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タイトル名 |
海猫 |
レビュワー |
ボビーさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-11-20 12:11:14 |
変更日時 |
2004-11-20 14:04:18 |
レビュー内容 |
母の時代と娘の時代を交差させたストーリー。冒頭は、母が過去に犯した不倫が原因で娘の結婚が破棄される、という事からストーリーが始まる。ここからどう過去に繋がるのか、観守りながらちょっと期待した。ところが、突如始まる母の時代。問いただされてあっという間に喋り始めるお婆さん〈おいおい、普通あんな暗い過去があるんだからもうちょっと粘れよ、なんてツッコミながらガマン、ガマン〉。さらに母の時代のストーリーは進む。しかし、驚く程時代設定がアヤフヤ。現在から十数年前の時代設定なのに、戦後直後のようにも感じられるし、とても昔の話のように感じられる。まだ始まって一時間も経っていなのに、観続けるのが退屈になってきた。さらに、薫と邦一が結婚に至るまでが殆ど描かれておらず、それでいいのかよ、なんて思いながらイライラ・・・さらには弟の広次は薫に一度会った事があると言っているが、それは言っているだけで観ている僕には、その出逢いが本当にあったかどうかすら伝わらず、ふに落ちないまま終って行ってしまった。そして最後には崖から飛び降りる薫と広次。おい、海猫になったつもりか!俺はそこが崖である事すら解らなかったぞ!などと怒りを爆発させながら、ポップコーンをイライラパクパク。こんな風に胸につかえる違和感を幾度も感じながら約二時間。納得のいかない苛立ちと肩透かし。がっくりと肩を落とし、家路につきました。 |
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