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タイトル名 |
サイン |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2010-05-02 08:51:29 |
変更日時 |
2010-05-02 08:51:29 |
レビュー内容 |
夜の屋外、誰かが悪戯をしているらしい。メル・ギブソンとホアキン・フェニックスは、不届きな連中を叱りつけてやろうと屋外に飛び出すが、誰もいない。と、屋根の上に人影が・・・と言いながら、カメラはその人影の方を向こうともしない。この時点から感じる違和感。実際に宇宙人が襲ってきても、それは「手」だけであったり、主人公が取り落した「懐中電灯」であったり、とにかく宇宙人は姿を直接にはなかなか見せない。宇宙人や宇宙船は、あくまで、テレビの向こうの世界に現れる。世界各地に続々と出現したミステリーサークル(そういえば、ミステリーサークルも火の玉も、何でもかんでもプラズマで説明しようとしたアノ先生は、お元気なのでしょうか)。宇宙船は、ミステリーサークルが作られた場所に現れるらしい。そういやウチの庭にもこの間、ミステリーサークルが出来ていたな。ウチにも宇宙船が来るのかな。やだな。どっか他所に行って欲しいな・・・と言わんばかりの主人公。人類の危機だろうが何だろうが、あまり関心も無さそう。宇宙人の攻撃に備え、家の内側から板を打ち付ける。だが主人公の眼は、関心は、家の外部ではなく、ひたすら「過去」に向かっている。この作品、昔からよくある「立て篭もり映画」の体裁を借りてますが、こりゃまるで「閉じこもり映画」ですよ。一味違った映画、を目指していることは判るけど、ワタシには(ワタシにも?)面白くない作品でありました。意味不明の宇宙人の行動、鳩山首相になら理解できるか? |
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