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タイトル名 |
ジョン・カーター |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-08-23 21:23:48 |
変更日時 |
2012-08-23 21:26:08 |
レビュー内容 |
本国での公開直後、大赤字になるっていうニュースが出てたんで、どれほど酷いのかなと思って観てみたのですが、案外普通に楽しめました(笑)。一目観て、これは相当なお金がかかってるなっていうのがわかる。ほぼ全編に渡ってCGなり特殊効果が大活躍してるので、制作費が法外過ぎてそういうことになっちゃったんじゃなかろうか。主役をはじめとして、有名な人も見当たらないし。でも、実写初監督でこれだけの超大作を作り上げたアンドリュー・スタントン監督の熱意は素直に賞賛したいです。勿論、「どこかで観たような映像だな?」ていう、即視感があるのは事実。原作は100年前に書かれたSFの古典で、この古典がのちの数々のSF映画の下敷きになってるわけです。だから、その100年前の原作を今映画化したら、即視感のある映像になっちゃったっていうのはなんとも皮肉ではあるんですけど、製作陣はその原作に対して思い入れや愛着があるから、変に変えたくなかったのかもしれないですね。100年前のストーリーだから、武器も乗り物も旧式で、それを忠実に再現してる。サーク族のソラや父親との心の交流が個人的には一番良かった。あとは火星の犬、ウーラの可愛さですかね。一番愛らしいキャラです。逆に、敵のマタイ・シャンて奴がどうにも掴みにくいキャラで、その企みが壮大すぎてよく解らないし、無敵なんだか弱いんだかも謎で、この敵キャラの掴みにくさがこの作品のマイナスポイントかなと感じました。それにしても、何度聞いてもバルスームがバスルームに聞こえて仕方がない(笑)。 |
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