みんなのシネマレビュー
ゴジラ(1954) - クリムゾン・キングさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ゴジラ(1954)
レビュワー クリムゾン・キングさん
点数 9点
投稿日時 2006-01-30 01:38:19
変更日時 2006-02-01 04:03:17
レビュー内容
日本が世界に誇る怪獣王ゴジラ。今でこそ何も考えていないような作品になってしまっているけど(決して嫌いではない)、オリジナルはそれらとは一線を駕した、別格の存在であった。特撮の部分でみてみると、戦争終結後9年足らずだというのに、ここまでの臨場感を出しているという事にまず驚かされる。東京が火の海と化す場面などは実に見事であり、娯楽映画を見たいと思っている者にとってこの崩壊場面は充分満足のいくものだと思う。殆どが戦争体験者であろう、エキストラの人々の逃げ惑う姿、これはもう、ただの演技だとは思えない部分がある。きっと、苦い思い出がフラッシュバックした人も居るのではないかと思ってしまう。しかし、本来の娯楽映画のような晴れやかな気持ちになれるかといったら、そうではない。それはラスト、日本中を破壊したゴジラが死ぬ場面。本来ならここで憎い化け物が死んで大団円となってもおかしくないところであるが、本作はそうではなかった。自らが核の被害を受け、出すぎた人間に対し警告の意を込めてやってきたにも拘らず、原因を作った張本人である人間によって滅ぼされるゴジラ。そして、自らの発明品が悪用され、人類を滅ぼす手段の一つとして加えられる事を良しとしなかった芹沢博士の選択。これらは、人間の愚かさ、そして倫理観のあり方を痛烈に語っていると思う。娯楽映画として、特撮映画として語られる事の多いゴジラであるが、初代の作品は、それだけで語るには、余にも重過ぎる内容であった。
クリムゾン・キング さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-02ツイスター75.64点
2024-05-31吸血鬼(1931)77.90点
2024-05-31帰ってきた あぶない刑事77.00点
2024-03-16DUNE デューン/砂の惑星 PART266.83点
2024-03-16ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー87.00点
2024-01-10男はつらいよ 寅次郎かもめ歌76.32点
2024-01-10男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎76.93点
2023-12-30サンクスギビング65.57点
2023-11-17ゴジラ-1.077.08点
2023-11-09リゾートバイト76.20点
ゴジラ(1954)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS