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タイトル名 |
ウェス・クレイヴン’s カースド |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2015-01-05 20:13:46 |
変更日時 |
2015-01-05 20:14:24 |
レビュー内容 |
人狼に襲われた人も人狼となってしまう、とか、人狼は銀がニガテとか、お約束事にこだわるのが定番ホラーの楽しさ。しかしまさか、犬までが人狼(?)になるなんて、アホ過ぎますね。CG使えば変身シーンなんてお手のもの、本作でも盛大に変身してくれますが、見せるばかりが能じゃない、襲ってくる人狼の足だけが見えてる場面とか、エレベーターのドアの隙間から外の様子を窺う場面とか、やっぱり基本に忠実。意味があるのやら無いのやらよくわからない、登場人物たちの人間模様の描写なんかも、雰囲気作りに一役買ってるのですが、これは別に無意味な雰囲気作りだけではなくって、本作の「犯人探し」のオハナシのためでもあるのでした。犯人探しとはすなわち、「私たちを人狼にしたのはいったい誰?」という趣向。ま、これも意外な犯人云々というよりは、単にクライマックスを引き延ばすためのギミックなんですけれども。これぞ、安心して楽しめるサスペンスホラー。って、安心してどうすんだ。 |
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