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タイトル名 |
スパルタカス(1960) |
レビュワー |
クリムゾン・キングさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2003-09-21 01:56:22 |
変更日時 |
2003-09-21 01:56:22 |
レビュー内容 |
前73年に起こった大規模な奴隷反乱の話。今までのキューブリック作品とはいい意味でも悪い意味でも違う作品。特記すべきはやはり、ローマ帝国の建物などの壮大なセットと途方も無いエキストラの数。これだけでも十分に歴史スペクタクルの条件をクリアしています…が、問題なのはそのテーマの扱い方。↓前期の通り、スパルタクスがこれほどまでに有名なのは、強大な力を誇ったローマ帝国と対等に戦ったからなのに、その描写は一切なく、唯一の戦闘シーンは最後のほうにたったの10分程度しか出てきません。やはり見るものとしては、“グラディエーター”のような要素も少なからず期待するわけで、その視点から考えれば、それほどに面白い作品とは、とてもじゃないけど言えない…(余談…俺の友達の父親は、途中のインターミッションをエンディングと勘違いしてそのまま劇場を出てしまい、いまだスパルタクスは助かったと信じているらしい……………) |
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