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タイトル名 |
キング・コング(1933) |
レビュワー |
光りやまねこさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-08-23 23:26:02 |
変更日時 |
2004-07-17 10:54:26 |
レビュー内容 |
日本に“怪獣ゴジラ”あれば、海外に“巨獣キング・コング”あり! その強烈な個性と圧倒的な存在感、両者とも一歩も譲らない。まさに特撮映画の金字塔にして、記念碑的な映画作品。本作が世に出なければ、後の“ゴジラ”はもちろん、円谷英二やレイ・ハリーハウゼンも映画人として世に出なかったかも知れません。 初見は遠い遠い子供の時なんですが、そりゃもうワクワクドキドキものでした。ドクロ島の上陸シーンから俄然盛り上がり、野性味溢れるコングの登場はもちろんのこと、ティラノサウルスや大蛇との格闘シーンなど見せ場も数多く、特撮の古典が存分に味わえる。そして言うまでもなく、文明の象徴ともいえるエンパイアステート・ビルの頂上で繰り広げるシークエンスは余りにも有名かつシンボリックで、美しい人間の女性に心奪われた巨獣の悲哀を見事描き切っている。 |
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