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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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601.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 予告編だけは他の映画を観にいったときにもういいってくらい観たんですが、 肝心の本編のほうは結局公開中に観には行けず、今回家でDVD鑑賞となった作品です(笑) そういった背景があるせいか、いざこの映画を観るときになると、 「あー、このシーン予告編のあのシーンやよね」みたいな予告編のおさらいみたいに鑑賞してました(汗) でも作品自体ももちろん面白かったです。実話とは言っても、80年以上前の海外での話ということから私には若干リアリティ薄でしたけども、だからこそ、これが実話だったことに驚愕しました。 まずは当時の警察の体質というものがここまでひどかったのかとびっくりしました。警察の名を借りたギャングが街を仕切ってたらそりゃ戦々恐々ですよね。安心して生活できたもんじゃないです。 でも一番怖いのは失踪した少年に代わって堂々と自分が息子だと言ってくる子供でしょうか。警察に言われたからといって、何の疑問も持たずにひとの家の子供に成り代わろうとするあの無表情の少年にコリンズ夫人は言葉には出来ないほどの恐怖を覚えたのではと思います。changeling=「取替え子」という意味ですが、自分から取り替わりに行った子供、その子供に夫人の息子と取り変わるための知恵を入れた当時のロサンゼルス市警。どっちも怖いです。 作品自体は裁判のシーンあたりで最高潮を迎えてしまったように感じました。 もう最後のほうで連続殺人犯のゴードンが絞首刑になるころにはストーリーに中だるみを覚えました。少し長い映画でしたかね。 でも公開中に観にいけず、ようやく鑑賞できた作品ということもあって、 満足です☆[DVD(字幕)] 7点(2009-08-01 20:31:21)《改行有》

602.  誰も守ってくれない 《ネタバレ》 久々にむかついた映画でした。そしてこれはむっちゃ褒め言葉なんです。むかついたというのは、それだけ話に感情移入して、作中のマスコミや掲示板の煽りオタクなどにむかついたと言うことです。一緒に観に行った彼女と、「こいつらよっぽどヒマなんやな」と言ってました。 でもリアルに今の日本の裏の顔を物語ってますよね。身近でああいうことが起こらないと分からない、でも確実に世の中には広がってる現象みたいなものが。けっこうこの映画のそれは誇張表現だったかも知れませんが、実際に掲示板とかでああいった風な書き込みは見たことありますし、現実に可能性のあることなんだとわかったら、しかもそれが自分の住んでる日本であり得ることなんだと思ったら、無性に腹立たしいようなものを感じました。 他人はどうかしりませんが、私は自分につながりのない人が誰と結婚しようが離婚しようが、逮捕されようが、極端な話亡くなろうが、知ったこっちゃないです。そういう意味ではテレビのワイドショーとか大っ嫌いです。芸能人の恋愛ネタがそんなに面白いのか??どっかで起きた事件とかでも、みの○んたに好き放題コメントさせて何か面白いのか??と言いたくなります。人のアラとかって、そんなに一生懸命掘り出したりしなきゃいけないんですか?同様の気持ちがこの映画を観てる時に沸々と沸いてきました。 犯罪加害者の家族って実際このくらい迫害を受けてるんでしょうか。さすがに身近にそういう人がいないので現実を知りませんが、だとしたらその人達をかばえない周りの人達は最低ですね。なんぼ身内がと言っても、直接その犯罪と関係のない人にまで危害を及ぼすような事はナンセンスですし、被害者の関係者とかならまだわかりますが、関係のないやつはすっこんでろ!!って感じですね。 そういった思いを改めて強くしてくれた映画です。満点です。最高です。よく出来すぎてて腹立ちます。もう一度言います、最高でした。 [映画館(邦画)] 10点(2009-02-12 01:15:03)(良:1票) 《改行有》

603.  クライモリ デッド・エンド 《ネタバレ》 この手のストーリーは大抵一番強そうな人から先に死んでいく者ですけど、マッチョのボス的なオッサンけっこう粘りましたねw。ちょいちょいプレデターを思い出すようなシーンもあって良かったです。そしてこの映画は視聴者の読みをある程度裏切ってくれるのがまた良いですね。サバイバルの出来る強そうな女は生き残ると思ってたんですけど死にましたし、でもパニックムービーのお約束通り修羅場でセックスに興じるカップルは予想通り殺されてくれるし(笑) 最近は『SAW』シリーズみたいなのが流行ってるせいか、映像も直接的でなんか容赦ないですね。開始5分ではらわたはさすがに引いたな。自分は慣れてるんで良いんですけどね、人とは見れないなこれ。 そして第二作目としてはもう恒例のお約束となっている、「第三作へのつなぎ」。『パイレーツ・オブ・カリビアン』然り、『28週後』然り、その他諸々・・・。これもういらないっしょ。その作品はその作品だけで綺麗に完結して欲しいんですよね個人的には。そんなことしなくても2作目を見てる人は3作目も見ますから。ああいうのでその映画の評価がズドンと落ちることもあるってのを映画製作者はそろそろ感じて欲しい。はっきり言って観る側はもう食傷気味。次につなげたかったら面白い映画を作ることだけに専念しろって。営利主義を作品から感じさせるようなものにはして欲しくない。そんな一念です。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-12 01:13:24)《改行有》

604.  モーテル 《ネタバレ》 シナリオそのものはホラーとしてすごくそそるものがあるのに…。何か物足りなさを感じる。こういうサスペンスとかホラーではありがちだけど、何で犯人達の主人公に対するアタックは他の被害者より緩いんでしょうね。ビデオの中の殺人と比べたら手法が違いすぎるし抜け穴多すぎ。せっかくモーテルという『サイコ』以来の絶好のロケーションでやってるんだからそこはもうちょっと丁寧に作ってほしかったな。時間も85分なんて言わずに110分くらいかけてもよかったのに。素材が良いだけに口惜しい作品。 Kate Beckinsaleは『アンダーワールド』以降出演作品を追っかけてますがやっぱ他のキャストとは輝きが違いますね。てゆーか連れ合いにした旦那がショボ過ぎるだろ…。 あと演出として良いなと思ったのは車の窓から花火のシーンですかね。あれおもしろそうですね。さすがに車に乗りながら花火はしたことない(つーかやったら捕まる?)ので風に当たる花火があんなに綺麗だとは知りませんでした。いつかやりたい。ウズウズ。 [DVD(字幕)] 5点(2009-02-12 01:12:29)《改行有》

605.  ザ・ダーク(2005) 《ネタバレ》  妄執にとらわれた母親って言うのはすごいですけど同時に怖いものですねえ。娘が海にさらわれて捜索中だってのに幻覚としか思えない少女探しに没頭って・・・そりゃ旦那もあきれるわ。ホラー映画にこんなこと言うのはナンセンスかもしれませんが、現実感ゼロの映画でしたね。怖さがと言うわけではないのですが(ていうか少しも怖くなかったし)、もっとリアルに迫ってくるものを期待していたので、娘の捜索中にオカルトに走る母親とか、なぜか家の壁から出てくる娘のセーターとか、見てて興ざめてしまうことがちらほらあったので。  羊飼いが自分の娘をよみがえらせるために村人全てをうまくいいくるめて身投げさせるってのはけっこう不気味で良かったと思います。まあもう少しそっちの方のストーリー掘り下げてくれても良かったですがね。  やっぱ全体的に母親が空回り気味なのが痛いかな。父親終始イイトコ取りやし。もう少し作り込んでくれればと思います。粗い。 [DVD(字幕)] 2点(2009-02-12 01:10:47)《改行有》

606.  パウダー 《ネタバレ》  常人とは違う白い肌を持って生まれたジェレミー、通称パウダーが祖父の死をきっかけに人前に出ることになり、周囲の人と関わり合っていくという物語ですが、個人的にはヒューマンドラマ一本に絞ったストーリーを作って欲しかった。雷や電気の要素は本当にこの物語に必要だったのかなと・・・。言葉をしゃべれない人や動物とのコミュニケーションに使うというアイデアは興味深かったけど、それ以外のシーンには蛇足を感じました。  ジェシーのジェレミーに対する関わりも打算的なものを感じたので、最後にジェレミーに対して異様に親身になってる彼女に違和感を覚えたり、そんなに周囲の人がジェレミーを阻害する理由が分からなかったり。  はっきり言ってもし自分の周りにジェレミーみたいな人がいても、阻害するどころかとりあえず会ってみたいですけどね。。。ジェレミーと良い感じになってた女の子の親父みたいに理由も無しに遠ざけるようなことは絶対しません。一度会ってみて、その後嫌なやつなら距離おきますし、良いやつなら友人になりたいし。別に対応変わりませんよね。この話の中でそういう行動を取っていたのはリプリー教授だけだったので、彼には共感できました。  ストーリー自体は・・・どうでしょうね。パウダーを中心に作ってはあるんだけど、どこかパウダー視点じゃないみたいな。パウダー自身も、ほとんど外界との接触がなかったというわりには、いくら本から知識を得ていたと言っても、不自然にナチュラルに外界に対応しているようなシーンがあり、違和感でした。  結論として、2倍ほどじっくりとストーリーや周囲の人間の演技などを煮詰めれば、8倍くらい良い映画になったのではと思うような作品でした。素材は良かったのに、気がはやったかなという印象です。変に雷で消えるとか、そんな荒唐無稽なことをしたのもマイナス。鑑賞者を「?」にさせるだけで、良い効果は得られないと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-12 01:07:25)《改行有》

607.  ランナウェイ(1997) 《ネタバレ》 まあ・・・予想通りの映画でした。予想通り過ぎて自分的に鑑賞中のテンションのテンポアップがなかったので、標準の5点から1点引いて4点ということで。 でもこういうのが予想通りなのって、今までにそういう類の映画がたくさんあったってことですよね。たくさんあったということはそれがフィーバーしてた時代があったということだし。こういう映画を観てスッキリして家路についた人は多いのかな、などと往事を想ってみたり。 ただやっぱり私の世代(というほど年いってませんけど)の人達は、自分で観るのはもちろん、金曜ロードショーや日曜洋画劇場などで散々この手のアクション映画を観てきてるので、改めて観ると展開が読めすぎて面白くありません。でも今は客の期待を土壇場で裏切るような演出が流行ってきてるし、もう10年もしたら今度はそういうのにうんざりする世代とか出てくるのかも知れませんね(てかひょっとしたらもう・・・?) キャストや役の魅力について言えば、Chris Tuckerははっきり言ってキィキィうるさい。それを売りにしてるんだろうけど、あれはストレス溜まる。日本語吹き替えはどうだったか知りませんけどね。この映画で素晴らしい味を出してたのはフランクリンの幼なじみで武器と薬の売人のアロンでしたね。スタジアムの登場シーンなんか最高でした!ああいう渋いことをしてちゃんとキマる俳優がもっともっと出てきてほしいと思いますね。 [DVD(字幕)] 4点(2009-02-12 01:06:27)《改行有》

608.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 とにかく感動したのはもう囚人かそれ以上に過酷なあの環境で息子であるジョズエの子どもとしての純粋な心を守った、グイドである。グイド個人は過酷な労役にヒーヒー音を上げていましたが、ひとたび息子の前に立てばこれ以上頼もしい父親はいないのではないでしょうか。自分がどれだけ後で苦境に立たされようと、息子に辛い思いをさせないために尽くす父親の姿は強いと思いました。普通ならあのような環境でしかも子どもに「なんでこんなところにいなきゃいけないの?」とか聞かれようものなら、最初の内はごまかせても途中でそんな気を無くして洗いざらい全部子どもにぶちまけてしまいそうなものですが、最後の最後までそれをせず、文字通り子どもを守ったグイドに尊敬の念を抱きます。でも実際あんなオヤジがいたら子どものうちは良くても、年が経つにつれてだんだん恥ずかしくなってきそうですね。収容所でも、よく同じ部屋の人達にボコられなかったなと思います。 正直、「映画だな」と思わず思ってしまうようなうまくいきすぎるシーンが気になったりしますが、(ドーラとの出会いやリアル戦車とか)。でも映画に良いテイストを加えてたので良しとします☆ [DVD(字幕)] 8点(2009-02-12 01:03:18)《改行有》

609.  ブラック・ラン<TVM> 《ネタバレ》 ある片田舎で元囚人の息子として育ったジョニーは地元のカーレースで賞金を稼ぎ、いずれは大都会に橋を作るという夢を叶えると同時に早くこんな町から出たいと思っていた。そんな折、オクラホマ刑務所で服役中の囚人が脱走してしまい、その逃亡中にジョニーの恋人のサラはその逃亡犯らに偶然出会ってしまい、人質としてさらわれてしまう。  ・・・といったストーリーなのですが、見所はほとんどありません。脚本マジでフランク・ダラボンなんですか??かなりどこにでもあるストーリーで、ぶっちゃけ自分でも作れそうな気さえします。強いて言えば車にこだわりや知識がある人なら多少は楽しいのかなと思ったくらいで、それ以上特筆すべき事はなし。最近安いからってこの手のB級アクションをよく観るんですが、今んとこHITゼロです(泣)安物の冒険はやめようかなと思う今日この頃。。。 [DVD(字幕)] 3点(2009-02-12 01:01:56)《改行有》

610.  ベオウルフ/呪われし勇者 《ネタバレ》 「実写とCGの融合」って・・・、CG比率高くないっすか!?そのせいでCGかリアルかを見極めるのに必死になりすぎて肝心のストーリー把握がおざなりになってしまった。。。あんまり使う必要のないようなシーンまでCG使って欲しくなかったな。ベオウルフは根拠のない強さを持ってる英雄なのかと思いきや、甘い誘惑に負けるような人間性も持ってて、えらく極端な二面性にあんまり共感できませんでした。どうせならスーパーヒーローで通すか、グダグダな三枚目ヒーロー路線のどっちかに統一すれば良かったのに。 なんかCG批判ばっかりですけど、CGを前面に出しているわりには、CGだからこそできることをほとんどしてくれなかったのにはちょっとガッカリでした。何でも使えばいいってもんじゃないですね。 [DVD(字幕)] 3点(2009-02-12 01:00:50)《改行有》

611.  8mm 《ネタバレ》 一人の富豪の遺品から見つかった一本のスナッフフィルム。そこに出てくる少女を追う探偵と徐々に明らかになる真相。  けっこうサスペンスしてましたね。わりと面白かったです。この映画を観るのは実は二回目で、正直始めて観たときはあんまり印象に残ってなかったんですが、改めて観ると強烈ですね。まあ探偵ってそういう仕事だとは思いながらも、調べていくうちにゆっくりとでも確実に社会の裏の世界に踏み込んでいきながら変化していく探偵ウェルスの姿が印象的でした。最終的にはあまりの嫌悪感故にスナッフフィルムに関わった人間を殺す側になってしまうというどこか救いようのない物語ではあったかも知れませんが、ただひとつ、最後に少女の母親からもらった手紙はウェルスの心をだいぶ救ったのではないでしょうか。”I realize you and I are only people that are really cared about Mary Anne”という一説がとても響きました。  マスクマンの素顔には驚きましたね、本人が言うようにマジ普通すぎて。でも犯罪者とか凶悪犯とか実際にはいますけど、やっぱ人間には違いないんだもんな。化け物の顔してる訳じゃないし、彼らだって自分たちと同じようにどこかの女性を母親として生まれてきたんだから。途中の裏社会も本当に普通の人には関係ない世界のように描かれてましたが、あれも人間の持つ世界の一つなんだなと感じました。自分に許容できる出来ないは別として。  重い映画でした、色々と。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-12 00:59:50)《改行有》

612.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 一時期ホラー&サスペンスばっかり観ていた影響でしょうか。こういった類の、ただひたすら怖がらせる映画にはだいぶ免疫がついていたせいか、私にはそれほど恐怖感が感じられませんでした。ゾンビの出てくるタイミングもなんとなくわかるんですよね。一旦ライトが落ちて、再び点灯したらそこにいる、とか。 でもやはり暗視カメラで観る映像はなかなかスリルを味わえますね。視界が狭いためと、映った人間の目が光ってみえるのがなんとも恐怖心を煽られます。 この映画は、もし最初から最後まで完全未編集の映像で作られたなら完璧だと思います。カメラの回ってないところで人を血まみれにしたりちょこちょこ細工をしてたんだろうなと、観ながらけっこう気になりましたもので。だから75分の映画なら、75分間ノーカットでいって欲しかった。続編が出るならばそのへんに期待。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-05 01:27:39)《改行有》

613.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 実は自分、インディ・ジョーンズシリーズはこれが初体験なのですが、それでも観ていて不可解なところが出てこないのがとても嬉しかったです。こういう続きものの最新作って大抵それまでの作品を一通り観てないと面白くないじゃないですか。某海賊映画の二作目なんてそういう意味ではほんっと最低だと思いましたし。 個人的にも「続編作るならそれ単品でも楽しめるものにしろ!!」ってのは常々思ってたことなので、この映画はその点で十分良かったです☆☆ インディシリーズ未見だったので、『JAWS』とか『A.I』とか『宇宙戦争』の印象で、スピルバーグさんは真面目な映画しか作らないと思ってたので、この映画の笑える演出でちょっと印象かわりました(笑)「それは3度落ちる」っていやいや別に落ちなくても他に方法あるだろ(笑)とか思いながら心で爆笑してましたw 『スピードレーサー』と迷っててどっちにしようかジャンケンで決めて観た映画でしたが、いやジャンケン負けてよかった(笑) 映像は近年の最新作としてはかなり古ぼけて感じましたがやっぱり舞台背景に合わせたんですかね。まあ、どっちでもいいです。面白かったので。[映画館(字幕)] 7点(2008-07-14 01:18:15)《改行有》

614.  運命の引き金 《ネタバレ》 もう17年前の映画かあ。やっぱり感覚的に古い感は否めないかな。仮にそれは抜きにしても犯人が稚拙すぎる。知能犯とされるIQ150の相方がいればもうちょっと計画的にしてほしかった。あれではただのナイフ好きミリタリーマニア。 物語は サスペンス4:ラブストーリー5:刑事物語1 って感じです。広ーーーく、浅ーーーーく作った映画ですね。色々な出来事が起こる割りに、物語の流れはあまりそのへんには突っ込まずに中途半端にフェード・アウトしていきます。個人的にはDaleはLilaの親とか家族&自分の家族にも過去の事実をきちんと打ち明け、そこで色々と衝突して、仲直りした後にこのラストシーンになってほしかった。それのほうが絶対涙を誘うけどなあ。 あと、ビリー・ボブ・ソーントンがかなりただのチンピラです(笑) そこは一見の価値あり☆[DVD(字幕)] 4点(2008-06-24 00:17:30)《改行有》

615.  ミスト 《ネタバレ》 スティーブンキングワールド全開でしたね(笑)初めて観る映画やのにその辺はとても親しみを感じた映画です。ちなみに原作は未読ですが、あの衝撃のラストはどうやら原作とは異なるそうですbyオフィシャルwebサイト。 内容ですが、やっぱりキングの小説から来てるだけあって一人ひとりのキャストがとても作りこまれてます。B級映画とかひどいパニック映画なら、キャラの描写なんてほとんどせず最初から最後までドタバタ劇が続いて終わってく、ってパターンですが、この映画はそれぞれのキャストがすっごくキャラがたってる。「こいつはこんなやつ」って印象が観てる人間に強く刻み込まれて、感情移入がしやすいっていうかせざるをえない。その証拠に、多分あの狂信おばちゃんが撃たれた時、間違いなく観てる人の胸はスッとしたはず。いや不謹慎ですがね(笑)そこが違うだけでこうも映画に対する印象も変わるんだなと実感させてくれた作品でした。 『ランゴリアーズ』とか『ドリームキャッチャー』もそうですが、キング映画に「こんな化け物ありえねーだろ」的な突っ込みは厳禁ですよね(笑) そしてそういう突っ込み放題の映画にもかかわらず、人物描写がとてもリアルなのがキング映画の好きなところです☆[映画館(字幕)] 7点(2008-05-14 00:58:18)《改行有》

616.  少林少女 《ネタバレ》 まあ・・・ひどいなあこれは。 何がひどいってまず、私はCM見て影響されて映画館行ったんですけど、あまりにもCMで期待させる内容とかけ離れたものでした。『カンフーハッスル』や『少林サッカー』を観て影響された、って言う人もこの映画は別物だった、と後で気づくと思います。上記2作のネームバリューにあやかった紛い物です、これは。 ストーリーももちろん破綻していて、『カンフーハッスル』などは時に笑えるようにストーリーをおもしろおかしく工夫していますが、『少林少女』のそれは話の流れが大変勝手で、観てる側は全くついていけません。鑑賞済みの方はご存知でしょうが、主人公の凛(=柴咲コウ)がラクロスチームのメンバーと打ち解けるまでの流れが・・・はしょりすぎ!!!チームのメンバーと心を通わせる大事なシーンを完全にすっ飛ばして、観客置いてけぼりでした。 ・・・とまあここには語りきれないくらい穴だらけのストーリーで、同じくらいアクションシーンも退屈です。これもやはり前述の2作のようなものを期待すると手痛いしっぺ返しに遭います。ある意味放送事故です。 最後に、この映画あまり火は出ません。[映画館(邦画)] 1点(2008-05-14 00:53:15)《改行有》

617.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 一つの映画として認めたくない気持ちが走る作品でした。 まず暗すぎて画面が見えない、場面が分からん(部屋は真っ暗にして観ました)。そのわりにめちゃくちゃ動くカメラワーク。もうこの時点で萎えました。 内容については、プレデターが人間の味方をしてるのは・・・って前作ではけっこう批判モノだったらしいからそこは今回修正したんだなってそれくらいしか良い点が思い浮かびませんでした。てゆーかこれならいっそ一切人間を出さない映画にしたほうが良かったと思う。エイリアンとプレデターの闘いの「ついで」に人間に死んでるだけで、その「ついで」のために無理矢理ストーリー作ってるのがものすごい蛇足を感じた。映画での蛇足は致命的。鑑賞中やのに時間が長く感じられたらもうおしまいで、あとは苦痛との闘いでした。 プレデターが仮面取るシーンですとか、エイリアンが体を食い破るシーンですとか、なんか製作スタッフの「ホラ。このシーンがあればエイリアンとプレデターのファンは満足なんだろ?」って言われてるみたいで、しかもその他が適当な作りだから、怒りすら覚えた。相変わらずプレデターの方が数少ないし。もうこんな作り方なら続編は出さないでほしい。[DVD(字幕)] 0点(2008-05-14 00:33:11)《改行有》

618.  ゲド戦記 《ネタバレ》  ジブリものとして観ると少し違和感を覚えますね。やはりジブリの中核とも言うべき『夢』があまり感じられなかったからかな。なんと言うか、もし子供がいたらちょっと観せるのは二の足踏んでしまいそう。ジブリよりもなんかエヴァンゲリオンに近いものを感じたのはオレだけかな。とまあここまではジブリものとしての評価ということで。こっからは純粋に作品批評。  最近の映画には特に多い傾向ではあるけど、説明が足りなすぎ。あと30分時間を延ばしてもいいからもっと『ゲド戦記』の世界観をきちんと分かる内容にしてほしかった。こういう時よく思うのが、製作者サイドは視聴者が原作の本なり何なり読んでくることを前提に映画を作ってるのかってのがいつも疑問に思います。もしそれを当てにしたような詳しい説明を省いたような作りの映画を作るなら間違いなくそれは手抜き映画だとオレは思います。だってそれ一本で理解できないってことはいち作品として成立して無いってことですから。まあそこまでは穿った見方かもしれませんが、あまりにも映画だけでは分からないことが多かったので。  映像とかテーマ曲の「テルーの唄」とかは普通に感動しましたけどね。アレンのキャラとかも嫌いじゃなかったですし。ただやっぱちょっとリアルすぎ・・・。追い求めるべき理想像も見えなかったし、ジブリも夢を見られなくなってきたってことかな・・・。言ってて悲しいですが。 [DVD(邦画)] 5点(2008-05-14 00:17:46)《改行有》

619.  ユナイテッド93 《ネタバレ》  当事者でもないオレが言うのもどこかおこがましく感じますが、これを観て改めて911の悲惨さを噛みしめることが出来ました・・・。  ワールドトレードセンターに衝突した機の種類までは知らず、途中までUnited 93機はWTCに突っ込むのかと思っていましたが、これは唯一乗客の抵抗のおかげでハイジャックによる自爆テロを逃れた機だったんですね。それでも無事助かった人は皆無で・・・。テロにはならなかったですが、何ともやるせない映画でした。  この映画の中で、なんとも印象的というかものすごい皮肉だなと思ったのは、ハイジャックしたUnited 93をWTCに突っ込ませようとする男たち、そしてそれに対し必死に抗おうとする人間、死を覚悟する人間・・・。全ての人が別々の方向を向いているのに、彼らは全く同時に、全く同じように、神に祈りをささげていました。それを見た瞬間、無神論者のオレの頭には「何のために宗教とか神の存在はあるんだろう」という疑問が浮かびました。冷めざめと言わせてもらえば、結局は心の拠りどころなんだろうなと、現実的にはどうしようもないことにぶち当たった時のための。でもそういった宗教的動機から自爆テロをする人達が出てくる、そこがものすごく不思議でした。個人的にはそこまで芯から信じられるものがあることは羨ましいとすら思いますが、やはりその行動には賛同しかねます。命のありがたさを語ってくれる宗教を動機に命が奪われる・・・なんでしょうねこの矛盾。自爆テロをする人はそういったことは考えないのでしょうか、それとも何かオレのような日々能天気に生きてる人間には想像もつかないような考えがあり、そういうことをやるんでしょうか。わかりません・・・。ハイジャックされた当時の機内の様子を描いてくれたのはとても興味深かったですし、知れてよかったと思いますが、同時に彼らをそこまでさせる心理的描写などを描いた映画などが出てくれたらもっと関心を持って観られると思います。 重い映画だ・・・。 [DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:42)(良:1票) 《改行有》

620.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 見終わった瞬間ふと自分の周りを見渡してしまいますね・・・。普通に恐ろしいと思った映画でした。何が恐ろしいって、テレビのために人ひとりの人生を番組化してしまう人間の貪欲さ。ちょっと古いめの映画ですが、そうは思えないリアリティを感じました。「番組のためなら」、「視聴率のためなら」何でもしてしまうその非人間さは、現在のテレビ業界にとっても決して蚊帳の外の出来事ではないように思います。映画の設定に世界観の歪みなんて批判しても仕方ないと思いますが、あんなことが世界的に容認されていて、しかもみんなで楽しんでいるなんて世界がとても気持ち悪く思いました。しっかりそれを楽しんでる国の一つに日本も入ってたし・・・。  それくらい憤りを覚えさせられたあたり、まあ製作者の思う壺なんでしょうが、そこまでの仕打ちを30年近く受けていたトゥルーマン(=ジム・キャリー)が最後に誰のことも糾弾も批判もすることなく、颯爽とその世界を去るその姿はそういう事情を知ってる者なら誰でも感動するでしょう。 [DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:02)《改行有》

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