|
タイトル名 |
追想(1956) |
レビュワー |
おばちゃんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-12-08 09:52:27 |
変更日時 |
2003-12-08 12:35:08 |
レビュー内容 |
このなんともほかの映画とまぎらわしいタイトルは、イヤですね。のちの時代になら、ズバリタイトルは原題どおり「アナスタシア」とつけたでしょうに。殺されたはずのロシア皇帝の娘アナスタシアを、生きているように見せかけて遺産サギをたくらもうとしたのが、ユル・ブリンナー。アナスタシアに仕立てられたほうが、イングリッド・バーグマン。ところが事態は思わぬ方に展開していき・・という、ゴージャスな仕立てのサスペンスミステリにして、実にわかりやすい娯楽作。見事です。不倫によってハリウッドから追放されていたバーグマン(1950年代はアメリカでもそんなことがあったんですねえ)がカムバックして2度目のアカデミー主演女優賞を受賞したのが本作、というエピソードも、バーグマンを知るうえで欠かせないですね。 |
|
おばちゃん さんの 最近のクチコミ・感想
追想(1956)のレビュー一覧を見る
|