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コメント数 304
性別 男性
自己紹介 つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。

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121.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 最初のミュージカルシーン。停止する事で移動する乗り物でなく、お立ち台として機能する車。人の移動を伴いながら全てがワンカットで捉えられる。 グリフィス天文台のシーンでは、建物、オブジェ、踊りながら二人が描く軌道、プラネタリウム室、星などのあらゆる物が円のイメージをかたどる。キスで締めくくられる事で二人の関係性も円満に収束し、円で縁どられる二人が映され暗転する。 そして反復とズレ、空間距離と精神距離を一瞬で破棄する事で虚を突く、ありえたかもしれない過去を映すキスシーン。 他にも、原色を基調とした色彩や基本としてワンカットで貫かれるミュージカルシーン。 古き良き物として皮肉混じりに何度も映される、成功の象徴である壮麗なプールサイド。水の中に入りカメラが旋回する場面は露悪的な絢爛豪華さが一つの絶頂すら迎えている。 等等見所は多い。 ただ天文台での二人の初めてのキスを境に話が山場を迎えるにつれ、映画自体は凡庸化していく。 ハリウッド、夢、現実、挫折、成功、離反が事務的にも思える手際の良さで処理されていく。そもそもミュージカル映画にストーリーの深みを求める事自体間違っているのかもしれないが、ミュージカルシーンをとっても後半になればなるほど曲も見せ方も単純につまらなくなっていく。 そして作られた背景で作られた過去が繰り広げられるラストは、抒情に訴えるだけの安易な蛇足であり、二人にとって重要であったキスの不在と視線のやり取りを映すだけで十分であると個人的には思う。[映画館(字幕)] 6点(2017-03-05 00:17:19)(良:1票) 《改行有》

122.  イット・フォローズ 独特な編集のリズム、旋回するカメラワーク。海辺のシーンでカットが変わる事に徐々に近づいてくる恐怖は、「それ」を目視出来ない他者の視線は危険回避には役に立たないという証明にもなっていて良かった。 全体的に「それ」の見せ方に気を使い工夫しているように思えた。[DVD(字幕)] 6点(2017-02-18 19:55:31)《改行有》

123.  死霊館 エンフィールド事件 《ネタバレ》 霊は出る事をもったいぶらない。 母親が来ようが、警察が来ようが、テレビの撮影をしてようが、ウォーレン夫妻がこようが、もったいぶって出てこないという事はない。(出てくる理由があるのが後から分かるものの) それは音響をとっても同じで、怖がらせる所で、おどろおどろしい音がしっかりと鳴ってくれる。 カメラワークも然り、霊や怪奇現象の見せ惜しみはしない。 画面から観ている側に侵食せず、全てを聞かせて、見せてくれる安心感があるから、観客は安心して怖がる事が出来る。 それはどんなに怖がらせても、絶対に客には触らないおばけ屋敷の構造と似ているのかもしれない。 深層心理では「最後には助かる」と分かっている安心感。 この恐怖とは相反する感情を持たせながら、怖がらせる事ほど高度な事はないのかもしれない。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-29 20:25:04)《改行有》

124.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 弱さや醜さの象徴となっているキチジローの存在(踏み絵はすぐ踏むが、神は信じていて、その都度自責の念にかられる弱き者)が、現代の日本に生きる自分に一番近いような存在に感じた。 この話では一人浮いている彼がいる事で、この物語が遠い世界の話ではなくなった。 それは言葉で言ってしまえば簡単である、「信じ抜く事」の困難さを彼を通じて改めて見せつけられるという形にも繋がっていた。 オープニングとエンディングを自然の音(人間の営みに振り回されず、存在する意味に悩む事も語る事もせず、ただそこに存在する海、鳥、風、草など)で包括したのも興味深い。 牢屋の柵を使い限定された視野を通して、ロドリゴそして観客が拷問を見せられるシーンは、視界が良好でない彼の心情描写にもなっていただろう。 気になる点で言えば、ロドリゴが踏み絵を行う場面。第三者(神かロドリゴの内なる声か)のボイスオーバーを被せる、足のクローズアップ、スローモーションで地面に倒れこむという一連の流れは少し鈍重で直接的すぎる表現だったように感じた。 ラストの十字架への極端なクローズアップも、意図的すぎるように思える。[映画館(字幕)] 6点(2017-01-29 00:48:56)《改行有》

125.  マジカル・ガール 《ネタバレ》 少女がコスチュームを欲しがらなければ、コスチュームがもう少し安価なら、父親が失業していなければ、あの日あの時、宝石店に強盗に入ろうとしなかった。バルバラに出会う事はなかった。 そして、バルバラがダミアンと再開しなければ。 途切れる事のないコミュニケーションの不和と不足、断絶の中で、全てが負に働く原因と結果が重なり最悪の結末を招く。 そこに残ったのは、録音された音声=マクガフィンという実在したのかも分からない空虚な中心だけ。 物語の山場となり得る、エロスとタナトスを直接的に見せない(ルイスを射殺する場面では発砲を見せない、バーの店員と客を射殺する場面ではドアという遮蔽物によりはっきりと見えない)、若しくは省略する事で、登場人物や映画全体の温度を低く保ち、それは物語の空虚さだとか無常感という負の側面を際立たせる為にも効果的な役割を果たしていた。 発砲描写においては銃を手に取る音を使い、撃つ側と撃たれる側を音と映像により同時に一画面に収めるという表現方法は新鮮だった。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-28 01:10:38)《改行有》

126.  スポットライト 世紀のスクープ キリスト教信者にとって教会、神父がどういった存在であるかは日本で特に何の宗教への信仰心もなく生きる自分にとっては真の意味ではわからない。しかし作中で語られるようにそれが神を意味する存在であるのなら、そして自分が救いを求める者であるならば、それは遠い世界の話しではなくなる。 そして、この事件自体何が原因とはっきりと断定できない程、根深く大きな問題であり、人間は神ではないという事は十分に伝わってきた。 何にせよ自浄作用があるかないか、言論、報道の自由があるかないかで、世界は大きく変わるのだろう。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-17 18:16:47)《改行有》

127.  夜がまた来る 雨、夜、影、ネオン、幻想的な光、ファムファタール、退廃的で行き場のない男と女。石井隆監督独特の映像表現によるフィルムノワール。 陶酔性を備えた独特の世界観を持った映画。 その世界で描かれる、男女の情念は時代性を超え普遍的なものとして存在する。 だから生きる事に疲れた時、時代に流されず在り続ける石井隆監督の映画に、あの世界のあいつらにまた会いたくなる。[DVD(邦画)] 6点(2017-01-13 22:53:40)《改行有》

128.  カスパー・ハウザーの謎 《ネタバレ》 カスパーハウザーが人間の様々な思惑に振り回される中で起こる、リンゴの下りや社交場での振る舞い、正直村と嘘つき村の話に代表される何者にも縛られない考え方や概念、行動は輝きに満ちていた。 それは同じく何者に縛られる事がない度々差し込まれる美しい風景、音楽と呼応しているかのようだった。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-09 19:15:37)《改行有》

129.  ヴィジット 《ネタバレ》 非日常で起こった恐怖の中で、兄弟の成長、そして他者、自分に対する赦しを描いた作品。 過去に起こった両親の離婚、母の15年前の家出という二つの大きな出来事を通して、親子三人がそれぞれ癒せない傷を背負っている事が次第に明かされていく。 姉は鏡に映る自分を見る事か出来ない。自分の存在を認める事が出来なくなってしまった。 弟は8歳の時のアメフトの試合で自分が犯したミスによって父親が出て行ってしまったと信じている。 母は両親との決別を悔いている。 物語は進み、入院中には本物の祖父母に相談をしていたのであろう、老人二人との対決を迎える。 姉は鏡の中の自分と向き合う事で老婆を倒す。 弟は前は立ち向かえなかった、敵に向かっていく事で老爺を倒す。 二人が昔の自分を超え成長を遂げた瞬間。 皮肉にもそれは間接的に祖父母の手によって、為されたのだろう。 迎えたクライマックスであの頃の家族が映る。娘は父を赦した。 父を赦した娘、偽物の祖母の独白を撮影する娘によって母は赦された。 そして弟がラップを披露する後ろで姉が髪をとかし物語は終わる。 POV形式を取る事で、この映画自体が娘の意思を表している。その言葉で語らない意思表示、メタ構造も素晴らしい。 子供からみた老人の恐怖も、ホラーとコメディが表裏一体である事も、緊張感の中でうまく表現されていた。[DVD(字幕)] 6点(2017-01-08 19:20:33)《改行有》

130.  クリムゾン・ピーク 《ネタバレ》 ギレルモ・デル・トロ監督は、多くの作品で共通して、幽霊や普通の人間とは異なる異形なる者を負の象徴や恐怖の対象としてではなく、人間を導く者、救う者として描く。 そして同時に、それらが良き事をどれだけしようとも、真の意味で救われてはいないという悲哀も映す。 世間では普通、優れているとされている人間に対する憎悪や劣等感、憧れ。 異形なる者への底知れない愛情。 しかしその愛情は決して盲目的なものではない。 大多数である普通の人々の中では、異形なる者は陽の目を見る事がないかもしれないという無慈悲な事実を常に客観した視点で捉える。 その自己批評を含んだ客観性があるからこそ、内輪向きではない作品の魅力に繋がり、詩的な情景、映像美と相まって悲哀はより増す。 そして共通する思いを感じ生きる自分の心にいつも響いてくる。[DVD(字幕)] 6点(2016-10-11 16:09:06)《改行有》

131.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 馬渕にとって松尾は未来の自分であり、天童は過去の自分である。そして、その逆もまた然りの鏡像関係。 だから馬渕は松尾に叱咤激励され、天童に厳しく当たる。みんな過去の自分が憎くもあり、愛おしくもあるから。 そして夢はバトンタッチされる。シナリオの取材という名の告白を通して、過去の自分に夢を託す。 松尾は馬渕を振り、馬渕は天童を振る。 夢を諦めた者は、夢を追う者に振り向く事はない。夢に振り向いてしまったら、夢を諦められなくなってしまうから。 だから馬渕は振り向かず歩く。それは、天童(過去の自分)に対しての決別でもある。 天童の未来は、また誰かに夢を託すのか自分自身で夢を叶えるのかは分からない。 ただ言える事は、夢をひたむきに真っ直ぐ追う者は眩しく美しい。そして痛々しく、残酷でもある。[DVD(邦画)] 6点(2016-07-06 02:12:01)(良:1票) 《改行有》

132.  日本で一番悪い奴ら 《ネタバレ》 「凶悪」とは一転してのコメディ色が強い本作。 それもこれも映画内で綾野剛がほぼ全てのシーンに出続け、常に主人公視点で話が進むため、綾野剛の人物描写がそのまま作品の性質となるからだろう。 ただそれが一本調子、緊張感の欠如にも繋がる。 銃の取り締まりの潜入捜査から、事が次第に大きくなり、状況としては緊迫していく。 しかし、作品全体の空気が緊迫するかと思えば、どこか緊張感を欠いたまま話しは進む。 幼児性を持ち純粋な存在である綾野剛が、緊迫化に歯止めをかけているからだろうし、それは意図的なものと取れる。 それに加え、アクションで魅せるでも、殺人描写があるわけでもない為、物語はアンチカタルシスの構造を保ち続ける。 そして銃が中心の物語であるにも関わらず、終始銃が道具として機能せず役割を失ったままで終わる。 機能しない事で不在の中心であり続ける銃、アンチカタルシスな物語が、煮え切らない居心地の悪さを生み出す。 その居心地の悪さこそがこの事件の本質であり、機能しない銃は良くも悪くも古くからあった男性性の消失を象徴しているのだろう。 そしてそれがドラマではない現実ということ。 終盤の、馬が走る→人が走る→自殺という、より動的なものから究極の静的なものへのスムーズな移行。 映画の観客=一般市民に向けられた挑発ともとれる、綾野剛の逮捕場面でカメラにぶつけられるペットボトル。 そのような細かい描写も魅力的だった。[映画館(邦画)] 6点(2016-06-26 01:37:04)(良:1票) 《改行有》

133.  菊次郎の夏 《ネタバレ》 物語を語らない、見せない映画。 菊次郎も正男も自分の思いを語らない。菊次郎が痴漢、トラック運転手を殴る場面も、ヤクザに襲われる場面も、直接的には描かない。菊次郎も正男も、自分の母親に出会うことはない。 観ている側はいつもはぐらかされ、物語に立ち会う瞬間には出来事はすでに終わっている。 共感はできても、共有はさせてくれない。だから寂しく、切ない。夏の乾いた空気も、出会いと別れも全てが刹那的であり、儚い。 それ故に尊く、懐かしく、胸に深く残る。 北野映画を観ると、いつもそんな感覚に襲われる。[DVD(邦画)] 6点(2016-05-06 19:10:53)《改行有》

134.  哀しき獣 身体的にも精神的にも、人間関係においても、とにかく目まぐるしく動き続け、最初から最後まで、多義において留まる事がない映画。 身体的な移動は車であったり、バスであったり、列車であったり、トラックであったり、走る事であったり。 感情も視線や表情、行動を通して、常に揺れ動いていることが表現される。 人間関係においても、次から次へと人間が出てきて、その関係は追うものと追われるもの、またその逆転であったり、夫婦であったり、不倫であったり、依頼関係からの裏切りであったりと全てが流動しつづける。 気になる細かい事はたくさんあるものの、この大きな運動に身を任せることが楽しむためには必要であり、それこそがこの映画の魅力であると思った。[DVD(字幕)] 6点(2016-04-08 19:30:13)《改行有》

135.  28日後... 《ネタバレ》 全体を通して目立つ斜めに構えられたカメラアングル。緊迫した場面での異常なまでのクローズアップ、ぶれる画面、細かいカット割り。それらは、緊迫感や閉塞感、疾走感を表す表現なのだろうけど、自分にとってはただただ見にくく、解りずらく手段と目的が噛みあっていない印象を受けてしまった。独特の表現方法が合うか、合わないかで評価が大きく分かれると思った。 誰もいない町を彷徨う前半からは、絶望、終末感を感じたが、軍と接触してからの後半は、「死霊のえじき」で観たようなテーマ性、展開を感じたし悪く言えば小さくまとまってしまった気がした。 ただそれまでずっと固定されたカメラの俯瞰ショットで捉えられていた、ただただ町を彷徨う姿が、マンチェスターに車で向かうシーンで始めて行動に目的が生まれ、その瞬間、車の移動とカメラの動きが噛み合い、程よい距離感で車が捉えられ、タイヤの回転と共に、主人公達の中で間違いなく何かが動き出したことを暗示させる場面では、絶望の中で生まれた一時の爽快感、希望を感じた。[DVD(字幕)] 6点(2016-04-06 16:18:48)(良:1票) 《改行有》

136.  見えない恐怖 《ネタバレ》 個人的には、冒頭から主人公が三人の死体を発見して、地下に落ちるところまでが物語のピークだった。 三人の死体の見せ方やそこに至るシークエンスはジャパニーズホラーに影響を与えている気がしたし、死体を発見しパニックに陥る事で、今まで歩きなれていた家が、彼女に対して全く違う顔を見せる恐怖の演出もよかった。 演出とカメラワークでここまで恐怖や緊張感を作り出せるのは凄い。 「絞殺魔」でも思ったが、未知のものに見られる恐怖の描き方が生々しく、真に迫ってくる。 それはラストカットの無数の野次馬の目線にも象徴されていた。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-20 22:55:49)《改行有》

137.  アウトロー(2013) 物語の緩急、静と動のメリハリがうまくつけられていて常に緊張感を保って観る事ができた。ブルーノの存在感、見え隠れする狂気がそのまま物語の推進力になっていた。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-18 22:19:25)

138.  ラブ&ピース 《ネタバレ》 自我や夢、欲望の象徴としてピカドンがいて、スターダムに昇る良一と共に誇大化していくピカドン。 誇大化しきった全てがはじけ、一人家に帰る良一の姿は、「地獄でなぜ悪い」のその姿の対極、もっといえばその先にあるものを感じるし、監督自身のセルフオマージュ、厳しい視点をもった過去作への返答だと思った。 甘いだけでない厳しい視点の提示は素晴らしいし、そこからの可能性に満ちた開かれたラストシーンには、等身大の希望を感じ、残ったものが良一にとって何よりの救いであったように思えた。 物語全体が一人の少年が頭で描いた夢のような話しで、それはビートたけしの「みんな~やってるか!」に通じるものを感じ、園監督という人は本当に映画が好きで、情熱をもって映画を撮っていて、純粋な人柄の方なのだと思った。[DVD(邦画)] 6点(2016-02-13 16:30:36)(良:1票) 《改行有》

139.  百円の恋 《ネタバレ》 現代の日本における女性版ロッキー。主人公は凄く魅力的に見えたし、狩野に振られてからのトレーニングシーンはBGMと映像と気持ちの高ぶりがシンクロし、とても観ていて気持ちがよかった。間の取り方やカットのタイミングなども全編を通して凄くテンポがよく心地がよかった。 ただ主人公を取り巻く周りの環境、人物描写が極端すぎる部分もあって少し記号的に見えてしまった。[DVD(邦画)] 6点(2015-12-28 17:03:29)(良:1票) 《改行有》

140.  アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 彼らは常に一般人には見えない敵、たとえば貧困や差別や偏見と、団地=自分達の居場所を守る為に戦っているのだと思った。そしてその戦いは公に評価される事はない。エイリアンとの戦いにそれが全て象徴されていた。 BGMとシンクロするような短いカットの連続がテンポのよさ、若者達の行き場のない疾走感をうまく表現していた。[DVD(字幕)] 6点(2015-11-06 10:00:29)《改行有》

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