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タイトル名 |
さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-09-23 23:44:09 |
変更日時 |
2015-09-23 23:44:09 |
レビュー内容 |
木曜の7時だったっけか、テレビでやってた銀河鉄道999、最初は熱心に見てたけどやがて見なくなっちゃった理由の一つが、前編後編に分かれる話が多くて面倒くさくなった、という実に横着な理由だったんですけれども、何にせよ、鉄郎とメーテルの「長い長い銀河鉄道の旅」を描いた作品なもんで、さてその映画版となると、逆にその短さ、旅のあっけなさが、気になっちゃう。その点は第1作もそうだけれど、この第2作はさらに、「旅」の印象が薄くって。実際、テレビ版とリンクしていないこの第2作では、終着駅までの「距離感」を感じる手がかりがまるで無いのよね(もっとも、テレビ版の印象をもって映画の足りない部分を補完して楽しむってのも問題ですが)。「距離感」が無ければ、「別れ」も盛り上がらない・・・。さらにそこに、ハーロックやらエメラルダスやらが都合よく現れては物語に半端な絡み方をしてくるのが、つまみ食いっぽく感じられてその点もちょっといただけないかなあ、と。 でもね、その分、地球での戦い、仲間との別れが描かれ、途中のラーメタルにおけるミャウダーとの出会いが描かれ、しかもこのミャウダーとのエピソードが終盤へと繋がっていく。旅そのものよりも、旅の始まりと旅の終わりがたっぷりと描かれているのが、本作の見どころでもあります。そしてまた、細かい描写が織り込まれた見事なアニメーション技術と、それがもたらす幻想性、こういったこともまた、(まーソイレントグリーンだスターウォーズだと陰口叩かれたとしてもなお)本作の感動に大きく貢献しております。 |
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