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タイトル名 |
新・平家物語 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-05-13 22:33:16 |
変更日時 |
2007-05-13 22:33:16 |
レビュー内容 |
市川雷蔵と若人あきらを足して2で割ったような主人公・平清盛。その若き日が描かれる、とは言っても、これって別に清盛を主人公にする必要ないんじゃないの、↓でもおっしゃているように、現代劇でもいいんじゃない、と言いたくなる内容。でもでも、何だかカッコいい映画なんだな。だから、きっと、コレデイイノダ(牡7歳。なんのこっちゃ)。いっそ、遠い遠い平安時代を舞台にしたことで、我々の日常からスパッと切り離した、一種の様式美ともいうべき異世界の楽しみが繰り広げられる。あの清盛のマユゲだって許せちゃう(笑)。大掛かりなセットの数々、市井の群集、そして圧巻はどこまでも連なる坊主の洪水。映像がスペクタクルな割に、物語はあまりスペクタクルしていないが、それでもなんでも、観てると、とにかく何だか知らんがカッコよくてシビレちゃうもんだから、しょうがない。あちらの光景からこちらの光景へ、あちらの人物からこちらの人物へ、カメラがスイッと動く、スイスイッと動く。これがカッコよくてしょうがない。私も行楽先で子供をビデオカメラ撮影するときには、こういう風に撮ってみたい、などと無理なことを考えてしまう。それこそ、できればクレーンだって使ってみたいのだ(笑)。 |
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