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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 猫と庄造と二人のをんな 《ネタバレ》 香川京子目的でずっと観たかった映画。 優等生でお嬢様女優のイメージが、気の強いわがまま言い放題のキャラに変わる。 又、思っていた以上に大胆で刺激が強い衣装・・ほとんどの場面太腿むき出しの体当たりの演技。 いや~、びっくりしました。これだけで一見の価値がある。 内容的には、山田五十鈴と香川の最後の修羅場は壮絶。1年後に黒澤の「どん底」で置屋のおかみ(毒婦)とけなげな娘役で共演しているが、今回の香川の役はまるで対照的で面白い。 とにかく出てくる女性がみんな怖い。山田、香川に加え、浪速千栄子の母親も底意地の悪い相当えぐいキャラやし。 森繁の猫に対する異常なまでの愛情はその裏返しだといえる。全体的にコメディ調であるが、誰も信じられなくなり人間世界に絶望し、猫を抱いて一人放浪するラストはリアルである。[インターネット(邦画)] 7点(2023-02-23 21:11:30)《改行有》
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