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1. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
子どもの頃見て以来、ひさしぶりに(30年ぶり・・)。
自分の子どもと一緒に見ていると、暴力シーンが気になる。
小学生が見るような映画じゃないね。見せてしまったことをちょっと後悔。
序盤の、宝さがしのシーン(玉がごろごろ)の印象ばかりが残っていて、
主人公はこんなにもたくさん人を殺していたんだなあとあらためて感じた。
また、聖書に関する知識も若干つくと、アメリカ人の怒れる神のイメージって、
こんなものなのかなって、逆に拍子抜け。
ユダヤの神の、不信心者に対する仕打ちって
この程度じゃないはずなので。[地上波(字幕)] 6点(2016-09-05 12:57:09)《改行有》
2. レッド・サン
三人のスターの見せ場を上手にからめつつ、不自然さを感じさせないストーリーにしたてた脚本が素晴らしい。三人の複雑な利害関係を少しずつ変化させていきながら、ストーリーを盛り上げていく手法は見事としかいいようがない。さらに峰不二子みたいな女と、圧倒的な共通の敵になるコマンチ族をうまく織り込んで、最高のエンディングまで
もっていっている。もちろん当の三人も求められた役割を最高のレベルで演じており、この手の映画では必見とでも言えるようなできだ。三船のサムライは超デフォルメのできすぎで日本人にはちょっとむずがゆささえ感じられるし、コマンチやメキシコ人の描き方は例によって偏見もいいところだけれども、古き良き(?)時代のエンターテイメントと割り切れる人には、楽しく見られるだろう。[地上波(字幕)] 8点(2010-02-28 00:34:51)《改行有》
3. 檸檬のころ
豊島ミホの原作の良さがどこにも残っていない。彼女の良さって、理想と現実のギャップの中でバランスをとりかねて自滅しそうなくらいの自己嫌悪の只中で、なんとか生きていくための力を自分の中に見つけて前に進んでいこうとする、その力を、リアルな心情と情景の中に描きこんでいくところにあるのだと思う。でもこの映画は、役者の演技が薄っぺらく、思いで行動のギャップみたいなものがまるでなくて、それを即物的な会話でカバーしようとしているので、良さが何も残っていない。豊島ファンとしては存在を抹消したいような作品。[DVD(邦画)] 2点(2008-09-01 17:54:21)
4. Ray/レイ
ストーリー的に面白い、というようなことはあんまりないです。変な回想シーンとかも、ごくふつうに順番どおり見せてもよかったんじゃないかと思うし。ただ話に特に盛り上がりもないのは、そういう人生だったんだろうなと思えば、逆にリアルとも言える。音楽映画としてはとてもよくできていた。見ている間、レイはレイとして、全く疑わずに見れちゃったのはすごい。僕もピアノを弾くんで、その手の映画ではどうしてもピアノのシーンで違和感を感じちゃうのに、これはそれが全くなかった。そういうのにうるさい人も、この映画はぜったい大丈夫。音楽のところだけとれば10あげてもいいくらいだ。[映画館(字幕)] 6点(2005-05-31 01:01:44)
0 | 8 | 4.42% |
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1 | 7 | 3.87% |
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2 | 9 | 4.97% |
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3 | 21 | 11.60% |
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4 | 9 | 4.97% |
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5 | 13 | 7.18% |
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6 | 22 | 12.15% |
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7 | 24 | 13.26% |
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8 | 42 | 23.20% |
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9 | 20 | 11.05% |
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10 | 6 | 3.31% |
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