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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順12
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1.  スクリーム(2022) 《ネタバレ》 タイトルが『スクリーム』ということで、Netflixで見つけて久しぶりに観てみようかなーと思ってみたらなんと続編だった(笑)まあそれはそれで観てみようと思い鑑賞してみました。 結論として、私は楽しめましたが、『スクリーム』を知らない人はちょっとついて行けないだろうなあ。そもそもそういう人は観ないって前提で作ってるんだろうけど。良くも悪くもこれまでのシリーズを踏襲し、またそれを基にしたストーリー作りと展開。ホラー映画の中でホラー映画のセオリーを語り出すキャストや、出るぞ出るぞ、、、という雰囲気で出さない、などはもう常套手段となりつつある。 このシリーズについては私も昔そこそこ鑑賞しましたが、それでも覚えてないこともたくさん。主役のSamの父親がかつて出た犯人の一人だったって言われても正直誰だったか思い出せない。さすがにデューイやゲイル、シドニーは覚えてましたが。ゲイル役のコートニー・コックスさんはこのシリーズよりむしろ『フレンズ』で覚えましたが。 そして、まさかのデューイ死亡。ネットで観てるとさらにこの続編もあるようで、彼はここで退場なんですね。 しかし3人が3人とも、当然年齢はお召しになっていますが、昔どおりの雰囲気で出演されていて、それは素直に嬉しかったですね。特に変わらんなーと思ったのがデューイさんなんですけど、彼は上述のようにもう見られないことに。。。合掌。 たぶん続編も見るし、今後も似たような展開になるんだろうけど、これまでの流れを踏襲しつつ、新しい驚きを与えてくれるかなーという大変身勝手な願望を抱きつつ、続編を楽しみに使用と思います。[インターネット(字幕)] 5点(2023-02-01 16:53:32)《改行有》

2.  水曜日が消えた 《ネタバレ》 とても設定が面白い映画だった。曜日ごとに人格が変わる七重人格者。しかし実際にはその中の「火曜日」のみを中心に話は転がり始める。「火曜日」は火曜日にできることしかできない。火曜日のテレビしか見れないし火曜が定休のお店にはずっと入れない。そんな「火曜日」がある日目覚めたら水曜だった。戸惑いながらも行けなかった図書館に行き、そこで魅力的な女性と会ってウキウキな「火曜日」。そこでふと思う。 あれ、「水曜日」ってどうなった? 観客は見たこともない「水曜日」の存在が気になり、想像を働かせる。水曜は音楽好き?ロックないでたち?瑞野さんとはどんな関係?ていうか他の曜日は大丈夫なの? キャスティングもとても役柄に合っていたと思う。主演の中村倫也さんはなんだか中性的な人だし、色んな人格がそれぞれに彼の雰囲気に当てはまる。違和感なく見ていられた。 どれかの人格が一人くらいこれまで夜更かししようともしなかったのかとかそういう野暮なツッコミは置いといて、他の曜日とふせんでやりとり、家中に他の曜日からのメッセージがあふれているというのがなんだか不思議な世界観で引き込まれた。 個人的に特に良かったのはエンドロールでの曜日間でのふせんのやりとり。あれは面白い。みているだけでなんだか頬が緩みます。もともとこんなふうに成立していた7人の生活が、今回たまたま荒れちゃった部分を切り取って映画にしたんだよね、って感じ。 実際に多重人格の人がいれば日常生活は大変だろうしましてや七重人格なんて本当に苦労するだろう。そういう意味ではとてもシリアスな状況を描いた話なのだが、全体としてなんだかシュっとした、スマートな雰囲気を感じた。もちろん多重人格によって話が荒れるシーンもあるのだが、あくまで「曜日で替わる人格」というところにスポットを当ててブレないストーリー描写のおかげで観ているほうもテーマに迷うことはなかった。 これは是非エンドロールまでじっくり全て観て欲しいと思います。良作です。[インターネット(邦画)] 9点(2022-09-09 18:20:43)《改行有》

3.  鈴木家の嘘 《ネタバレ》 見る前に思っていたイメージとはだいぶ違っていた。変な表現ですが、きちんとしたヒューマンドラマでした。溺愛していた息子が引きこもりで、ある朝母親が食事を作って息子を呼びに行くと首をくくって死んでいた。それを見てショックを受け大けがを負った母親は記憶喪失に。残された父親・娘・母の弟などの親族は何も知らない母のため、息子がまだ生きていると母親に嘘をつき続ける。 見ながらずっと感じていたのは、娘が一番かわいそうだなと言うこと。娘も立派な母親の子どもなのに、母親は息子のことばっかり。あなたの子どもはこっちにもいるんだよ、と何度言ってあげたくなったか。記憶を失い知らないこととはいえ、息子の肩ばかり持ち、昔のことを息子に謝れだとか、親類の結婚式に息子の誕生会を無理矢理入れ込んだり、そこでもまたビデオメッセージで娘に息子への謝罪を促したり。母親のために頑張って嘘をつき続けてきた家族の気持ちはどうだったんでしょうね。本当のことを言ってやりたい、でも言ってしまうとまた母親が手首を切ったりしてしまうかも知れない。家族の葛藤がひしひしと伝わってきました。最後の最後で、川に入水自殺しそうになる娘を母親が止めてくれて本当に良かった。愛すべき子どもがそこにもいることをようやく気づいてくれたんだなと思いました。 息子の浩一が実際に何故死んだのか、理由は?背景は?色々と憶測や推測が出てきますが最後まで明るみにはなりません。しかしこのようなことが実際に実社会で起きてもきっと同じ事になるでしょう。記憶喪失云々は別にして、結局自殺の理由なんて本人しか分からず、残った家族や恋人などはその人に辛く当たってしまった過去の記憶を探ってそれが本当の理由であるかどうかも疑心暗鬼のまま自責の念に駆られるんでしょうね。それはとても苦しいことだ。酔いに任せた流れとはいえ、北別府さんが鈴木家の嘘をぶちまけたことは鈴木家としても良いきっかけだったんだろう。最後には母も含めて家族みんなで兄の死と向き合うことになって良かった。ほっとした。[インターネット(邦画)] 7点(2021-11-13 07:57:01)《改行有》

4.  スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 《ネタバレ》 一作目の方は原作も読んで映画も鑑賞したのですが、こちらのほうは原作があるんでしょうか??自分が知らないだけかもしれませんが、でもあったとしたら「スマホを落としただけなのに」という部分があまりにも雑すぎませんかね。延々とそんなシーンはなく、最後の最後で実は出会いのきっかけがそうだった、って言われても。今回に関してはスマホを落としたこととストーリーには何の関連性もないし、ただ前作の名前を借りた別のサイバー犯罪の映画ってだけですよね。どちらかと言うとストーリーのキモはMを探し当てるサスペンス要素と、主役の彼の生い立ちに焦点が当たっていて、シリーズものというより別の映画でしたね。そういうものとして見れば、まあ普通です。 映画だから細かいこと気にすんなと言われればそれまでなんですが、浦野の警備が異様に緩いことと、全てミラーリングしてるのに借金まみれの警官にお金を振り込んだことを誰も把握してないこととか、基本彼一人で警備してることとか、そもそもあんな技術持ってるやつに強制ミラーリングとかかけてもすぐに解かれるか別の画像に置き換えられるとかされるんじゃないのかとか思ってしまう。だいたい警察側に浦野級の技術を持ってる人がいないから浦野を頼るんだし。 粗があっても映画だし、と割り切れるものは割り切れるんですが、この映画はちょっと無理なやつでしたね。続編にあぐらをかいた凡作でした。[インターネット(邦画)] 3点(2021-10-26 19:58:05)(良:1票) 《改行有》

5.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 オリジナルの白雪姫からかなりのアレンジを加えられた本作。元が童話なのでファンタジーな作りにすること自体はいいと思うのですが、アニメではなく実写でもって映画を作るのであれば実写なりのリアルさは求められる。そういう点で見た時、個人的には「ファンタジー」ということにあぐらをかいた説明不足な展開が多数あったことが気になりました。なぜ王子のキスでなくいわばスラム街出身の若者のキスで目覚めたのか。「彼も実は王家の血統だったの!?」とか話の途中でいらん憶測が飛び交って集中できなくなりました。グレタも最後なぜか蘇ってるし・・・、じゃあ他の女性もみな蘇ったのだろうか?そういう風な思考の止め方をさせる映画。 他にもRavenna(=シャーリーズ・セロンさん)の名前はraven=黒カラスからきていると思うのですが、そうまでして色を強調する割に対比となる白雪姫には「白」の描写はほとんど出ない。むしろ赤のほうがフィーチャーされていたが『スノーホワイト』としてそれはどうなのか??主役のクリステン・スチュワートさんも彼女が持つ雰囲気は白雪姫ではないように思われる。ギラギラした目つきのセロンさんに対して、こちらもどっちかというと目力が強いスチュワートさん。対比させたいなら白雪姫にはもっと柔和な人を選ぶのではなかろうか。しかもこの白雪姫、笑わない。出てる映画がそもそもダークな雰囲気の多いクリステン・スチュワートさんですが、表現の幅が少ないように思う。もっと文字通り彩のある演技を見せてほしい。 そんな、「ちょっと足りないな~」という印象の中、飛び抜けていたのはセロンさん。老いを止めるために半狂乱状態で若い娘を欲するなんて、それでなくても気乗りしないであろう役柄をもう完璧なまでに演じ上げています。下手をすれば現実の世界にまでリンクしかねないこんな比較キャスティングをものともせず輝いていたのはやはりセロンさんでした。実際は何歳なんだろう。少なくともクリステン・スチュワートさんより魅力的に映りました。 あと、ファンタジー素材として使ってきたトロールや妖精なんかも・・・あれ要るの!?妖精はどこか『LOR』シリーズのアレみたいだし、森の中の○○神様みたいなのに関してはシチュエーションと言い『もののけ姫』に酷似というかまるっきりそれでした。なんか残念な作品。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-27 10:28:17)(良:1票) 《改行有》

6.  スターシップ・トゥルーパーズ3 《ネタバレ》 鑑賞から1週間ほど経過してしまいましたが、改めてレビュー。2作目よりは良くなってると思います。が、やはり続編がオリジナルを上回ることは無いのでしょうか・・・。1作目と比べると見劣りはしてしまいますね。あくまで私個人的にはですが、1作目で面白かったのは戦場に出る軍隊とそれ以外の平和に暮らしている民間人とのギャップ、またそれに加わろうと夢見る若者たちが戦地での現実を認識していくようになるという様が良かったのですが、2作目からはほとんど戦地の描写のみになってしまい、それがもったいないという気がしました。1作目でのこの映画ならではの長所が無くなってるなあ、と。 さて3作目に関しての感想ですが、リコが復帰したのはちょっとテンション上がりました。親友らしきディックスとローラとまた1作目のような3人一組の展開になるのかと思いきや、ロク=サンでディックスがなかなかのヘタレっぷり。大丈夫かなと心配になってきたら案の定リコを首吊りだと言い出す。ますます心配になってきたのもつかの間、リコが首吊りに!!と思ったら首吊りとか言い出した張本人のディックスが助ける。なんのこっちゃ。 不時着した惑星でローラが頑張る話はわりと良かったです。でもそれも宗教姉ちゃんがうるさくて気が散る。冒頭から怪しい動きをしてた提督は案の定敵の手下だったし。てか、2作目からの流れで提督は寄生アラクニッドに侵されてると思ってたら、ただの洗脳ってのはどうなんでしょう??2作目までの流れを踏襲するつもりは特になしってことでよろしいですか??一応シリーズなのに流れを意識しない作り方が気になる映画でしたね。 極めつけは人型ロボットの登場。もうその手は『エイリアン2』以降通用しません。『マトリックスレボリューションズ』やら『アバター』やらも乗っかってますが、どうしたって『エイリアン2』で出てきたときのインパクトには勝てない。映画なんだから、多少物理法則無視したっていいのでもっと良いロボット考えましょうよ。2008年の映画としては古臭いやり口が多すぎる。 あと、ローラはディックスのどこが好きなんでしょうか・・・。地位?? [DVD(字幕)] 5点(2012-10-30 12:12:45)《改行有》

7.  スターシップ・トゥルーパーズ2 《ネタバレ》 『1』のレビューにも書きましたが、こちらは『1』と比べると見劣りがします。『1』が 平和な地球とアラクニッドと戦う戦地との対比的描写で見せていた作品だったのに対し、こちら『2』はというと、アラクニッドの新種(進化種)を見せただけの作品。冒頭で前作からのコマーシャル的な表現はそこそこに、早速アラクニッドの星での歩兵部隊の戦闘から話は始まります。しかしそれだけ。地球からの視点やその他の舞台の話に切り替わることは一切なく、ただただその一部隊のみに絞った話の展開になります。 内容もただのモンスターパニック映画となっており、強いて言うなら寄生アラクニッドのPR映画としか見れませんでした。 アクションシーンもどこか緩慢な感じに見えてしまった。ていうか気になったのはライフル?武器が前作から変わりましたね。なんか光線のようなものを飛ばす武器になってる。ラストでのダックス大尉のライフル二丁構えといい、『イレイザー』??連射が遅いのが見ていてストレスだった。でもあれだけ大きいアラクニッドをのけ反らすくらいの威力があるライフルなのに、アラクニッドが寄生した対人間だとあんなに威力が落ちるんですね。撃たれても身じろぎもしないし。 まあそんなところが気になる作品でした。[DVD(字幕)] 3点(2012-10-22 22:02:56)《改行有》

8.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 なんかもっと古い映画だと思ってました。『エイリアン』くらい古いと思ってたら、それよりはだいぶ新しい映画でした。そう思うと、「古い映画だから」と許容していた少し安っぽい映像とかそういうところが気になってきてしまった。 しかしSF映画としてとても内容が良い映画だと思いました。まず平和な地球と戦地とのギャップの違いが絶妙に描写されていたのが良かったです。彼女についていきたいという理由をきっかけに軍隊入りする主人公が入隊後彼女に振られ、事故を起こしたりして現実に打ちのめされていく経過がまたリアル。 リアルじゃないところとして、他の惑星で顔面むき出しで呼吸ができることとか、さらっと核を使って、しかも威力はあの程度のところとか色々ありますが、まあ目をつぶりましょう。だって面白かったですから。 これだけシリーズ化されてなぜ自分が今まで観なかったのか不思議なくらい面白かったです。これの『2』を実は先日観てしまいましたが、そっちはこれよりだいぶ劣りますね。まあ『3』に期待します。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-22 22:01:17)《改行有》

9.  スプライス 《ネタバレ》 科学者夫婦の考え方が浅薄な気はしますが、良作だったと思います。偶然生まれたドレンに対して紆余曲折を経ながらも、実験体としての興味とそれを生み出した親としての愛情がどんどん増幅していき、それは段々歪んでいき、最終的には抱えきれなくなり処分する・・・と。 しかしドレンの成長の見せ方はうまいと思いました。彼女の成長を見たいという感情移入を私も受けたあたり、バイオSFとしては純粋に良い映画だと思いました。ただやはりこういうジャンルの話では定番のような流れで、深みは少し足りない気がしました。体の成長が早すぎるため頭脳の発達は追いつかず、結果早熟な考えを持った生命体と性交をしてしまう・・・というのはまあ途中くらいから予想できた流れ。そこからさらに妊娠というのもまあ予想の範疇。このへんは「あーやっぱりな」感は否めませんし、見ていて気持ちいいものでもなかったので個人的には評価を下げることとなりました。 それでもとても過程を楽しめる映画ではありました。ぜひ人には一度薦めたいと思います。ちょっと過激な映像に免疫がある人で・・・。[DVD(字幕)] 9点(2011-09-20 12:41:46)《改行有》

10.  砂の器 《ネタバレ》 自分も知らぬ間に年を取ったのだろうか。。。事件を追いながら日本各地の名所を点々とするその過程が楽しくてしょうがなかった。いくつか現代の日本で訪れたことがあるところもあり、40年前と比べての比較もとても楽しかったです。その辺の資料館とかで昔を知るよりよっぽど勉強になりました。あ~、この時代の日本を旅してみたい。。。 さて映画はというと、一応原作も既読の状態で、大変楽しませていただきました。何ていうか、本よりも良かった気がします。原作のほうは本当に淡々と進んでいきます。手がかりを突き止めて、それが行き詰るところまで丁寧に描かれており、個人的にはそれがちょっと丁寧すぎた感がありました。丁寧すぎて、「早く展開進めて!!」って気持ちが強かった気がします。 しかし映画のほうは、原作から余分な肉を削ぎ、良い味付けまでして映像化してくれました。前半は原作同様淡々と事件を追っていくのですが、終盤にかけて本浦親子の全国行脚を回想しながらの音楽は素晴らしかったです。 やはり年をとったのか(28ですけど)、この時代の日本に変なノスタルジーを感じつつ、私の中にとても重い余韻を残してくれた映画でした。[DVD(邦画)] 9点(2011-05-30 23:55:54)《改行有》

11.  スパイ・アニマル Gフォース 《ネタバレ》 似たような映画で『キャッツ・アンド・ドッグス』というのがありますが、こちらはネズミがスパイエージェントの映画。『キャッツ~』のほうは基本的に人間は動物たちが裏ですごい活動をしてるってことは知りませんが、こちらのほうは人間とネズミたちが共にミッションをこなしていく中で、お互いの友情をありありと描いた作品。ハートウォーミングなタッチでした。 SFアクションとしても、とても見応えありました。若干パクリみたいな気がしないでもないですが、家電が集合して一体の巨大ロボットになる様はまさに『トランス・フォーマー』。しかしそれ以外にも、使い捨てられた無人衛星を武器に使うというアイディアや、ネズミ用のプラスティックカーなど斬新なアイディアも沢山ありました。 エンド・クレジットで意外な俳優・女優がけっこういてビックリしました。まさかニコラスさんやらペネロペさんやらいると思わなかったので。そういう意味でも色々サプライズが楽しい映画だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-01 23:20:50)《改行有》

12.  ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 《ネタバレ》 まあもう・・・、この手の「看板だけ映画」にはだいぶ痛い目にあって自分自身相当懲りてるはずなんですが、やはり興味が勝って観てしまいます。で、結果やっぱり面白くない、と(泣) 作品の評価とは関係ありませんが、『ドラゴンボール』然り『ポケモン(もうすぐ出るらしい)』然り、続々とアニメの実写化がされる背景には、やっぱりそれらは本国アメリカでは「ウケて」るということなんでしょうか??一度これらの作品を鑑賞されたネイティブの方の意見を伺ってみたいものです。 さてさて作品の方はと言うと、先ほども述べさせていただいたように、面白くないです、ぶっちゃけ。やはりそれは原作(と言うのだろうか?)のゲームから来たイメージの作品を期待するからであって、それがなければもうちょっとは評価が高かったかもしれませんが。しかしやはりそのゲームの名を冠するからには、出てくるキャラクターに視聴者は以下のような期待をしてしまいます:  ●春麗はチャイナドレス  ●見せ場の技はもちろん百烈脚とスピニングバードキック  ●ベガは総帥的軍服で登場  ●そして出るからにはサイコ・クラッシャー  ●しかし何故ゲンが気功拳??  ●てゆーか他の主要キャラなんていらない(刑事コンビ) などなどの個人的ガッカリポイントがありました。スピニングバードキックも父親と大事な場面で使いそうな前フリをしていたわりには、ラストでベガを倒したのは結局気功拳。ベガも青白い炎のひとつでも上げてくれりゃよかったのに。 いくつかのアニメ由来の実写映画を観て、海外のそれはキャラクターよりストーリー重視という気がしました。キャラクターを似せる気は無いとまで言いませんが(いや、本当に無いかもしれない)、キャラクターより演技より、ストーリーが大事で、それをある程度今風にもじったものを作る傾向があるように思います。 そのやり方では、言わずもがな日本では売れないわけですけどね。 たまにはアニメのイメージどおりのキャラが主演の映画を観てみたいものです。 (P.S. 『バイオⅡ』のジルはほぼ完璧だった)[DVD(字幕)] 4点(2011-01-04 15:04:42)《改行有》

13.  Sweet Rain 死神の精度 《ネタバレ》 映像やキャストはとてもファッショナブルで、死神というどちらかと言えばネガティブなテーマを用いながらしかしおしゃれに作られていると思います。原作は未読なのですが、少し読んでみようかと思わせる映画でした。 キャストは役柄によく合っていたと思います。特に金城武さんは浮世離れした感じの死神の感じが良くマッチしていました。他の方のレビューにもありましたが「ジョーブラックをよろしく」のブラッド・ピットさんを想起させるような演技でした。ただ、彼はおそらく他の多くの死神と比べてもだいぶ異質な感じの死神だと思うので、そんなイレギュラーな立ち位置の役割なら、レギュラーな死神がどのようなものなのかということをもっと説明した方が死神千葉のキャラはもっと立っていたのではと思います。ちょっとだけそんな描写もありましたが、担当の女性と恋愛関係になるという若干怪しい死神でしたので。。。 あとはキャスト??と言えばいいのか、犬の存在はだいぶ微笑ましい。あくまで個人的にですが、ああいう描写は嫌いじゃないです。 ストーリーも興味深い。最初は一人の死神にスポットを当てた、それぞれ別の人間のストーリーかと思いきや、「あれ、つながってるぞ」と気づいたあたりから面白くなってきます。そこは原作未読で良かった点。ようやく観てる人がそれに気づいてきたら最終的にちゃんとネタばらしをしてくれるあたりが丁寧に作られているなと思いました。最近の映画ならそういったところを鑑賞者に丸投げするような作品が増えてきてるので。 インパクトに欠けるところはあったかもしれませんが、その丁寧さに○を付けたいと思います。[DVD(邦画)] 7点(2010-02-15 11:45:00)《改行有》

14.  スペル 《ネタバレ》 最初から最後まで間断無くビックリシーンが続きます。「あ~、このシーンは心臓休められるなぁ」とホッとしたその瞬間!!ドーーーーーン!!!!みたいな(爆)。個人的にはホラーには箸休め的な瞬間をしっかり取りたいビビリなので、今作のようにひたすらホラーシーンで緊張感が続くとちょっと疲れます。 でもなんかホラーなのに笑えるシーン満載の映画だった。目ん玉ポーンだったり、ヤギが「謀ったな!」としゃべり出したり、取り付かれた男性が愉快なダンスをしだしたり(笑)『スパイダーマン』以外ではサム・ライミって初見なんですけど、彼のホラーってこんな感じなのか(笑)でもちょっとグロイ。婆さん体液出しまくり、入れ歯出しまくり。ビックリ&グロイ&笑いの3要素は面白かったんですけど、上記のような理由から私の中では少し馴染まなかったようです。 ホラーとしてはわかりやすい内容で、グロイのさえ大丈夫なら純粋に楽しい作品だと思います☆ 追記: 個人的に腑に落ちなかった点を思い出したのですが、筋として納得いかなかったのが老婆の不条理さ。最初の銀行でのトラブルは、老婆の家の差し押さえ期限の延長要求でしたが、やろうと思えば出来ることだったとはいえ、銀行の方針から「出来ないことは出来ない」と職務に忠実に働いた彼女がなぜ呪われなければいけないのかと、疑問でした。結局自分の我が通らなかったから呪ったとしか見えず、呪いの動機として弱いと感じました。もっと徹底的に悪いやつを呪う設定だったら良かったんですけどね。[映画館(字幕)] 4点(2009-11-16 09:43:21)(良:1票) 《改行有》

15.  スピード2 《ネタバレ》 これはぁ・・・、『スピード』だったのは冒頭のバイクでの追跡シーンのみで、あとは正直どこにでもあるアクション映画だったなぁ。 犯人のタイプとか、止められない乗り物だとか、探せばわりと「あーこういうところを『スピード』的にしたかったんだ」みたいなところは見えるんですけどね。 でもやっぱり前作のあのスリルと緊張感にはかなわない。 根本的な土台は一緒なのに、なんで2は面白くないのかって、やっぱ『スピード』感がないからでしょうか。舞台となる船が大きすぎて、船の中のアクションシーンが大半を占めたということもありますし、何より前作と違って乗客一人ひとりの描写が極端に少なく、危機感が全然伝わってこなかったのが残念だった。聾者だったのか手話で会話してた女の子も、後々ストーリーに大きく関わるのかと思って期待して観てたら、別にそんなことはないし。そもそも耳を聞こえなくする設定に意味が無かったし。「あの子を使って何がしたかったん!?」って監督に聞きたい。 もうとにかく犯人のヒルとか、「別に無くてもいいじゃん」って要素が多すぎた。『スピード3』がもし出るならやっぱり観ますが、ちょっと期待値は下がるなぁ・・・。[DVD(字幕)] 4点(2007-06-09 23:10:09)《改行有》

16.  スピーシーズ3 禁断の種 久しぶりにこのシリーズ観ましたが、このB級SF的なエイリアンの動きがどこかコミカルで笑えてしまった。昔の戦隊ものに出てくる怪人レベル(笑)人死んでも主人公追われていても緊張感のないことないこと。まあこれはそういうものって認識が観る前からあったせいなんですが。キャラに魅力もないから感情移入もできやしないし。  一応これでこのシリーズは終わりってことになるんでしょうか。まあ前の2作もほとんど記憶にないし、別に未練も何もないんですけど。なんだろ、最近「これ観てえー!!」っていうSF映画がほとんどないなぁーと。と言うより、SF映画ってジャンルが最近揺らいでるなあと。かつて観た「エイリアン」クラスの純SF映画はもう幻なんでしょうか?映像技術は進歩してるのに、肝心の製作側は進歩どころか後退してるんじゃないだろうか。もっと感性、もといアイデアに長けた脚本・監督が出てくることを祈・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2006-09-03 02:58:37)《改行有》

17.  スピーシーズ2 《ネタバレ》 これは・・・、前作以上にやる気のない一作となってしまいましたね・・・。前作で活躍したダンもいなくなってるし、使いまわしのキャストがプレス(=マイケル・マッドスン)と名前忘れたけど研究員のねーちゃんだけで前作の良かったところが全然生かせてないし。スピーシーズの共鳴という設定も取ってつけたような感じ満点で無理やり感に溢れてましたし、その2匹が交尾しようとするのかと思いきや最後にはイヴ(=ナターシャ・ヘンストリッジ)がオスのほうを裏切るし。 このシリーズは完全にナターシャ・ヘンストリッジに頼りきったものになってしまってますね。監督もやる気がないんだろう。明らかに笑いを誘ってるとしか思えないエイリアンの格好とか前作と同じコンセプトのスピーシーズの通り魔ぶりとか。なにもひねりが感じられない。まあ所詮エイリアンのパクリ映画だし、こんなもんでしょう。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-02 01:11:10)《改行有》

18.  スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 けっこう思ったとおりの面白さでした。マックを訴えた女性二人の訴訟を発端とするこの映画ですが、ポイントは陳述書の「原告側は両名のマクドナルドへの依存度を証明できなかった」という一節ですが、マクドナルドのカロリーとか食いつづけたら不健康になるとかそういう当たり前の点はともかく、確かに依存度という点では怖いものだと思いました。実際あれってけっこう続けて食べたくなるんですよね。自分も久しぶりに1回食べたらそのまま1ヶ月ぐらい続いてしまった事あります。来る日も来る日もマックチキンのコンビを・・・。 多分、作中でも言ってたように、訴訟を起こした二人は結局自分で自制できなかったのが悪いんだけど、本当に間違ってるのはそれに対して上記のような陳述書で結論を出した法廷のほうではないだろうか。だからこそ監督のモーガン・スパーロックもこのような映画を作ろうと思ったのではないだろうか。本来なら皆さんの言うように、「自己の食事もコントロールできず、その責任をマクドナルドに転嫁する原告二人が悪い」という結果が出そうなところ、「依存度が証明できなかったから」って、そりゃ関係者じゃなくても文句も言ってやりたくなりますよね。 それよりオレとしてはよく自分の彼女をこんなアメリカだけでなく日本でも公表されるような映画に出せるなって思いました。マックに対するこういう見方はけっこう楽しめました☆でも変わらず食べに言ってますが(笑)[DVD(字幕)] 7点(2005-09-17 23:41:48)《改行有》

19.  砂と霧の家 《ネタバレ》 見るに耐えない人物がたくさん出ていてちょっと・・・(怒)な映画でした。困ってる女性につけこんで入れ込んで、家庭を捨てて浮気に走る役所のにーちゃんもそうだし、自分の習慣を人に押し付けてやりたい放題の元軍人など、初めの1時間ほどは気分が悪いなんてもんじゃなかったですね。まぁ一番むかついたのは役所のにーちゃんですが。結局この人は自分のやりたいようにしただけですよね。他の人の事情なんかなにも考えずにただ自分がこれでいいだろうと思ったことをやってただけで。それが後々他の人にどれだけの迷惑になったか。一家全員を一晩バスルームに監禁ってだけで異常なのに、誰が拳銃で脅しながら手続きさせに行けって頼んだよ!?その結果子どもは死んでしまって・・・。話を見ながら、このにーちゃんを殺してやりたくなりました。それほど大げさには表現されてませんが、元凶はこいつだと思えるほどこの男の行動には吐き気がしました。軍人のおっちゃんはまだね、家族を守ろうとする気概は見れたので安心しました。 なんかこの映画はありえないぐらい人間が汚く描かれてますね。しかも一軒の家のために汚くなる人間を描くのはなかなかインパクトがありました。好きにはなれませんが。タイトルにある、「砂」と「霧」はストーリーの中身にそれほど関連も見れなかったので面白くなかったし、ただ醜い人間像を見せられただけなのでもう評価はこんなもんで。一つだけ、軍人の嫁さんは良い人だと感じました。 [DVD(字幕)] 2点(2005-04-01 21:21:09)《改行有》

20.  スティーヴン・キング/痩せゆく男 《ネタバレ》 やっぱどうしてもキング・ワールドって映画化されても遜色ない独特の雰囲気を持ってますよね。いつものように本人が出てるからだろうか?この雰囲気が味わえるだけで充分満足です。でも主演のロバート・ジョン・バークの体格の変化はすごいですね。どうやってこんなん撮影したのかすごく気になりました。DVDに特典でも入れておいて欲しかった(泣)。 心配なのが、この映画ってジプシーをめちゃ批判的に描いてますが、アメリカではジプシーの扱いってそんなもんなんですかね?これ映画化して(っていうか小説にして)キングは批判とかされなかったんでしょうか?もしオレがジプシーだったらバリキレてそう。 しかしいくらジプシーが不思議な力を持ってるとしても結局は人間。途中から入ってきたマフィアのにいちゃんにはかなわないのだった。彼はその後どうしたんでしょうね?ってゆーかそんな呪いをかける力があるんならマフィアのおっちゃんも呪ってしまえば、身内を殺されるからって痩せる呪いを解かなくても良かったんじゃないだろうか。そう考えると、キングには珍しくこの作品のいわゆる「不思議キャラ」であるジプシーはあんまり首尾一貫して無敵に不思議ってわけではないんですね。ある程度は妥協点と言うか、限界を持つキャラであると。 まあ普通に観てる分には面白い映画でした。中盤からは普通の追跡サスペンスみたいだったのでちょっとだれましたが。そこさえ気にしなければ充分キング・ワールドに浸れるでしょう。 6点(2005-03-01 14:18:39)(良:1票) 《改行有》

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