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タイトル名 |
JAWS/ジョーズ |
レビュワー |
光りやまねこさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2003-04-26 23:36:18 |
変更日時 |
2004-05-26 23:41:55 |
レビュー内容 |
「激突!」と並ぶスピルバーグ監督の代表作にして、彼のサービス精神と才能が遺憾なく発揮されたパニック映画の傑作。前半はジョン・ウィリアムズの音楽が有名な人喰いザメのパニック物で、後半は海洋が舞台のロマン溢れる冒険活劇。ひとつの作品で2ジャンル楽しめるわけですから、そりゃあ最高です。(しかも全く違和感なく繋がっている) ところで後半、オルカ号で酒盛りをするシーンがあるわけですが、三人三様束の間の会話がはずむ中、クイント(ロバート・ショウ)のサメ談話が印象的でもうゾクゾクものでしたね。しかも一転して壮絶なクライマックスに繋がるという、この演出の卓抜さ! ! これは「プライベート・ライアン」でも言えることなんですが、ミラー大尉とライアン達のなごむ会話のシーンから一気に怒濤のクライマックスを迎えます。嵐の前の静けさとでも言えばよいのか、この静から動へと切り替わる一連のシーンの描き様がスピルバーグは本当に上手い。 |
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