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タイトル名 |
レナードの朝 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2016-12-30 10:45:14 |
変更日時 |
2016-12-30 10:45:14 |
レビュー内容 |
ロビン・ウィリアムズとロバート・デ・ニーロ、二人の暑苦しい演技合戦なんか見せられたらタマランな、と思うところですが、比較的抑制が効いた演出となっていて、好感が持てます。決してハッピーなお話ではないのですが、作品に盛り込まれたユーモアに救われます。ロビン・ウィリアムズのネクタイの結び方とかね。 奇病との戦いにおいて、病魔に侵される不幸、改善する幸せ、再発する不幸、ってのは当然ある訳ですが、その患者の様子を、悲惨なものとしてよりは、どこかユーモアを湛えた存在として描き、たとえそれがひとときの治癒に過ぎなくとも、病魔から自分を取り戻したその刹那の輝きを描く。 人生、皮肉もあれば希望もある、それを、押しつけがましく無く描いているのが、いいですね。 |
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