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タイトル名 |
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 |
レビュワー |
クリムゾン・キングさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-07-21 22:57:28 |
変更日時 |
2007-07-21 22:57:28 |
レビュー内容 |
長い長いプロローグを経てやっと本編突入、といった感じでしょうか。 そのため、3作目までは多少残っていた(良い意味での)気楽さ、ノーテンキさというのが初っ端から失せて、いよいよ大人の鑑賞にも耐えうるSFものへと変貌を遂げているのではないかと感じました。 特に今作では、闇の帝王が復活したとあって前半から陰鬱ムード全開。 そして魔法省から派遣されたプラダ…ではなく“ピンクを着た悪魔”こと、見るからに厭味全開なアンブリッジ先生の登場により、学園生活の面もお先真っ暗。 この二重のプレッシャーが今回は良い方向に働いたのではないかと思います。 前作では本当にその展開でいいんかい!?と思うようなものだったので、今回の脚本には満足。シリーズを見ていないと誰だよお前的な人物が多々登場すること請け合いなのですが、試験での“してやったり”な場面や皆に闇の魔術に対する防衛術を授けるハリー、そしてラストの某宇宙戦争映画に触発されてそうな帝王と校長の魔法バトルなど、見どころとなる場面(多少、凡百な感じも受けなくはないですが)もあり、最後までテンポよく見ることができました。 それと、今回初登場となるルーナも、なかなかの不思議ちゃん具合で良かったです(笑)。 ということで、いよいよ最終局面と云うところまできた感のある本作。それゆえ、結構良い味を出していたお方の途中退場はなかなか痛いのですが、続編として、なかなか良い出来をしていると思います。 …と、いうより、個人的にこのシリーズ、1、3、5作目が面白いような気がするのですが…。 |
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