|
タイトル名 |
ブラス! |
レビュワー |
ボビーさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-12-16 20:09:39 |
変更日時 |
2004-12-18 20:08:44 |
レビュー内容 |
どんよりとした雰囲気の前半。人々の感情は、セリフよりも一人一人の表情の変化を通して描かれていた。また、ストーリーの変化も人々の表情の変化で描かれていた。よっぽど、言葉(セリフ)よりもその場、その場の雰囲気が良く伝わる。後半も前半同様、ストーリーはどんどん深刻になる。だが暗く落ちこむ雰囲気の中で、いくつもの楽器から奏でられる、一つ一つが音色が混ざり合い音楽という芸術が生まれ、胸に響く心地よい音楽が、ストーリーの重苦しさを直視させない。そして、人々の人生が崩れて行く中で、輝きを失わない楽器が伝えある、“希望”と言う名の音楽は、僕に鳥肌を立たせた。“芸は身を助ける”という言葉は、まさにこの映画をさす言葉だろう。 |
|
ボビー さんの 最近のクチコミ・感想
ブラス!のレビュー一覧を見る
|