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タイトル名 |
グッバイ、レーニン! |
レビュワー |
おばちゃんさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-08-30 20:51:09 |
変更日時 |
2006-08-30 23:08:55 |
レビュー内容 |
ここ数年で一番期待外れだった。ある日、職場のある同僚も同じ意見だったので、「どこがつまらなかった?」と聞いたが、2人で「よくわからん」てな話になった。その後もたまたま再見する機会があったが、それでもやっぱり自分がこの映画のどこが気に入らないのか、わからなかった。こんなことは滅多にないことなんですが。 で、最近になって、自分が何を期待してこの映画を見たか、もう一度よーく考えてみた。結論が出た。見る前に「グッバイ、レーニン」というフレーズから私が想像したのは、愛する国のハリボテさ加減を知る少年の哀切な感性、だったのだ。だけど、ストーリーはかなり違った。元から、彼は国がおかしいと気付いていたしね。ところが、彼は、ただひたすら母のため、だけの理由で、旧東ドイツの体制そのもののようなウソを重ねていく。そしてそれが美談のように帰結している。これが、この映画の矛盾点じゃなかろうか。どうもこの映画は私には合わんゾ、と思った理由が、やっとおぼろげながら、見えてきた。 |
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