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タイトル名 |
沈黙の要塞 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2015-06-14 10:22:01 |
変更日時 |
2015-06-14 10:22:01 |
レビュー内容 |
当時、淀川さん(だったかな?)に、今回なぜ自分で監督をしたのか訊かれたセガール、「他の人に任せたら、ドナイサレルカワカランから」と答えておりましたが、ご本人は一体、本作をドナイシタカッタのでしょうか。まず冒頭の石油火災の場面で、タバコをくゆらせ、しかもその吸殻をポイ捨てする我らがセガール。大胆というか無神経というか、要するに「この段階ではこの主人公はまだ環境問題に目覚めてません」ということなのか。いずれにしても、敵の攻撃により瀕死のところを、イニュイットに命を救われたセガール、変なクスリでもやったのか怪しい幻覚を見た末に、環境テロリストとして生まれ変わる(いや大して変わってないけれど)。環境のためなら、破壊、殺戮をいとわぬ主人公。彼のスゴサを知る敵も、ほとんどワケのわからない喩え話で彼を絶賛しまくり、その割には単に脇が甘いからセガールに施設に侵入され、破壊の限りを尽くされているだけのような気もするのですが。で、ここまでやった主人公は二度と日の目を見ることはできないだろう、などという心配はもちろんご無用で、涼しい顔で環境を守ろうと訴えるセガールの姿がそこにある(そういや、やっぱり似たような時期だったと思うが、、アントニオ猪木議員が大学の学園祭に呼ばれて行った講演のタイトルが「プロレスと環境問題について」だったなあ、と関係ないことを思い出す)。まさにこれぞセガール。セガールがやらねば誰がやる、まさに彼の真骨頂ですな。・・・って、セガールさん、やっぱり本作をコナイシタカッタ、ということで、本当によろしいのでしょうか? |
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