みんなのシネマレビュー |
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141. ブルーハーツが聴こえる 1話目は奇抜な演出で笑わせようという意図は理解できるけど、成功してるとは言い難い。 いい役者を揃えてるだけにモッタイナイ。 2話目は低予算でSFをやろうとするとこうなるという悪い見本のような作品。 映像的にも陳腐だし、ストーリーもつまらない。 1話目よりいい役者をたくさん使って、もっと酷い作品になってしまってる。 3話目は自主制作映画くらいのレベルで、更にクオリティは低い。 4話目もそれほどクオリティは高くないけど、母子家庭の哀愁のようなものが漂っていて、悪くない作品に仕上がっている。 新井浩文が嵌り役で、このキャスティングは先見の明があったとしか言い様がない。 5話目は映像的な斬新さがあって興味深い。 短編なので情報量は少ないけど、セリフを無くしたことで、更に謎めいた作風に仕上がっている。 よくわからない部分は想像で補完するしかないけど、いい作品だったような気がする。 6話目はメッセージ性の強い作品なので、内容的には賛否があるのかも知れないけど、映像としてはちゃんとしてた。 もし2時間の作品だったとしたら辛気臭くて見てられなかったかも知れないけど、短編なのがちょうど良かった。[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-30 17:37:09)《改行有》 142. ハンガー・ゲーム2 同盟を組む味方に関しては、それなりに紹介があるけど、敵対するプレイヤーがモブ過ぎる。 プレイヤー同士が戦うんじゃなくて、糞みたいな運営と戦ってる感じなので盛り上がらない。 人気の低迷したソシャゲのような状況で気の毒になる。 明らかに続編を作る気マンマンの終わり方だったけど、諦めてサービス停止した方がいいような気がする。[インターネット(吹替)] 3点(2022-11-30 13:03:55)《改行有》 143. ジュマンジ/ネクスト・レベル 《ネタバレ》 続編ということで見始めたのだけど、俺の知ってるジュマンジの続編ではなかった。 木製の重厚なボードや自動で動く駒など、素晴らしいギミックのボードゲームだったのにどうしてこうなった? 元々の登場人物とゲーム内のキャラを別の俳優が演じるというのは斬新で良かった。 肌の色をコメディのネタにしてて、そういうのはアメリカではダメなのかと思ってたけど、大丈夫なのね。 中身が入れ替わって言葉遣いが変わるのはよくあるパターンだけど、普通に面白かった。 残念だったのは2回まで死んでもいいというルールで、そのせいで緊迫感はあまり感じられない。 ゲーム内でのラストシーンは感動的だったけど、戻って来てからはどうでもいい感じ。 ゲームキャラの方が魅力的だし、景色も素晴らしかったので、あそこで終わっておけば良かったんじゃないかな。[インターネット(吹替)] 6点(2022-11-23 17:09:26)《改行有》 144. 氷菓 日常の些細な出来事を推理で解き明かすというコンセプトは面白い。 火災報知器の点検というなんでもないようなことから始まって、過去の火事に繋がっていく構成が秀逸。 前半の疑問が後半の謎を解き明かす鍵になっていて、よく出来た脚本に感心した。 全体的に辛気臭い雰囲気なのがちょっと残念で、登場人物もいまいち魅力的じゃない。 このクオリティの脚本で、もう少しキャラが立っていれば名作になっていたかも知れない。 せっかく高校が舞台なんだから、青春物語といった感じの爽やかさが欲しかったね。 あと、ラストの弓道場がなんだったのか、ぼく気になります。[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-15 16:04:49)《改行有》 145. 特捜部Q カルテ番号64 シリーズ作品のようだけど、過去の作品を見てなくても楽しめました。 特捜部という設定はよくあるので斬新さはなかったけど、過去と現代が並行して描かれる構成は面白味があった。 この人がこの人なのかぁって感じで、少しずつ事件の真相が見えてくるのが良かった。 日本でも同じようなことが行われていた深刻な社会問題なので、心が痛くなります。[インターネット(吹替)] 7点(2022-11-12 14:27:08)《改行有》 146. コラテラル 序盤はよくわからない感じだったけど、登場人物が魅力的で見入ってしまう。 BGMも心地好くて、ゆったりとした雰囲気の作風。 やっと話が動き出したかと思ったら、とんでもないストーリーで驚いた。 2人の間に友情のようなものが芽生えてる気がして、不思議な感覚に陥る。 実は悪人を殺してるということなのかと思ったりしたけど、そんな救いのある話じゃなかった。 最終的には対決することになったけど、切なさの漂うラストシーンが感慨深かった。 綺麗に纏まった作品だと思うけど、この続きがどうなってしまうのかとても気になる。[地上波(吹替)] 7点(2022-11-01 18:05:03)《改行有》 147. 四畳半タイムマシンブルース ストーリーはサマータイムマシン・ブルースをかなり忠実に再現してますね。 見たのはかなり前なので細部を覚えてなくて、こんな感じの話だったなぁって懐かしかった。 元作品を知らない人が見たら斬新に感じるかも知れない。 世界観と登場人物は四畳半神話大系のままなので、こちらも懐かしくて嬉しくなる。 元々パラレルワールド作品なので、まったく違和感がない。 こういう世界線もあったんだろうなって納得できる。 単なるリメイクだと元作品の方が良かったとか思ってしまいそうだけど、これはこれでアリと感じた。 わいわい楽しい雰囲気をいつまでも見ていたい幸せな作品ですね。[インターネット(邦画)] 7点(2022-10-24 09:28:29)《改行有》 148. ピノキオ(2022) 《ネタバレ》 オリジナルのピノキオは悪い子に思えたけど、本作は良い子だったので好感度が増した。 人種の多様化は最近のディズニーのお決まりのパターンなので予想はしてたけど、違和感が凄かった。 でも、出番は減らされてたので、作品全体への影響は少なかったように思う。 嘘を上手く使って困難を乗り切るというのも最近の風潮なのかな。 場合によっては必要な嘘もあるのかも知れない。 オリジナルでも感じてたけど、人間になる必要性がよくわからなかったので、ラストの改変は納得。 ありのままの♪とか歌い出しそうな勢いで良かったと思う。 ファビアナが幸せになってたのは嬉しかったけど、ロバになった子供たちの末路は相変わらず悲惨。 改心したら元の姿に戻れるかも知れないけど、連れて行かれた先で戻っても手遅れのような気もする。[インターネット(吹替)] 6点(2022-10-19 00:49:56)(笑:1票) 《改行有》 149. ピノキオ(1940) ピノキオがどう考えても悪い子で、自業自得としか思えなかった。 ジミニーが良心として頑張ってたのが素晴らしくて、どっちが主人公かよくわからない。 最後には功績が認められてバッジを貰えたので良かったね。 あと、ロバになった子供たちがどうなってしまったのか気になる。[インターネット(吹替)] 6点(2022-10-18 13:00:44)《改行有》 150. メアリーと秘密の王国 《ネタバレ》 動物は愛嬌があって良いけど、妖精や人間がいまいち魅力的じゃない。 妖精が森を守ってるという世界観も平凡だし、ストーリーもよくあるパターン。 斬新さを感じる要素が1つも無くて残念な作品でした。[インターネット(吹替)] 4点(2022-10-18 10:26:52)《改行有》 151. ブラザー・ベア2 《ネタバレ》 前作の結末には納得できない人も多かったかも知れないけど、今回はもっと酷かった。 母熊の死という深刻な問題があったので、あれはあれで仕方ないという解釈もあったと思う。 でも、今回は人間側の都合なので、モヤモヤした後味の悪さが残る。 幼い頃の約束を無かったことにしたいとか、コメディとしては面白いと思うけど、結末が酷過ぎて笑えない。 ほんとにそれで幸せなのか?って問い質したくなる。 それより、子熊の自立を促すべきだと思うよ。[インターネット(吹替)] 4点(2022-10-16 06:37:40)《改行有》 152. ブラザー・ベア 想像してたのと違うシリアスな話が始まって驚いたけど、クマになってからはコミカルで楽しかった。 でも、やっぱり最終的には深刻な話になって心が痛かった。 どう考えてもハッピーエンドとは思えないけど、そういう物語だから仕方ない。 クマにもクマの事情があるので、生活圏を侵害しないことが大切だね。[インターネット(吹替)] 6点(2022-10-15 16:09:00)《改行有》 153. バグズ・ライフ 虫たちが個性的で、それぞれに愛らしくて好感が持てた。 アリが最強だろって思ってたけど、バッタがそれに気付いてて利口だったね。 小ネタが秀逸で、ナナフシを見失うシーンとか笑えた。 バッタを追い返してハッピーエンドかと思ってたけど、衝撃的なラストに驚愕。 ほのぼのした作風だし、誰も死なないだろうと油断してました。[インターネット(吹替)] 7点(2022-10-15 14:45:41)《改行有》 154. ブック・オブ・ライフ 〜マノロの数奇な冒険〜 《ネタバレ》 死者の国のシステムが斬新で面白い。 キャラデザも独特で作風のコミカルさにマッチしてる。 日本の死生観だとホラーになってしまいそうだけど、ラテン系のノリでとても楽しい。 主人公が牛を殺すことに否定的で、音楽好きというのも好感が持てる。 敵役だったホアキンも最終的にはいい奴になってて、子供向け作品らしい道徳的な結末で良かった。[インターネット(吹替)] 7点(2022-10-15 00:17:09)《改行有》 155. クロニクル 《ネタバレ》 超能力を手に入れた若者たちの悪ふざけを延々と見せられる動画。 演出意図は理解できるけど、手持ちカメラの映像をずっと見てるのは気分が悪くなる。 驚くような展開もなく、行動がエスカレートして悲惨な結末を迎えるというだけ。[インターネット(吹替)] 4点(2022-10-14 05:32:32)《改行有》 156. ソウルフル・ワールド 《ネタバレ》 音楽をテーマにした作品かと思って見てたけど、そうじゃなかった。 生きる意味が音楽じゃなかったというメッセージはちょっと衝撃的。 人それぞれに何か生きる意味があるんだと思って生活してきたけど、生活そのものが生きる意味なんだね。 猫と入れ替わってしまうドタバタコメディも楽しかったし、よく出来た作品だと思う。 でも、特例で生き返らせてもらえるというのはモヤモヤする。 何かの手違いで死んだのならいいけど、そうじゃないのに生き返ってもいいんだろうか???[インターネット(吹替)] 7点(2022-10-14 03:19:02)(良:1票) 《改行有》 157. フランケンウィニー(2012) 《ネタバレ》 実写版を見てから、こちらを鑑賞。 実写版は短編なので登場人物の特徴や関係性の描写が端折られている。 本作はその辺りがきちんと描かれていて厚みのあるクオリティになってると思う。 スパーキー以外に蘇る動物が追加されてるけど、これは改悪だったように思う。 屍が蘇ったという理由だけで怪物扱いするのは偏見だけど、暴れちゃうと本当の怪物になる。 偏見という人の心の中にいる怪物を揶揄することで、ラストの道徳的な展開に説得力が生まれるはず。 科学に良いも悪いもないって言ってたけど、これだけ大きな被害が出てしまうと悪いことに思えてしまう。[インターネット(吹替)] 5点(2022-10-12 07:15:08)《改行有》 158. フランケンウィニー(1984) 《ネタバレ》 配信サイトでゾンビランドサガを見たら、オススメ作品に挙げられてたので鑑賞。 いきなり交通事故で死んだので、オススメされた理由には納得した。 屍を蘇らせるのはよくないという価値観があるので、違った価値観の先に幸せがある作品は斬新。 短い作品だけど、いい話として綺麗に纏まっていて良かった。[インターネット(吹替)] 6点(2022-10-12 06:45:11)《改行有》 159. メイズ・ランナー 最期の迷宮 《ネタバレ》 前作は迷路が出て来ずタイトル詐欺に陥ってたように思う。 今回は懐かしの迷路やクモも再登場したので、詐欺罪は回避できるかも知れない。 天井に張り付いたときは、とうとう超能力まで持ち出したかと呆れたけど、そうじゃなくて安心した。 バスが丈夫で感心したけど、あのまま走り出したらもっと笑えたと思うよ。 どちらの側が正しいということはないのかも知れないけど、街を破壊するのはやり過ぎ。 物語がどこに向かおうとしてるのかわからず迷宮入りしてるように感じたけど、これで問題解決なのか??? トーマスの血が特別ということは理解できたけど、全人類を救うには量が足りないよね。 選ばれた者だけが街で暮らすのは悪だけど、選ばれた者だけが孤島で暮らすのは正義という結論なのかな。[インターネット(吹替)] 4点(2022-10-12 05:59:53)(良:1票) 《改行有》 160. メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮 1作目はクモ、今回はゾンビ。 何がしたいのかわからないまま作品の方向性が迷宮入りしてる。 3作目で無事に抜け出せるとは思えないけど、どうなってしまうのか最後まで見届けようと思う。[インターネット(吹替)] 3点(2022-10-11 15:32:32)(良:1票) 《改行有》
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