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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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721.  悪人 《ネタバレ》 ちょうどTVでやっていたのを録画して観ました。実は私はこの映画を観ようとして途中で挫折した過去が2回あります。なぜでしょうか、引き込まれるものがなかったのか、単に時間がなかったのか、とにかく自分の中で中途半端で終わってしまっている作品でした。 で今回ようやく最後まで鑑賞できたわけですが。。。率直に言ってあまり魅力を感じるストーリーではなかった。暗い映画なら暗い映画なりに魅力はあるものですが、『悪人』にはそれもさして感じませんでした。そもそも清水(=妻夫木聡さん)に全く魅力を感じられなかった。「嘘をつくな」とか「怖かった」とか彼の言ってることは一応正論で正直である。 しかし正論吐いて正直であればみなOKというほど世の中甘くはない。実際やってることはただの子供。いわれの無い罪で訴えるといわれて動揺するのはわかるが、それで殺そうとするのは、当たり前だが間違い。それだってそもそも場当たり的に人を求め、嫌がってるのに携帯で裸を撮影なんてしたばかりに、最初の女性(=満島ひかりさん)に気持ち悪がられるからである。自業自得とも言える。私はそう思った。 その最初の女性にしても冒頭からあまり良い性格ではないのがうかがえた。友人に対する接し方や清水に対しての応対でもそうである。だのに被害者になったというだけでやたらとその後の描写を美化することにとても抵抗を覚えた。殺害現場で父親の前に現れた姿も、さも清純無垢な少女が殺されましたと言いたげな表現であったが、そこで辟易とした思いを私は抱きました。娘を殺された父親が死後も娘をかばいたい気持ちはわかるが「お前は何も悪くない」というのはやや盲目すぎやしないだろうか。 ラストで光代(=深津絵里さん)が締めくくったように、彼は『悪人』だったのである。それならそれなりの映画の作り方があったと思うが、話を美化しようとする動きがあまりに目につき、鼻についたために、私はこのような評価となりました。 TV版鑑賞ということで、カットされていたシーン等もあったかもしれませんがそれを含めての評価ということで、あしからず。[地上波(邦画)] 4点(2012-06-25 14:02:17)(良:1票) 《改行有》

722.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》 この映画を見ようと思った動機はキャスト。それ以外の何物でもない。で、内容のほうもキャスト以外はまあまあどこにでもあるB級映画。まあ最近減りましたけどね。こういうどこからどう見てもいかれた集団と戦うヒーロー的なアクション映画は。一昔前なら普通に面白かったんだと思う。けど昨今の情報化社会の中、視聴者もいろんな意味で目が肥えてきて、こういった映画に対してやれ「ストーリーが意味不明」とかそういうコメントが増えてきたように感じる。かくいう私もそうなんですけどね。 自戒の意味も込めて、もっと単純に映画を楽しめた時代が懐かしく思った一作でした。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-28 15:24:30)《改行有》

723.  127時間 《ネタバレ》 「あー、結局最後はその手か・・・」と思ってしまいました。まあ実話の映画に結果を突っ込んでも仕方ありませんが。自分、『SAW』とか『リミット』とかシチュエーションホラーを観過ぎだな。なんかもう飽きたというか目が肥えたというか、慣れてしまった。 こういう閉じ込められ孤立系のシチュエーションホラーでは、今までの楽しかった記憶をよく回想しますが、この映画もそのクチ。冒頭お母さんからの電話を無視したことへの後悔とか、途中で会った女性二人とのその後に妄想をふけるとかありますが、個人的にはこの部類の他の映画とそんなに大差感じませんでした。お母さんからの電話は前フリがあったので少しぐっときますが、昔の恋愛や突然大雨が降る妄想など、突拍子もない回想・妄想が多すぎる気がしました。いやそりゃ閉じ込められた当人にとって何が大事なのかなんてそれこそ当人の自由ですが、その当人の自由を映画にするなら説明不足では観客は困るわけで・・・。 でも腕が抜けないほど岩に挟まれるってあるんですね。そのほうが私的にはびっくりしたことでした。[DVD(字幕)] 4点(2012-04-25 11:29:51)《改行有》

724.  マイ・バック・ページ 《ネタバレ》 当時の学生運動について無知なせいもあると思いますが、心情的に理解できないシーンが多すぎた。まず、騙されたかられ利用された澤田(=妻夫木さん)がそれでも梅山(=松山ケンイチさん)と共に行動しようとするのかがさっぱりわからない。澤田は単に梅山のことを信じたかったからと言われればそれまでなのですが、個人的感情に振り回されすぎるジャーナリストに辟易。あんなブレやすい人に記事を書いてほしくない。「事実だけ書いてればいいんだよ!」という出版社のえらいさんの言葉はある意味正しい。彼は出版社辞めて正解だ。 一方梅山の方も理解に苦しむ。あそこまで汚く生きられる人間をむしろ理解しろって方が無理がある。自分の周りの人間を道具としか見ていない。己の目的のために簡単に人を利用し裏切る彼の不遜な態度にはもうがっかり。思想犯でもなんでもない。ただの私利私欲の塊にしか見えなかった。中途半端に頭が良いことが余計に彼を傲慢に見せている。 以上のようにメインキャストの二人に魅力が感じられなかったために評価はちょっと・・・。妻夫木さんは童顔過ぎて、何しても幼稚な行動・考えをしてるように見えるのはもったいないですね。[DVD(邦画)] 4点(2012-02-08 16:19:03)(良:1票) 《改行有》

725.  デンジャラス・ビューティー2 《ネタバレ》 『1』は観ましたがもうずいぶん昔だったので、前作の記憶は全くない状態で鑑賞。でも『1』の時はグレーシー(=サンドラ・ブロックさん)はコメディとはいえもっとセクシーでカッコいい路線だったはずなのですが、今回はもうだいぶ老けてお笑い路線。老人ホームに老女の格好で潜入するという時点でセクシー路線は捨てている。 その路線で行くのももう年齢的にも限界を感じた、そんな作品でした。 フラー(=レジーナ・キングさん)と武闘派コンビを組むのは痛快でしたね。その二人のアクションがもっとあってもよかったのでは。レジーナさんはミシェル・ロドリゲスさん的な役にも使える良い役者さんだとこの映画で思いました。[DVD(字幕)] 4点(2012-01-25 11:16:31)《改行有》

726.  ジェニファーズ・ボディ 《ネタバレ》 まあ・・ある意味予告編どおりの内容。私はたいてい予告編とのギャップがありすぎる映画は評価が低くなります。これは予告編どおりだったのだが・・・。なんだろ変な残尿感。 タイトルから、もっとセクシー路線だったり露出とかを期待してましたがその辺がイマイチだったのも残尿感の理由だろうか。「凶暴で残忍ながらも妖艶な化け物」っていう雪女の欧米バージョンみたいなのを期待してたのに。ジェニファーよりむしろニーディに主観をあてた展開だったので、それも原因か。ぶっちゃけジェニファーが何で人食いの化け物になったのかなんてどうでもいい。視聴者目線では物足りない映画だったと思います。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-15 12:05:56)《改行有》

727.  ソウ5 《ネタバレ》 さてさて『SAW』マラソンもこれで五作目に突入。なんか『SAW』ってグロ映画の代名詞みたいになりましたよね。それを製作側も意識してるのか、『~Ⅱ』以降はグロさを前面に押し出すことしかしていないような気がする。よく考えたらそもそも一番面白かった『~Ⅰ』って実際グロかったのはラストの足切りシーンくらいで、それ以外はシチュエーションのみをうまく使ったサスペンスという印象でした。そのときと比べて、ただ「グロ」のみを扱うようになった最近の『SAW』はやはり見劣りする。おそらくその辺が他のレビュワーの皆さんも気になってるんだと思う。 さて気を取り直して『~Ⅴ』のレビュー。今回もシチュエーションスリラーというより、ホフマン刑事とストラム刑事の対決ストーリーといういでたち。最初ストラム刑事が閉じ込められたトラップもホフマンは脱出されて意外そうにしてましたが、じゃあ他にどんな脱出法があったのでしょうか?それとも同じ後継者候補のアマンダよろしく、ジグソーの思想に反する脱出不能トラップだったのでしょうか?ジグソーの思想は重ねた作品分深いものになってますが、やはり彼と比べると短絡的に見える後継者候補は若干魅力が無いですねえ。5人のサバイバルもただのサイドストーリーにしか見えない。 そろそろただの「グロ」映画から脱却し、『Ⅰ』製作当初の思いを思い出して欲しいと切に願います。まあ、このレビュー書いてる2011年現在、すでにシリーズ終わってますがね(苦笑) 2011.06.06現在の点数分布; 『SAW』→8点 『SAW2』→6点 『SAW3』→5点 『SAW4』→4点 『SAW5』→4点[DVD(字幕)] 4点(2011-06-06 23:51:28)《改行有》

728.  ソウ4 《ネタバレ》 『SAW』シリーズマラソン四作目。そろそろグロにも慣れたかと思いきや、序盤の解剖シーンにいきなりやられる。いつ解剖中のジグソーが起きるんでは・・・と思いつつハラハラしましたが、ジグソーの死を印象付けるためのリードだったようです。で、そこからの後継者育成という感じの第四作ですが、初見ではちょっとわかりにくい内容だったかと。まず、前作まで未見の人にはさっぱりな内容。そこまで観た人でも途中から時系列ややこしくなってきます。自分は現在『SAW』マラソン中で、かなり短期間の間にシリーズを連ちゃんしてますが、それでも一瞬戸惑います。前作から1年ぶりなんて人は全くさっぱりだろうな・・・。 なんか『SAW』シリーズは連作ということを意識しすぎて、つなげるためのストーリー重視になってきてますね。そのせいで、トリックも説得力が無い、こじつけのジグソーの過去にも説得力が無いといった事態になってしまっている。一作目はあんなに見事なトリックスリラーだったのに。やっぱ人間守りに入るとつまらなくなるのか。 2011.06.06現在の点数分布; 『SAW』→8点 『SAW2』→6点 『SAW3』→5点 『SAW4』→4点[DVD(字幕)] 4点(2011-06-06 19:51:40)《改行有》

729.  ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 《ネタバレ》 元の作品というか、そもそも『ユニバーサル・ソルジャー』というのがシリーズ物ということを全く知らずに鑑賞。ということでこのシリーズは今作が自分には初体験。そのせいかもしれませんが、まずユニバーサル・ソルジャーとは何ぞやというところで理解に時間を掛けてしまいました。 さて内容のほうはというと、アクションのはずなのになんかすご~く淡々と・・・。映像も全体的に暗い印象だし、盛り上がりは無かったかな。しかし誘拐犯側の兵士が、政府側の兵士4人を肉弾戦で制圧してしまうシーンは彼の圧倒的な強さに少し感動しました。 しかし自分的にはそれくらいでした。知らなかったとはいえシリーズを最新作から観てしまうという失態をやらかしてしまったので、もし今後機会があるならちゃんとシリーズを順番どおりに観直したいと思います。[DVD(字幕)] 4点(2011-05-30 20:58:20)《改行有》

730.  ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ 《ネタバレ》 男(大谷)の心情がさっっっっっぱり!!理解できなかったので、彼への感情移入も、彼に対する周囲の対応への理解も難しすぎます。窃盗・不倫・アルコール依存に心中騒ぎと人間のダメなところを掻き集めたような男に魅力を感じられずに、それが障壁となって話に入っていけませんでした。 彼がなぜそんなにダメダメなのか。そのダメさに一体全体どれほどの意味があるのかというところが全く描写されませんでした。結局彼を通じて何が言いたかったのか。彼を支える立場の佐知(=松たかこさん)も夫に不平を漏らすことは一度二度程度で、甘やかすばかり。不倫相手と心中しようとした人間に対してあの態度はあまりに不自然。不自然なら不自然なりに、そういう行動にはどんな意味があるのか示してしかるべきなのだけど、それもない。そんな時代だったってことなのか??理解するには原作を読むべきだろうか。というか、理解のために原作を読むべきと思わせてしまう段階で映画としては終わってると思います。[DVD(邦画)] 4点(2011-03-17 14:41:36)《改行有》

731.  新しい人生のはじめかた 《ネタバレ》 私はハーヴェイのゴリ押しなやり方に若干不快感を覚えてしまいました。序盤はどう贔屓目に見ても彼が図々しいストーカーにしか見えず、やれ迷惑がってる人に無理やり話しかけるわ、やれ電車までつきまとうわetc...でドン引きだったんですが。"Last chance Harvey"ってタイトルからも、だからこその必死さを出したかったのだと思いますが、日本なら女の方が小説の講習会で距離を取ったスキに通報されててもおかしくない。BGMがサスペンス調なら間違いなく彼は視聴者からストーカー扱いでしょう。あそこまでしないと新しい人生は始まらないのか?と邦題にツッコミの一つも入れてやりたくなる、そんな作品。 序盤はと書きましたが、後半の娘の披露宴に出席するあたりからはとても良い内容でした。披露宴であそこまでの内容がしゃべれるなら最初っからそうしろよと言いたくなりますが(笑)。嫁曰く、やはり同伴の女性がいるのといないのとでは心の余裕が違うのだろうとのこと。そんなもんですかね。 ラブストーリーと言うより私はむしろヒューマンドラマとして楽しませてもらいましたが、やはり前半でのハーヴェイが度の過ぎたストーカーにしか見えず、それを前提とした話の展開に違和感が強すぎて点数は辛口です。ケイトのお母さんもどこか中途半端な出し方で、どうせならお母さんの話をもっと掘り下げるか、全く無しにするかして欲しかったです。[DVD(字幕)] 4点(2011-02-23 17:23:10)《改行有》

732.  アデル/ファラオと復活の秘薬 《ネタバレ》 映画というより舞台を見せられたような印象でした。幕の引き方や、ロケーションの変化の早さ、物語のテンポなどはまさに舞台。それが良いか悪いかは人によって様々だと思いますが、私はというと「まあ・・・アリか?」くらいの印象でした。 まずフランス映画だということを知らなかったのは、全くの私の不勉強。英語の勉強ついでにでもと思っていただけにそこで面食らう。ストーリーは上述のように舞台調で、ストーリーの進行やそれぞれのキャラクターはややも大げさに展開されていくのですが、その流れの早さやテンションの高さに、ちょっと観客は置いてけぼり気味になります。 そもそも予告編からして女版インディ・ジョーンズ的なものを期待していた私には、物足りないという気持ちは隠せません。冒険メインの映画では無かったですし、翼竜やピラミッドなどのアドベンチャラスなシーンも現代ではもう使い古された代物で、それこそ『ハムナプトラ』とか『ジュラシック・パーク』とか見てきた世代にはなんのサプライズ効果ももたらさない。 しかし少し視点を変えて、妹のためにけなげに奔走する姉のヒューマンドラマとしてはアリだと思います。あらゆる手を尽くして自分のせいで植物状態になった妹を助けようとする彼女の健気さは伝わってきました。刑務所で色んな仮装をして潜入するシーンなどもどこか平和でほのぼのした笑いが楽しめましたし、ああいう雰囲気自体は嫌いじゃないです。 作中かなりの無敵感を誇ったアデルが、最後アレに乗ってしまってどうなるのかというところはとても気になります。あんな煮え切らないラストは無いですよねしかし。5点付けようと思ってましたが、ラストシーンの不完全燃焼具合に-1点したいと思います。[DVD(字幕)] 4点(2011-02-15 12:49:44)《改行有》

733.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 ストーリーはfacebook創設者マークが告訴されたという展開をベースに、合い間合い間に回想シーンをはさみながら展開していきます。こういう「実話に着想を得た」ストーリーは事実と脚色の区別が分からないので個人的には嫌いです。 しかし、鑑賞までfacebookに対して思いを巡らせたことはほとんど無かったのですが、著しく対人能力に欠ける人間が作り出したコミュニケーションツールのSNSと言うところが皮肉的で面白い。私自身mixiをやっていた経験があり、一時期それにのめりこんだ時期もあったのでfacebookの爆発的な広がりもかつての自分を見てるようで面白いものでした。 また、パンフレットの表紙にも興味を惹かれました。そこには"You don't get to 500 million friends without making a few enemies."とあり、意味は「一人の敵も作らずに5億人の友達なんか作れないよ」ということです。これは創設者マークへの戒めなのか、SNSを利用する全世界の人たちへの警鐘なのか、それともその両方なのか。 映画のラストで5億人の社交場を仕切る大金持ちの男が一人の女性のリクエストを待ち続けるというシーンは、巨大SNS=facebookのまさに光と影。現実とネットとの壁を感じました。 個人的な結論を言わせてもらうと、全体的にはあまり面白く無かったです。結局監督などの製作側は「facebook創始者の等身大」を描きたかったのか、「SNSの光と影」を描きたかったのか、またそれらでもって何を伝えたかったのかがわからなかったので。個人的には、「現実の人間関係を大事にしよう」と言われてるように思いましたが、どうでしょう?[映画館(字幕)] 4点(2011-01-24 11:08:32)(良:1票) 《改行有》

734.  ディスタービア 《ネタバレ》 なんだろう、映画自体は見入ってしまう感じで興味を引かれたんですが・・・。自分は男なのでぜひ女性に尋ねてみたい。学校謹慎くらって家から出ることも出来ず、謹慎中はゲームかパソコン。近所のガキには馬鹿にされ、白昼ご近所の目の前で警官に押さえつけられ、ヒマな時間は覗きをし、挙げ句自宅でのパーティを台無しにしたような男のことを好きになるようなことはあり得るのでしょうか???作中最大の疑問です。 あと個人的にシャイア・ラブーフさんはもうお腹いっぱいです。『トランス・フォーマー』シリーズ、『イーグル・アイ』で今作と、なんか偶然にも彼が続いてしまった。たてつづけに四作も見たわりには全然彼に魅力を感じない。配役のせいもあるだろうが、いっつもなよっちい役回り。ぶっちゃけて嫌悪感を覚えると言う意味ではある意味今作のキャスティングははまり役とも言える。どっちにしろ四作を通し、自分の中で感銘を受けるようなものは一切ありませんでした。 私の贔屓目かもしれませんが、彼とは対照的にデヴィッド・モースさんは相変わらず凛々しいおじさんっぷり。オーラが溢れてます。彼が出てるのがわかったときは「感動!!」だったのですが、最近こういうサスペンスの悪役的な役回りが多いですね。『16ブロック』とか『パッセンジャーズ』とか、なんかどこか薄ら怖いおじさんって役が増えてる気がする。個人的にはそんなのより、『グリーン・マイル』とか『ランゴリアーズ』とか、若干後方でどっしりと構える重厚感のある役柄を演じてる彼が好きなんですけど。でもまだまだ映画界の最前線で活躍してくれてることは純粋に嬉しいですね。 ストーリーですが、主役のみならず話自体が”狼少年”的に進んでいくのはけっこう面白かったです。いった!と思ったらやっぱり違って、やっぱりいった!!と思ったらまたまた違って、なーんだと思ったところに本命がドーン!!!みたいな(←意味不明www) 冒頭のパパのくだりとケールのいじけ具合があんまりマッチしてなかったので、ケールがいじける背景はもっと軽いノリの事故とかで良かったと思う。例えば飲酒運転でパトカーに突っ込んだとか。それなら後で出てくる警官との伏線もできるのに。こんな息子を残したパパは浮かばれない・・・(泣)[DVD(字幕)] 4点(2011-01-13 10:14:57)(良:1票) 《改行有》

735.  ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 《ネタバレ》 まあもう・・・、この手の「看板だけ映画」にはだいぶ痛い目にあって自分自身相当懲りてるはずなんですが、やはり興味が勝って観てしまいます。で、結果やっぱり面白くない、と(泣) 作品の評価とは関係ありませんが、『ドラゴンボール』然り『ポケモン(もうすぐ出るらしい)』然り、続々とアニメの実写化がされる背景には、やっぱりそれらは本国アメリカでは「ウケて」るということなんでしょうか??一度これらの作品を鑑賞されたネイティブの方の意見を伺ってみたいものです。 さてさて作品の方はと言うと、先ほども述べさせていただいたように、面白くないです、ぶっちゃけ。やはりそれは原作(と言うのだろうか?)のゲームから来たイメージの作品を期待するからであって、それがなければもうちょっとは評価が高かったかもしれませんが。しかしやはりそのゲームの名を冠するからには、出てくるキャラクターに視聴者は以下のような期待をしてしまいます:  ●春麗はチャイナドレス  ●見せ場の技はもちろん百烈脚とスピニングバードキック  ●ベガは総帥的軍服で登場  ●そして出るからにはサイコ・クラッシャー  ●しかし何故ゲンが気功拳??  ●てゆーか他の主要キャラなんていらない(刑事コンビ) などなどの個人的ガッカリポイントがありました。スピニングバードキックも父親と大事な場面で使いそうな前フリをしていたわりには、ラストでベガを倒したのは結局気功拳。ベガも青白い炎のひとつでも上げてくれりゃよかったのに。 いくつかのアニメ由来の実写映画を観て、海外のそれはキャラクターよりストーリー重視という気がしました。キャラクターを似せる気は無いとまで言いませんが(いや、本当に無いかもしれない)、キャラクターより演技より、ストーリーが大事で、それをある程度今風にもじったものを作る傾向があるように思います。 そのやり方では、言わずもがな日本では売れないわけですけどね。 たまにはアニメのイメージどおりのキャラが主演の映画を観てみたいものです。 (P.S. 『バイオⅡ』のジルはほぼ完璧だった)[DVD(字幕)] 4点(2011-01-04 15:04:42)《改行有》

736.  ニュームーン/トワイライト・サーガ 《ネタバレ》 ここ10年くらいこんなセリフ聞かなかったなぁ。。。ある意味感動した。 男二人が争うシーンに割って入って、「私のために争わないで!!」だなんて・・・(笑) ほんとう、これは実写版少女マンガだ。なよなよしたストーリー展開だし、ドロドロな恋愛模様がまたそれっぽい。モノが吸血鬼だとか狼男だと言うところで私は食いついてしまいましたが、そういった材料から期待されるアクション的要素はほとんどなく、、、予告編にだまされる結果に。ついでに、「続き物は最後まで見ないと気が済まない」という個人的こだわりもそれに拍車をかけてしまい、結局2作目まで鑑賞してしまいました。 女の子なら頬を赤らめ「キャー」っと盛り上がる映画なんでしょうが、元々ラブストーリーを観ないタイプの人間にはちょっと苦痛でした。上述の個人的こだわりから、結局3作目も見ることにはなりそうですが、、、期待せずに観ることにします。[DVD(字幕)] 4点(2010-11-26 11:04:06)《改行有》

737.  トワイライト~初恋~ 《ネタバレ》 映画館でこのシリーズの最新作のための宣伝ダイジェストを観たのがきっかけで一作目から観ることにしました。自分には珍しく、自分のレビューを書く前に他の方々のレビューを拝見しましたが、なるほど、「少女漫画みたい」と書かれてるのを見てとても納得しました。鑑賞前の段階ではもっとアクション要素の強い種の映画だと思っていたので、個人的にはそこで大変な肩透かしを食らいました。この映画に好印象を持とうと思うならもう一度、今度は「少女漫画」とを期待して鑑賞しないとダメですね。 さてそういう目線で改めてこの映画について考察してみると、ああいうある種なよっとした恋愛ドラマは観る人が見れば生唾モノなのかもしれない。個人的には『純粋で毒々しい恋愛』という表現がピタリくるんじゃないかと思いますが、この恋愛は実際いろいろと歪んでますよね。男は本能的には女のことを食糧としか思っていないし、女は自分と違う生物に対して恋心を抱くという・・・。 自分はあまりラブストーリーは観ないタイプなので、物足りませんでしたが。 全体的な点でダメ出しをするなら、原作がどれほどの内容なのかは知りませんが、展開が早すぎる気がしてならない。最初エドワードのことを訝っていたベラが、どの時点から彼に好意を抱き始めたかとか、エドワードにしてみても最初は学校を休むくらいベラを避けていたのにその後はなんだかんだ言いながらベラにベタベタしすぎ。「オレの近くには来ないでくれ」ってどの口が言ってんだ、とツッこんでしまった。一歩間違えたらただのストーカーのお話です。 ストーリーの中身に対する自分の予想と現実が相当乖離していることに気づいてしまったので、続編を見るかどうかは検討中。スッキリしないからたぶん観るんでしょうけど。 観る人を選んでしまう映画だとは思いました。[DVD(字幕)] 4点(2010-10-27 17:56:38)《改行有》

738.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 そもそも上映前の錯覚や謎解きに関する説明が蛇足である。と言うのはおそらくほとんどの人がそう感じたと思います。「どうやって女性患者は密室からドロンしたのか」とか純粋に推理ものとしての魅力はたくさんあったのに、終わってみれば予想できたオチ。推理ものと言うより、どんでん返し系の映画。そういう意味ではPRからして失敗。映画を語る上で個人的に思うことなんですが、「予告編とかけはなれている映画はそれだけで失敗である」と考えています。やはり期待していた内容と大筋からして全く違うのであればまず戸惑うし、なかなかストーリーにも入っていけないですよね。 ストーリーの評価はと言うと、予告編との誤差って言うこともあるし、やっぱり微妙ですよね。あのラストは正直予想できた。エドワード(=レオナルド・ディカプリオ)が職員用の白衣に着替えたあたりから、だんだん彼がリアルに施設の患者に見えてきて・・・。謎解きと言うより「あぁやっぱりね」といった感触です。 話の進め方も、ところどころ極端に奇抜な回想シーンが挿入されて、そのたびに話の展開を忘れそうになります(ただ私の物覚えが悪いだけ??) キャストも良かったし、世界観はミステリー調で好みの感じだったのに、残念。[映画館(字幕)] 4点(2010-04-19 18:17:57)《改行有》

739.  ザ・クリーナー 消された殺人 《ネタバレ》 レニー・ハーリン監督作ということで良い意味で派手な作品かと思ったのですが、意外と地味でビックリしました。私の集中力の無さかもしれませんが、途中一時停止でとめて、少し仮眠を取ってから見直しました。中盤あまりにもダレてきてしまって・・・。 冒頭の説明を少し聞いて、最初は『おくりびと』をアメリカ風にファッショナブルに描いた葬儀屋か何かの話だと思ったのですが(悪い意味でその時点で引いてましたが)、どっこい掃除屋だということで。ちょっと今までに無い視点からの話で設定だけは面白かったです。あと、本当にしたのかどうかはわかりませんが、あんなに汚かったソファが新品同様に(ていうか新品??)なったのには地味に感動☆深夜のテレフォンショッピングを観てるかのようでした(笑) もうちょっと掃除屋としての葛藤とか魅力を描いて欲しかったですが、そのあたりは他のサスペンスでもあるような親子愛のようなものを中心にしてしまって、「この映画だからこそ」の面白みは無かったように思います。二転三転する展開も、昨今では観る人がそれに慣れてしまってるせいであまりサプライズとして受けなくなっている・・・。難しい時代になりました。 いっそ、また昔の映画の構成にしたほうが最近の人には受けるのかもしれませんね。独り言です。[DVD(字幕)] 4点(2010-02-03 09:33:22)《改行有》

740.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 ヒュー・ジャックマンさんがこんなところでまでウルヴァリンに!!!って感じでしょうか(笑)キャストに関して言えばかなり豪華な面々。個人的にはヒュー・ジャックマンさんもケイト・ベッキンセールさんもかなり好きな俳優の部類に入るんですが、魅力を引き出しきれていない印象がありました。 まずはヴァン・ヘルシング(=ヒュー・ジャックマンさん)。ヨーロッパ中に名を轟かすモンスター・ハンターという割には戦い方が危なっかしすぎる。あれで今まで良く生きてこれたなとそこに不自然さを感じる。アンナ(=ケイト・ベッキンセール)さんはその美貌の割りにけっこう泥臭い演技をしています。しょっちゅうひっぱたかれるし、流血も多いし。ラストには殺されてしまうし(←今までに殺された一族と天国で仲良くする、というラストにしたかったのは分かるが、彼女があろうことか主人公に殺されてしまうというのは視聴者にはショッキングすぎる)。 などなど、キャスティングした俳優がもったいない映画だなと思ってしまいました。 ストーリーについて言えば、一言で言えば「アメコミin中世のヨーロッパ」ですね(笑)フランケンシュタインはハルクかザ・シングにしか見えないし、中世のヨーロッパという舞台にはあまりそぐわない。もっと生々しくておどろおどろしい雰囲気を期待していましたが、上述のアメコミ描写によりどこか軽い印象を持たざるを得ず、違和感がありました。 キャストや舞台など、素材はいいと思うのになぁ。[DVD(字幕)] 4点(2010-01-20 12:26:50)《改行有》

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