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タイトル名 |
約三十の嘘 |
レビュワー |
ボビーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-06-26 16:51:31 |
変更日時 |
2005-06-26 16:55:12 |
レビュー内容 |
詐欺師の集団である事が実感できないまま終って行きました。詐欺師というと、もっと胡散臭い感じのクールな奴、でも頭はすごく良い、みたいなのが僕のイメージでした。しかし、この映画の中に誰一人としてそんな詐欺師はいませんでした。なぜなら彼らはニ流、三流の詐欺師だからです。一流ならば団体で行動を起こす必要はなく、たった一人で何百何千のお金を騙し取る事が出来るでしょう。しかし、彼等は二流、三流。一人では何も出来ないような奴らなんです。だからチームを作り集団でお金を騙すのです。そんな彼等が仲間割れを起こします。馬鹿です。観ていてショウモナイです。でも、彼等は純粋です。一流詐欺師ならまず何よりお金を大切にするでしょう。なぜならお金こそが彼等の生きる生命線だからです。しかし、二流、三流の彼等が最も大切にしたのはお金ではなく、仲間でした。なんという映画だ・・・詐欺師を描く事自体馬鹿げているのに、詐欺師がお金より仲間だ、友情だと吠えている。でも僕はこんな馬鹿げている映画が好きだ。結構好きだ。7点を捧げる。 |
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