みんなのシネマレビュー
映画の奴隷さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 176
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/tikusyou2001/
自己紹介 栄華なる映画の夢。

それを愛する俺という人間。
人生の節目で楔を打ってる…それが映画。
人が素通りするような映画でも、泣き笑い。
人生を振り返る刻「あの時はこうだったな」と。

喜怒哀楽を織り交ぜ、時に想い出し…
フットルースを観て、馬鹿な友達らとオールナイトで遊んだ。
何気なくTVで観てたマッドマックス2が一生の映画に。
深夜、遊び疲れて入った映画館…
寝るつもりだったのに、皆で観入ってしまった事も。
そこで観たブレードランナーは最高だったね。

何かの記念日になりそうな予感のする日に…
素晴らしい想いが出来た一日の終わりに映画を…
そして何気ない日にも映画を。

人生を素晴らしくする景色であり、想いなシネマの夢。
観る事で、体感する事で、感じる事で、自分を創ってゆく…
名作・良作・佳作・駄作、全部心から愛してみる。
アレが楽しい、コレも楽しい…それでイイ。

それは新しい映画だったり…
昔、感動した作品だったり…
映画と共に人生を歩んでいけたら幸せです…と思ったり。
皆さんにも良き映画人生を。

…ね?魔法のようでしょ?

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234

1.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 《ネタバレ》   TVシリーズ含め、過去作からずーっと観て来て「凄い作品だなー」と思いながらも、同時に何度もガッカリして来たエヴァ。 庵野さんを脳髄と心に植え付けられたのは「トップをねらえ!」からで、あの能天気かつ「カッコイイと思ったものは全部入れちゃえ!」的な作風が好きだった。 岡田斗司夫さんによって明るく能天気に始まったシリーズだったけど、やっぱり4話以降の後半は(庵野監督の持ち味だろう)「ダークな終末」で終了した。 よく「後半は暗い」との談を聞く。 そして、「好きだったのは前半(の能天気部分)だ」とも。 能天気とは強烈なインパクトの塊だ。 けど、「芸人的なお笑い」もそうだが、能天気に広げたものを、テイよく収束させるのはメチャクチャ難しい。 そして、(ダークであれ)渾身の力で収束させたモノに「前半の明るさが良かったのに…」と、言うならば(ユーザーの批判なら仕方ないけども)プロとして代案を持たねばならないのに、それもないままなのが至極残念だ。 さて、ガイナックス(だった頃の)の、明るい岡田斗司夫とダークな庵野監督との関係。 「オネアミスの翼」、「トップをねらえ!」…そして「ナディア」を観てると、次第に岡田さんとの距離感も開き、庵野さんの独壇場となっている。 特に、エヴァンゲリオンは「庵野さんの好きにしていい」と始まった作品だから、本人の持ち味のひとつである「ダーク」さに、傾倒して進行した。 さて、「ダーク」とは「闇」……庵野さんはダークだ。 庵野監督は、幼児の頃から、ずーっと「好きなモノ」を追いかけつつも、ダークを受け入れて過ごしたのかも知れない。 女性や人間関係の面倒な部分はさておき…ウルトラマン、ゴジラ、仮面ライダー、ファイヤーマンなどのカッコいいモノを追いかけてきた庵野さん。 エヴァはTV版から旧劇場版は、間違いなくダーク。 そして、ファンからは、その暗さに「ナニコレ?」の判定を下された。 そして新劇場版シリーズの「序」は、作風の構成がストレートで「あれ?…庵野さん(いい意味で)変わっちゃった?」と思ったけど、「破」から…特に「Q」は…ダークだった。 この上ないダークを纏い、庵野監督はいったい、この話をどこに向かわせようとしてるんだろう?なんて考えた。 それ以前に「精神と身体、大丈夫かな?」と(勝手に)心配したまま、色々と新劇場版のストーリーを全体論で検証した。 そんな中…新劇場版を最初から見直して「Q」での渚カヲルの言葉に驚愕した。 そうか、この世界は何度も何度もやり直してるんだ、と。 過去のダークな世界も、庵野さんは受け入れて、やり直しの世界の一部にしたんだ、と。 ――素晴らしい。 己を肯定して物語を進め、人生も進めている。 本当に素晴らしい。 自分を否定したくなる箇所は、人間なら誰でもあるだろう。 ――それを隠すのも人。 ――それを正そうとするのも人。 けど… ――それを受け入れて自分の武器にする。 クリエイターにとって、これは至難の業だと思う。 俺は、仲間によく言う。 「本物のクリエイターになったら、性癖から頭の内容、心の器量まで、喜怒哀楽、嘘すら全部ダダ洩れになるぞ。」と。 けど、エヴァという作品で己を晒し、ボロボロになりながらも、最後の大円団まで導いた庵野監督。 いま思えば…… 碇シンジは、庵野さんの冒険体なのだろう。 ダークに過ごした自分を、あのシンジの身体で、ありのままにアニメーションの世界で闊歩させたかったのではないだろうか? そして、碇ゲンドウは…素の庵野さんだろう。 あの「人を受け入れない姿勢」や、心を開かないダークなところも…そして、人の拒んででも通したい野望も含めて。 何故か、ラストのゲンドウとユイの抱き合ってるシーン…あの美しさが胸を突き、ただ感動が溢れた。 碇シンジと碇ゲンドウの親子関係。 過ちも後悔も…過去を全部認めた上で、共に未来へと進む。 それこそが、新世紀に続く道なのかもしれない。 冬月が言った…「マリは、イスカリオテのマリア」と。 なら、最後のシンジとマリが走ってゆくシーン。 マリがマリアならば…あの、シンジは「ヨゼフ」となるのだろう。 ならば、きっと結ばれるはずの2人なのだ。 きっと、シンジとマリから生まれるだろう約束の子は「イエス」…。 彼こそが本当の新世紀に進むと信じる。 最高のリスペクトと…そして、安堵の気持ちを持ったままエヴァを見送りたい。 全ての、やっと繋がったエヴァに…ただ、万感の思いを込めて…有難う。 庵野監督、本当にお疲れさまでした。[映画館(邦画)] 10点(2021-03-11 10:19:26)《改行有》

2.  グランツーリスモ   タイトルは―――グランツーリスモ。 想い出したのは、PSハードの1作目からだった。 一生懸命、ゲーム機で遊んで時期から。 あの頃は「FF7」と「モンスターハンター」にハマってしまった。 有給休暇(20日くらい?)も速攻で片付けてしまったり…ほぼ(4~5日くらい?)寝ないままだったりと、なかなかに状況だったのを想い出す。 まぁ、例えアレだ。 所謂「普通の生活」にズゥ―――――ッと続けれるモノでもないのと…何よりも「ゲームに戻りたい!他の事はし難い!」と… そこから先は「ゲーム以外」での、色んなエンターティンメント(映画&玩具がメイン?)に没頭しちゃったり…仕事をしながらも、その想い出を想い出してしまった。 さて…想えばレースゲームでの時代に「デイトナUSA(セガ)」、「Ridge Racer™(ナムコ)」が産まれた。 当時から「完全3D」で発達しながら、圧倒的なゲームデザインを得た。 それが、あの「グランツーリスモ(SONY)」の出現で、あの「デザイン面」以外にも「シミュレーター(風から次第に本格的な)」世界を垣間見せても合えた。 まず、何よりも「DEMO」シーンを観てるだけで、あの時代の入口に到着した気がする。      *      *      * さて、好きなレース映画を羅列して観る。 【最高のレース映画たち。】  ●2013:ラッシュ/プライドと友情  ●2019:フォードvsフェラーリ  ●2023:グランツーリスモ どの作品が「上」で、とか「下」って羅列ではない。 単純に「レースシーンに参加してる」感で、そう感じさせるのだろうな、と実感する。 物語性を感じるのなく過去の映画も大好きだが、レースに関して(航空機も含む)では最近のシーンに燃える気持ちになる。 人物的なテーマで言えば――かの「栄光のル・マン」や「バニシング・ポイント」など…後はバイオレンスな「マッドマックス」は省くって意味で羅列した。 まず、結論から言うと…前作は最高だが、人間的な「見せ場など」は別扱い。 文字通り…「ラッシュ/プライドと友情」は外すのが難しいくらいに最高の人間劇だし、そして「フォードvsフェラーリ」はレースのドラマとして最高作品だった。 今回の「グランツーリスモ」に関して…結論から言うと”最高に面白い作品”だったと思う。 全く観る気が無かった映画だったのに……うん。 いまや「ニール・ブロムカンプ監督」の流れとは全く違う作品で、「チャッピー」「エリジウム」「第9地区」と、2021年の最近前だった「デモニック」以外は感じさせて貰えたが…何よりも、映画的なゲームデザインについても強い共感の度合を感じた。 何よりも、素晴らしい映像で(若干、その物足りなさが有るかも知れないが!俺的には)最高のシーンによる組み合わせを強く感じさせて貰えたのだ。 んぅぅ~…言いたい事は山ほど有るんだが、ネタバレできないし…まず「共感」はして置きたい。 最早「ゲームデザインの新規制」に伴って、新しい(はずの)変化度合が有ると信じて。 いやいや、5年後… 違うな!10年後が楽しみだ! .[映画館(吹替)] 9点(2023-09-21 06:05:25)《改行有》

3.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 《ネタバレ》   今日は、ネタバレを聞きたくないの映画に行ってきた。 シリーズ通して「安定の出来」を誇ってて、俺自身もこの映画のシリーズは好きだったりする。 ――ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/VOLUME3(2023) 映画を観る前にDisney映画の予告編。 恐らくは「ピノキオ」と「ピーター・パン&ウェンディ」…共に実写映画、そして映画の予告でも「リトル・マーメイド(2023年)」でも、人種の入れ替えがあって…少しばかり「おや?」と思った。 普段なら若干の違和感を得る程度だっただろうが、立て続けに3つも観てしまうと、大きな輪になって脳裏に残ってしまった。 まぁ、今の「スパイダーマン:ホームカミング~以降(2017~2021)」でも、MJの人種が変化したが、演技力や本人の頑張りも有って…今では概ね受け入れられているのも頭に入れおく。 けど、それを前提で……何だろう?この胸で渦巻く違和感は? 気になる「問題(懸念)点」は――この2つ。 ■コンプライアンス(コンプラ)■ ■ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)■ まぁ、作家さん達の問題とか、役者さん達の在り方とか、ユーザーの位置なんかは、敢えて此処ではスルーする。 そこがネックになると、映画とはまた違ってきて、上のステージの根本的な問題となると思うからだ。 尚、ファンの論争については一切問題はないと俺個人は思う…言い方を変えれば、その論争も”ファン間の楽しみ”の一環だと考えるからだ。 まぁ、代案の無いままクリエイターを気取られたり、批判の足並みが揃って無くとも…それも一種の愉しみだろう。 取り敢えず、個々に判断の基準ではあるだろうけど、そこまで止めるのは無理だろうし、問題としては(今のところは)小さいと思う。 一体どうなるんだろうね?この違和感は…将来的に。 クリエイターでやってる人…特に情熱を込めていると相当に面倒だろうなーとは察しがつく。 ただ、アレだ。 それら困難はクリエイターでやってるなら、版元やメーカーから…ドンドン落下してきて、否が応でも受けねばならない状況はズーッとあった。 時に理不尽、時に面倒であったとしても「クリアしなきゃ出せない」のなら、やるしかないのが俺達の道だ。 色んな困難の中でも、クリエイターは「未来に繋ぐ道」を考えつつも、まずは「生き残るために頑張り続ける」だけなのだ。 と…以上の事を考えつつ、だ。 待望の「VOLUME3」の上映が始まった。 とは言え、上記の「コンプラ&ポリコレ」について、ずーっと考えてたんで、劇中の人種(つか、星人?)のミックス具合が果てしなく心地いい。 ああぁぁ―――――――っ!! ネタバレは書けない!書かない!書いて堪るものですか! これは是非是非、時間を作って観て欲しいと思う! 日本人が好きなモノ、色々と集まってて超賢い(ズルイとも言う)要素ばっかり! 結論から言うと、アレだ。 やっぱりジェームズ・ガンは好きな監督だなぁー…マジで。 作風は、「人間の友愛」に触れつつも「人間の不快感なモノ」も確りと分かってる作家だな、と思う……その上で、その両方を毎回毎回、丁寧に見せてくれるのが流石だ。 作品的には脚本をしていた「ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年)」とか「スーパー!(2010年)」辺りから超注目してたんだが…毎回「胸糞悪いシーン」とかで痛烈なインパクトを残して、俺の心に刷り込まれてきた。 ともあれ、人によって好き嫌いはあるかも知れないが…俺は凄く心が躍った作品だった。 前回の「ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結(2021)」も、色んな穴はあるにせよ…「人の観せ方の上手さ」とか、ジェームズ・ガンらしい作品として…言わば「好きな映画」として加えて置きたい逸品だった。 作品の今後についても敢えて書くのを辞めよう。 ただ、胸に刻まれた度合いが…今回は、マジで半端ない。 いや、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は勿論、シリーズ通して素晴らしい。 ただ、それよりも…ジェームズ・ガンの監督っぷりが最高だったね…本当に。 いや、MARVELもDCも最高だ! 今後も…うん。 その弾けっぷりを刮目して観る!      *      *      * それと… 30年以上も待ってたキャラ。 色々想い出して泣きそうになったわ。 .[映画館(字幕)] 9点(2023-05-05 01:34:39)(良:1票) 《改行有》

4.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 昨日の夜から全然寝れんで、仕方なく掃除。 気が付きゃ朝8時という素晴らしい体たらくさ。 なら映画でも行こうと………行ったのは。 ――アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年) IMAXレーザー3Dで観たが…結論から言えば、ストーリーやらネタバレやら関係ない! これは「体験する映画」なので観なきゃ意味がないのだ。 作品の「好き、嫌い」は人それぞれだと思う。 ただ、俺にとっては最高の画があった。 懐かしくも素晴らしい中学1年時の体験が(アバターのキャラだけど)劇中に飾られていた。 誰もが普通に観てる中で俺は、込み上げてきて泣いちゃったんだ…マジで。      *     *     * 昔…実家近くにあった甲子園浜。 自転車で飛ばして30分くらいの距離にある場所。 次第に潮が満ちて来たのを知る。 登った岩の上では足に波が掛かりつつ水平線を観たら…景色が異常に素晴らしく、ただただ見入った! まるで金曜ロードショーのような夕陽…黄金の光に向かって気分が超高揚した。 大声で歌ったのは西城秀樹のヤングマン…そして、ホップ・ステップ・ジャンプ! 一緒に居た小4の「ナオ君」と一緒に…岩の上に立ち、脚に波を受けながら熱唱した。 俺の中で、あれ程にテンションが上がったのは初めてだ。 アバターでは人間以上の知識を持ちながらも、自然と同化して徳を積む彼らを眺めて羨ましくも懐かしく…切ない思いになった。 俺は、海が好きで好きで仕方なかったのを想い出した。 想い出せば、色んな友達と仁川の渓流に行った。 ああ、そう言えば…学校が終わったら速攻で海に行ってた。 そして…夜になるまで泳いでた…楽しくて楽しくて仕方なかったんだよな…本当に。 今は――もう、あの時の砂浜は無くなってる。 だから、考えると悲しくなっちゃうんだよな、本当に。 最高の想い出の場所は自然災害じゃなく自らの手で壊すのも人間なんだな…。      *     *     * 映画の時間は192分と長いのは最初から覚悟してた。 ただ、驚いたのは「映画が終わって欲しくなかった」んだ。 もう後半のバトルの箇所よりも、平和な自然融合のシーンが本当に素晴らしく懐かしく、ただ胸に来ていた。 しかし、192分か…凄い長さだな。 あ、そうそう! ずーっと前からのマブダチと久しぶりに映画談義に花を咲かせていた。 そこで聞いた面白い話があったから書いておく。 彼さん曰く――「インド映画が何で3時間とか長時間なのか知ってますか?」と。 確定ではないらしいが、その理由が凄く納得! 答えは「インドって暑い場所だからエアコンの効く場所に入ったら客は、すぐに出たくないから」らしい。 いや、凄いなー…超納得! よくよく想い出せば俺もそうだった! 夏休みとか尼崎のダイエーとかニチイとかで涼んでたもんなぁー…何も買わんクソガキの俺が。 更には、エアコンの利いた本屋だったら、店から出たく無かったし。 その話が、ずっと頭にあって考えてたんだが…アバターを観た時に、その想い出も含めて頭にフラッシュバックした。 うん、人間ってのは幸せ過ぎるんだろう…きっと。 病気や体調なら仕方ないけど…「映画の3時間はちょっとなぁ~…」とか、そんな意見をよく聞く。 SNS、ゲーム、映画、アニメ、ホビー…いやいや、本当に娯楽が氾濫しきった時代だ。 だからこそ、趣味はリスペクトして欲しいし愛して欲しい。 ガキの頃… スター・ウォーズの新作を待ってた時のように。 渇望してた俺らは、その想いを忘れないままオッサンになった。 ――アバター:ウェイ・オブ・ウォーター。 素晴らしき映画を観終わった後の余韻よ。 勿論、クリエイター目線だったら色々とある。 けど、個人的な想いで目線だと素晴らしい作品。 俺だけの大切な想い出だ。 .[映画館(字幕)] 9点(2022-12-21 00:25:33)(良:1票) 《改行有》

5.  THE FIRST SLAM DUNK あー…今朝、うん。 起きた時から少し身体の調子が悪かったー…。 なので、いい感想になってるかどうかは分からない。 もう一回観るなら…アレだ。 気分が好い時に観たら感想が変わると思うけど。 さて、観てきた! 本当は「マッドゴッド」にするか迷ったけど、今日は時間のタイミングが合わない感じ。 なので、コレにしたんだわ。 ――THE FIRST SLAM DUNK なんか周囲(マニアさんら)が色々と煩い感じだったけど、俺はコミック準拠モノなので、アニメは全く観てないんだな。 んで、ストーリーっつーか…ネタバレには気を付けたいけど…コミック読んでるんだったらキャラの着眼点以外は、あまり関係ない気もする。 上映前に、過去からのアニメファンが騒いでたのが「声優の変更」だったけど、俺はアニメを観てないので全然、なぁぁぁぁぁぁぁんとも思わなかったし…監督であり、作者の井上雄彦先生の意図した事は何となくだが、理解できる。 多分だが…実写映画っぽくしたかったんじゃないかなーと思うんだ。 要は、キャラの声がアニメに準拠してなかったので、実写映画を観てるような感じを受けた。 ともあれ、愛の力は凄いもんなー…マジで。 アニメ版のスラムダンクに「愛を持ってる人」は悔しかったかもだけど… ずーっと「アニメの●●さんが~!」とか「だよね~」って言い合ってた女子2名が居たが、終わった後で「これはこれで良かったね」と言ってて(俺は全然無関係なのに)少し嬉しくなったな。 クリエイターの意図が組み込まれたようで、さ…。 さて、SLAM DUNKだ。 もう一回観るかどうかは迷うけど、ずっと観てる間は胸がワクワクした作品だった。 漫画で読んでるから、作品の情報が頭の中に入ってるけど、この映画からスタートした人だったら、どういう感想になるんだろう? そこも気になるけど、全体的にカラーが沈んでるのも、少し(俺的に)勿体ないなーと思った。 やっぱりキャラの服装じゃなく…景色だけで春夏秋冬を表現出来てたらいいなーと思う。 しかし、キャラの心理や表情は流石だ。 漫画連載の時から、井上雄彦先生には想ってたけど… 絵の上達速度や、場面やキャラの表現力はやっぱり半端じゃないね。 才能と努力が見事に連結してるんだろう、きっと。 世の中ってのは「見本」は嫌って程にある。 けど、その「見本」をみんなで知らん振り。 勿体ないね、マジで。 特に――俺に。[映画館(邦画)] 9点(2022-12-05 00:13:20)《改行有》

6.  RRR 《ネタバレ》   いや、周囲からの評価も非常に高い! それも滅茶苦茶に褒められてるんで、そこは気になってだんだ。 んで、今日は不意に時間が出来たんでアレだ。 感想だけど…ちょっと書くのは躊躇する。 いや、躊躇ってのは「想った意図が伝えられるかなー」って意味で。 あくまで俺の感想なので、まず俺自身の確認ポイントを理解して欲しい。 【自身の確認ポイント】  01:クリエイターとしての包括な目線。  02:シナリオライターとしての目線。  03:各映画を観て来た目線で。 上記を抑えて貰えたら…結論から言うと驚いた! いや、俺が映画の世界を知らなかったり、インド映画をあまり観てないのもあるけど…とにかくショックだった! インド映画って凄く進化したんだなーと思った。 想えば…最期に観たのは1995年の「ムトゥ/踊るマハラジャ」以来。 此処までの進化を魅せられると、相当にビックリするし…何より、各国はもう業界内での(単に創る)能力差は無いのかもしれない…なんて発想になった。 それと制作陣が、かなーり色んな映画を「観て」、「学習して」、何より「身に着けている」のに驚く。 ネタバレに繋がるかもだけど…うん。 俺的なNGポイントは2つだけあるので、ざっとだけ書く。      *     *     * 【A:ジュリーの処遇とシナリオの変更】 イギリスの提督の娘ジュリーが出て来て、なかなかの好演をしてキュートだ。 ただ、(悪人描写とはいえ)父親を殺されて、その後でコムラム・ビームと結ばれるってのは人情的にどうなのか? いや、悲しみのまま愛し合ってるけど離れ離れってのもそそるけど、結ばれるのは(方法論の一つとして)賛成ではある。 けど、提督だった父親の殺害の後…かつ、あの当時の時流を考えると大きな違和感がある。 俺だったら…そうだな。 提督のすぐ下に、闘えるタイプの部下の参謀を置く。 んで、全部ソイツが英国兵に指示してたり(更にはジュリーを自分の嫁に従ってるとかにして)悪事三昧。 父親はもっと気が弱く、立場を利用されて…最後は事故とかで死んじゃうとか、ソイツに殺された方が良いと思う。 【B:ラストのインド万歳なメッセージは…どうなん?】 いや、もうね…こういうのは好きじゃないんだ、マジで。 (テーマは別として)北朝鮮の番組を観てるような気がしちゃったし…何よりも、これ程に面白い映画を創ってたのに「何やってんだ?マジで…。」と思ってしまった。 いや!もっと考えよう! インド人目線だけじゃなく、(敵対国は抜きにして)第三者目線の国の視線くらいは。      *     *     * でもでもでも!でぇーもぉー! 文句は色々書いたけど、他は滅茶苦茶に面白かったぞ!いや、マジで! ほんと、色んな映画を観て勉強して、努力してるのが伝わって来たし…なかなかに俺の好きな映画を辿ってくれていて嬉しさ満点! かつ、インド映画の手法で「ミュージカルっぽくなってる」ってのも変な悲壮感を出さずに、かつ勢いを阻害してない要因になったんじゃないかなーと思った。 あと、ビジュアル的な見た目については敢えて触れないようにしてる。 理由としては…映画の国籍的なビジュアルって、見慣れて来ると「それも好きになる」ってのは経験上よーく知ってるから。 あ、近所のインドカレー屋の店員が、凄ぉぉぉぉぉく良い人ってのもあってさ。(バターチキンカレーとチーズナンが死ぬほど旨い!) ただ、凄いな…インド映画の未来! これからは(ジャンルによるけど)楽しみになって来たな…ほーんと![映画館(字幕)] 9点(2022-12-01 08:23:26)《改行有》

7.  ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 昨日はBlu-rayで「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を観たので、その続編って事で「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」を観た。 さて、まずは昨日観た「黒い魔法使いの誕生」だが、コレって「途中で終わってる感」が満載なんだけど……エエんかな? 取り敢えず、作品的には1作目の「魔法使いの旅」が異っっ常ぉぉぉぉぉに好きなんだよな…マジで最高! あの、ハリーポッターの映画では描ききれなかった「(普通の)人間との関わり方」や「その距離感」…そして「その距離の埋め方」ってのが確りと刻まれたのもあるし、あのエンディングには心が幸せな気持ちになれた。 なので、それに水を差すような「黒い魔法使いの誕生」には、かなり「これは…」というダークな気持ちが湧きたってしまったが…アレだ。 これほどのシリーズを作ってきたスタッフなんで、その決着が(恐らくは)描かれるだろうと、本作に期待。 そう…「とダンブルドアの秘密」を観るしかなわな。 まぁ、劇場でも今週で終わりみたいだったので、何かの縁かなーと思ったのもあって…それを調べに、今日観に行く事にした。 結論から書くけど、めっちゃ上手く纏まってたと思う。 ファンタスティック・ビーストの好き嫌いは(前の)ハリー・ポッターどころじゃないだろうから、一概にすべての人間に「絶対いいよ!」と、お勧めは出来ないけど…もし「1作目が楽しかったー!」と思う人が居たなら、是非お勧めしたい。 って事で、ざっと今までの作品の点数。 点数:ファンタスティック・ビースト歴代評  【95】(2016)魔法使いの旅  【35】(2018)黒い魔法使いの誕生  【93】(2022)ダンブルドアの秘密 ただ、アレだよ、アレ! 今回の作品と繋がってる前提なら、2作目は30点から60点にランクアップする。 それくらいに、今回のは俺的には好きだったんだ。 さて、今回は敵役の「ゲラート・グリンデルバルド」が「ジョニー・デップ」から「マッツ・ミケルセン」にチェンジ。 俺的には007/カジノ・ロワイアルの時から好きな役者なので、全然嫌じゃないけど…オッド・アイとかの設定くらいは引き継いで欲しかった気がする。 ともあれ、あのジョニー・デップの後でも、しっかりと主張できてた演技だったので、彼が今後演じるのでも全然問題はないと思った。 むしろ、同軸スタートなら、このマッツ・ミケルセンに分があるかも知れない。 俺的には、ジョニー・デップのコミック的な演技は好きだけど、アレだ。 作品群として、ハリー・ポッターならジョニー・デップだけど、シリアスな展開を望むならマッツ・ミケルセンかも知れない。 そして、俺はこのファンタスティック・ビーストで一番好きなキャラが分かった。 それは、「ダン・フォグラー」が演じた、魔法使いでもない”ただの人間(のデブ)”「ジェイコブ・コワルスキー」だ。 彼の魅力を、劇中で(若き日の)ダンブルドアが語るシーンがあるけど、俺はリアルに頷いてしまった。 「運命とか、力の差」が歴然としてても、あえて危険に身を投じても…守らなきゃならないモノのために奔走する。 それは、時に「愛する者」の為…時に「信じた友」の為……っつーか、言葉にすると、コッハズカシイ言葉だが、それを四面楚歌の中で無理してでも「自分に言い聞かせている彼」が堪らなくカッコいいなーと思えるんだよな…。 ハリー・ポッターの頃から、あの魔法的空間を旅行させてくれる、この作品。 まだまだ続くってなら…うん。 最後までしっかりと観て行きたい。 今回の評は、こんな感じ。 あ、そうそう! 「グリンデルバルド対ヴォルデモート卿」 そんな映画があったら… 俺は絶対に観に行くよ…マジで! 関係者の方々どうか宜しくお願いします![映画館(吹替)] 9点(2022-06-08 18:48:43)《改行有》

8.  トップガン マーヴェリック おはようございます。 コメントが書き上がるのは1時間後くらいだけど… とりあえず、おはようございます。 2度目の観賞は、マーヴェリック(吹き替え版)だ。 あ、全部個人的な見解なので「違うなー」と思っても生暖かく見守ってください。 ただ、映画の感想なんで100人居たら100の感想が当たり前だし、それが自然と思うし。 更に言えば…映画の感想に、間違ってる・間違ってないは存在せず「なんか感覚が違うなー」程度に考えるのが吉だと思います、はい。 しかし、映画館で「同じ映画」を観るのは何年ぶりだろ? 今までも、何度か思う事はあったけど…その気持ちより「だったら、新しい映画にしよ」ってなってしまうのに…。 でも、その意味は”あえて”問わず「まぁ、ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスも観るし、いいか…。」って感じで、強引に映画館に向かった。 まぁ、映画評でコメントをするなら、ひとつ。 トム・クルーズ声に強い執着が無いなら「日本語版の方が映画の内容が掴みやすかった」と思う。 吹き替えが嫌じゃないなら、是非観て欲しい。 さて、何故この映画に俺のハートはこれ程に惹かれたか? そう、俺は…何故これほどに「この映画」に惹かれてるのかが、痛感できた それは、観てる最中に理解し、身体が震えたんだ! 結論から言うと…「(俺の人生の)80年代があった!」と。 少し前に観た名作、「ゴーストバスターズ/アフターライフ」も、とてつもなく素晴らしかったし、最高に面白かったど…あの作品は80年代を強く取り入れていない「現代の映画」と思ってる。 けど、マーベリックは最新の技術で撮影しながらも、作品として「映画のど真ん中」を突っ走ってる。 そう、爆走していた! 80年代という「狂いつつも真摯な王道」を…笑う者なんか存在しなかった時代というハイウェイのど真ん中を! その”ど真ん中”ってのはアレだ…全体的な「シナリオ」構成も要素のひとつだろう。 まず「キャラの動向」だったり「ご都合主義な設定」だったり「見せ場を用意する感じ」だったり…もう、そんなのがグルングルンに渦巻いてる。 それを恥ずかしげもなく、今の時代や観客に「どうだ!これがエンターテインメントだ!」とスタッフらが、トム・クルーズが見せつけている。 俺がスタッフだったら「どうだ、小僧!これが80年代のパワーだ!小賢しい事なんかどうでもいい!ただ、カッコ良くて、ただ、ハートがワクワクして、恋心も揺すられる!そして、女に愛情、男にゃ友情だ!バッキャロー!(←死語)」って言いたくなる作品だ。 それを最新技術で、当時のカラーが失せないように作りあげる…そして「80年代男の去り際」も…優しく仄かに見せつけて。 ああ、この素晴らしさよ! 観ないと後悔するぜ、絶対に! ダメな箇所も俺的に2点ほどある! あるけど…そんなの、どぉぉぉぉでもいいんだ!! 例えるなら、アレだ! 本気で惚れた女がいる場合、細かな欠点で減点なんかしないで、それごと愛してしてやりゃ良いんだ! チンタラとアホウな事を言ってると、愛が逃げるぞ! んで、テメーの熱いハートが腐っちまうわ! それよりは「愛してる!」と抱きしめりゃいいんだ! それが、俺の…80年代の生き方だろう……いや、多分。 最期に「トニー・スコット監督」への賛歌が聞こえる。 オープニングのライティング……ビバリーヒルズコップ2のオープニングもだけど、肌を優しく包むような朝焼け。 やっぱ、これがカッコ良かったね…全部を思い出した。 うん。 そりゃ泣くわ…マジで。 けど、走れ! 泣きながらでも良いから走れ! 夕焼けの中…ただ走れ! .[映画館(吹替)] 9点(2022-06-02 10:17:59)《改行有》

9.  こんにちは、母さん   さーて、と。 想えば、凄い監督なんだよな…あの作品も。 日常的な作品ではあるんだけども山田洋次さんの凄さ。 今回ばかり観たのは、「こんにちは、母さん」って、2023年のシリーズ。 Blu-rayで2019年頃に「男はつらいよ/お帰り 寅さん」で購入した。 いや、最後の曲とかで…泣けるね、アレは。 ――色んな映画がある。 そして色んなジャンルを、貪るだけじゃなく眺めてみる。 ただ、映画を待ってる状態じゃなく、まず観てみる。 今は好き放題に観る状態で、作品を構えつつ見入っている。 何気ない、その辺にある物語。 だけど、誰もが本当に過ごしていたい世界だなあ。 そう言えば… もう、沢山、「映画を順当に楽しめる」ように、観るようになった。 過去、東京に来ていた直前くらいかな? 色んな映画を貪りたく、特筆するジャンルの映画でもなく、フランス映画や日本映画もよく観察していた。 中でも、1988年に…市川準監督からレーザーディスクで「会社物語/MEMORIES OF YOU」を観ていたんだ。 うん、実際は楽しかったし印象にも残った。 けど、まだ年齢的に考えて「一番観たい、SFやアクション映画」が否めないのを、いま実感。 けど――アレだ。 50歳を超えた年齢になると、観たい映画が時期を関係抜きに観たくなるのも事実だよね。 好きな映画は今も、そして、これからも…ずっと好きだけど、好きな映画の「溶け込み度合い」が変化した気がする…かな? あー、上手く言えないけど。 たくさん話して、人間と関わって… そして(ときには)優しく微笑みながらも生きてる世界。 ――吉永小百合さんが居る。 ――大泉洋さんが居る。 ――そして、寅さんの世界にも居る。 そう、それで好いんだ。 きっとまた、あの世界を観れるなら。 母さん、いい天気だね。 .[映画館(邦画)] 8点(2023-09-13 19:06:32)《改行有》

10.  SAND LAND   なぁぁぁぁぁるほどぉぉぉぉぉ!…と感心作品。 うん、まず…その前に、ね? 今や、面白い映画の溢れた時代。 沢山の素晴らしいエンターテインメントの時代に棲んでいる。 そこから考えれば最高の時代なんだけど…沢山の人たちにとっては「映画を簡単に用意され」る時代なんだよね。 んー…寂しいけど「観ないままの時代だった映画」がたくさんある。 本当に言うなら…全部、映画を観たくて仕方ないんだけどね……いや、マジで! しかし――鳥山明さん、だ。 ――SAND LAND (2023年) あの凄い実力をずーっと引き摺ってる作家だった超人。 言うまでも無いほどに……マジで凄い方なんだよね。 だからこそ、歴史的なキャラコーティングしないまま…あの「SAND LAND」の世界や、楽しさを垣間見ている気がするんだ。 面白いけど、大きくキャラを持ち上げてない……みたいな。 気軽に観たけど…うん、アレだ! 何となぁぁぁぁぁぁく盛り上がって「サンドランド」のキャラや世界が構築されて、今となっては楽しい作品に無数に垣間見ている。 けど、コーティングだけじゃなく「最高に楽しい作品」で在り続けて欲しいんだ……今も。 あの”作品による”世界的なコーティングは…俺個人として感心しているんだ。 やっぱり、最初にキャラを見せつけた上で、ゲームの徹底を仕事をしながら奨めるのが基本だろう。 なのに「あの鳥山先生」ってば、今回の「サンドランド」では…設定を持ち上げすぎないままで、あのキャラで見せつけているって事だね。 ああ、本気で映画を徹底しつつ、あの物語を突っ走ている。 なーんて、考えたり。 いや、素晴らしいなぁ、本当に。 ドラゴンボールとは全く違う「楽しい世界観」だ。 もし、一度見て欲しい作品。 .[映画館(邦画)] 8点(2023-09-12 12:56:17)(良:1票) 《改行有》

11.  トランスフォーマー/ビースト覚醒   昨日から公開だった…”男子大好き”な作品。 んー、見せ場重視の映画で、ネタバレは1か所だけ……あ、書かないけど。 ――監督は、あの「マイケル・ベイ」だった。 いつも”ちょっとなぁ…いつも惜しいよなぁ…”と思ってた御仁だったり。 まずは、トランスフォーマーの世界を把握、マシーンのフォーマットなどを学習するには、映画版って凄まじく解り易かった。 あ、それはそうと…「脳のチャンネル」があるんだけどさ? うう~んと、書き方が難しいけど…例えば「2001年宇宙の旅」とかを観る時に「仮面ライダーとかウルトラマンを見る視点」じゃなく、その番組のレベルに合わせた「脳のチャンネル」に設定(無意識でも)してると思う。 これがズレると、マジで波長が合わないって言うか悲惨になるんだけど…俺の場合、意識して「似た作品など」からチャンネル設定を試みている。 んで、ずーっと「脳のチャンネルを低くして楽しんできたシリーズ」だが…アレだ。 俺は2009年に上映した「トランスフォーマー/リベンジ」が”ここ一番の観せ方”や”人間側の兵器とオートボットのバランス”なども含めて一番好きな作品だったりする。 過去、これを(訳があって)小学生5人くらいと一緒に観たんだが…観終わった後で子供らに確認したら、欲しい玩具が「オートボットが欲しい!」だけではなく、現用戦闘機や戦車も好きだ!ってのが多くて、そこに驚嘆した覚えがある。 ほら?マジンガーやゲッターじゃ「現用兵器が欲しい!」なんて気持ちが絶対に沸かなかったんで…マジで驚嘆。 んーな感じでシリーズは、ずっと観ながらも、たまーに玩具を購入して世界観を確認していた。 そんな中、2018年の「バンブルビー」は(人によって好きor嫌いはあると思うが)かなり異色な作りでヒューマン的なドラマとして面白かった。 【トランスフォーマーのシリーズ】  ●2007:トランスフォーマー  ●2009:トランスフォーマー/リベンジ  ●2011:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン  ●2014:トランスフォーマー/ロストエイジ  ●2017:トランスフォーマー/最後の騎士王  ●2018:バンブルビー  ★2023:トランスフォーマー/ビースト覚醒      *      * いやー、今回はバンブルビーと同じく「人間ドラマ」として楽しめた。 オートボットなどのデザインも、次第にアニメ版に近づいてきてる気がするしね……最初のコンボイって今はもう観れない。 それと、今回は「吹き替え版」で観たんだけど… やっぱ好いねー!コンボイ司令官!(断じて吹替ではオプティマスとは呼ばん!) 演じた「玄田哲章」さんって、ある意味で「内海賢二」さんや「富山敬」さんと同等の”声優の日本文化が誇る声優”だと思うんだよなぁ…マジで。 それと(好き・嫌いはあるだろうけど)今回の声優陣も、かなぁぁぁぁぁぁぁぁり個人的に好きだ。 んで…日本語吹き替え版は、以下の感じ。 中島健人さん、仲里依紗さん、藤森慎吾さん、そして玄田哲章さんと素晴らしい面々だった。 とくに”君、キャワイイねぇ~”の藤森慎吾が俺的にはかなりツボった…ほら?もう彼の声で「どんなキャラか全部分かる」くらいだから、そういう意味も兼ねてさ。 ともかく、簡単だったけど…主軸のテーマも搾れていた。 少年ジャンプ的な解り易さと、マヤ文明のエリア設定も…すっごく大好きだったり。 過去、「トランスフォーマー/リベンジ」でもエジプトのエリア設定も、凄く好きだったんだよな…映画での未確認ロボットと過去の超文明の融合って最高でしょ、マジで。 最期に流れたSexy Zoneの曲に(個人的に)ビックラこいたけど…配給が「TOWA」となってて、何か納得。 ンでも、過去「エクスペンダブルズ」でも、長渕の曲が流れたのを想い出したけど……あれもTOWAだったっけか? さて、ソンなコンなが詰め込まれた娯楽大作。 観てない人も是非、挑んで欲しい。 オートボット達よ!終結せよ! このメッセージを宇宙にいる生き延びたオートボットたちに送る。 我々は地球にいる! そして……待っている!(By玄田哲章) .[映画館(吹替)] 8点(2023-08-05 09:03:08)《改行有》

12.  ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE   いやいやいや、これは凄い! ――ミッション:インポッシブル/デッドレコニングPART ONE(2023年) 今日は観て来たばっかなので、ネタバレはしない。 けど、この映画に関してはネタバレを聞いたところで、余り意味がないと思うんだ。 そう!何故なら映像による見せ場の応酬! なので、言いたい事が有るとすりゃ、マジでそこなんだよね。 もう「大型スクリーンで観る為に創った映画」だな、と思ったんだよ…まず、カメラアングルやそのムーブも含めてね。 あくまで俺の体感だから、違うと思う人もいるかもしれないけど… いや、例えば…3D映画の初期って「立体を感じやすいカメラの動き」をしてたでしょ?なんつーか、ワザとらしい程に3Dを感じさせるような? 上手く言えないけど、例えるならそう言う感じ。 ――あと、映画のボリューム感について。 前編と後編に分かれてるから「長尺」のは当たり前の話だけど、今までのシリーズを観てると気付くんだが…今回は「長い」ではなく、話のスケールが「大きい」ってイメージだった。 まぁ、最初から「前後に別れてる」ってのを心に含んでたからかも知れないけど…俺は相当に満足出来たのが(若干)自分でも意外。 まるで、最終回の直前のドラマを観てる感じで…それはカメラの動きやアングル、そして「長い」ではなく話のスケールの「大きさ」が好きだから余計に。 ああ、面白かったなぁ…マジで。 イメージを共有できる人が居たら、是非とも話をしたい。 想えば、映画も次々と新しい作品が出ている。 類似作品をざっと並べただけでも、以下の映画たちがある……あ、一応「時代が違うモノ」や「超能力モノ」などを抜いて置いたけど。 【スパイ銃撃モノ系】 ●「007」シリーズ ●「ミッション:インポッシブル」シリーズ ●「ボーン」シリーズ ●「ジョン・ウィック」シリーズ ●「キングスマン」シリーズ      *      * もっと……あったかな? あと、「単品で終わった作品」も(キリがないので)省いた。 何にせよ、今も生み出されてる映画の中で”確りと生きてる作品”ってのが良作の証拠だろう。 俺的にはスタッフの能力っつーか創作パワーが効いてるから、今も継続してると思うけど…。 ただ、反面「キャラの能力がもっと特化してればいいのになー。」なんて考える。 例えば「ジョン・ウィック」ならば…周囲に敵が何人も居ようが、敵の撃った銃弾数は、確りと「誰からなのかもカウントしてる」みたいな?…まぁ、「ソルト」くらいにパンチが効き過ぎるのもアレかも知れないが。 ただ、今は役者のセレクトだけで進んでるのが勿体ないね…特化が少なすぎる。 さて、纏めるか。 今回の作品的ポイントは……主に3つ。 1:カメラの動きとアングルが大型スクリーン向き。 2:映画のスケールが大きく「連作の意味」がある。 3:トム・クルーズ元気過ぎ! 以上、人に語り継ぐ部分が難しいが好きな作品になった。 早く続きを観たくて仕方ないね…マジで! って、時期はいつなんだろ? 予告で「DUNE/デューン 砂の惑星」の続編は来年だったけど。 色々と待ち遠しいわい。 .[映画館(字幕)] 8点(2023-07-23 14:49:48)(良:1票) 《改行有》

13.  Pearl パール 《ネタバレ》   3連休の日曜日に観たのは、これ。 ――Pearl/パール (2022) いや、最初は(いま)読んでいる「パール判事の東京裁判本」から、その類の政治映画かな?と思ってたが、全く関係ないと理解し汗顔の至り……ンなワキャねーわな。 でも、機会があれば読んで欲しいけど……そこはそことして。 まず、映画のスタイルが凄く素晴らしい。 やっぱり、この手の映画を観ると、何故か脳裏に浮かぶのは「悪魔のいけにえ」だ。 その佇まい、語源化が難しい――”あの雰囲気” 全てが異様な、あの映画だが…どこまでこの映画にも独自のオーラを持っているか?…そこが気になる。 恐怖と、あまりにも救われない狂気。 そのさまに、つい俺自身に「笑い」まで出てくる始末。 独自の雰囲気は、ある! 彼女の「行為」はともかく、だ。 どこまで彼女を理解してあげられるか?が視聴する各自に問われるだろう。 いま「多様性が必須」と言われる時代だが、映画として見る事が出来ても……俺に、きっと彼女”パール”を理解など出来ないだろうな……マジで。 ――愛されたかった。 ――ただ愛されたく、理解されたかった。 ――だが、嘘を瞬時にして見抜く彼女の洞察力。 なので、最後のシーンはとても悲しく映る。 クリエイターとしては相当に感動する作品だけど… ただ、切ない…そして怖い。 行為はともかく、パールのような女性は実在する。 行為はともかく…だ。 そして、映画のフォーマット。 そこは設定やシナリオだけじゃなく、フォントと演出にまで徹底されていた。 働いてるゲーム業界では、昔から徹底してる会社はあったのだが、此処まで細かく指定されてるのは珍しい気がする。 いや、もっとさり気なく表現してた作品も多いかも知れないけど。 そして、前編の「X/エックス」があると分かったので、Amazonでポチッた。 まだまだパールを探求できそうだ。 超恐いけど…彼女は。 .[映画館(字幕)] 8点(2023-07-20 05:46:52)《改行有》

14.  ヴァチカンのエクソシスト 《ネタバレ》   土曜日に観に行ったのは…コレ。 ――ヴァチカンのエクソシスト(2023) 求めるのは旧作「エクソシスト」の荘厳さ、神懸かり的な雰囲気だったが…アレだ。 まぁアレに関しては…クラシックな作品だから出せてるってのも在るかも知れないけど、単に映画の音楽やCG化の強化などの近代化が、その邪魔をしてる気がする。 ただ、過去作のような作品にしたら「地味だな、おい!」と言われそうだな、とも思うので難しい。 ともあれシナリオも練られてるし、演出も立派な作品。 何より「ドキッとさせる不意打ちシーン」あざといシーンが余りなく、そこも好感が持てた。 そう言う訳で最近の映画ファンには、かなり受け入れやすい作品であるのは間違いない。 つか、俺の「エクソシスト大好き病」は「この作品を見るのに向いてなかったのかな…」と、映画を観ながらも、脳内で軌道修正をしていた。 シナリオ的にも「事件の事実を探求するシーン」も有ったり、何よりもヴァチカンを”それなり”に(あくまで”それなり”にだけど)表現していたのも好印象。 ゲームが浸透している現代だからこそ、物語の進め方もかなり「それっぽく創ってる」って印象だった。 この主人公である「ガブリエーレ・アモルト神父」は実在されていた方で、ラッセル・クロウが好演。 かなり冗談が好きな神父で、観ているだけで力を与えてくれそうだって強気佇まいは伝わってくる。 そして、ガブリエーレ・アモルト神父は最近(2016年)に亡くなられてたのも知った。 彼の素晴らしい姿勢は、悪魔が本当に乗り移ってるかだけではなく、性神学的な見地も含め「悪魔に乗り移られている佇まいを感じなくなるまで」を追っている事。 そこも、この映画では上手く表現しきっていたと思う。 ――ただ、ひとつだけ。 演出的に「悪魔の不意打ち」が無かったのが凄く残念だったんだ。 オーメンでも、大好きなエクソシストでも、そこを強く匂わせていたのもあるから、余計に。 倒したと思っても、去ったと思っても「まだ完全に分からない」って恐怖…そこが悪魔の悪魔たる所以と思うのだ。 結論から言うと……相当に面白かった。 安っぽい映画ではないので、機会があれば…是非観て欲しい。 そして、映画館を出る時に―― 知らない20~30代のコンビの会話に、私は戦慄した。  A氏「いやー、ラッセル・クロウ良かったねー…良い演技だった。」  B氏「いい演技に、ラッセル・クロウもクロウ(苦労)したんだろうね。」 B氏のドヤ顔が最悪でした。 ああ神父…親愛なるガブリエーレ神父よ。 彼は悪魔に憑りつかれてると思います、マジで。 .[映画館(字幕)] 8点(2023-07-20 05:43:25)《改行有》

15.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル   今朝は6時に起きて、待ち合わせの映画館に。 観た映画はコレ! ――インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年) いやぁー、愉しみ過ぎて昨日の夜から寝られなかった。 俺にとって特別なキャラの一人である「インディ・ジョーンズ」のラスト作。 この映画に合わせて、全部のシリーズを観直して脳の準備も万全だ。 そして…そのまま「運命のダイヤル」を観る。 映画のネタバレは書かないし、もしかしたら…俺だけの感想かも知れない。 けど泣いた! 自分で眼に涙が溢れて、少し触れたら「うっわ!泣いてるぅぅぅぅぅっ!」と思うくらい泣いてしまった。 いや、もうマスクが涙でビッチョビチョになるくらい。 沢山の想い出と、観たばっかのシリーズ前編の想いが交差し、フラッシュバックしてる。 これは今でも…うん、そうなんだ。 ただ、インディは……やっぱ自分にとって特別なんだなーと自覚した。 そして…後日……つまり、今日(懲りずに)行ったのは、この作品。 ――インディ・ジョーンズと運命のダイヤル/吹き替え版(2023年) 昨日観たまま…脳裏に焼き付いてるうちに、訳の誤差を愉しもう。 そして、インディの声は「村井國夫」さん。 友人に聞いたが…Youtubeでの舞台挨拶とか観てると泣けてくるね。 興奮しながらも2回目ってのもあり、若干の余裕があるのか…過去の想い出が巡る。 想えば――何十年前。 10代の後半時、俺が映画に本格的にハマったのは「スレイダース/失われたアーク/聖櫃」と「ブレードランナー」からだ。 同じキャストってのも意識しないくらいだった俺と…あの時代があった。 SF的な煌めきもない…言わば西部劇っぽいスタイルのインディアナ・ジョーンズから始まった…俺の本格映画参入。 見た目やスタイルじゃなく…キャラの動きと勇気ある活動で、あの魅力を理解したんだよな……マジで。 いつも戦いに巻き込まれてしまうインディ…潜水艦に乗り移ったりした時、俺も嬉しかったなぁ…。 冒険中も、あの苦痛そうな表情と動きが助けてあげたい気持ちがあって、そんな中で彼を好きになってゆく。 苦痛を感じつつも、決して諦めない…そんなインディが本当に好きだった。 うーん書き方が難しいな…。 ただ、愛しくて愛しくて…インディーも、アンブリンもルーカスも。 過去の想い出もあるし、観てきた映画のリスペクトも含めて…ただ愛しくて。 想像したんだ…「もう終わりなんだな。」って。 映画を観始めた時を回想すると…仲間の中で、もう逝ってしまった人間も居る。 彼らとも、同じ時間を刻んできたのも俺は忘れない。 有難う、インディー…左様なら、インディー。 そして…また会おう、インディー。 大事な想い出と共にスクリーンで。 俺はインディが大好きだ。 .[映画館(邦画)] 8点(2023-07-09 23:36:05)《改行有》

16.  スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 《ネタバレ》   ザ・フラッシュを観た後、どうしようかな?と思って、もう帰るか、それとも飯を食うかで考えていたんだが、次の映画のラインナップを見ていたら…Goodタイミン!いやGoodなのか? 更に、控えてるのが「吹き替え版」らしく残り時間が3分!いや、だったら…行くっしょ、コレ?! ――スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023) んもうねー…内容の密度が濃かった。 そして以前よりも話が纏まってるし、スケールもアップしてる……なので、そこに関しては本作品をプッシュしたい。 まぁ、色々と意見もあるだろうけど、全編を思い返せば「編集で縮めれるモノでもないなー」と思うので、長さは(きっと)適切なのだろう。 そして、またアニメーションとして「質の高い作品」を観せられたなーと…ただただ感心した。 ただ、俺も知らなかったが…やっぱ、これも途中で終わる前編・後編の作品なのな! ああ~…何か嫌だなーと思いつつも、此処まで内容が濃いと仕方ないかなーと思ってしまうし……まぁ、いいか。 ただ、ミッション:インポッシブルの新作なんか、最初から「PART ONE」と銘打ってる男らしさ! いや、頼むよ配給会社さん…ワイルド・スピード/ファイヤーブーストの時も書いたけどさー…マジで頼むわぃ!ワシゃあスッキリ出来んのですわぃ!(←仁義なき戦いの菅原文太の声で) 観てる最中にガッカリとかより良いと思うんだけどなぁ…… まぁ、これは俺の考え方だけどさ。 .[映画館(吹替)] 8点(2023-06-17 09:37:05)《改行有》

17.  ザ・フラッシュ 《ネタバレ》   昨日は、調子に乗って2本のヒーロー映画を続けて観たんだ。 いや、あまり良くない方向に脳と感性が働いてしまったね。 結論から言うと、2本とも面白かったと個人的に思う。 ――ザ・フラッシュ(2023年) これに関しては「ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット」を観て、超感心したのを記憶している。 MARVELとはまた違った設定の中、フラッシュに関しては、もっともーっと活躍を見たいと思ってたので楽しみだった。 それよりも…アレだ! 何よりも、あのマイケル・キートン版バットマンの完全復活に身体が震える! いや、コレって…予告とかを全く知らなかったら「俺はどうなっちゃうんだろう?!」と考えるくらい痺れた! もう、僕チン…それだけで嬉しかったし、お腹いっぱい! さて、一番早く観れるのが吹き替え版だった。 まぁ、円盤は間違いなく買うだろうと予測で来てたし(多分)嫌って程見るだろうから今回は吹き替え版にしてみた。 大好きなスターにフォーカスされた作品でもない限り、俺は吹き替え版は好きだったりする。 あと、社会派ドラマに関しても、必要以上に文字を追いかけたり、微妙なニュアンスを訳せていモノも沢山見てきた。 いや、1991年のオリバー・ストーン「JFK」とかは何度も巻き戻したりと…思い出せば、なかなかにラヴクラフトの小説くらい脳で処理するのは難関だったなぁ。 ともあれ、海外のアニメ版となれば俺は日本語吹き替え版にしたいな、なんて最近は思う。 ただ、アレだ! ああー!マイケル・キートンの「アイム・バットマン!」の声は聞きたかったなー…と、そこだけが心残り。 さて、ネタバレなんか絶対に書けないフラッシュだが…映画に詳しかったりするとニヤニヤできるシーンも多かったんじゃないだろうか? もう書きたくて書きたくて仕方ないけど、(今は)語るまい。 * * 【2度目】 今回は、あの「I’m Batman」を(マイケル・キートンの声で)聞きたくて…今回は吹き替えじゃなく観た。 いや、もうマイケル・キートンの声って、何度も何度も何度も何度もバットマンを観て来たが故に、確りと脳裏に焼き付いてる。 なので、初登場のシーンから「ああ、マイケル・キートンの声だなー…」と嬉しくなった。 そして、シナリオの意味も再吟味。 分かりやすく言うと「運命の理不尽さ」や、「諦める事への勇気」など…もう色々と作中の「多重世界での不安定な状況」の中、止むに止まれず悔いを残さざるを得ない展開があるんだが、その描写が…ただただ切なく、そして素晴らしかった。 うん、色んな意味で俺的には面白かった作品だ、と思う。 ただ、アレ! スーパーガールに今回は注目してたが、あの子は「日本人も好きなキャラ」だと思う…それも相当に!アニメ的な感覚なら100点だね。 まず、戦闘力は桁違いなのに…あの身長、あの髪形、あの佇まい、あのスタイル…マントの棚引き、飛行のポーズも含め、新しいスーパーマン眷属を観れたのが最高だった。 ゾッドと闘う際の…急速に沸き上がる怒りの沸点…カル・エルを知ってれば余計に共感できるしね。 うん、熱い女だったなぁ…。 いや、僕チンはダイアナの方が好きだけど。笑 ダイアナの登場音楽を響くと…もう堪らんっ! 可愛いのに綺麗!そしてカッコ良く強い!好き好き、ああ―――っ!もうヤだ―――ぁ!(←バカw) けどけど、シャザム!/神々の怒りの時からだけど……僕チン、ガル・ガドットが足りんぞ!DCさんよー! .[映画館(吹替)] 8点(2023-06-17 09:34:53)《改行有》

18.  ワイルド・スピード/ファイヤーブースト 《ネタバレ》   一昨日は、起きた瞬間から映画に向かった。 観に行った映画は(懲りずに)コレ…なんだけども。 ――ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023) いや、もうね?…この作品に関してはアレ! 固定概念とか、全部捨てて楽しめるシリーズになったと思ってるんだ。 思えば、自分の創る物語やゲームなんかの作品でも「設定」を人一倍に気にしてしまう俺。 だけど、アレ!このシリーズに関しては別! 最初から「このシリーズ作」を観直したり、よくよく考え直すと…スタッフの脳裏に描くシリーズ的なビジョンってのは相当に困難だったんだろうな、と思う。 そんな中、「ファミリー」って概念を見出し、上手く絡めて此処までの長いシリーズ作にしたのが素晴らしい。 いやー「シリーズ物」ってのは…言わば(見せ場均一じゃない007は別として)ザーッとBlu-rayとかを並べてみると…大体、順番が合うようになるモノなんだけど、もうワイルド・スピードのシリーズになると最早、何が何やら分からんようになってる。 きっと、スタッフや制作陣らが意見をアーだコーだ言い合って協議し、その時々”完成系”を出し合って決めちゃってるせいもあるんだろうね。 ともあれ信用度は高いのは、このシリーズに対して結果的な評価。 なので、何のネタバレも頭に入れずに、今回も観た……んだが、その前に! 頼みがあるンスわぁ!配給会社各種さん! まず、2021作品の「DUNEデューン/砂の惑星」もだったんだけど…1と2とかに区切る場合は、ちゃんと「前後で続きますよ」と、ポスターなり告知なりで告げた方が良いじゃないか?と思うンスけどー!!これ、知らずに見てたら「ええーっ!ここで終わり?!」ってガッカリする人が多くないっすか?!もしかして知らなかったのは俺だけ?…ねぇ、ネタバレで情報を入れなかった俺だけなの?!ねぇってばっ!その区切りって作品の質に大きく影響する訳じゃないと思うし、単に(次を待ってる間の)心持ちの区切りとしてさー! そういや、過去で言うなら…バック・トゥ・ザフューチャーの「パート2&3」とかの場合を想い出して欲しい。 アレって(時代の違いもあるだろうけど)前後作になるんだぞ!と、いい感じに広まって告知されてた記憶がある。 あの時って「続きの公開まで待とう!」って気分が高鳴った覚えがあるんだけど…皆的にはどうやろ?      *      * あと、予告編でも楽しかったけど…これからは色ぉぉぉぉぉんな映画のラッシュが! いやいやいや!滅茶苦茶に楽しみなんだけど、マジで! 「ザ・フラッシュ(6月16日公開)」 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(6月30日公開)」 「クリード(5月26日公開)」 「ミッション:インポッシブル/PART ONE」(7月21日公開)」これは”PART ONE”ってのが、最高に清々しいっす!大作感もあるし! いや、理屈抜き!痛快無比!神話復活! そして、まさに夢は日常! こんなにも楽しく…胸が高鳴って躍る! それが自分にあるってのは… きっと人生の幸せだ。 で、だ。 君の映画の幸せは此処に有るか? .[映画館(字幕)] 8点(2023-05-23 09:15:48)《改行有》

19.  劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ   その日は2本目の映画を観た。 まず1本は――推しが武道館にいってくれたら死ぬ(2023) AKB48や、いま…乃木坂46が活躍している坂道グループ。 最近は(コロナのせいもあり)大人しくなっちゃったんだけども、昔はヲタ活を良くしてたし、何よりも握手会には頻繁に通ってた。 この映画では、その当時の「熱気」や「行動」、そして「人種たち」を確りと再確認させて貰い、観ながらニヤニヤしたり、声を出して笑ってしまってた…うん、楽しかった。 主人公の松村沙友里は、乃木坂46の1期生。 やっぱり、好きなメンバーへの査定って「人それぞれ」だけど…俺はやっぱり「彼女が」好きだ…つか、「彼女も」の方が正解かもだけど…DD(←誰でも大好きの略)だから。 ただ、乃木坂での活躍期間では……不倫疑惑とか、路上でのイチャイチャとか散々言われてたね。 その事実があった・無かった…とは、問わない…まぁ、不倫を知ってた・知らなかったってのはあるかもだけど。 けど、俺が彼女を「凄いなー…」と思ったのは「そこからの復活」と、彼女の周りが「それでも彼女と付き合おうとしていた」ところだ。 本人の頑張りと、周囲の友達の支え…これって、人間を計る時に参考にしてる事だし 俺の場合は姉が水商売をしてたり、(勿論、女性全員ではないが)女は騙してくるものだよな…ってのが、考えの根幹にあるので、そこを越えた人間性とか、不意に観せてくれる優しさ…など、そこに女性の魅力を感じている。 こっちが(色んな理由で)追い詰められてしまう事ってのは、人生で何度かあるんだけど…そんな時に、逃げずに横に居てくれる女ってもの、この世には居るんだよ…マジで。 それ故に、いやー…彼女は偉いと思うよ? それからは、自分がスターになる事よりも「人の気持ち」や「集団の中で何をしなきゃならないか?」を常に考え…その事件後に考えや立場をシフトしたと思う。 勿論、素晴らしいメンバーが揃っていた1期生の中で叱咤激励されて、変わったってのもあるだろうけど…ただ、そういう「メンバー間の輪」が素敵過ぎて、俺の気持ちが彼女らから離れない根幹となっている。 さて、ネタバレもクソも無いねこの映画では…マジで。 ただ観て「理解と共感があるか?」か「俺には全く関係ない」と思うか?…単に、基準がそういう映画。 いやー「えっ?たったそれだけ?」と思うか?…うん。 ただ、そういうモノなんだよアイドルってのは…。 つまり「何とも思わない人間」には…それだけのモノでしかない。 けど、好きな人間には「心の奥に刻まれる永遠の光」となり得るモノ。 それが…尊くて、儚くて、そして愛しい。 まぁ「ガチ恋」って感じで、本気で好きになる男達も知ってる。 俺は、その気持ちになった事は、残念ながら…まだない。 彼女らのヒストリーを、常に「ライブ」と「メイキング」を同時に観ながらも…高見に上り詰めてゆくのを…ずっと見て居たい。 って感じで、体感としては10点。 他と並ぶって意味での映画としては8点。 ダークな気持ちに一切ならず「頑張れ!」って思えた映画。 てか、この映画……また続くな、きっと。 でも、何年、何十年経った後…この映画の評価はどうなってるのだろう? それは分からないし、興味もない。 けど、俺の中では…永遠の光を放つページのひとつ。 他人の評価は知らないし、余り拘らない。 ただ、言える事。 自分にとって素晴らしい光…それがアイドルだ。 好きなモノを好きと言える…そんな人生。 それが生きてる証だ。 .[映画館(邦画)] 8点(2023-05-19 03:19:58)《改行有》

20.  ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り この映画は絶対に観ねばならなかった。 面白いか?面白くないのか? …いや、そこは正直に言うなら、さして重要ではないのだ。 ―――ダンジョンズ&ドラゴンズ(2023年) サブタイトルが「アウトローたちの誇り」…訳すと「盗賊の名誉」になるのかな…。 この「ダンジョンズ&ドラゴンズ」って作品は元々テーブルトークのRPGゲーム。 で、俺が知ったのは17歳くらいの時。 ゲームはストーリーを進行する「マスター」が存在し、その手引きでキャラクターを扱う「プレイヤー」がダンジョン(迷宮)を中心に、中世っぽい幻想世界で冒険を繰り広げてゆく…そんなゲームだ。 思えば、当時のPCやコンシュマーのゲームは、今ほどの発展的なビジュアルやシステムじゃなかったが故に、プレイヤーは脳裏に自分だけの想像…そう、「ファンタジー」世界を駆使していた。 けど、コンピューターゲームよりはるか前に、アメリカなどを中心にテーブルトークのRPGが存在し…巡り巡って、俺と出会えたって訳だ。 いや、このテーブルトークRPGは最高に楽しかった。 自分の駆け巡る脳裏の思いや、深く深く潜行してゆく想像力を駆使する。 故に、正直その時に考えたモノを超える映像を見たことはない。 まぁ、「D&D(以降はダンジョンズ&ドラゴンズ)」を体験したみんな、その想いは一緒だろうけど…うん。 それくらい俺にとっては「ファンタジーゲーム」の始祖であり、基本概念であり…ゲームに於ける幻想…そう、ファンタジーなんだ。 いや、ファンタジーと言っても色々あって、どこまでを範囲にするか?ってのはあると思うんだけど…アレだ。 一応、「RPGなどのゲーム」を連想させるモノを羅列。 なので「コナン・ザ・グレート」や「ハイランダー」はハードなヒーローと定義して、今回は入れてない。 ■個人的に大好きなファンタジー映画■  (1963年)アルゴ探検隊  (1974年)シンドバッドの冒険  (2001~)ハリー・ポッターシリーズ  (2001~)ロード・オブ・ザ・リングシリーズ  (2005~)ナルニア物語シリーズ  (2010~)タイタンの戦いシリーズ  (2010~)パーシー・ジャクソンシリーズ やっぱ、ファンタジー映画だと大好きなレイ・ハリーハウゼンの影響が強い。 CG全盛の時代だけど、今もハリーハウゼンの雰囲気って大好きなんだよね…クレイアニメが!っていう意味じゃなく、あのクラシカルなセンスっつーか、雰囲気が。 そして、映画の感想なんだけども……アレ! 始まった時に衝撃! な、な、な、なんと! あのプロモーション無責任時代に跋扈し、世間に多大な幻想と妄想を与えて、もうブイブイ言わせていた秘密結社!(注:秘密ではない)の「TOWA」文字が見えた!俺は心の中で「ギャア!」と絶叫!凍り付いた心が思わず戦慄! でもでもでも!アレ! その後に「パラマウント映画」の表記が出たんで、かなぁぁぁぁぁり安堵したが…いや、ヒヤッとしたぜ。 ともあれ、ギアを下げた”明るい”ハリーポッターって感じ。 ニュアンス的には(アニメだけど)”ルパン三世”を観る感じで気持ちを構えるのが丁度いいかも知れない。 ただ、この作品で感じたのは「脚本」なのか「監督」なのか、「プロデューサー」なのか分からんけど、相当「頭を使って創ってるなー」ってのは伝わった。 ドラゴンの観せ方ってのは予想の範囲だったけど、ダンジョンの観せ方に「なるほど!そう来たか!」と思えた。 これは見せ場のバレになっちゃうのもアレなんで、深くは言えないけどね。 ともあれ興味があったら観て欲しい。 んで、自分と同じようにD&Dに若干でも想い出があるならば是非! 10代の過去… ゲームや玩具を貪ってた時期に出逢ったD&D。 それが――「ダンジョンズ&ドラゴンズ」だ。 毎週、土曜日は朝まで友達と遊んでいたなぁ…。 ただ、人間同士で遊ぶから、アレだ。 マスターをする人間の知的レベルが低いと面白くないけど。 けど、皆で白熱して遊んでいたのを想い出す。 憧れて憧れて、ただ憧れた世界。 そのせいで、映画が好きな俺なのに、80~90年代は「ファンタジー映画」をなかなか受け付けられなかったけど。 ただ、緩やかにファンタジーはSF映画よりも遅く進化している。 俺が脳裏に描いたファンタジーの映画。 それが現れるのは、何時になるだろう? やれやれ…まだまだ待つしかない。 実は嬉しいんだけどね。 いや、マジで。 .[映画館(字幕)] 8点(2023-04-08 17:33:03)(良:2票) 《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS