辺はあまり変えないでほしかったかな。 人狼同士で3人目が誰かはわかっているけれど、視聴者にはそれが誰かは教えない、ぐらいのほうが良かったかも。 人狼の2人のやりとりで、3人目は誰だろうといろいろ考えることもできるし。 最後に有希が佐伯桃子を指して、芽亜里に『お前むかつく』と言い放ったのは最高にスカッとしました。 これには賛否両論あるかもしれませんが、私は彼女の決断を支持します。 何気に最高のツンデレキャラだった気がします。[DVD(邦画)] 7点(2024-05-01 02:11:45)(良:1票) 《改行有》 10. 人狼ゲーム ビーストサイド 《ネタバレ》 シリーズのなかでは一番評判の良い本作。確かに面白いです。 描写が少々過激になっているのも、人気の一因かもしれないですね。 う~ん、でも個人的な好みでいくと、1作目のほうが好きだったかなぁ・・・。 2作目なので、人狼視点でのストーリー展開は正解だったと思います。1作目と思い切り差別化を図れるし。 特に今回から『用心棒』という新しい役職が追加されたので、人狼視点はますます必要だったように思います。 前作と同じだったら、『用心棒はどうやって守ったんだろう?』ってどうでもいいことが気になりそう。 ですので、2作目としては至極正しい方向性だと思われるのです。 面白かったし。 ただねー、最初っから人狼がわかっちゃっているっていうのがねぇー。 人狼はやっぱ誰かわからないほうが面白い気がします。 小曽根が亜希子を好きなので、私情で恋敵の伊勢を吊ろうとしたり。美海がラストで、『あなたとは次のゲームで生き残れない』という理由で、人狼とわかっていながら由佳ではなく瞳を指したり。 こーゆーシンプルな人狼ゲームに、人間の感情という不確定要素をうまく織り交ぜたドラマは面白かった。 だから映画的には今作のほうが出来が良いのでしょう。実際人気も高いみたいだし。 こればっかりは好みの問題でしょうね。 ちなみに土屋太鳳の演技はとても良かったのですが、やたら歌うのがうっとうしかった。 ラスト、外に出てから、普通に駐車場や公道に車が走っているのが見えたのが、なんか空恐ろしかったです。 [DVD(邦画)] 7点(2024-04-30 15:31:15)《改行有》 11. 人狼ゲーム 《ネタバレ》 サスペンスフルな展開。 さまざまなタイプの駆け引きや心理戦。 実は初めから張られていた伏線。 人狼ゲームというゲームそのものも面白い。 好き嫌い分かれそうな映画ではありますが、個人的にはかなり面白かったです。 自分が処刑されるとなったとき、パニックになり、大声で泣き叫ぶのはOK。でも序盤なのに、主人公の愛梨がぎゃーぎゃー言うのは過剰でちょっとうるさかった。気になったのはそこくらいですかね。 それと整合性で言うなら、『妹を生かしたかっただけ』なら、6人になったとき姉が町村誠一郎を人狼と言うのはおかしい。 それで町村誠一郎が処刑された翌日に、自分が人狼だと名乗り出れば、もう一人の人狼から妹が殺されるリスクができてしまう。 ・・・と思ったのですが、どうでしょう? ラストなぜ多田は銃を使わなかったのか、そこだけがよくわかりません。 なんにせよ、ただスリリングな展開を楽しむだけでなく、いろいろ考えながら見られるのでそれがとても面白かった。 最後まで見た後、もう一度最初から見返してみたら、なるほど、2週目のプレイヤー2人は確かに最後に出てきていますね。 伏線の張り方も何気にうまい作品です。[DVD(邦画)] 8点(2024-04-16 02:59:13)(良:1票) 《改行有》 12. ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 期待値上げすぎてしまった・・・。 いや、もちろん面白かったのですが。 ちなみに、ザック・スナイダーカット版を見ました。評判の良いほうです。 前半から中盤にかけて仲間を集めていくところ。スーパーマンを復活させるくだり。この辺りまではすごく良かったです。 まさかスーパーマンとバトルすることになるとは夢にも思わんかったですけど。 記憶をなくしているとはいえ、あんな無差別に暴力をふるうスーパーマンはあんまり見たくなかったかも。性格変わっとるがな。 結局はロイス・レインの登場により自分を取り戻し、仲間になってくれるスーパーマン。良かった良かった。 正直スーパーマンってこんなに強かったっけ?っていうくらいチート級。なにせ息ふきかけるだけでステッペンウルフの斧が粉々に。そりゃあんまり。 これは最初からスーパーマンいたら他のヒーローたちの出番なくなっちゃいますね。だから登場はあのタイミングがベストだったと思われます。 ちなみに、『バットマンVSスーパーマン』を見たときは、スーパーマンとワンダーウーマンは互角ぐらいだと思っていたのですが、スーパーマンのほうがかなり強いみたいですね。 最終決戦が、スピード感はあるし立体的なバトルで良いんですけど、色彩が単調で同じ敵ばかりを相手にしているので、若干飽きます。 序盤でワンダーウーマンが銀行テロリストを制圧するシーン。 フラッシュが少女を事故から救うシーン。 規模は小さいのですが、そっちのほうが気分が高揚しましたね~。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-02-29 02:39:44)(良:1票) 《改行有》 13. シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 スタート7点、中盤6点、終盤4点・・・ 物語が佳境になるにつれ、どんどんつまらなくなっていきます。 導入はかなり良かったのに。 父親から携帯を海に投げ捨てられ、仕方なく街に買い出しに行く主人公ウィル。でもウィルがビーチに戻ってくると、そこに停泊しているはずの船はなく・・・。やっと見つけた船に乗り込んでみると、そこに家族の姿はなく・・・。 この辺りまでは最高に面白かったんですけどね~。 無駄にストーリーがごちゃごちゃしてわかりづらかったはマイナス。 家族を拉致したのはテロリストかと思ったら、いや、違う、実はモサドだった。 な、なんだって!実はモサドだったのか!って驚くとこなんでしょうけど、モサドを知らないから驚きようがありません。結局敵か味方かもわからない。どちらかと言えば敵なのか?と思ったけれど、最後はなんだか仲良くしているし。 何より、一番の見せ場となるべき最後の銃撃戦とカーチェイスのつまらなさが致命的。 特にカーチェイスは画が暗いうえに、撮り方がまずいのか見せ方が下手なのか、位置関係がわかりづらい。 なんだかよくあるサスペンスアクションの、外見だけ真似しましたみたいな、そんな映画。 面白い映画を作っても、その面白さが見る側に伝わらなければ意味ないです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-01-21 23:34:41)《改行有》 14. 死霊館のシスター 《ネタバレ》 これはもうホラー映画というよりお化け屋敷アトラクション。 ずーっと、『何がでるかな?何がでるかな?』状態。 びびりの私は大きな音と、突然わっと驚かす手法にもうクタクタです。 でも私が期待するホラーって、そーゆーのじゃないんですよね~。 『修道院のシスター自殺の調査。っていうのは名目で、安全な修道院かどうか調査してらっしゃ~い。』 で、送りこまれたのは神父一人と見習いシスター一人だけ。次から次に起きるホラー現象。いやいや、こんなん調査するまでもなく超危険物件ですよ~。 こんなにやばい修道院で、なぜか終盤、別行動をとりはじめる3人。いやいや、そんなばかな。ホラーを盛り上げるためとはいえ、不自然すぎますよ~。 登場人物少ないわりに、その人物を掘り下げるってことも特にせず。わずかな登場人物ですら、与えられた役割をこなすだけの記号になっちゃってます。 アトラクションとしては面白いかもしれませんが、映画を見たっていう満足感は得られずです。 ヒロインの女優さんはとてもきれいな方だったのですが、それ以外のシスターはみんな似すぎて誰が誰やら・・。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2024-01-14 02:20:13)(良:1票) 《改行有》 15. 女子ーズ 《ネタバレ》 桐谷美玲、高畑充希、有村架純が出ていなければ、決して手に取ることはなかったであろう作品です。 とにかくゆるい。 笑いもゆるい。 キャラもゆるい。 バトルは論外。 まあこれはゴリゴリの企画ものであって、笑いのツボが合わなければ結構ツライと思います。 個人的に桐谷美玲は好きでも嫌いでもなく・・・。ってゆーか、最近の邦画やTⅤドラマ見ていないので、この人のことよく知らないです。 だから興味本位もあって、この人のことをちゃんと見てみたかったってのも動機の一つ。 まあ、ファンの人には大変申し訳ないのですが、役者さんとして特に彼女に何か魅力を感じることは無かったです。 高畑充希と有村架純はすっごくかわいかったと思います。 ま、この映画自体、女の子たちのPVみたいなもんかもしれないですね。 今作にでている女優さんたちのファンであれば楽しいんじゃないでしょうか。 ちなみに、ラストは5人そろって終わるほうが良かったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2024-01-13 03:27:47)(良:1票) 《改行有》 16. 死霊館 エンフィールド事件 《ネタバレ》 前作同様、前半がとにかく怖い。ウォーレン夫妻がまだ事件にからんでいないからね。 ホラーは、ひとりのときに襲われちゃうシーンが一番怖い。子供たちだけで、しかも一人ずつ怖い思いをしていくのが見ていられない。小さいテントの中に、男の子が近づいていくシーンなんか、ほんとに怖い。・・・・ただそこから出てきた『へそ曲がり男』、アレは怖い・・のか・・? で、騒ぎが大きくなり、ウォーレン夫妻がやってきてからは、モンスター映画になってきます。 前作同様、中盤~後半にかけては怖さが緩やかに。特に今回の黒幕は霊ではなく悪魔。悪魔より霊のほうが個人的には怖い。だから悪魔の仕業だよって言われると、逆にちょっと安心しちゃう。だって、女の子が一人留守番してくるところに出てくるおじいちゃんの霊のほうが圧倒的に怖いから。まあ、そうは言っても今作のシスター風悪魔のビジュアルはなかなかでしたけど。 このシスター風の悪魔はウォーレン夫妻にとり憑いているものだとばかり思っていたので、『おじいちゃんの霊は悪魔に操られている』ってなって頭の中???に。 序盤で見ていたシスターデビルは、予知夢だったわけですね。 ・・・いや、でもシスターデビルはその予知夢のなかで自分の名前を教えちゃってるわけで・・・やっぱ本物? もうよーわからんです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-01-03 15:48:49)(良:1票) 《改行有》 17. 死霊館 《ネタバレ》 映画用にだいぶ脚色はしてあるでしょうけど、実話ってのが驚きです。 序盤~中盤はかなり怖い。なにが怖いって、相手の正体がわからないのが怖いのです。 幽霊がどうにも複数いるっぽい。子供の霊。その母親だか家政婦だかの霊。で、一番邪悪な魔女の霊。 要はこの魔女の霊が、いままでもこの館に来たひとたちをとり殺して、他の霊は魔女の犠牲者ってわけです。 でもね、最初のうちはそんなことはわかりません。だからオルゴールが鳴っているときもびびるし、家政婦の霊にもびびります。だって敵か味方かわからないから。何されるかわからないから。 よって、今作の恐怖のピークは中盤くらいまででしょうか。母親が末っ子のエイプリルと目隠しかくれんぼしているときなんかマジで怖い。 そして中盤、母親が霊から地下室に閉じ込められるシーン。ここがもう最高潮。母親は真っ暗な地下室で霊に遭遇するし、その一方娘たちは洋服ダンスの部屋で魔女の霊に襲われる。ここはやばかったですね~。 相手の正体がわかってきてからは、映画のテイストがちょっと変わってきます。 なんだか真面目なゴーストバスターズを見ている感じ。 それはそれで面白い。もちろんホラー演出も継続はされるわけですが、なにしろ人がいっぱいいるので、こっから先はもうそんなにたいして怖くない。幽霊が苦手な自分にはそれぐらいがちょうど良かったです。 ずっと中盤のノリでいかれたら怖すぎてリタイアしたかもしんないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-12-24 22:03:46)(良:2票) 《改行有》 18. ジョン・カーター 《ネタバレ》 わかりやすいストーリー。きれいな映像。魅力的なキャラクターにクリーチャー。テンポの良いアクションも楽しい。 画的にはなんとなく『ナウシカ』っぽいんですが、やってることはスターウォーズって感じです。 ちょっと面白かったのが、地球人が火星に行くことで、めっちゃ軽い重力の恩恵を受けるという設定。そしてなぜか筋力も上がるみたいです。 なるほど、『地球でそこそこ名のある元軍人、火星で無双してみた』みたいな、最近よく目にする漫画チックな冒険譚になるのかな?とちょっと期待に胸躍ったのですが・・・・なんか無双したりしなかったり・・・。なんだかジョン・カーターの戦闘力ってふわふわしてます。普通なら普通、強いなら強いで、もう少し一貫してほしい。 そんでヒロイン。もうちょっとだけかわいい、あるいは美人さんはいなかったのでしょうか。巨額の製作費が投じられているようですが、だったらキャスティングももう少しなんとかならんかったものかと・・・。 オープニングとエンディングのつながりは最高に良かったです。ハッピーエンドかと思いきや、ハゲの神官に一瞬で地球に戻されちゃうとこめっちゃ好きです。そして10年かけて、はげ神官に一泡吹かせて火星に戻る。このオチが最高に良かったので、ここだけでプラス1点です。 ・・・・・バスルームって聞こえてたのが自分だけじゃなくて良かったww[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-12-01 01:51:10)《改行有》 19. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 やばい、見てからまだ数日しか経っていないのに、もう内容を忘れかけてきている気がする・・・。 えっと、ジャック・リーチャーが逮捕されそうになったけど、逆になんか捕まえて・・・。 で、ターナー少佐っていう女性軍人ナンパして・・・。 会いに行ったらターナー少佐スパイ容疑で捕まってて・・・。 で、ジャック・リーチャーには弁護士殺害の容疑がかかって・・・。 ジャック・リーチャー捕まって。でも脱獄して。ついでにターナー少佐も脱獄させて。 あ、そうだ。ジャック・リーチャーには実は娘がいましたみたいな。 この娘も殺されそうになったから保護して・・・。 3人で仲良く逃避行する物語だ~。良かった、思い出せて。 なんかターナー少佐とのバディものみたいになって、個人的にはその辺が前作より面白かったかなと。 ただミステリー要素は薄味。はっとするようなサプライズはありませんでしたね~。 要はアメリカと契約を打ち切られた軍事企業が、武器を横流ししたり、その証拠を掴もうとした人たちを暗殺したり、武器に麻薬仕込んで密輸したりとやりたい放題。それをジャック・リーチャーが成敗するってだけのお話。 軍事企業と、その企業が雇っている殺し屋と、軍の腐りきった上層部がみんなグル。なかなかの巨悪。そこは良かったかなと。 終始ウロチョロしていた娘もどきも、なかなかのハラハラ要員で良いスパイスになっていました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-10-23 03:09:48)《改行有》 20. ジェイソン・ボーン 《ネタバレ》 ・・・旧3部作を見直してから見るべきだったかなぁ。ニッキーは旧3部作すべてに登場しているのに、何者だったのか全然覚えていない・・・。愛着があればニッキーの再登場に喜び、そしてその死に悲しみと憤りを感じることもできたのでしょうが、残念。 ボーンシリーズは、ボーンの無敵感と、あっと驚くような機転にすごく魅力を感じていた覚えがあるのですが、あれ?こんなもんでしたっけ? そしてストーリーが決定的に面白くない。ボーンは過去をはっきりさせたいだけ。デューイはボーンが記憶を取り戻しちゃうと復讐されちゃうかもしんないから、先に殺っとけ?みたいな?ボーンもデューイも大義名分とは程遠い動機で、気持ちがノルはずもなく・・・。 例えば、『アイアンハンド』がどれだけやばい作戦で、もう自分のような工作員を増やしたくないボーンが一肌脱ぐ、みたいな内容だったらアツくなれたかも。 女CIAリーのビジュアルは最高。でも、CIAの重要な役職に就いている人が、CIAの重要機密をペラペラボーンに話しちゃうのはどうだろう。ちょっと引いてしまいます。あまりにボーンにとって都合が良すぎる味方キャラ。しかもそこまでのリスクを冒すほどの理由がリーにないまま、ボーンを手助けさせてしまっているのはホント良くない。 最後のカーチェイスはちょっとしつこい。そもそもプロの工作員が、私情でこんな派手なカーチェイスしちゃだめでしょ。 で、さんざん好き勝手やっておきながら、デューイとライバル工作員の最期は実にあっけないもの。ディープドリーム社とCIAの闇取引の暴露もうやむやにされたまま終幕。はあ、2時間見続けて、最後なんのカタルシスも得られないまま終わっちゃうとは。 う~ん、ディープドリーム社の社長をボーンが守るという展開にもっていっても良かった気がするんですけどねぇ。 ボーンの過去に決着をつける旧3部作。 なら今度は未来に目を向けたボーンシリーズにしてほしかったものですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-24 01:23:29)《改行有》
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