|
タイトル名 |
羅生門(1950) |
レビュワー |
クリムゾン・キングさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-08-20 03:19:59 |
変更日時 |
2004-08-20 03:19:59 |
レビュー内容 |
やはり、後のヒットメーカーと呼ばれる監督たちに多大なる影響を与えた黒沢監督だけあって映像、ストーリー共に最高水準ですね。冒頭の土砂降りの中不気味に佇む「羅生門」そして、「死体なんざ、この上にあがってみればいつも5,6体は転がってらぁ」の台詞が異常なほどに不気味。そして、自分さえよければあとはどうでも良いといわんばかりの登場人物たちの意見の食い違い。結局、真実は誰にも判らない。それが人というもの。平安時代だろうが現代だろうが、いつの時代になっても、それは変わらないものなんですね。しかし、だからこそ、理想主義の僧侶のように、人を信じるという事がより大切なんですよね。 |
|
クリムゾン・キング さんの 最近のクチコミ・感想
羅生門(1950)のレビュー一覧を見る
|