みんなのシネマレビュー
山の音 - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 山の音
レビュワー 鱗歌さん
点数 8点
投稿日時 2005-09-20 23:51:54
変更日時 2005-09-20 23:51:54
レビュー内容
台風による停電の夜。真っ暗になると何となく、口数が増えるものでして、バーサンもハイテンション、ペラペラ喋り続けまくり(こないだの夜はジイサンが本読んでる横でイビキかいて眠りこけてたのになあ)。しかし、そんな夜においてすら、息子夫婦の間に会話は無い・・・。夫・修一は外で浮気、妻・菊子は家で何やかんやと家事を押し付けられる毎日←押し付けられるっちゅうても、描き方は余り角が立たないよう、マイルドですが、やってることだけ見れば、殆どシンデレラ状態。姪にバカにされる菊子、夫の家族のためにひとり柿を剥き続ける菊子、なーんてシーンが、当たり前のように続く、この執拗さ。ジジイだけは味方、らしいんだけどイマイチ頼りない。エラソーなこと言ってる間があったらジジイも家事手伝えよ~と言いたくなるが、そこは時代背景ということで、ぐっとこらえましょう。さてそんな中、ジジイ(と我々)の知らぬ間に、何と菊子は、捨て身の「復讐」に出ていたのでありました・・・しかし(映画の中ではジジイ以外の人達はやたら単純で冷淡に描かれているので)、ダメージを受けたのはどうやら、菊子本人とジジイだけ、らしいというこの皮肉。曲がりなりにも穏やかに描かれてきたこの映画が、俄然苦味を帯びてくる。そんな中でのラストの公園のシーン、別に何かが解決したわけでもない、別離のシーンなのですが、何ともいえない透明感のある、不思議なサワヤカさのあるラストでありました。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-24犯罪王リコ87.50点
2024-11-23まむしの兄弟 二人合わせて30犯88.00点
2024-11-23がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生74.42点
2024-11-23ザッツ・エンタテインメントPART277.66点
2024-11-23LOOPER/ルーパー65.93点
2024-11-17導火線 FLASH POINT56.42点
2024-11-17スプライス65.08点
2024-11-16美女と野獣(1991)77.06点
2024-11-10CURED キュアード86.60点
2024-11-04バンブルビー87.33点
山の音のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS