みんなのシネマレビュー
チルソクの夏 - ボビーさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 チルソクの夏
レビュワー ボビーさん
点数 7点
投稿日時 2007-04-15 11:12:57
変更日時 2007-04-15 11:14:52
レビュー内容
あの時代にぼくは生まれていない。だから、どういう生活があり、どういう社会背景があったのかさっぱり知らない。そのおかげで、別に突然歌いだそうが、驚くほど元気一杯だろうと気にならなかった。
ぼくが観ていてもっとも心引かれたのは、彼女と韓国人の青年との間にある壁だった。身分の違いを無視して愛し合ったロミオとジュリエットを比喩して、二人が住む世界が違うというのを壁にしていたのは巧い演出だと思った。観ていても少しも臭くないのは、やはり映画全てがそういう演出方法で構成されているからだった。
さらに主人公の少女は走り高跳びという競技をしていたが、これもまた比喩がされており、彼女は越えるべきバーに挑み続けている。無理だと思わないその精神が、ストーリーの中にも巧く描かれていた。
韓国人の青年に対しての思いを迷った瞬間に、全てが一緒に無理だと思い始める。何のために今までやってきたのかわからなくなる。誰しも感じれる心。非常にスタンダードな恋愛映画ではあるけれど、この作品の壁の置き方は素晴らしい。
ただラスト、現代に戻ったところで「あの頃は良い思い出」というような締めくくりになっている。それは少々唐突ではないだろうか。せっかく本編で少女、あるいは青年に感情移入していた心はどう持っていったらいいのだろう。何十年という月日が流れ、心も身体も大人になった、それはわかるけど、でもぼくはそこまでは着いていけなかった。
ボビー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-09-25アバウト・タイム 愛おしい時間について106.83点
LUCY ルーシー85.53点
とらわれて夏87.08点
2014-04-258月の家族たち95.86点
2014-04-25白ゆき姫殺人事件66.26点
2013-08-25キャビン96.33点
2013-08-25横道世之介57.46点
2013-08-25ザ・マスター106.38点
2013-08-25シュガー・ラッシュ107.50点
2013-08-25エンド・オブ・ウォッチ96.50点
チルソクの夏のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS