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タイトル名 |
ぼくらの七日間戦争(1988) |
レビュワー |
クリムゾン・キングさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-11-27 03:57:05 |
変更日時 |
2006-11-27 03:57:05 |
レビュー内容 |
学校の対応だとか、先生に威厳がなくなったとか親の育て方だとかよく言われるようにになってしまった昨今ですので、そう云うことを余計に考えされられる内奥だと思いました。 確かに自分も先生に威厳がなくなったのでは?と思ったりしますし(すぐ体罰だとか言って問題にされますから)、親の育て方も「本当にこんなんで良いのかいな?」っていう人も時々見かけますが、威厳にしても、あまり押し付ければかえって反発も強くなりますし、そう云った対応の微妙な頃合がとても難しいと思いました。 そうした意味では、確かにあの対応だと(子どもたちにも多少なりとも非はあるとはいえ)反発も起きるなぁと思ったり。子どもたちはそれに対して反旗を翻すわけですが、学校の束縛から解放された彼らはとても生き生きと描かれてしましたし、後半の展開もなかなか面白かったです。 ただ、せっかく「大人なんて僕らの事なんて何にもわかっちゃいないんだッ!」と言うような主張があったにも拘らず、最後は憎い先生に仕返しして打ち上げ花火でド~ン!「次は国会だ~」で終了って、結局ただのドタバタコメディになっているようなのがちょっと惜しい(そう云うのりで作られてるのでしょうが…)。せめて、先生に自分たちの意見を主張したり、自分たちの起こした行動に対する“責任”というのも学んで欲しかったと思ったりしました。 …しかし、「学校の対応が悪い!」「いや、あんた等の育て方だ!」「一体何が不満なんだ!?」と言ってるようでは、こういう問題はなくなることはないでしょうね。 |
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