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タイトル名 |
人間の條件 第四部 戦雲篇 |
レビュワー |
クリムゾン・キングさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2021-08-23 01:48:17 |
変更日時 |
2021-08-23 01:48:17 |
レビュー内容 |
新兵の教育係に抜擢されたことで古参兵の顰蹙をより一層受けてしまう梶、しかしその怒りがついに爆発。 極限状態においては平時の負荷がものをいうような気もするが、結局古参兵の鬱憤晴らしの面が多いので、永遠に答えの出ない問題だと思いました。結局は腐敗した軍部のせいという感じがより一層出ていました。 そして、ついに実戦、弾丸、砲弾の飛び交う中、ついに自分の身を守るために殺人を犯し、人の道を外れてしまう。 これは正しかったのか?間違っていたのか?しかし彼は、人ならざる者になっても、愛する妻のもとへを帰ることを選ぶ。 非常に考えさせられる章でした。 |
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