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タイトル名 |
死刑台のエレベーター(1958) |
レビュワー |
おばちゃんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-01-04 12:26:45 |
変更日時 |
2010-10-29 19:06:48 |
レビュー内容 |
格調高き、元祖・オバカ映画。恥ずかしながら、つい最近初めて見ました。昔ほんのチラッとTVで見かけたときの印象と、あまりに有名なマイルスのテーマ音楽から、こむずかしい話だと思い込んでたので。BSで放送されることを知り、なぜかふと「食わず嫌いはよくないよね~」と見始めたら、「あはははは、おかしい、この映画」とびっくり。ストーリーの発端からしてアホだし(ふつうロープ忘れる?あのシチュエーションで。ありえないことを描くのが映画でしょ、と思ってる私でさえ、口あんぐり。)、全編、アホのオンパレード。やっぱりこんな昔にこんなヘンテコリン(ほめコトバです)な映画を作って喝采を送ってたフランス人て、私たちとはエライ違いだわ。スティール写真やタイトルからは想像できない映画、という点が惜しいですね。こういうの大好きな人が、確実に見落とし(いい例が私)、文芸ものなんかが好きな人が見て、腹立ててる可能性が高いと思うなぁ。とにかく私のようなオバカ映画好きには、出てくる人たちがみんなオバカで(いや刑事は違ったけど。あーそういや、高校の頃、某俳優と名前を間違えて、「リノ・バンチュラ、好き」と言って友だちにびっくりされたっけ。すぐに自分のミスに気づいたけど、当の俳優の名が思い出せず、笑ってごまかしちゃった・・)うれしいし、それと、冷たい雰囲気の美男子、モーリス・ロネがいいわー。今見るとジュード・ロウはロネに似てますね。だから「リプリー」にキャスティングされたのかな(これってもしかしたら有名な話?)。
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