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タイトル名 |
センチメンタル・アドベンチャー |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2016-06-19 08:47:03 |
変更日時 |
2016-06-19 08:47:03 |
レビュー内容 |
自分の作る映画の中で、自分の息子と共演し、自分の好きな歌を歌う。いい気なもんだ。 とは言え、息子をここに登場させたのも、何となく意味深ではあります。 この映画には、去っていくものと、後に残るものが、描かれてます。 漂浪の主人公は歌を残し、漂浪の身のまま、死んでいく。埋葬されたそこには、墓石すらも無い。 しかし、彼の残した歌は人々の間に残り、また彼の甥っ子と少女も、彼の魂を心に抱えながら、この世にとどまり新しい人生を刻んでいく。 彼が残したものは、「歌」であるとともに、「人と人との繋がり」でもあるんだね。 |
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